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最終回後に振り返っての感想まとめです。
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各話の下についている星は、話の個人的評価です。
★＝1点、☆＝0.5点。5点満点で0.5が最低。
本当に超個人的な点数表なので、何の役にも立ちませんが何かの目安にでもなれば幸いです。
「前と言ってること違うじゃねーか！」ってところもありますが、そこらへんは「時間が経って意見が変わった」ってことでご勘弁ください。
スペシャル
決死の大追跡！ 猛毒を運ぶ逃亡犯vs最新鋭ドローン!! 土門を襲う暴走列車…マリコ、涙の検視！ 衝撃ラスト
★★★★
ゲスト：加藤貴子、黄川田将也、遊井亮子、モロ師岡、大方斐紗子
そんなことよりあらすじ：土門さんは死にかけても生き返る鋼の男、美貴ちゃん再登場。
息抜きポイントを鮮明化：佐伯本部長全部。存在が卑怯ｗ
嘘をつかない見どころは：「事件はどうなった？ 榊、どうせそこにいるんだろ」
File.1 グルメサイト殺人
★★★
ゲスト：中川大志、櫻井淳子、吉田友一、草野イニ、聡太郎、坂口涼太郎
そんなことよりあらすじ：あなたもマリコさんと一緒に吊るされてみないか？
息抜きポイントを鮮明化：「いつもじゃないわ。（解剖依頼は）週1ぐらいよ」
嘘をつかない見どころは：vs江藤さん。
File.2 刺繍する女
★★☆
ゲスト：山口美也子、窪塚俊介、吉井怜、菊地美香、月船さらら、蟷螂襲、橘ゆい
そんなことよりあらすじ：ポンタロスったらポンタロス
息抜きポイントを鮮明化：ポンタくんにデレる科捜研メンバー＋風丘先生。差し入れは犬用クッキー。
嘘をつかない見どころは：指舐めマリコさん
File.3 折り鶴が見た殺人
★★★☆
ゲスト：吉行和子、草村礼子、広岡由里子、山田明郷
そんなことよりあらすじ：未来を信じる赤い風船が運ぶ想いとは？
息抜きポイントを鮮明化：目からビーム出してるマリコさん。
嘘をつかない見どころは：マリコさんは土門さんも実験台にする。
File.4 殺人交響曲
★★★
ゲスト：水橋研二、長谷川初範、佐藤乃莉、山本匠馬、坂田直貴
そんなことよりあらすじ：音のピタゴラスイッチ殺人事件
息抜きポイントを鮮明化：そりゃもう、指揮者マリコでしょう。
嘘をつかない見どころは：作中の楽曲は川井憲次さん書き下ろし。
File.5 寄生する女
★★★
ゲスト：黒川智花、牧田哲也、寺井文孝、加藤歩(ザブングル)、吉村泉、前川恵美子
そんなことよりあらすじ：どこか遠くに行きたいなら、男に寄生して殺していけばいいじゃない
息抜きポイントを鮮明化：バグったハグシーン
嘘をつかない見どころは：サイコパスリケジョvs最強の科捜研の女
File.6 マリコの民泊
★
ゲスト：柴田理恵、西尾まり、今井悠貴、ふせえり、伊藤正之、B.T.
そんなことよりあらすじ：マリコさんが民泊してたら逮捕されかけた。
息抜きポイントを鮮明化：マリコさんの！ 民泊コント！（アンジャッシュ風）
嘘をつかない見どころは：割とマジでOP後のサブタイ表示部分。
File.7 自転車泥棒
★★★★
ゲスト：西原亜希、新井康弘、北村友希、野呂佳代、荒谷清水
そんなことよりあらすじ：自転車の行方は、事件の行方で使命感の行方。
息抜きポイントを鮮明化：亜美ちゃんのツッコミスキルが好き。
嘘をつかない見どころは：「あなたの正義は何？」の問いかけ第一弾。
File.8 嘘つきな容疑者
★★★☆
ゲスト：夙川アトム、山下容莉枝、井俣太良、篠原里沙
そんなことよりあらすじ：レッツ・ら・登山！（ただし要装備）
息抜きポイントを鮮明化：ちくわ玉子パン
嘘をつかない見どころは：マリコさんから風丘先生への無茶振りは、愛の証。
File.9 晴れ着と銃弾
★★★☆
ゲスト：品川徹、高橋來、浜田学、松永玲子、清水昭博
そんなことよりあらすじ：マリコさんと少年の即興科学捜査タッグ爆誕。
息抜きポイントを鮮明化：マリコさんと佐伯本部長の掛け合い全部。
嘘をつかない見どころは：マリコさんはおねえさん、じゃなくてマリコさんの着物姿とラスト。
File.10 メイクの達人
★☆
ゲスト：芳本美代子、冨樫真、金時むすこ、内藤邦秋、野口準、小川あん、島居香奈、井上拓哉
そんなことよりあらすじ：メイクは人を変える、人は何にでもなれる回……だよな？
息抜きポイントを鮮明化：『所長へ 起こしてください。 亜美』
嘘をつかない見どころは：マリコ先生の呂太くんさんへのよくわかる復顔作業講座。
File.11 カップ一杯の殺人
★★
ゲスト：酒井美紀、松田凌、白本彩奈、樋渡真司、江藤漢斉、松下りおん、楠見薫、柴田善行、大石彩未
そんなことよりあらすじ：別に毒殺ではない。とりあえず文春砲滅びろ！（風評被害）
息抜きポイントを鮮明化：土門さんがドルヲタになった。
嘘をつかない見どころは：日野所長はすごいお方なんですってば！
File.12 あるドクターの死
★★★★
ゲスト：相島一之、古村比呂、奥田達士、佐々木勝彦、野仲イサオ、IZUMI、木内義一
そんなことよりあらすじ：とうとう風丘先生だけじゃなく、視聴者のメンタルまで攻撃してきた……
息抜きポイントを鮮明化：「9割方、意味不明でしたが、なんとなく雰囲気だけはわかりました」
嘘をつかない見どころは：「あなたの正義」を問いかける第二弾。使命感は人を殺すかもしれない。
File.13 一番大きなバラ
★★★★
ゲスト：伊嵜充則、遠藤久美子、横山歩、やべきょうすけ、松本実、山口果林、山本道俊、中村凜太郎、藤枝優希
そんなことよりあらすじ：この世を去った人が遺した、星屑たちのおとぎ話。
息抜きポイントを鮮明化：「所長、死んでください」（2回）
嘘をつかない見どころは：冬の夜空を見上げたみたいなロマンチックさ。エモい！
File.14 御法度殺人
★★★★
ゲスト：神尾佑、山口香緒里、タモト清嵐、津村知与支、伊庭剛、大林菜穂子、ドヰタイジ、中川晴樹、いわすとおる
そんなことよりあらすじ：蒲原刑事の「軸」のお話。
息抜きポイントを鮮明化：亜美ちゃん妄想時代劇。あなた疲れてるのよ……
嘘をつかない見どころは：蒲原刑事、頑張った！ 頑張れ！
File.15 見当たり捜査の鬼
★★★★
ゲスト：石丸謙二郎、波岡一喜、大地伸永、越村友一、勧修寺保都、田所草子、宇谷玲、たかはしあいこ
そんなことよりあらすじ：見当たり捜査の鬼をカウンセリング（科学捜査）
息抜きポイントを鮮明化：はしゃぐ桃井刑事のパワフルさ
嘘をつかない見どころは：「見る」ことは向かい合うこと、闘うこと。
File.16 パパのタコ
★☆
ゲスト：橋本じゅん、吉田まどか、山口馬木也、舟木幸、杉山裕之(我が家)、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)
そんなことよりあらすじ：オタクはいつか推しを殺すだろうし、言葉を選べなければ誰もが誰かを傷つけるだろう。
息抜きポイントを鮮明化：ふぐマリコでいくべきか、「スマトラ女」でいくべきか、「岩っぽい」でいくべきか……
嘘をつかない見どころは：ふぐでスマトラで岩っぽいマリコさん、でいいやもう。
File.17 200の鑑定
★★★★☆
ゲスト：戸田菜穂、宮地雅子、升毅、深水元基、松下恵、足立梨花、宇野嘉高、山中正樹、濱口秀二、城土井大智、白井哲也、渥美翔平、安永稔、奥深山新、吉村泉
そんなことよりあらすじ：200が全部悪い
息抜きポイントを鮮明化：「佐伯府警本部長は、現在臥せっております」
嘘をつかない見どころは：全部観た後に思ったことが、あなたの答えです。
Last File 取調室の怪人
★★★★
ゲスト：近藤正臣、かたせ梨乃、西岡徳馬、中川大志、比留間由哲、渡邉紘平、三村晃弘、藤重政孝、ガルシア・リカルド、本庄司、佐藤俊彦、原田翔平、徳田忠彦、鎌田綾
そんなことよりあらすじ：豪華ゲストで豪華に2時間SPやってみた。
息抜きポイントを鮮明化：提供画面で2回も殉職を煽られる出席率不良生徒・土門さん
嘘をつかない見どころは：近藤さんの存在感だけでもすごいせいか、他の豪華ゲストをほぼ使い捨ておった……
「どの口がそれを言うんだ」と思われそうだけど、最近、公式が「ドモマリ」とか「風マリ」とか、そういうネットの隅っこでしか使わないであろう単語を堂々と使ってるの、どうかと思うんですよね。
おそらく主な視聴者層からすればそんなのは「なんのこっちゃ」って話だろうし、こういう言葉に拒否反応を示す層もいるだろうし、実際にこれらの言葉を使ってる層も公式にまで使われると、正直ドン引きだろうし。私はドン引きしました。
でも公式の言動は（一部）ファンの行いの鏡なのかなぁ、とも思う。はしゃぎすぎたかな、と。別にこれらが自分だけのせいと自惚れるつもりはないが、自省はしたい。はしゃぎすぎないように。
公式の対応としては、内藤さんの「ざまあみろ」が一番正解だと思うんですよね。それぐらいのつもりで構わないですし、そういてほしいです。視聴者は視聴者で勝手に楽しむので、別に特定の層に媚びることはないんだぜ、って。
だってS17は、「『科捜研』はこんな話もできるんだぜ！」って回も多かったじゃないですか。「使命感」がテーマだった話も、後半クール突入した初っ端の回も、最終回だって、他の回でも、とにかく「色んな『科捜研』があるよ」と提示してくれたじゃないですか。
これもまた内藤さんのインタビューの引用のようになるけど、今まで「200通りの話」があったわけですよ。それはすなわち、今までの18年間には「200通りの楽しみ方」があったってことです。
そして1回につき視聴者ごとの楽しみ方があるんだから、掛け合わせれば楽しみ方の数は無限大。それを証明してきたからこそ200回記念SPができたんじゃないかって、私はそう思います。
なので、自らその可能性を狭めることはしてほしくないなぁと、本当にそれだけは思う。今までは「話が面白ければ、別にシリーズの方向性は公式が決めることだ」と思ってたし、今も大まかにはそう思っているが、でもこれだけは言いたい。
別に無理して「ドモマリ」だのなんだので盛り上げようとしなくても、こんなに面白い話を作ってくださるなら、嫌いになんてなったりしないです。だから、今までどおり、色んな可能性を見せてほしいです。お願いします。
……これ、公式に直接送るべき意見なんですかね。それは恥ずかしいわ。私はネットの片隅で叫んでおく。どうせいつかどこかで公式の目に留まるだろ。だってそれぐらいネットの隅々まで反応を見ていなきゃ、公式がネット用語なんて使わないもんな。
はい、公式の対応の愚痴から始まりましたS17まとめ。
あまりに時間を置きすぎて逆に自分の首を絞めてるので、今期はさらっとこんな感じでご容赦ください。ちょっと今から歯医者に行かなきゃならんので。
・マリコさん
相変わらずのヒーローインぶり。でも、記念すべき200回SPでは、実質的に敗北を経験するヒロイン。凄まじいな……
これからの道のりも茨だらけでしょうが、頑張ってください……と言うまでもなく、きっと今でも京都中の事件を科学鑑定しているんだろうなぁ。
・土門さん
出席率の悪い不良生徒。S17開始前SPもS17として捉えるなら、最初も最後も「殉職」でアオリを作られる系の主人公相棒格。
最終回感想でも触れましたけど、存在感だけ出張されるよりは「不在」の設定を作ってもらった上で話を作ってもらえたらいいなと思うが、そうしょっちゅう不在設定にするわけにもイカンだろうしなぁ。
いっそ、重要回だけ出る重鎮ポジにする……とか……いや、ダメだ。それは私が悲しい。ダメだ。
・日野所長
200回記念でぶっ倒れさせられる所長。でも200回記念回は日野所長のための回ですから。
簡単にまとめるとなると、今期の日野所長は意外と臨場回数多かった気がする。今までが少なすぎたのかな。赤ジャン姿が稀。レア。日野所長が赤ジャン着ると、なんかワクワクします。
・宇佐見さん
イケメン。なのでアンケート時の扱いに困るお方。でもチョコ投票は3位。何度でも言うが、あの結果は信用しないように。
これも何度も言ってるが、宇佐見さんが敬語を崩す瞬間が好きです。アニキと呼ばせてくれ！ 呼ばないけど！
・亜美ちゃん
キレキレツッコミスキルは健在。呂太くんさんとあざとかわいい枠を争っていても、決して明け渡してはいない。そんな亜美ちゃんが好きです。でも亜美ちゃんも長いもんなぁ。
・呂太くんさん
結果の信用性は低いが、チョコアンケート1位おめでとうございました。呂太くんさんの個人回、いつか来るんかな。江藤さん絡みで何かあるのかな、と思ったら特になかったし……
・蒲原刑事
「蒲原青年」から「蒲原刑事」にレベルアップ。土門さん不在が活かされた例。日頃のスパルタ教育が花開いた。
……と思いきや200回記念回では叩き潰されたりもしてるので、まだまだ頑張ろう、蒲原刑事。たとえどんな道でも応援してます。
・風丘先生
今期はなんでこんな差し入れ少なかったんだろ。さすがにもう差し入れネタが尽きてきたんだろうか。でも持ってくるものが、だいたい「ビジュアル的に癒やされる（食べたくなる）」か「事件解決のヒントになる」辺りがさすが。
恒例の風丘先生回もきちんとあったし、マリコさんへの思いが報われた（と言っていいのかはわからんが）回もあったし、風丘先生的にも充実したシーズンだったんじゃないでしょうか。無茶振りは……うん、後頭部一発叩いていいよｗ
・藤倉刑事部長
ツンツンデレが好きです！！！！
S15辺りから、好感度上昇が止まらないのをどうにかしてほしい。なんでこんなにヒットしてるんだろうな。決してS13とS14の彼が嫌いだったわけじゃないのに、それでも止まらぬこの思い、どうしてくれよう。求む、個人回。
佐伯本部長のお守りを頑張ってください。佐伯本部長との掛け合い、実はとても好きなんだｗ
・佐伯本部長
新年初っ端の回はほぼ佐伯本部長無双（無自覚）だったし、笑いなしの登場もあったし、それでも身体張って笑いを取りに来たりもするし、相変わらずの「コメディ・リリーフすげぇ」ぶり。こんなに出張ったシーズン、今までにないのでは。
来期も変わらず、この調子でいっていただきたいです。佐伯本部長は出るだけでズルい。台詞に出るだけで笑い取れるんだもんな……ずるい……
先程も書きましたが、S17は「こんな『科捜研』もあるよ！」なシーズンだったな、と。ちょっと毛色の変わった回も多かったと思うんです。
それだけ、楽しみ方は無限大だって話です。
ちょうどS17初回放送日の宣伝で沢口さんがS17のテーマを「熟成」とお答えになってましたが、そのとおりだと思います。
18年間200回以上に込められた、それだけの可能性と楽しみ方。これからもますます広がっていくことを願ってます。
ってなわけで、スタッフとキャストの皆様、約半年間、本当にありがとうございました！