【科捜研の女】2017スペシャル 感想

科捜研の女
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スペシャル
決死の大追跡! 猛毒を運ぶ逃亡犯vs最新鋭ドローン!! 土門を襲う暴走列車…マリコ、涙の検視! 衝撃ラスト


ゲスト:加藤貴子、黄川田将也、遊井亮子、モロ師岡、大方斐紗子

脚本:櫻井武晴
監督:兼崎涼介




今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
一応「買った」人がトップながら、超接戦。予想以上に「買えなかった」人多すぎだろ問題。
これ見てる方の中でコンビニ関係者の方いたら、ぜひとも次回からでもいいんで『科捜研』コミックを入荷してください……
ってか、実はAmazonでも買えるんだぜ……
あくまでTwitter上で訊けた範囲によるものだから正確なデータとは思ってないが、それでも敢えて「買わなかった」人より、「買えなかった」人の方が多いってのは、やっぱり(曲がりなりにも)公式グッズとしてマズいのではなかろうか。
私もコンビニ6軒回ってやっと見つけましたし、すごい人は10軒くらい回っても見つからなかったとか聞くし、やっぱり入荷数絞られてんのかなぁ、コミック……悲しい……


そんなコミック版の感想を簡単に。

『カリスマ奪還計画』→似てない。絵もそうだけどキャラクターの描き方が似てない。みんなして誰だコレ
『恐竜村』→漫画としては一番バランスいいなと感じた。ただ、絵柄については好き嫌い分かれるかも。そして宇佐見さんがただのオッサン。でも剣持さんは何故かイケメン化。なんでや。
『14歳のマリコ』→キャラクターの描き方は一番ドラマ版に寄せているし、絵柄も可愛いなと思うが、背景が実写取り込みなのが個人的に好きじゃない。

こんな感じですが、「漫画にするとこんな感じになるんだな……」と、色々楽しめました。あと、全話放送リストが載ってるのが地味にお得。


ってなわけで、スペシャルの感想へ。
書くタイミングの影響で、S17の初回を観た後で書いてます。ご了承ください。





◆冒頭ご遺体。
最近の刑事ドラマ(テレ朝系だけかな?)では、被害者のことを「ご遺体」って言うことが増えていて、それが違和感あるという話をよく耳にします。
その是非はさておき、今回に関しては紛うことなくご遺体でいいですよね。
うん、こういう関係ないことを書いてるから時間がかかるんだな。


◆主人公、安定の遅刻。いや知らんけど。
そして朝から臨戦態勢。日野所長の号令カッコいい。
宇佐見さんはお茶を淹れることが戦闘(じゃないですけど)開始の合図。
で、亜美ちゃんは安定の寝袋状態。寝袋までイメージカラーになってるー!
起こされて寝ぼける亜美ちゃんを笑う呂太くんさん。お菓子を取られる。
平和だったのはほぼここまで。ああ……


◆美貴ちゃんが久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
髪型はショート(ボブ?)のままなんだね。ロングの頃が好きだった。もう伸ばさないのかな。邪魔だから。


◆S16ではあまり大きな事件が起きなかったので「事なかれ主義」を発動する暇もあまりなかったが、(撮影時期からしておそらく)S16最後の事件にて最大の事なかれ主義を発揮する佐伯本部長。
「会見する必要なくね?」(要約)と言う藤倉刑事部長への妙にいい発音の「ナイスアイディア」は、S16のときにやってたら間違いなく迷言のひとつとして取り上げてました。
出てくる度にひとつは笑いをとっていく方針の佐伯本部長、ホント好き。


◆警察犬!
ハリーはもういないにせよ、ジンクスはまだいるんだろうから、香坂さんを出せばよかったのに。『vsスペシャリスト』がテーマだったS16で香坂さんが出てこなかったのは未だに解せない。


◆亜美ちゃんがダイエット必要なら、世の中は地獄だな。私なんか生きる価値すらないかもしれん。呂太くんさんがオシャレキャラだから「ダイエット中(でカリカリしてんの?)」なんだろうが、これはこの上なく残酷な言葉ですよ。冗談です。
「何を食べておる」と呆れる亜美ちゃんに、「ごめん。1個しかない」と返答する呂太くんさん。意外。もし余ってたら、分けてあげるつもりぐらいはあるのか。いや、初登場時、お菓子独り占めしてたから……


◆撮影自体はS16の頃(なので皆さんの髪型もS16準拠)なんですが、放送がなんらかの原因で延びに延びたせいかOPはS17仕様。
ところで今回のOPもカッコいいな! さすが専門スタジオで撮ったらしいことはある。


◆呂太くんさんが地図に那須田さんの現在位置予想図を描いてる様子が、なんか幼児だ……
そもそも何故テーブルの上で描かないのだろう。スペースが足らないようにも見えない。何故、階段の踊場で……
あざとかわいい、を狙っているのか。そうなのかー!?
「あざとかわいい」で言えば、踊場の手すりに捕まってた亜美ちゃんが、蒲原青年に気づいていつもの敬礼してたところがかわいかった。そのあと蒲原青年が「おう」って応じてるのもかわいかった。亜美ちゃんがぴょんって踊場から飛び降りるのも(ry)
さすがあざとイエロー枠。かわいさに余念がない。


◆S17のテーマも相変わらずカッコいい。もうホント、毎年サントラ出してほしい……
管楽器メインっぽいのが珍しいと思う。途中、なんか『太陽にほえろ!』とかのメインテーマっぽくなるところあるよね。あそこ好き。


◆さらーっと言ってるけど、一路線全ての防犯カメラ映像を取り寄せろってすっげぇ無茶振り。日野所長の「そりゃ大変だ……!」、反応としては軽すぎませんか。いや事態が事態なんで、渋ってる場合じゃないんでしょうけど。


◆演じてるのが黄川田将也なんだから、那須田さんはさすがに「オジサン」ではないのでは……と思ったが、37歳なのか。微妙なところだな。
でも呂太くんさんなら、自分より年上の男性はみんな「オジサン」って呼びそうではある。オジサン、さっきからずーっとウザいよねー。


◆さっきから何度も書いてるように、このSPの撮影時期はS16の頃。ということで皆さん冬服。っていうか、京都駅の前では雪が舞ってすらいる(たぶん)。あの白いの、たぶん雪だと思う。寒かったんだろうなぁ……


◆マイクにカメラを付けるな! ブレるブレる!
やっぱり兼崎監督は橋本監督を受け継ぎし者なのか……今回、演出が色々面白かったですよね。車中から電話する蒲原青年|マリコさん|土門さんと画面を割る絵面とか、呂太くんさんが成分について思い出したときに単語がぽわぽわ浮かんできたりするところとか。


◆確かに京都府警の捜査一課は基本的に土門さんとその相棒刑事以外は無能に描かれることが多いが、それにしてもあの神風風船アタックで階段から転げ落ちるのはねーだろw 神様のイタズラも粋が過ぎるぜ。


◆還暦過ぎなのに走らされる土門さん(の中の人)。いや、みんなもう走る走る。大変だもう。絶対寒かったしキツかっただろうに。


◆美貴ちゃん、京都に来たる。約7年ぶり。
そうか、宇佐見さんもギリギリ美貴ちゃんを知らんのか。
いや、下手したら視聴者側も「美貴ちゃんって誰?」「土門さんに妹がいたんだ!」ってレベルだよな、これ。美貴ちゃんがいたシーズンの再放送も、最近はあまりやってないイメージだし。
みんなに美貴ちゃんを紹介しようとする日野所長を安定の「そんなことより」キャンセルで封じるマリコさん。日野所長のずっこけリアクション、あれ昭和のリアクションだなw
で、2回めの「そんなことより」でついに固まる日野所長。宇佐見さんの肩ぽんぽんぽんにワロタ。慰めてんじゃねーよw


◆那須田さんのお父さん、絶対あだ名は「機械油の魔術師」とかそんな怪しげなヤツだろ。新しい有用な植物(猛毒だけど)を栽培可能にし、会社を一代で築き上げた天才だって言うし、あの風貌だしで。
やっぱり兼崎監督は橋本監督を継ぎし者なのでは説。っていうか、東映京都の変な演出?


◆今までそんなこと思ったことなかったのに、那須田さんについて話してる美貴ちゃんがやたら舞台口調で気になった。他のシーンではそこまで気にならなかったのに、ここだけはやたら舞台っぽい調子だったよね。なんでだろ。
確かになんかあの階段の構造は舞台っぽいけども。


◆土門さんに美貴ちゃんのことを電話で話しているマリコさんの口調が、ちょっと甘えるようでかわいかった。ちょっと拗ねたように電話を切るマリコさんも。
事件のことじゃなく、プライベートなことで土門さんに電話してるマリコさんって珍しくない? っていうか、初じゃない?
やっぱり、マリコさんと美貴ちゃんも付き合い長かったし、会ってなかった期間も長かったからこそ土門さんとも会わせたかったんだろうけど、事件の最中にマリコさんがこういうこと言うのが珍しく感じられた。マリコさん、美貴ちゃん大好きだな。


◆たしかに現実では許可取らなきゃダメ絶対な市街地でのドローン操作ですが、ドラマ内でも「許可取ったよ」のアリバイ作りしなきゃいけないところに、現代の窮屈さを感じる。半分くらいは冗談です。
ただ、このシーンは迅速に許可を取ってくれた藤倉刑事部長の有能さが同時に分かる仕様なんで、別に文句じゃないですこれは。


◆新しい科学捜査道具・オートトラックドローンにワクワクドキドキ。呂太くんさんも操縦するのに若干はしゃいでる感。一応事件捜査ですよ。
マリコさんと宇佐見さんがナビゲーターって、凄まじい安心感だな。並大抵のことならどうにでもなる感。


◆牧野佳代子が逃げたと電話の最中に刑事部長室に入ってくる佐伯本部長。
そのときの藤倉刑事部長が、あからさまに「電話の邪魔すんじゃねー」みたいな態度でワロタ。佐伯本部長、普通に社会人としてダメだw 人の電話中に大声で話しかけちゃダメ。


◆確かにドローンが追いかけてきたら怖い。現実でも怖い。
それにしても那須田さんのカンは鋭い。ドローンが追手とか、なかなか考えられないよなぁ。


◆かわいい妹に7年も会ってあげない鬼畜お兄ちゃん。そして今回の所業。ホント土門さんは酷いお兄ちゃんやでぇ。
美貴「『お前は京都府警の仕事を捨てたんだ。だからこそ、胸を張って帰って来れるまで、京都には来るな』って」
日野「なんていうか……因果な兄妹だね」
「因果な親子」の次は「因果な兄妹」。確かにそうとしか言えない関係性ではあるが、日野所長その言い回し好きっすね。
今回の話は那須田親子含め、裏テーマ的なのは「身体的な距離が、そのまま心の距離にはならない」って話だと思うので、敢えてこういうエピソードにしたんだと思いますが。
離れていても、会っていなくても、美貴ちゃんはちゃんとお兄ちゃんのことをわかっている。ずっと念頭に置いている。だからこそこの7年、頑張ってこられたんだと思うしね。
だからこそ、美貴ちゃんは那須田さんに「親離れ」を提案できたんだとも思う。


◆呂太「じゃあ、ドローン飛っばしまーす!」
今回、ドローン関係では呂太くんさんが楽しそうだったな。何よりだ。「呂太、頑張る!」


◆蒲原青年、股間蹴られたのかと思った。押さえてたところからして太ももか。ビックリした。


◆土門さんは最後まで那須田を助けようとし、助けられないと悟れば命を懸けて庇った。それはやっぱり、「同じ状況に直面した時、自分は権藤のように動けるか。今生きている俺たち全ての警察官は、常にそのことを突きつけられているんだ」からですかね。警察官として、最後まで……
って書くと、まるで土門さんが死んだみたいだなw ごめん。


◆番組開始から約45分でようやく登場、風丘先生。何してんだべ、と思いきや、翌日に京都府警の解剖見学があったらしい。で、結局それは大丈夫だったんだろうか。
風丘「本日の解剖は、全て終了致しました。またのお越しを……なんて」
風丘先生、自分のネタで笑っちゃアカンって。私もよくやるけど。でも風丘先生ボイスの自動アナウンス、私もほしい。


◆風丘先生と電話してるマリコさんが泣きそう。私も泣きそうだった。
マリコ「私ひとりでは、冷静に出来ないかもしれないから……」
ここ最近のマリコさんにしては最大の弱音。そんな状態でも、崩折れて泣き崩れる美貴ちゃんを気遣える。でも、根拠のない状態では「そんなことない」と無意味な慰めはしない。そんなマリコさんが、私は好き。
そして、壁を殴るほどの激情を抱えながらも、冷静に現場に戻り那須田さん捜索に向かえる蒲原青年も、私は好きだ。


◆生前検視。これで3度目、だよね? 1度目は芝管理官、2度目はS15のスペシャリスト回、で今回……だよね? 自信がない。
風丘先生が美貴ちゃんを当たり前のように気づかえるのが素敵だし、その気遣いにも「大丈夫です」できちんと生前検視の意味を理解した上で了承する美貴ちゃんも、強くて素敵だ。
顔の傷の治りは早いはずだ、というのも、事実なんだろうけどきっとあのニュアンスは風丘先生が美貴ちゃんを気遣ってのものだよね。風丘先生は本当に優しい。


◆呂太くんさんは普段の言動に反して、意外に繊細な感性を持っているようで。そんな彼はまだまだ成長の余地がある。そんな弟キャラ。
呂太「だって……僕、マリコさんに会ってまだそんな経ってないけど、だけどわかるよ。マリコさん、土門さんのこと……こう、なんていうか、その……すごく特別な人なんだなって。すごく大切っていうか、こう……すごく信頼してる」
亜美「私もそう思うよ」
呂太「なのになんで? なんで土門さんが死ぬかもしれないのに、こんな鑑定の道具持ってくる余裕あるの?」
亜美「余裕なんかじゃない。ただ、マリコさんはそういう人」
呂太「なにそれ……全然わかんない。『そういう人』って……」
亜美「それに……私たちの仕事はきっと……こういう仕事」
簡単に「好き」と言わない、表現しない辺り、すごく気を使ってるなぁと思う。呂太くんさんも、脚本も。
本当、ここ最近の亜美ちゃんは何かと呂太くんさんを指導する場面が多いですな。それだけ亜美ちゃんも、この修羅の都の科捜研で経験を積んでいるってことなんだと思う。
いつになるかはわからないけど、きっと亜美ちゃんも美貴ちゃんのように、ここから巣立つときが来る。そのとき、何を残してくれるのか、実は今から密かに楽しみにしている。亜美ちゃんは大好きなので、卒業してほしいわけじゃないんだけどね。
「これでこそマリコさん」と思わせる、マリコさんのいつもと変わらない強い声を聞いて、何かを得たように安心する呂太くんさん。彼もまた、誰かに何かを証明する日が来るかもしれない。そのときまでに、たくさん色んな経験が積めるといいですね。


◆とまあそんな湿っぽい語り口はともかくとして、メインテーマをバックにドローンが夕日に吠えてる図はカッコいいの一言ですな。テンアゲですわ。バク上げ。


◆藤倉「(土門さんが意識不明という)そんな話は後でいい。検査結果が出た後……いや、ヤツが助かった後でいい」
S13-7で「生き急ぐのはここの刑事たちの流行りか?」「組織の中で人が死ぬということは、ただ死ぬんじゃない。誰かが死なせたということだ。それぐらい、覚えとけ」とキツいこと言ってた人と同一人物ですよコレ。マジでS16は藤倉刑事部長デレ期だな。
猛毒の種を運んできてくれた藤倉刑事部長。元は鑑識課長だから、こういう危険物の取扱にも慣れている。本当にS16は藤倉刑事部長のシーズン。


◆やっぱり亜美ちゃんは車を運転できる。
……って、車運転しながらモニター見てたんか?


◆せっかく土門さんに助けてもらった命が無駄になった……那須田さん、自業自得の面もあるとはいえ不運すぎるわ……
マリコさんが「致命傷の陥没具合から~」って言うところで、蒲原青年が何か言いかけてる(たぶん「死亡推定時刻は?」)んだけど、これは間違い(台詞のフライング)なのか演出なのかよくわからん。臨場感みたいな感じでそのまま通しちゃったんだろうか。


◆結局解剖するはめになる風丘先生。マジで翌日の解剖見学会はどうなったんだ……
血まみれの頭蓋骨ぱかー。怖いよー!


◆科捜研にあふれるホワイトボード。どこからあんなに持ってきたんだ……
事件自体が色々起こりすぎなので情報量が多いのはわかるが、それにしてもホワイトボード多すぎだろw ガラガラ動きまくりで忙しないw 挙句、日野所長はホワイトボードに激突するし……やっぱり今回、演出が面白い。


◆呂太くんはすぐ眠くなる。徹夜当たり前のこの職場だとキツそうだなw そこを付かれたのがS17初回なワケですが。
さて今回、呂太くんさんは「呂太、頑張る!」を何回言ったでしょうか。正解は(おそらく)3回。


◆っていうか、直前まで共有スペースにいたのに、いつの間に自室に戻ってたんだ呂太くんさん。
ここでも「呂太頑張る」。呂太くんさん初登場回でもみんなに起こされるシーンがありましたけど、あの時とは違って素直に謝って頑張る宣言できてる辺り、呂太くんさんもかなりこの環境に染められ……いやいや、慣れてきましたね。


◆この科捜研の皆さん、あれだけキャラ濃ゆいのにみんな鉄ちゃんじゃないんだな。そういえば、『科捜研』で鉄道関連の話自体が珍しいのか。


◆商店のおばあちゃん、いいキャラしてたな。やっぱり今回は話が勢い重視のシリアス話だったんで、演出で緩急つけてたな。好き。


◆佐伯「京都府警の一員が重傷を負ってる時に、私が呑気に寝てられるわけがないだろ!」
しかしジャケットの下はパジャマである。しかもかわいい。嘘だぞ、絶対呑気に寝てたぞ。
こうやって出て来る度に全力で身体張って笑いを取りに来る佐伯本部長、ホント好き。よく藤倉刑事部長も真顔でいられるよなw ジャケットの襟も正してあげつつ、基本的には佐伯本部長を相手にしてないのが強いなーと思う藤倉刑事部長。事件解決にはあんまり役立たないしなw


◆今シーズン初の50の恵は新バージョン。改めて50代には見えない沢口靖子である。このかわいさ、反則級。


◆ホワイトボードとともに倒れ込んでくる呂太くんさんのうわ言。
呂太「あれは移動体の走行路に沿って高周波の正弦波電流を流す媒体であり、その周波数に共振し起電力が生じるピックアップコイルを設けた移動体の(中略)その媒体として使われるリッツ線であり、中心部にニクロム線を設けた熱硬化剤から形成され……」
何言ってだお前。
マリコさんすら呂太くんさんの正気を疑う中、的確に「つまりあのさびは、線路だったんだね?」と翻訳できる宇佐見さん、実はほんやくコンニャクの使い手説。
マリコさんが呂太くんさんをぎゅっと抱きしめてるの、本当にお母さんみたいだ……羨ましい……呂太くんさん羨ましい……
っていうか、この長台詞をワンカットで撮るなよw 役者いじめだー! よく言えました。


◆マリコさんがひとりで屋上に……っていうと、もうホント木場さん殉職回ぐらいしか思い出せないんですけど……
屋上で何してるのかと思いきや、土門さんの無事を祈るのではなく、とにかく事件のことを考えるマリコさん。それは、「土門さんの推理」を元に。だから屋上なのか。


◆S16では何度か「藤倉刑事部長にアドバイスをもらい道が拓ける」という話がありましたけども、今回はマリコさんと藤倉刑事部長がとても対等に協力しあってて、「そうだよ、こういう関係性が見たかったのさ……!」という気持ち。見せてくれてありがとうございます。
藤倉 「科捜研の勝手な推理では、捜査本部は動かん」
マリコ「しかし、部長……」
藤倉 「よって、俺の勝手な推理として、本部には伝えておく」
これがあの対立してた藤倉刑事部長ですよ。デレすぎだろ藤倉刑事部長w まあ、マリコさんの推理が妥当だと判断したのと、あまりに時間がないが故の緊急的措置だとは思う。


◆舞鶴行きか、城崎行きか。まるで爆弾の赤のコードか青のコードか問題ですな。運命の一本。
そしてその運命の一本を決定づけたのは、那須田さんの爪から採取された塗料。どこまでも科学。だからこそ、マリコさんは蒲原青年に科捜研を信じて!」と言うわけですな。
そして蒲原青年が科捜研を信じる、と決めたからこそ夜明けが来る。運命の一本を選べた、という演出。好きです。


◆呂太くんさんのお手柄。最後まで諦めないこと、それが大事。
X線で先頭車両を撮影したことといい、殺人犯が残した荷物から血液反応を見つけ出したことといい、っていうか初登場時も死体にビビりつつも現場の他の物証を見つけてたりで、呂太くんさんって、一見取り乱したように見えても案外冷静だったりするんだよな。そういうとこ、結構嫌いじゃないw



◆放送開始前、遊井さんは自分のTwitterで「今日の私はシロでしょうかクロでしょうか」(要約)と仰ってましたが、ああ、今回もクロだったよ……


◆あの状況で、たったひとり駆け出して走る電車を追いかけしがみつくマリコさんはヒーローイン。無茶しすぎ。戦闘力皆無なのに、なんで毎回こうやって無茶するんだ……
運転席でのマリコさん、声にドス効いてたな。鉄道捜査官でもここまでやらんよなw


◆呂太くんさんのスマホカバーも緑。ちゃんとイメージカラー。


◆那須田さん殺害犯・渋川にゴーグルかけろと迫るマリコさん。その気迫に完全に飲み込まれて素直にかける渋川。嘘でしょw
そして言葉だけで殺害犯の足を止める。理詰めで脅して足止めしていくスタイル。マリコさん怖いわw 絶対敵に回したらイカン人。


◆ってことは、あの毒性のあるキョウニガクサは現場にばら撒かれてんのか。えっ、大丈夫なのそれ? あんな小さいもの、全部回収できたとも思えないし……


◆しっかりしてる話の時のマリコさんは、事実だけで人を救う。安易に「美貴ちゃんのせいじゃない」とか言って慰めたりはしない。あんまりポエム吐かないんだよな。今回も、ポエミーなこと言わなくてよかった。
でも今回、カウンセラーである美貴ちゃんがマリコさんにカウンセリングされてたようなもんだなw 美貴ちゃん、もっともっと頑張ろう。で、また出てきてください。


◆目が覚めた第一声が、「事件はどうなった? 榊、どうせそこにいるんだろで、心打ち抜かれたどもマリファン多数だって話ですよ。私も撃ち抜かれた。「どうせ」ってなんやねん。確信してんじゃねーよ! どういう絆だ!
しかも、この話ではマリコさんと土門さんが直接会ったのってこのラストシーンだけなんだよな。それでもわかるこの2人の絆の固さ。
そして約7年ぶりに再開した妹を号泣させる最低の兄貴。ホント土門さんは酷い兄貴だ! 美貴ちゃんは私がもらいます!


◆土門さん生き返った!(死んでない)の報に安堵するみんながかわいい。
風丘先生の手によってバラバラにされていく解剖人形、懐からクシを取り出してトントンしだす佐伯本部長、渋く決めてる藤倉刑事部長、素直に喜んではしゃいでハイタッチしまくる科捜研メンバー。三者三様っすな。
でも、ラストは身元不明の白骨死体発見の一報。土門さんはまだ復帰できないけど、相変わらず修羅の都では事件は起きていくので臨場でエンド。
謎スローといい、やっぱり兼崎監督は橋本監督を継ぐ者なのでは……
っていうか、CMで使われてたのラストシーンだったのかよ! マジか!



新・科学捜査道具をふんだんに盛り込んで、ハイテンションで2時間進んでいく話でした。
でもそんな中にも、色々ストーリーが見つけられたなぁと思う。
土門さんの命が危ない、ってのはやっぱりS7初回前半を思い出すし、相変わらず藤倉刑事部長はデレてるし。
何より、美貴ちゃんがこの約7年、どうやって過ごしてきたのかが、まるで那須田親子と重なるように見えたのが印象的でした。
離れていても、心の距離は近かったり、遠かったり。だからこそ頑張れた美貴ちゃん、だからこそ苦しんだ那須田さん。対比というにはアレですけども、那須田親子もまた、「因果な親子」だったのかもしれませんね。

そして何より、マリコさんと土門さんの絆ですよ。先程も書きましたが、今回のSPではマリコさんと土門さんは最後の病室でしか会ってないのに、っていうか土門さんは物語の半分以上出てないのに、すごい存在感だったなぁ。
たぶんこれ、土門さん(の中の人)が忙しすぎてこういう話になったんだと思うんだけどw、それでもこの2人の絆が改めて浮き彫りになるような、そんな話でした。

その上でやや強引にこじつけるなら、美貴ちゃんというカウンセリングの「スペシャリスト」が出てきて、『科捜研』の重要点である科学捜査やチームプレーをふんだんに盛り込んでいて、これぞまさしく「『科捜研』の魅力プレゼン」だったS16の集大成だったのでは、と思うのです。
それだけに、やっぱりもうちょっと早く見たかったなぁ……みたいなワガママな気持ちがあるw(そうしたら感想を書くのも楽だったのにな、という邪な下心もある)
でも、S17開始前を盛り上げるには、最高のSPだったんじゃないかなと、そう思ったのでした。

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