【科捜研の女 season17】第1話 感想

科捜研の女
スポンサーリンク

File.1 グルメサイト殺人

ゲスト:中川大志、櫻井淳子、吉田友一、草野イニ、聡太郎、坂口涼太郎

脚本:櫻井武晴
監督:森本浩史

沢口さんによる当日の番宣メモ。内藤さん出演の『ハナタカ!優越館』は除外。申し訳。

◆グッド!モーニング
白衣姿で出演の沢口さん。
土門さん演じる内藤さんのインタビュー映像。「やっちゃん」呼び……! しかも「沢口さん、じゃなくて、やっちゃん。おはよう」だもんな。仲いいな。
そんな内藤さんが語る、「沢口さんの一言でどえらいことになった」事件。それは名付けて「ロケ弁当忖度事件」。数年前、auビデオパス専用インタビューでも語ってたらしい話ですな。
要約すれば、とある日にロケ弁を食べてた沢口さんがポロッと「このお弁当好き」と漏らしたら、その日からスタッフが気を利かせてロケ弁がその弁当ばっかりになった、という話。そして皆さんがそれに耐えかねて、とうとう打ち上げの時に内藤さんが「美味しいんだけど、もう勘弁してくれw」と言ったって話。
あとは、変装をせず買い物をするという話。どっちも既出の話だったのは残念だが、生で聞けたのがよかったな。

◆羽鳥慎一モーニングショー
「熟成肉と一緒に吊られたい衝動に駆られた」
沢口さんなりのジョークについていけないバード。
羽鳥「こういうのは断れないんですか?」
沢口「台本を読んだ時に、『面白いな』と」
羽鳥「ああ、むしろ積極的に……」
で、あの熟成肉はマジでスタッフの皆さんと呂太くんさん(の中の人)が美味しくいただきましたらしい。バードが「……ええっ!?」ってビックリしてたなw ちなみに味は上々だったそうです。
筋肉痛が翌日来る沢口さんよりダメなバード。1日置いて筋肉痛がくるらしい。うん、私も……そうかも……
で、CM明けにはS16でのコスプレ特集。取り上げられたのはマリコ姫・お掃除マリコさん・出前マリコさん。どれもやっぱりかわいい。みんな言ってたとおり、美人だから何やっても似合う。そんなギャップがいい。
事件が起きるとマリコさんも厳しい表情が多くなるので、緩急を楽しんでいただければ。

◆ワイド!スクランブル
CM入り前、挨拶のタイミング間違えちゃった沢口さんが口に手を当ててたのかわいい! かわいい!
毎年沢口さんに会えるのが嬉しい大二郎。相変わらず蕩けそうな顔してるw
今年のテーマは(初回に関係なく)『熟成』。そんなテーマを沢口さん直々の美文字で披露。しっかり脂の乗ったチームワークや科学捜査を見てほしいそう。
今回は特別に何を質問しても構わない、という質問タイム。
大二郎→「毎年、スタッフの方々とシーズンが始まる前にすることは?」
「クランクインの前夜に、決まった焼肉屋でお肉を食べる。そこで作品の話をしたり、大いに笑ったりして一致団結して盛り上がる」
本村弁護士→「俳優やってるんですが、よく『科捜研』にも出てますよね?って聞かれます。でも僕が出てるのは『法医学教室の事件ファイル』なんです! 全然関係なくてすみません。京都でお休みの日は何されてますか?」
「次々に届く台本を読み込んだり、ウォーキングしたり、気分転換にお買い物に行ったりする」
本村弁護士が関係ないこと言うから、なんか時間食ってたな……w 沢口さんも、曖昧な笑みを返すしかなかったし。

というわけで、番宣のメモでした。
ここから、今回の感想へ!


◆冒頭からご遺体。熟成肉とともに。
そんな現場に(主人公が)チャリで来た。『遺留捜査』からの繋がりだー!(たぶん違います)。
なんでマリコさんひとりなんだ、みんなに置いて行かれたの? と思いきや、理由は「ウチが近所なんで」。逆だった。現場に他の捜査員より早く来てた。鑑識や刑事さんより早いとか笑うわマリコさんw そんなところも「異常」と言われる所以なんでしょうな。

◆まだ夏服仕様の皆様。SRIの黒ベスト、前期も見ましたねぇ……
なんか呂太くんさんの髪の毛がさっぱりして、ただのイケメンになったな。前のもじゃもじゃの方が好きと言えるほどのこだわりがあったわけではないが、直前のSPがもじゃもじゃのまま(S16準拠)だったのでまだちょっと違和感w まあ、前任の相馬さんもチャラい髪型だったシーズンがあったし、多少はね?

◆で、開始3分で「私を縛り上げて」。みんな喜べ、マリコさんがセルフSMしてる貴重なエロシーンだぜ。冗談です。
マリコさんの実験精神に引きつつも心配してあげてる若手勢に対し、完全にドン引きしてるのが宇佐見さん。まじまじ見つめすぎやろw

◆SPの感想でも書きましたけど、OPカッコいいな!
そしてサブタイの入り方、ついでにCM明けのタイトルロゴの入り方もカッコよくなってる!

◆マリコさんのキラーワード「一緒に」
これで付き合うんだから、風丘先生はどんだけ人がいいんだって話だよな。しかもそれについて、文句を言えどもキレたことは一度もないし。だからせめて、お礼ぐらいは言って差し上げてください、マリコさん。

◆不思議と言えば。
日野 「君の鑑定室に、早月先生いなかった?」
マリコ「ええ。被害者の胃の内容物、一緒に鑑定しましたから」
日野 「また!? ねえ、早月先生はね、洛北医大の人なんだよ」
マリコ「ええ。警察の人間であろうがなかろうが、できる鑑定はみんなでする。所長の意見に私も賛成です」
日野 「ちょっと! そんな意見、僕言ったこと……あったかなぁ……
そこで自信を失うのやめてもらっていいですか、日野所長。しっかりして!w

◆カリスマ・レビュアー舌三郎。酷いネーミングだ……
いや、ネーミングセンスについては私も酷いんで、コレ以上はやめます。

◆SPで大活躍だったからか、佐伯本部長は回想でワンシーンのみ。寂しい……
まあ、今回の話で佐伯本部長がいつも通り出てたら、色々ぶち壊しだった可能性もあるので、致し方ないと思う。
ここで初登場、江藤さん。イメージカラーは紫、だそうです。背伸びしたい女児に人気の出る色だね!(プリキュア脳)
実際、江藤さんはどこか背伸び感のあるキャラだなあ、と思う。芝管理官(当時)にちょっと似てるような気がする。

◆レストラーゼ。つまり、ぐる○ビか……

◆亜美ちゃんは毒舌かわいい。
亜美「所長。こんな能力の高い人(江藤さん)落として、なんで呂太くんなんか採用したんですか!」
そこでマリコさんが呂太くんさんのフォローしてあげてるけど、そんなマリコさんの常套句は「そんなことより」である。つまり、どっちも酷い。科捜研女子はみんな酷い。

◆店員から暴行を受けたらまず警察だし、腹痛を起こしたらまず保健所だよな。レビューよりも。というか、新聞沙汰である。

◆電話を受けてニヤッと笑う土門さん、如何にも性格悪そうで大好きです。自分の趣味の悪さを痛感している。

◆こういうレビューで0点ってつけられるもんなのか。下限は1点だと思ってた。(ドラマの作劇として)わかりやすくするために0点、ってことなのかな。

◆宇佐見さんもとうとう、マリコさんのお願いを自分から察してしまった。宇佐見さん、空気読むスキル高いもんなぁ。

◆レビューを詳細に分析する亜美ちゃんと日野所長。
文章の書き方で別人物だとバレる、ってのは他の2サスとかでもあったな。怖い怖い。私も他の人にブログ更新頼んだらバレるんだな。いや、そんなことしませんけども。

◆日野所長、やっぱデジタル系は苦手なんだな。必要最低限は使えるんだろうけど、アナログが日野所長の基本。

◆藤倉刑事部長の手を握ってぶんぶんできる、って呂太くんさんはホント大物だな。藤倉刑事部長と呂太くんさんの絡み、実は結構好き。
そこで起きる「可能性の追求vs効率の追求」。
藤倉「捜査の正攻法で考えるならば、被害者の端末だ」
そこで変に科捜研を庇い立てしない藤倉刑事部長が好きぃ! そういうところが好きぃ!
そしてきちんとルールを提示した上で鑑定を許可している点も好き。藤倉刑事部長、本当にいいキャラになったなぁ。いや、前からですか。すみません。

◆今回は風丘先生のお土産はなし。でも一応「まいど!」はあった。
自分から来ておいて、鑑定物渡されたらがっくりするのは違うだろ、風丘先生w 白衣にまで袖通しておいて。

◆IDの共有は垢バンの対象。何さらっと自白してんだw
しかも店から金を巻き上げる採点屋までやってたし、ダメだコイツら……

◆自分の店を潰した相手が現れて、「肉自体はいい」とかいうフォローになってないフォローをしていく神経がすごい。
そして、そんな相手にアドバイザーしてもらう女社長さんの神経もすごい。鍵まで渡すのかよ。もうそれほぼ副業じゃねーか。

◆江藤さん相手にもあの妙な敬礼をしている亜美ちゃん。でも江藤さんは真面目だから返してくれないw
いや、別に蒲原青年が不真面目だっつーてるわけじゃないですよ。

◆つまり今回の死因の遠因は「食合せが悪かった」。マジか怖ぇ。
グレープフルーツはお薬と一緒に摂取しちゃダメ、とも聞くし、まさか被害者も「食合せが悪かった」で死ぬとは思わなかっただろうに。しかも「毒を食らわば皿まで」みたいな。これは違うか。

◆レストラーゼの影響力を知っているプロなら、ぜひ熟成庫のことも考えていただきたかった。しばらく営業停止になってたっぽいもんな、下手したら廃業ものだっただろアレ……
「殺すつもりはなかった、懲らしめるだけのつもりだった」(要約)という身勝手な言い分に、「何を言ってるんだお前は」と一喝する土門さんさすが。本当、何言ってんだコイツですよな。そこを曖昧にしなくてよかった。

◆蒲原「無駄な鑑定なんて、ない! んですね!」
なんだ、どうした蒲原青年。なんでそんなテンション高いの。なんかいいことあった? 春でも来た?

◆宇佐見「それを強要されてた人が、ここにいたように見えた?」
ごめん、風丘先生はされてたと思うw

◆マリコ「いつもじゃないわ。(解剖依頼は)週1ぐらいよ
いくらマリコさんが解剖依頼しすぎとはいえ、週1でそんな事件が起きるあの京都はやはり修羅の都。そんな修羅の都の科捜研で働くには、やっぱり徹夜当たり前にするしかないんじゃないかなw
マリコさんと土門さんのかわいらしい痴話喧嘩。土門さんの「多いよ!」がツボ。なんか懐かしい感じのやり取りっすね。「新」の頃みたいな掛け合いだ。
っつーか、風丘先生は土門さんにまで泣きついてるのかw ここまで泣きついてダメなら、もうダメだな。風丘先生、がんば……らなくていいですw

たぶんこの話のテーマは「可能性の追求vs効率の追求」で、マリコさんと江藤さんのこのやり取りで、それは完結してるんじゃないかと思う。

江藤 「無謀なんですよ。というより、無駄な鑑定です」
マリコ「でも、無駄と思えた鑑定が、功を奏す場合もあります」

要するに、昨年の『猫の時間』とか、S14-6の相馬さん回と同じ。たとえ無駄だとしても、わずかにでもそこに可能性があるならばやるべきなのが(あくまでこの『科捜研』世界の)科学捜査のあるべき姿。その「効率の追求よりも、可能性の追求」ができるからこそ呂太くんさんは採用された。
それは私も賛成です。

そこで「それは税金の無駄遣いじゃないですか?」って言い出す江藤さんの返答からなんかズレだした感。その場では江藤さんが謝って収まったけども、その後の対立も結局はなんか噛み合ってないんだよね。
あそこらへんから、露骨に江藤さんの言葉は「科捜研に入れなかったコンプレックス」を感じさせるものに変わっていく。そして、マリコさんたちは「科捜研に入れた者」としての言葉しか言えない(そりゃそうだ)。
だから江藤さんはひたすら「正しい言葉」を吐き続けるしかない。そうじゃなきゃ、自分の否定になっちゃうから。
ということで、私には江藤さんは芝管理官(当時)以上の背伸びキャラに見えてて、なんかみんなしてごちゃごちゃ言っとるが結局は江藤さんのカウンセリングに終わるのではないか……という危惧がある。
「可能性の追求vs効率の追求」なら、シンプルにそれだけ描いてくれればよかったなぁ、そこに「寝食を忘れるほどの使命感」「正しい仕事の在り方」という要素を混ぜるからおかしな視聴感になったのかなぁ、と思う。

ただ今回はあくまで江藤さん顔見せの段階だし、また彼が出るかもしれないしで、その時にまた別の何かを描くかもしれない。だから、江藤さんがまた出て「可能性の追求vs効率の追求」というテーマをやってくれるなら今回は好き、という感じです。江藤さんがもう出ないorなんかまた変な感じになるなら今回は微妙。

なんにせよ、今回をブラック企業賛美とはまでは言わないし思わない。
が、マリコさんには多少我が身を省みるぐらいのことはお願いしたい。せめて、無茶するのをやめるのとお礼を言うのぐらいはしようぜw
まあでも、今まで「あの京都府警科捜研はブラック企業w」とかネタにしてた自分をちょっと反省してはいる。まさかガチで取り組んでこようとは思わんし。

次回!

かわいいワンちゃんを鑑定!
しかし事件はドロドロ。美しい刺繍に込められた三角関係とは?
そしてワンちゃん以上にかわいいのは、お針子マリコこと指を舐めるマリコさん。あれはさすがピンク、さすがあざとかわいい。

ってなわけで、次回以降も期待! しておりますよ!

タイトルとURLをコピーしました