【科捜研の女 season17】第4話 感想

科捜研の女
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File.4 殺人交響曲

ゲスト:水橋研二、長谷川初範、佐藤乃莉、山本匠馬、坂田直貴

脚本:李正姫
監督:田崎竜太

今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
まさかの「そんなことより」過半数超え。LINEスタンプにもなってるのにw いや、だからか?
これは「酷ぇw」って半笑いなのか、「酷い……」ってマジトーンなのかで話は変わるな。私は前者のつもりでしたけども。
ということで思いついたワード、「LINEスタンプにもなる酷さ」。私はこのワード、マリコさんが「そんなことより」って言う度に使おうかなと思ってます。冗談です。
「そんなことより」を含む『科捜研』LINEスタンプは、100コイン(240円)で絶賛発売中!
果たしてこれは宣伝かネガキャンか。

今回!


◆冒頭から話には全然関係ない与太話するんでここは読み飛ばしてもらってかまわないんですけど、今回のテーマって音楽じゃないですか。
で、よくアニメのサントラのジャケットって、その作品のキャラたちが演奏してる様子の絵がジャケットになってたりするじゃないですか。
そういうわけで妄想する、「わたしのかんがえた、“もしも『科捜研』サントラのジャケットで皆さんが演奏をしていたら”」
マリコさん→指揮者。今回してたからね、これはしょうがないね。得意気にやっててほしい。ちょっと外れた感じで。
日野所長→トランペット。思い切り中の人からの連想である。日野所長も演奏上手そう。
宇佐見さん→バイオリン。これは文句も異論も出ないと思う。イケメンだから。イケメンはバイオリンをカッコよく弾いてろ。
亜美ちゃん→ピアノ。正直楽器はなんでもいいんだけど、亜美ちゃんにおしゃれなドレス着てほしい。背中がばっと開いたようなの。
呂太くんさん→シンバル。これにももう異論はなかろうと思う。似合いそうだ。無邪気に叩いててくれ。
風丘先生→フルート。これはただの私の趣味。風丘先生にフルートを演奏してほしいだけ。
蒲原青年→ティンパニー。ちょっと不安げに叩いててほしい。絶対音感なさそうだもん、蒲原青年。
土門さん→サックス。中の人からの(ry) タキシードをビシっと決めて吹いててほしいw これも完全にただの私の趣味。

はい、音楽知識のないオタク丸出しの妄想でした。私ひとりが楽しかっただけです。ここまで読み飛ばしてもらって大丈夫でした。読んでくださった方はありがとうございます。

◆作曲家に詳しい亜美ちゃんが海東氏を語る。意外。映画とか見るんだ……あ、いや、前にマリコさんたちと一緒に見てたなそういや。
流行り物に詳しい亜美ちゃんを見る度に、「そうよな、亜美ちゃんだって、うら若き乙女だもんな……」という気持ちになる。姪っ子を眺めるような気持ち。わかっていただけるだろうか。
蒲原青年は呂太くんさんに敬語。いや、たまたまここだけか?

◆話には全く関係ないけど、割と「この親にしてこの子あり」みたいな感じがする。現場でヒステリーを起こす被害者の母親を見ていると、そう思う。
「ダー」。海東氏、これがドラマだということを鑑みても50代は超えてるだろうに、果たして「ダー」なんて呼ばれるもんだろか。ああいうのは若いカップルが言うことちゃうんけ?
どうでもいいけど、「ダー」という言葉に土門さんだけじゃなくてマリコさんも「?」マーク浮かべてるっぽくてワロタ。まあ、マリコさんから一番縁遠そうな言葉だしな、「ダー」。「猪木?」ってボケてすらくれなさそう。

◆被害者の腕に謎の発疹を見つけるマリコさんと風丘先生の図。
風丘 「何かのアレルギーかも……(書類に書き込む)」
マリコ「………………(じっと風丘先生を見つめる)
風丘 「!? ……『風丘先生。もう一度、血液検査。念のため』……」
マリコ「先生! 私、今ちょうどそう言おうと思ってたんです」
風丘 「でしょうね」
ここでの風丘先生の表情の変化に笑う。そしてマリコさんが微かに頷いてんのにもっと笑う。風丘先生、こっち見んなw
マリコビーム、2週連続で風丘先生の抵抗を破壊。果たして風丘先生に勝ち目はあるのだろうか……

◆そんな風丘先生ですが、どうやら気配の消し方を覚えた模様。日野所長の背後に音もなく忍び寄っていた。日野所長、風丘先生には優しくしておいたほうがいいですよ。夜道に気をつけないといけなくなる。
蒲原青年の肩をバシッと叩いたあと、「またマリコビームにやられた」と亜美ちゃんに囁く風丘先生。「マリコビーム」は正式名称。はい、視聴者の皆さんは復唱して記憶しておくように。
その後、亜美ちゃんがこっそり蒲原青年にマリコビームのリアクションしてんの笑うわw やっぱりかんあみ、あると思います……!(ないです)

◆食物依存性運動誘発アナフィラキシー。早口言葉かな? 噛まずに言えるかな?
今回のサブタイトル『殺人交響曲』には『9係』っぽさあるよなーって思ってたけど、その『9係』にも確かあったよな、このネタ(ちょうどその時も誘発する食品は小麦粉だったと思う)。

◆海東家で海東氏が演奏していたのは『科捜研』サントラパート2にも入っている楽曲。どれかわかるかな?

◆土門さんが現場で聞き込みしてる!
土門さんと亜美ちゃんの並びはまるで親子(実際に他局で親子役である)。
亜美ちゃんと呂太くんさんがすぐに「犯人この人」って言うの、同じ反応すぎて笑う。妙なところのシンクロニシティ。

◆コントラバスの録音作業を眺めるマリコさんと蒲原青年のポーズも感性も一緒。
マリコ「ねえ。この曲、なんか物足りない感じがしない?」
蒲原 「確かに……なんか地味ですね」
マリコ「変な曲ね」
全国のコントラバス奏者を一斉に敵に回す2人。だから君ら、『粋』が足らんとか言われんのよw

◆若干オタ属性が入った野々宮さんの語りを笑顔で受けられるのは、マリコさん自身が(科学)オタクだから説。マリコさんはオタクに優しい美人。そんな二次元にしか存在しないはずの人がここに……!

◆別の人間にひとつずつ犯行の手順を分担させる、本人には罪の意識がないままに。作中ではパート譜になぞらえられてたけど、私は『金田一少年』の某小説を思い出してました。あれは一応故意にやったんだったと記憶してるが。

◆米粉に小麦粉を混ぜた……だと……!?
え、それ大丈夫なの。お店の他のお客さんに健康被害出てない? 大丈夫? 小麦アレルギーって、そこそこメジャーなアレルギーだと思うんですけど。
そこがすっごい気になる。浮気男のお店が風評被害喰らってないか、無駄に心配である。

◆おっ、50代に見えない50の恵キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
温泉バージョンは可愛くていいな。

◆CM明け屋上。
土門 「何か言いたそうな顔してるぞ」
マリコ「うん……」
土門 「どうした? お前らしくない」
マリコ「科学的根拠のない話だから……」
土門 「たまにはいいんじゃないか。言ってみろ」
この時の土門さんの顔に撃ち抜かれた視聴者も多いって噂ですよ。なんですかあの笑顔! 素敵!
で、その「科学的根拠のない推測」に同意を得られたときのマリコさんの顔がめっちゃかわいくてな……あれで胸キュンしない視聴者とかおるんですか?

◆今回は実質倒叙モノ。久々じゃなかろか、このパターン。
で、その倒叙パターンになると(心理的に)燃えだす主人公が我らがマリコさんですよ。
今回の野々宮さんの敗因は、「海東先生の音楽が梨華子さんを殺したんです」とか思わせぶりなことを言ったせいじゃないか説。まさしくトリックの暗示でもあったし、この思わせぶりな台詞のせいで完全にマリコさんの負けず嫌いスイッチが入ったっぽいもんな。逆境のときほど燃える、犯人側からすれば厄介な主人公。

◆提供明けに予告芸を持ってくる完璧な構成。笑ってはいけないマリコさんの指揮。無音だとシュールとかいうレベルじゃないな。絶妙にリズム取れてないのがもう名人芸の域である。
後ろでお茶出ししてる宇佐見さんが覗き込もうとしたりマリコさんを避けたりしてんのも面白いんだけど、そこに来た蒲原青年の、「どうしちゃったんです? マリコさん」って言葉でもう耐えきれなかった。ケツバット不可避。
「どうしたんです?」じゃなくて「どうしちゃったんです?」なところがミソ。完璧にイッちゃった人の扱いじゃないかw
蒲原青年が普段、マリコさんをどう見てるかがよくわかる一言である。その後の若干引きつり気味の表情含めて。普段の行い。
まあ、昔からマジシャンを相手にすればマジック道具を大量に買い込んで「マジックのタネわからんー!」(要約)とかやってる人ですし。根本は変わらないマリコさん。

◆今回のキーになった『エデンブルーのテーマ』『罪と罰』は、『科捜研』の劇伴でもお馴染み川井憲次さんの書き下ろし。しかも『罪と罰』の方は、謎解きに合わせて書き下ろされたってんだから豪華過ぎる話である。
そんな美しいテーマ曲にこっそり(マリコさんに隠れて見えないけど)浸っている亜美ちゃん、対して事件のことしか考えてないマリコさん。
日野 「マリコくん、なんかわかった?」
マリコ「……わかりません(キリッ)
わからないことはわからないとハッキリ言う、その意気やよし。しかしキリッと言うのがマリコさんである。

◆今回、呂太くんさんが「ちなみに、入れ替えた『罪と罰』ってどんな曲なの?」と言い出さなければ、迷宮入りとはいかなくても事件解決は遅れてたかもしれない。ファインプレー。
『罪と罰』を流してる時も嬉しそうに曲に浸る亜美ちゃんがまさしくあざとイエローである。本当に好きなんだなぁ。

◆現場検証に日野所長が来てるの珍しいな、と思ったけど、あれは万が一実験で事故が起きた時に日野所長に責任を取らせるため説。マリコさんあくどい!
とかいう風評被害はともかく、今回のトリックは音の振動を使ったかなりのピタゴラスイッチぶり。何も知らない浮気男たち3人に役割分担しているところも含めて、ひとつでも歯車が噛み合わなければ失敗するものでしたが、この回りくどさは一周回って逆に好きだw
で、TwitterのTLで「旧3の幽霊回と同じ原理?」ってのを見かけたんだけど、肝心のその回のトリックをまるで覚えてない残念な脳の持ち主が私。みやむーが出てて、鶴ちゃんがアレで、『卒業写真』が印象的で、ってのは覚えてるんだけども。あとカーテンの演出が印象的だった。断片的過ぎる記憶だ……ブログに書いてないと、私の記憶なんてこんなもんである。ダメなヤツだ。

◆この話のために書き下ろされた曲に合わせてトリックを解明していく演出の贅沢加減。圧巻の一言である。

◆被害者を殺すことで自らが盲信する才能を潰し、自らの才能もまた失くす。
人が死ぬ以上、事件が解決しても本当の幸せが訪れることは滅多にないんだけども、それでもこんな泥沼の後味悪さはなかなかないな……という話でした。しかもそれが自業自得なのがな。

◆川沿いで屋上の会話のリフレイン……と思いきや、今度は土門さんの同意を得られなかったマリコさん。まあ、楽譜とDNAらせん構造が似てる、だからな。我々一般人の感性からすれば仕方ない。
なんか今期、じゃれ合う2人が多いっすね。どもマリで視聴者釣ろうってか。そうはイカの炭火焼き!

「殺害トリックが回りくどすぎ、直接殺せや」ってのは至極ごもっともなツッコミだと思うんだけども、野々宮さんの口ぶりからするに、たぶん「海東先生の音楽が被害者を殺す」ことこそが彼のこだわりだったんじゃねーかなと思う。海東先生の身代わりで殺意を抱いた(と思ってる)身としては。ついでに言うなら、浮気男たちにその役割を割り振るのもこだわりのひとつ。だからどれだけ回りくどくても、このトリックにこだわったんじゃなかろか。
まあそんな妄想はともかく、「音楽スピーカーの上に火置くなよ! 絶対だぞ!」はマリコさんからのおやくそく。いやマジでマジで。
トリックの「ありえねー!」加減といい、なんか旧っぽくて楽しかったw 面白いというか、楽しかった。1時間が割と早く感じたし、結構好きだ今回w

次回!

マリコひっつき虫。相手は宇佐見さん。どもマリ派の発狂する悲鳴が聞こえた。
でもあれ、ハグっていうかホールドに見えるんですけど……宇佐見さんの居心地悪そうな感じに笑う。なんにせよ次回はうさマリですってよ皆さん!(違)
そこに来ちゃう土門さん。修羅場か。修羅場なのかー!
そんなことはさておき、次回のサブタイは『寄生する女』……寄生虫ってこと?
謎のリケジョの専門分野も虫だっていうし……どうなるんだ、次回!
今期初の戸田山脚本よー! きゃーやったー!

ってなわけで、次回以降も期待! しておりますよ!

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