【科捜研の女 season17】第13話 感想

科捜研の女
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File.13 一番大きなバラ

ゲスト:伊嵜充則、遠藤久美子、横山歩、やべきょうすけ、松本実、山口果林、山本道俊、中村凜太郎、藤枝優希

脚本:岩下悠子
監督:森本浩史


公式の「人気エピソード投票」、あなたはもう済ませましたか?
「なんで関東ローカル再放送のために人気投票をやらにゃならんのだ」と言われたら……それは、テレ朝系列に文句を言ってくれ。
それにしても複数話を選べるのはいいんだけども、全部選べるのはダメじゃね?
ってか、「その他」で選択肢以外を投票できる(しかも長文投稿できる)なら、実質選択肢の意味が無いのでは……わざわざ30話を厳選した意味ってなんなんだ……
しかも、貴重な30の枠で前編・後編を1個ずつ使う無慈悲な采配。前後編は話が繋がってんだから、ひとつに纏めちゃイカンのですか!
確かに通算200話達成はおめでたいことだから、理屈抜きで楽しく騒げればいいのかもしれないが、それにしてももっとこう……あの……








別に人気エピソード投票に合わせたわけじゃなく、時期に合わせただけです。
「チョコをあげたい」ではなく、「一番チョコをもらえそう」なところでギリギリでガチ人気投票を回避できたかなと思っている。ダメか。
なんにせよ、仁義なく争っていただきました。でも私の意図としては、「この中で」よりは「レギュラー陣の中で」の方が伝わったと思う。設問文が悪かった。申し訳。

投票してくださった方、本当にありがとうございました! 総票数は250。

基本的には1つのツイートには1回しか投票できませんが、ツイート1つにつき選択肢が4つしか作れないことにより3つに分割する羽目になったので、別ブロックのツイートにも入れた人がいるかもしれませんが、別にこれはガチ企画じゃないのでそこは全くモーマンタイ。
それよりも、ツイートを連結したせいで、ツイート3つをそのまま貼り付けるのでは結果がわかりづらくなり、わざわざ結果を計算する手間が増えた。元々は足りない話の枕を作るためにやってるはずなのに手間が増えてる。なにこれ泣くわw
そんな愚痴はともかく、仁義なきバレンタイン戦争の結果発表。

1位。呂太くんさん。
これは大躍進と言っていい結果では。正直、予想してなかったw 予想以上に伸びたなぁ、が素直な本音。得票数も結構なぶっちぎり状態でした。
この1年で呂太くんさんファンも増えたということなのかな。人懐っこい、甘いもの好きキャラも「チョコをたくさんもらえそう」に対してプラスに働いたのかもしれない。まだ個人回と呼べる回はありませんが、これからに期待。まだまだ頑張ってください、呂太くんさん。

2位。風丘先生。
風丘先生回の直後+いつもの差し入れ、明るい性格のイメージが強かったのかなと予想。
しかし主人公もその相棒格もイケメンをも抑え、2位に君臨する風丘先生の根強い人気。風丘先生は人気者。風丘先生こそが陰の『科捜研』の女王。
実際作中での扱いも、風丘先生メイン回はメインライターしか書かないぐらいには丁寧だと思う。マリコさんからの扱いだけが雑w 実に酷い話だw

3位。宇佐見さん。
マジか! 普通にぶっちぎりトップだと思ってた。「イケメン爆ぜろ、問答無用で殿堂入りじゃあ!」を唱えるつもりだったのにw
それでもトップ3は確保してる辺りにイケメンの意地を感じる。やはり宇佐見さんは殿堂入りさせるしかないか……
いやぶっちゃけ、アンケート時の宇佐見さんって扱いに困るんだよw 問題をひねらないと、大体の質問でトップ取っちゃう。私の発想力の問題なんだけど、いやホントどうしようw

4位。土門さん。
主人公相棒格の風格。それでも4位。
設問文が「チョコをあげたい」だったらもうちょっと順位上だったかなぁ、と思う。そうなんだよな、「チョコをもらえそう」かと言われると……
でも、イケオジ推しの女性警官とかには密かに人気ありそうだよね、土門さん。「強面だけどカッコいいー!」とか言われちゃったりなんだりで。案外モテるんじゃないのか、土門さん。
ここで「案外」とか言っちゃう辺りが、私が土門さんガチ勢じゃない証。ごめんなさい、お詫びに日野所長のファンになります。

5位。同率でマリコさん藤倉刑事部長。
ある意味では上位3人より驚きの結果。
ここでやっと主人公。連続しますが、「チョコをあげたい」なら結果は変わってたかも。確かに、「もらえそう」だとマリコさんはあまり票を得られないかもなぁ。
ただ、「京都府警科捜研の榊マリコ」は県外にも名前を轟かせる有名人っぽいので、性別問わず認知度は高いだろうし、その分ファンも多い気もする。メイン層は変人。次に犯罪者。ロクなファン層じゃないなw 
いや、真っ当なファンもいると思うんですけど……今までマリコさんに絡んできた人のイメージが悪すぎるのがアカンw
藤倉刑事部長。予想以上の大健闘。今回のダークホース、一番は彼なのでは。
設問が「チョコをあげたい」だった場合、藤倉刑事部長はマリコさんや土門さんとは逆の意味で結果が変わってたかもしれないし、逆に同じくブーストがかかってたかもわからん。S15辺りからのイメージ確変は間違いないしなぁ。一番票が読めないキャラだったのは間違いないですw
そして役得ポジションでもある。藤倉刑事部長個人回、これワンチャンあるのでは(願望)。

7位。佐伯本部長。
だいたいの登場回でポンコツぶりを晒す基本的に捜査面では役立たないコメディリリーフのお手本が他のメンバーを抑え、下位脱出。
いや本当、佐伯本部長がものすごい健闘してて驚きましたw 確かに私も佐伯本部長は好きだけど、「チョコをもらえそう」ってなるとまた話は別じゃん。
なんだ、お歳暮的な意味か……? それとも、あの憎みきれなさがモテる秘訣なのか……? なんにせよ、佐伯本部長は存在感がズルいわw

8位。蒲原青年。
次回土門さんの代わりに奮闘しそうな、これからの将来に期待大の若手イケメン甘党刑事が、オッサンたち(しかもひとりは明らかなコメディリリーフ)に僅差とはいえ負けるという事実。世の中は残酷。こんなのってないよ! あんまりだよ!
蒲原青年はどうしてだろうな、「もらえそう」で考えたら結構伸びそうなのにな……若い女性警官にキャーキャー言われてそうじゃん。で、ホワイトデーのお返しとか結構律儀に悩んでくれそうじゃん。なんでや。本当、世の中ってわからんw

9位。その他。
「その他」ってなんだよ! と言われそうなんですが、ぶっちゃけ選択肢稼ぎと「このキャラが入ってない!」的な不満のガス抜きをするために入れました。
残念ながら私の元にリプも念も飛んでこなかったので詳細はわかりませんが、それだけに各々好きに想像してよろしいかと。

10位。日野所長。
なんでや! 先々週・先週と連続でカッコいいところ見せたばっかりやろ!
と言いたいんだけども、これも「もらえそう」なのがネックなのかな……と。「あげたい」ならきっともっと伸びた。絶対伸びた。私はそう信じてる。

11位。ビリ。まさかの亜美ちゃん。
マジかよ。いや本当、こればっかりは亜美ちゃんにごめんなさいしないとアカン。私の設問が悪かった。ごめん、亜美ちゃん。
亜美ちゃんの場合、なんだかんだ言いつつ周囲にチョコ配ってる図は想像できなくもないが、確かにもらってる画は……
でもガチの人気投票やったら、亜美ちゃんって上位いきそうだと思うんだよな。ツッコミがキレキレなところが大好き。あと芯が強いところも。

なんだかんだ言いつつ、密かに懸念してた「0票キャラ」がいなかった奇跡。いや、必然なのか。
そこらへん、皆さん優しいし、このアンケートがガチじゃないということを理解してくださっているようで、本当にありがたいです。いつもありがとうございます。


前置きが長くなったし確かに手間もあったが、私が楽しかったのでよし。
最後に念のため言っておきますが、この結果はあくまで私が訊けた範囲内によるもので、信頼性はありません。ガチでもありません。この結果を鵜呑みにしないでください。どうぞよろしく。

はい、ここからが本題! 今回!





◆実は今回放送日の昼間、ヤフーのトレンドワードに今回のラテ欄が入っていたらしい。
まあ、「バラ」に「隕石」に「沢口靖子」となれば、みんな連想するのはひとつしかないもんな……ビオランテ禁止。


◆そんな今回、被害者の手(いや、足)により冒頭で貴重なバラの花束が犠牲に。
クズだ!!!!!


◆今回のキーマン・昴くんは先週の『カクホの女』にも出ていた。犯行現場から逃走する犯人を目撃してしまい、父親を殺されてしまい、挙句の果て自らも殺されかける不運の少年役だった。
その翔太くんと今回の昴くん、全く演技が違うのがすごい。『カクホの女』の翔太くんは生意気で強がりな子だったけど、『科捜研』の昴くんはとにかく素直で真っ白。横山歩くん。プロか……
個人的には子役って男の子より女の子の方が演技上手い気がしてたんだが、この子はなんかもう別格だな。すげぇわ……


◆仏壇に供えられたバラが、そのまま被害者の血痕にフェードしていくの、なんか面白かったです。
ここだけじゃなく、今回は何かと演出も面白かった。わくわく。


◆風丘「強烈な殺意を感じる」
とりあえず、この台詞はあとで使うつもりなので覚えておいてください。


◆犯行日は2017年12月14日。つまり、『科捜研』ワールドはまだクリスマスすら迎えていない。
ここの人たちが2018年を迎えられるのはいつになるだろうな……それもこれも、正月SPがなかったせいなのでは……(違います)


◆昴くんと話す時に、視線を合わせるためにきちんとしゃがむ蒲原青年はイケメンジェントルメン。前もあったね、こういうこと。こういうことが自然とできる人こそが真のイケメン。
こんないいヤツが、なんで「チョコがもらえそう」の数で佐伯本部長に負けるねん。世の中絶対おかしいって!


◆呂太「天国のお父さんが、自転車に乗って助けに来てくれた! オートバイの方がヒーローっぽいけど!
東映特撮出身者、しかも人気の高いシリーズの主人公経験者にこれを言わせるメタ。でも「オートバイ」限定なの? 『ドライブ』disか?(違う)
日野「ヒーローじゃなくて、被疑者だからな」
日野所長の冷めたツッコミ好き。今回の日野所長、テンションの高低はあれど結構ノリがよかったよね。ちょっと雰囲気が昔っぽかった。


◆また出た「エルドビア」。もう困ったときのエルドビアだなw
でも今回は犯罪がエルドビアに直接絡んでいないだけマシ……なのだろうか。
エルドビアには「アランダ」という村がある。どんどんムダ知識が増えていく……


◆サブタイにもなった『一番大きなバラ』
昴くんのお父さんは「世界で一番大きなバラ」と言っていたけど、この「世界」はそのままの意味じゃなくて、自分が今知覚している目の前、生きてきて感じてきた中で、って意味なのかなぁ……
と感じる今回の種明かしでした。きっと「大きな」は、それが宇宙にあるからではなくて、それを見た時のドキドキ、ワクワクのことなんだよね。
ってことで、今期のサブタイ大賞に今回が見事ノミネート。やっぱり私は岩下脚本贔屓。スマンw


◆マリコ「所長、死んでください」
正直、今回の犯人よりもここのマリコさんの方が、よっぽど「強烈な殺意を感じ」たのだけどw
犯人の動きのシミュレーション検証をしながらのこの台詞、とても主人公のものとは思えない。言語出力に深刻なエラーが生じている、つまりこの時のマリコさんは科学バカモード。後ろで若者組がガチでドン引きしてんのが大草原。逆にひとりだけ冷静に状況を見つめている宇佐見さん、すごいなw
日野 「……へっ?」
マリコ「状況を再現したいので、そこに」
日野 「……ああー、被害者の役ね。でも、僕じゃなくても……」
マリコ「犯人は稲葉さんを、背後から一撃。グサッ!」
日野 「ううっ……(眼鏡を外してから)うわあ……ああ~、うわあ~! あqwせdrftgyふじkぉ」
亜美 「演技いりませんよー、即死ですから」
日野 「……やって損したよ」
「グサッ!」と効果音をわざわざ入れるマリコさんにまず笑い、その声の通りの良さにもっと笑い、なんだかんだ言いつつ乗ってくれる日野所長の熱演にツボを突かれ、亜美ちゃんの冷めたツッコミにトドメを刺された。
劇団『科捜研』。ここらへん、「新」がついた頃の『科捜研』っぽくて懐かしい感じ。
それにしても、「使命感が人を殺すかも」=マリコさんが誰かを……? の締めをやった先週の次がコレ。
ここで擬似的に日野所長がマリコさんに殺されたのだから、200回記念SPで被害に遭うのは日野所長ではないのでは?(希望的観測)


◆風丘「いたいた! 蒲原刑事」
科捜研が主役のドラマでこれ言うのも不毛だと思うが、それにしても蒲原青年を探すのに科捜研に来て「いたいた」だからな。普段、どれだけ蒲原青年がこの科捜研に入り浸っているかがよくわかる一言。キミ、そういうとこやぞ。
風丘「あ、そうそう! 捜査の依頼人が下に来てる。超かわいい子!」
その台詞に、みんなの視線を集めてスーツを直す蒲原青年。照れてんじゃねぇw


【朗報】蒲原青年、少年に「刑事のお兄ちゃん」と呼んでもらえる
子どもと仲良く出来る蒲原青年、か……イケメンか……イケメンは得だな……
でもたぶん、こうやって昴くんと笑顔で仲良く出来てるのも、サッカーを一緒にしてあげられるようになってるのも、この科捜研に入り浸っているからこそという感じもある。悪いことばかりではなさそうだ。いや、悪いことがあるのかどうかも知らんけどw
バスに乗ってひとりでやってきた昴くんを褒めたり、ママに内緒で来たことは咎めたり、風丘先生と子どもの相性も抜群。今回の風丘先生、無茶振りされてなくてよかった……


◆昴くんのパパ、字もかわいいし絵も上手い。かわいい。
文章の内容といい、誕生日ごとに手紙が届くようにしたことといい、「一番大きなバラ」といい、ロマンチストだな……
今回は、その「ロマンチック」全振り話ですから。こうやってもう開き直ったが如く「ロマンチック」を押し出してくる話、好きだー!


◆今回はロマンチック全開話なので、科捜研メンバーもいつになくロマンチスト揃い。
マリコ「まずはこれ。滝沢さんが書き残したこれらの手紙の中に、隕石を譲った相手のヒントがあるかもしれない」
日野 「だとしても。これを読むのは気が進まないな……これは、滝沢さんが昴くんのために書いた手紙だよ。それを、昴くんよりも先に僕たちが読んじゃうっていうのは……」
宇佐見「……確かに、気が引けますね」
呂太 「亡くなった人に申し訳ない感じ……」
マリコ「………………(手紙の入った箱をいじくり回す)」
亜美 「今にも読んじゃいそうな人物が約1名」
亜美ちゃんのキレキレツッコミスキルはマリコさんに対しても向けられるから好き。
いつもだったら「(いくら被害者がクズでも)人が死んでねんで! これは事件捜査や!」っつーて強行突破されそうな状況であるが、今回この箱は開けられずに守られた、ってのがもうロマンチックのカタマリだよなぁ。
日野 「まず先に、別の疑問のほうから片付けようか」
マリコ「別の疑問?」
日野 「もう……僕に遺体の役、やらせたじゃない!」(刺すリアクション)
マリコ「うっ! ……犯人の犯行直後の不審な動き!
マリコさん、こういうところが案外単純。要するに事件の真相がわかればいいので、目的を達成するための興味の対象を他に移せばこうやって守ることも出来る。日野所長、ナイスプレー。
今回、日野所長もノリがよかったがマリコさんも負けず劣らずノリよかったよね。ここで「うっ!」と受けたのはアドリブだろうか。
あんまり目立たんけど、マリコさんと日野所長の掛け合いもさすが長い付き合いだけあって面白い。ぽろぽろ聞く話だと、結構アドリブもあるっていうしなぁ。覚えてるのは、「け・つ・あ・つ♡」とかはアドリブなんだっけ?
個人的に(アドリブかは知らんが)好きなのは、ホワイトボードと自分たちでぐるぐる回ってたアレとか。


日野所長が死んだ(二度目)。
日野 「……ねぇ。遺体の役って必要なの?」
マリコ「犯行後、犯人は遺体のそばを一回り……」
呂太 「えへへ、完全無視!」
決して若いとはいえない日野所長を真冬の石畳の上に寝転ばせるという鬼畜がマリコさん。主人公の行いとは思えないw でもそのおかげでヒントを得るんだからわからない。
そして相変わらず煽りスキルが高い呂太くんさん。やめてやれよw
それにしても今期は日野所長の赤ジャンパー着用率が高い気がする。いや、厳密に計ったことないんでわからないですけど、なんとなく。所長ポジはあんまり臨場しないからなぁ……


◆呂太「プラネタリウムソフトの出番!」
今時はなんでもあるな。
ってなわけで、よくわかる冬の星座講座のコーナーです。これは教育番組ではなく、『科捜研』です。
タブレット上で見せるのではなく、まるで本当にあの4人が星空を眺めているかのような演出、面白かったなー。呂太くんさんが手で星空を動かしたりw


◆一番大きなバラ=バラ星雲。
三島 「『彗星のほうが会いに来てくれた』……あとになって滝沢くん、そんな風に言ってたっけね……」
やっぱり滝沢さんはロマンチストやな。
三島 「彗星ってね、通り過ぎたあとに、自分のかけらを残していくんですよ。たくさんの星屑をね」
マリコ「その軌道上に地球の公転が差し掛かると、星屑は大気に突入して燃え上がり、流れ星が出現する」
ペルセウス座流星群。ダイアモンドから夢を放つんですか?
私は歌唱力もダンスのキレも抜群だった島谷ひとみをろくに売り出せなかったレコード会社を許しません! 絶対に!
話が違う。
流れ星に昴。そして今回はいわば人たちの繋がり、「絆」が深く関係した事件。これもう、実質『流星のロックマン』だよ! キズナ理論だ! 昴くんだ! ウォーロック!
話が違う。


◆三島「この世を去ったあとにも、たくさんの星屑を残していった。この私も、滝沢くんが残した星屑のひとつ」
今回において、滝沢さんは「無償の愛」の象徴。自分が死んだ後も家族を頼む、という頼みを何人にもしていること、そしてそれを受け取った人物が複数人いることから、生前から人格者だったことが伺えます。
そして、その愛を受け取った人たちは三島さんの言うとおりの「星屑」。愛を受け渡す存在。
遺された昴くんたちは、その愛に囲まれて、守られて生きてきて、生きていて、生きていくんですね。
ここまでロマンチックさを全開にすると、全体的に台詞がポエムであろうが許せてしまうし、むしろそうでなきゃ嘘だろぐらいに思えてしまうw そうだよ、ポエム言うならこれぐらい開き直ってくれよ!
全然関係ない愚痴になりますけど、今期10話の締めのポエムに納得いかなかったのがまさしくこの点で、そこまでは「メイクによって変われる自分」「何者にでもなれる中での本当の自分」みたいなテーマがあったような気がしてたのに、いきなり「死して尚、人は誰かの心に何かを遺す」(要約)とマリコさんがポエム言い出して「はぁ?」と。そこまでの話と締めが全然繋がってねーじゃん!
もっと言うなら、えり子さんに「あなた(マリコさん)みたいな人、嫌い」とまで言わせたなら、えり子さんなりマリコさんなりの心情に何らかの変化があって然るべきなのに、双方の会話が噛み合うことなく事件解決にいっちゃってなんとなく「イイハナシダッタネー」で締められたのが本当に納得いかん。未だに納得いってない。
はい、愚痴終わり。関係ない。


◆呂太くんさん、ひとりで現場を再度調べていた。
これはマリコさんの指示なのか、それとも自主的なのか……
なんにせよお手柄。ナイスプレー。


「冬の大三角の間に咲くバラ」に絆される不良少年かわいすぎか。
そして成長してもヤクザだった彼にも「星屑」を託す滝沢さん。別け隔てがない。そういうところだったんだろうなぁ、彼の「星屑」が様々な人の心に遺った理由は。
宗方 「言っただろ? ものを覚えるのが苦手でね。稲葉を殺したのは俺だよ。だが、滝沢なんていうヤツのことは忘れた」
土門 「それなら、殺害の動機はなんだ?」
宗方 「稲葉の態度がむかついた。それだけだ」
マリコ「では、隕石を握りしめていたのは何故ですか?」
「知らない」んじゃないんだよな、「忘れた」なんだよな。嘘をついてでも、滝沢さんの存在を否定しきれてないところがもう……もう……!
マリコ「目には見えないけれど、確かにそこには存在している。一番大きなバラを見つめた」
見えるけど、見えないもの。それは「一番大きなバラ」であり、友情。『遊戯王』かな?
それはともかく、隕石を握りしめていたことが結果的に犯人の思いをもあぶり出してしまう、というのがな、よくてな……隕石は、地上に残った星屑。そして滝沢さんもまた、地上にたくさんの星屑を遺した。アランダ隕石は、滝沢さんそのものと言っていい。
それを犯行前にお守りのように握りしめていた、そしてその隕石の行方を辿ることで犯人に辿り着く、というおとぎ話。
確かにクズとはいえ人は死んでるんだけど、こういうところ、本当におとぎ話みたいだよなぁ。


◆昴くんに帰って来るパパの星屑。
そして「隕石を分捕った悪者」として宗方さんを、手錠を隠すことなく昴くんの前に突き出す土門さん。そういうところが、酷いけど優しい。今回の土門さんは人情派刑事。
だってたとえ「隕石を分捕った悪者」だとしても、彼は昴くんに見えたのだから。それまでは「昴くんには見えなくても、ずっと見守っていてくれるとっても優しい星」だったけれど、昴くんの前に立ち、空を見上げる昴くんの中にかつての滝沢さんを見つけられたんだから。


◆最後のマリコさん、土門さん、昴くんの親子のような手つなぎラストシーンは、岩下さんの提案したシーンらしい。このシーンにきゅんときたあなたは、岩下さんに「ありがとう」を言わねばなりませんよ。ありがとう!
ってか、こういうのは演出の裁量かと思ってたが、脚本の人も結構演出面に口を出せるのな。先週の「白骨模型とマリコさん」のシーンも、ボツになったとはいえ「脳みそヘルメット被ったマリコさん」というアイディアが脚本の櫻井さんから出たらしいし。
ドラマや現場にもよるんだろうけど、面白いなぁ、こういうの。



ここまでロマンチック全開の話に、何かケチつけるのも野暮。
「星屑」という愛を全力でこの世に遺していった話だもの、私だって全力で叫ぶよ。大好きだぁー!


次回!

しみじみじんわりと染みるようなラストをぶっ飛ばす、いや切り捨てるマリコ侍
かつてここまで、「アホか」という言葉が褒め言葉としてと本気でとが混ざり合う、せめぎ合う状況がない。正直、インパクトは昨年の「マリコ姫」を抜いたかもしれん。現時点で個人的予告アイキャッチのトップ。
そんな次回は、その「マリコ姫」を撮った小川監督です。トンチキな演出だから田崎監督だと思ったのに!(失礼)
っていうか、マリコさん以外もコスプレしてる! 日野所長と呂太くんさんが案外決まっているが、意外にちょっと似合ってないのが宇佐見さん。なんでだ。
だがしかし何より、町娘姿の亜美ちゃんの破壊力的かわいさ。これだけで次回は100点満点確定です!!!!!

やばい。次回のあらすじの話を全然してない。

次回は土門さんが出張にいきます。そんな時期ですか……
破ると死ぬ、「局中法度」が鍵の連続殺人!
土門さんはいないけど、「かんば」れ蒲原青年!
「見立て」「連続殺人」とくれば、そりゃあミステリ好きの戸田山さん回ですよ。楽しみだ!


ってなわけで、次回以降も期待! しておりますよ!

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