【科捜研の女 season17】第17話 感想

科捜研の女
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File.17 200の鑑定

ゲスト:戸田菜穂、宮地雅子、升毅、深水元基、松下恵、足立梨花、宇野嘉高、山中正樹、濱口秀二、城土井大智、白井哲也、渥美翔平、安永稔、奥深山新、吉村泉

脚本:櫻井武晴
監督:森本浩史


本日通算200回が放送! 「科捜研の女」の“遊び心”についてプロデューサーを直撃!

前回触れた『ザ・テレビジョン』を買い損ねた人もそうでない人も必読の、Pのコメント。アレよりだいぶコメント内容が詳しいです。
エルドビアの扱いワロタ。絶対行きたくないw
SNSでのバズりがラテ欄タイトルや予告アイキャッチに影響を与えていたり、本編以外にも現代化の波は押し寄せているんだなぁ。
「ドモマリ」以外にも「カザマリ」(風マリ)も認知されてる。やだ怖い、やめてくれろw
やっぱり今時は作る人も、視聴者のネット上の感想を隅々まで見たりするんだね。だってこんなの、ネット上の限られたところでしか使わない略称じゃないすか。
もしかしたら、ここみたいなネット辺境の地も見られてたりするのか。怖ぇわw


『科捜研の女』200回、「どもマリ」の関係性に萌え

沢口靖子&内藤剛志、『科捜研の女』は“友達以上恋人未満”だからこその信頼関係

前回の『ザ・テレビジョン』のミニインタビューで「内藤さんはドモマリについてファンの間でなんと言われてるのか認識してるのに、わざとハシゴ外してくるようなこと言ってんのが好きw」と書いたら、こっちではストレートに「ざまあみろ」とか言っててめっちゃ笑ったw そうだよ、そういうところが好きなんですw
普通、冗談でもあまり視聴者に対して「ざまあみろ」って言葉は出てこないと思うんですけど、それでも敢えてその言葉を選択してくる、選択できるところが大好きです。
ここまで徹底して「この二人はくっつかないから!」と意識してくださってるなら、引き算の効果が凄まじいんだろうな……と思う。そして制作側は「じゃあこれぐらいならイケるか!?」と乗っていく。そんな良好な関係の上、我々視聴者はドモマリを堪能できているわけですね。感謝せなアカンで。そしてあまりはしゃぎすぎるのも自重したいと思いましたw


沢口靖子&内藤剛志『科捜研』恋愛に発展しない関係は「無意識に」

たぶん上と同じインタビューを別角度から切り取ったバージョン。主演のお二人の休日(ドラマ撮影オフ)へのスタンスの違いが面白い。土門さんの反作用w


(撮影5分前)腕を振るい迫力映像に テレビ朝日・藤崎絵三

今回の火災シーン・セットについての話。
照明スタッフさんの辣腕により、起きてない火災が起きたかのように見えて、危うく他番組スタッフに実際に通報されかかる。やべぇw
もちろん、美術スタッフさんも超頑張ったんだぜ! という裏話。200点以上の残渣もひとつずつバーナーで手作り。頭が下がる。
セットや火災シーンを隅々まで見ていくのも楽しいかもですね。普段、あまりちゃんと見られてなくてすみませんという気持ちになってきた……そうやで。美術の隅々まで見てこそのドラマやで。
わずか数分、台詞なしで流れていく鑑定シーンだって『科捜研』におけるアクションシーンで、とても力を入れているところなんだ。きちんと襟を正して、正座して見なアカンのやで。それでも茶化すのが私ぃ! ごめんなさい。





今週(というかもはや先週)のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!

「マリコビーム」トップ。やはり強かった。しかも半数以上の断トツ。(主に)風丘先生、泣いていいんだよ……「目からビーム出てるよね」は本当に『科捜研』、っつーかマリコさんの印象をだいぶ決めちゃったなと思うw
「正論マシンガン」が2位。私自身はマリコさんが常にそこまで「正論」をマシンガンのように並べ立ててるとは思わんのだけど、でも口に出してみたい台詞ナンバーワンなのは間違いない。なんかこう、語感がいいよね。
「スマトラ女」。アンケートを行ったときの最新話の登場ながら、結構頑張ったのでは。
亜美ちゃんにすら真面目に窘められた「岩っぽい」が最下位。当然だよね!(キュウべぇのノリで)
それでも、とりあえず票は入ってる辺りが「マリコさん、そういうとこやぞ」って。(メンタルが)岩っぽい。


ってなわけで、200回記念! いってみよう!





冒頭だから関係ない嘆き。
200回記念SP、録画できてなかった……
マジかいな。よりによってこの回を? 嘘でしょ?
今回は配信を見ながらの感想。泣くわ。



正直に打ち明けると今回の話、思ってた話とかなり違ってました。
というか、「『働きすぎ問題』はあくまで京都府警内で閉じるようにしたんだな……」っつーか。
いやだって、『科捜研』における『働きすぎ問題』の被害者って、別に京都府警内(科捜研内)だけじゃなくて、外部である洛北医大の風丘先生も巻き込んでるのも十分に問題じゃないかって思うんです。っていうか、なんだかんだそっちの方がタチ悪いとすら私は思ってる。
が、今回は冒頭に少し出ただけで、風丘先生はフェードアウト。いつもならこんなピンチ時だと、かなりの確率で無茶ぶりに巻き込まれがちなのに。
これは、「ああ、話を1時間に収めるために、意図的に今回の話から外されたんだな」と思いました。あと、「今回の話のテーマからは逸れるから(言い方は悪いけど)邪魔だった」と。役者さんの都合とかは知らんです。
同じ組織である日野所長が(押し切られる形とか己の使命感故に)無理をするのと、あくまで善意の外部協力者でしかない風丘先生が(同じく押し切られる形や己の使命感故に)無理をするのとでは、だいぶ意味合いが違うよね、ってのは本当にずっと思っているんです。
だって風丘先生が所属してるのは京都府警じゃなくて洛北医大だからね。もし万が一風丘先生が倒れたら、迷惑を被るのも実質的な責任を取らなきゃいけないのも、洛北医大側ですよ。
今回の話は芝監察官の聴取による回想という形を取ることで、意図的にそこが避けられてて、京都府警内のみで話が収まるようになってたのが想像とかなり違っていた、というお話です。
まあ、仮に風丘先生を巻き込んだとして、風丘先生に倒れられたらそれこそ本気で泣くし(日野所長が倒れて泣かなかったわけじゃないです)、「京都府警と洛北医大の対立、軋轢」みたいな構造にして面白いか、って言われたら違うだろうな……ともわかるので。
つまり要するにコレ、長すぎるイチャモンだな。お前が期待した方向が見当はずれだったんだよ! っていう。でもこの思いも供養させてください。供養したらもう黙るから。


それはそれとして、今回のお話は面白かったです。
沢口さんが感心したという火災トリック(?)も予想より怖くて「本当にいつか似た事故起こりそう」で面白かったし、何より日野所長が終盤に語る言葉ですよね。

「きっと、順番を間違えたんだ。……『合わない人と働く』。『合わないやり方で働く』。『長い時間働く』。一番ストレスになるのは、どれだと思う?」

「僕はね、一番ストレスになるのは人間関係。二番目が業務内容。三番目が労働時間だと思ってる。だから、まずは人間関係をしっかり作らないと。僕ら科捜研は、これはできてると思う。これができたら、今度は業務内容を少しづつ変える。このときに大事なのは、働かないとストレスになっちゃうマリコくんのような人の扱い。その扱いは、僕がする。君の上司だからね。それができたら、やっと労働時間に手をつけるんだ。この順番を間違えると、働く時間は短くなっても、その分、人間関係や業務内容がシビアになって、心や体を壊しちゃう」

「それだけじゃなく、警察の場合、民間人にも被害を与えちゃう。だからこそ、大事なのは、この3つをごちゃごちゃにした人や、急に変えようとする人を、絶対に入れないこと


大事なのは、これは「京都府警科捜研の日野所長が考えて出した結論」であって、絶対的な解答じゃないよ、ってところですよね。
確かに多くの賛同を得られる台詞だろうし、思い当たるところがある人がたくさんいる台詞だと思う。
でも大事なのは、この台詞をきっかけに、「じゃあ、自分の場合は?」と振り返ること。「じゃあ、今の自分に何が出来る?」と考え続けること。
今回の日野所長と八田警務部長の違いはそこで、「きちんと周りを見渡した上で考えたか、決断したか」、この一点だと思うんです。
全ての職場にこれが当てはまるかと言われたら違うんじゃないかな。同僚との信頼関係がいらない職場もあるかもしれない。それなのに、内容や作業時間が過酷でそれこそがキツいところも、あるかもしれない。
もしもそれが改善できるならば、しようと思うならば、どうすればいいか。ただ「考える・対処する」ではダメで、「考え続ける、対処し続ける」ことが大事。
それを表すかのように、今回の八田警務部長の出した新服務規程は杓子定規で、それを出したきり、現場の声を聞くことはなかった。
日野所長は現場で実際に見聞きし体験した中で、これこそが最善だと思う方法を取っていっている最中。
ずっと同じメンバーで構成される職場なんてありえないし、ずっと同じ業務内容で続けられるところだって少ないかもしれない。
刻々と変化していく中で、どれだけきちんと周りを見渡せるか。どれだけその場に合った結論を考えようとすることができるか。それを続けていけるか。
大きな決断も時には必要だけど、日常を変えるのは日々の積み重ね、小さな決断だったりしますよね。ミクロはマクロを変えうるかもしれない。

この話で一番誠実だなぁと思ったのは、八田警務部長の働き方改革も、「本人はまだ諦めていない」という形で完全否定はされていないことじゃないかなぁ、と思うんです。
時には、大鉈を振るうことが必要な場合だってあると思う。そのときに力を振るえる立場の人だって重要なんです。

思考も行動も、終わりはない。
立ち止まったらそこでお前は死ぬぞ! 周りの誰かも死ぬかもしれんぞ!

……と、そんな話だと受け取りました。
なんかだいぶ趣旨が違う気がするw
なんだろね、元々私が櫻井さんの脚本回だと「思考停止すればその瞬間にお前は死ぬ」みたいな世界観だと思ってるからかな、と。改めて言葉にすると、すっげぇ殺伐としてんなそれw 私だったら何回死んでも死に足りないですわw

何にせよこの話を「ずっしり重くて、どぎつくて、温かいラブレター」と表現する東映って怖いな……w という公式への感想。
だってこれ、「ラブレター」っつーかもはや「果たし状」だろ。製作者がぶん殴りに来てんじゃん! 視聴者のメンタルぶん殴りに来てんじゃん!
それでもそれを、「よぉし! ならばやらいでか! 受けて立つ!」と受け止めるのが我々視聴者の役割なのかな、と。


そんな個々人による受け取り方はともかく、200回記念というおめでたい回にこれだけ重いイレギュラー回をもってきても『科捜研』たらしめる制作陣がすごい。
どんな話であろうとも、どんな状況であろうとも「『科捜研』はやれますよ?」という、長寿シリーズならではの余裕と、飽くなき追求心を感じる。
いやなんかもう……圧倒された、ってのが一番正しい45分間でした。リアタイで見終わった後、しばらく上手く頭の中で話が処理できなかったもんな。



はい、堅苦しい真面目話は終わり! 当社比で真面目な話をしたから疲れた!
ここからはいつもどおりの小ネタなどなど拾い。っつーても話がドシリアスなので、拾えるところもそれなりなんだけど。



◆今回はS13クルシミマスSP以来の登場、芝監察官の聴取に沿った回想で事件が語られる形式。事件全てが終わった状態で回想形式で語られる、っつー進行もまたイレギュラー。
冒頭に芝監察官からマリコさんへの「私は、あなた方が犯罪者だと思っています」というショッキングな台詞を持ってくるために話の順番的なトップバッターはマリコさんだったけど、実際の聴取の順番が気になる。
そりゃあ、何回か小分けに呼び出された人もいるんだろうけど、でも少なくとも映像になってる順番そのままじゃないよね。聴取内容を整理したらわかるんかな。
たぶん、話の流れを追っていくと実はマリコさんの聴取が最後だったという感じはするんだけど。
こういう、話の内容を論理的に整理するとかが苦手なので、出来る方、お願いします。


◆200回記念だから、今回被害に遭ったラーメン店も「1日限定200食」。
つまり今回が200回記念じゃなかったら、この店は火災を回避できた……?(そういうことじゃない)


◆アイコンタクトで分かり合う風マリ。S10の頃なんかは、「今の(マリコさんと土門さんの)アイコンタクト、何?」って言ってた風丘先生がコレですもんな。
マリコアイと的確にやり取りができる風丘先生も、実はビーム使いなんじゃね? 風丘ビーム。
……なんだろう、「マリコビーム」よりは弱そうな響き……いや、なんでもない。


◆蒲原刑事が「事件性はないんか」(要約)と疑ったことも、今回の事件があの結末に至った一因のひとつなのは間違いない。
「あらゆる可能性を考えてるだけです」と言いつつ、実際の蒲原刑事は「事件性」に執着してしまった、というこれもひとつの「思考停止」の弊害。でも今回は、引き継ぎ・連携が上手く行かなかったのが大きな一因。
ただ、このなんでも起きるしなんでも解決しなきゃならん修羅の都で事件性を疑わない方がどうかしてるので、今回がたまたまイレギュラーだったというだけ説。それにぶち当たっちゃった蒲原刑事はなんというか、その、不運だったなぁと。
でも不運とごめんなさいで済んだら警察いらないんですけどね。それに今期だけでも、「事件かと思いきや違った」回は複数回あったし(8話と12話)。そうやってなんとか真実に辿り着いたのがその2つで、今回は真実に辿り着いても最悪の形になってしまった話。
ホント、この修羅の都では何が起きても不思議じゃない。そのうち、千年の怨霊が云々とか言い出すかもわからんぞ。


◆日野所長が死にかけた。ガチで。
と書くとめっちゃ軽いけど、「虚血性心疾患」ってシャレにならん。貧血程度じゃダメだったのかー!(ダメです)
皆の目の前で、お医者さんである風丘先生がいる状況下でよかったという見方もある。下手したら鑑定中に誰にも気づかれずぶっ倒れてて数時間放置、という可能性もあったわけだし……
ちなみに日野所長がよろけてた回想は12話。


◆日野所長、LINE(っぽいもの)が使える。ということはスマホ使い。マジか!
そしてアイコンは自分の顔。かわいい……
内容がこれじゃなかったら、素直に「スマホをポチポチして奥さんにメッセージ送ってる自撮りアイコンの日野所長かわいい」で済んだんですけどね……話がそれを許してくれない……鬼か!


◆マリコ「私のせいです! 私がいつも、所長に無理を言って……!」
「所長、死んでください」とかな。真冬の冷たい石畳の上に寝転がせたりな。
それはともかく、それに対する恵津子さんの返答が、優しいけど厳しい。
恵津子「あなたがたを責めてるんじゃないんです。主人もきっと、好きでしていた仕事でしょう」
はっきりと責められるより、こうやって「仕方ないことだったんだ」と諦めの混じった言葉の方が心に刺さることって、あるよね。恵津子さんがそれを意図してやってたとは思ってないけど、ここは本当、見ていて辛いシーンだったなぁ。こんな台詞を言うしかない恵津子さんも、それを受け止めるしかないマリコさんも。


◆科警研から来てくれた所長の代理(?)の人に思い切り人見知りしている呂太くんさん。蒲原刑事が来て、なんだか安心してたものな。これも「信頼関係が大事」のひとつ、ってことだろうか。
蒲原刑事も呂太くんさんには普通に捜査結果を報告している。なんだか頼れる兄貴分みたいだ。いや、蒲原刑事が頼りないとかじゃなくて、なんかマジの兄貴みたい。手のかかる弟をほっとけないお兄ちゃん。


◆S17にして日野所長の奥さんは初登場なのに、この馴染みぶり。さすが日野所長、もとい斉藤さん直々のご指名だけある。
恵津子さん。中学校教師らしいけど、担当教科はなんだろ。理科系……だったら面白いけど、なんか国語とか社会系な気もする。
なんだろ、日野所長とは違うタイプだからこそ長年単身赴任でも上手く行ってるんだろうな、って感じがすごく滲み出ているお二人でした。恵津子さんと日野所長の会話、ズルいよなぁ色々w 日野所長から恵津子さんへの呼びかけ、「えっちゃん」だもんな。かわいい。
恵津子「後悔してた。新幹線の中で。『なんでもっと早く京都に来なかったんだろう?』って……(中略)互いに仕事がある、娘がまだ小さかった。色んな理由をつけて、ずーっと離れ離れ。それが当たり前だった。でも、娘はとっくに社会人。私たちも遅かれ早かれ定年。とうとう、夫婦ふたりだけ。そんなときになって、どっちか片方がいない……それだけは、嫌! ……そんなの、当たり前じゃない。私……絶対、嫌だから」
これを図らずも立ち聞きしてしまったマリコさんも辛い。もちろんここは恵津子さんの辛い心境を吐き出すシーンなんだが、両親大好きのマリコさんにとってはこれ、身近な「自分の両親に当てはめたら」とか考えちゃうんじゃなかろか。
それはともかく、恵津子さんが京都に来るべきかどうかの決断はともかく、日野所長は少なくとも食生活含め生活習慣を大幅に改善しなきゃいけないので、そばに誰かがいた方がいいのはその通りだと思う。
もう面倒だから、あの科捜研のみんなで共同生活したらいい。で、マリコさんひとりだけ突出して家事ができないことが露呈する。結局は宇佐見さんに頼り切る面々しか浮かばなかった……ので、やっぱりいいです。


◆いくら犯人じゃねぇ(そもそも事件ですら無い)っつっても、人が死んでる状況下で「タレはあるし、火災保険出るから仮店舗でも平気だね!」(要約)と言える南条さんたちのメンタルすげぇな。悪い意味で。それはいくらなんでも口には出すなよ。思うなとは言わんから。
犯人だと思わせるミスリードなんだとは思うけどさ、でもこれはさすがに……どうなの。


◆土門さんがマリコさんの研究室に来てマリコさんと相談してるの、久々じゃないっすか?
マリコ「それがどうしたの?」
土門 「んー? ……わからん。たぶん、俺の考えすぎだ」
マリコ「ちょっと、何よそれ……」
土門 「うるさいなぁ……刑事の勘ってのはこういうもんなんだよ」
マリコ「……はいはい。じゃあ、ご遺体の皮膚の鑑定をするから、考え過ぎの刑事さんは出てってください」
こんな軽い調子のやり取りも久々じゃないっすか? なんか懐かしい。
結果的には土門さんの勘が当たってたけども、これ行動自体を見たら土門さん、「何油売っとんねん」ですからね。放火(失火)事件なのに油売るなよ、みたいな。誰も上手くない。


◆恵津子「でも私は……主人が弱いから倒れたとは、思われたくないんです。主人の尊厳を守れるのは、私だけですから」
公災を申請するから、恵津子さんは中学教師だったんかな。ってことは、恵津子さんは公立の教師なんだろか。いや、恵津子さんだったら、日野所長のために色々と手を尽くしてこの答えに辿り着くだろうから、そこはあんまり関係ないのかな。


◆藤倉刑事部長が芝監察官の聴取を受けてるぅー!
そういやクルシミマスSPのときはまだ鑑識課長だったし、ギリギリですれ違いみたいな感じだったか。
事前にきちんと資料を用意し、芝監察官相手にもちゃんと応対できてるところが好きぃ! そういうところが本当、藤倉刑事部長好きぃ!


◆これ、あくまで「京都府警やっちまったな問題」なのに巻き込まれる民間科捜研と滋賀県警さん、二条院大の方々が可哀想じゃね? と思っちゃう今回。
他県や民間の常識なんか、この修羅の都で通用するわけがない。いきなり修羅に放り込まれた外部の人たちが可哀想だよ……


◆休み明けで早く来た、という蒲原刑事への返答が「じゃあ、お茶でも淹れましょうか」って微妙に会話成り立ってなくね? 宇佐見さん、なんでもいいからただ朝の一杯を淹れたかっただけ説。お茶マニア。
亜美ちゃんだけは時間を計算して帰ることで新服務規程を回避し、代休を阻止。
じゃあもう、その計算方法で出勤表を出せるエクセルマクロでも作ってもらえばいいんじゃね……?(禁句)
しかし、亜美ちゃんはどうしてそこまで頑なに代休を拒んだのか。唯一ずっと事件に携わっていたから、亜美ちゃんの何かしらから事件解決に至るのかと思いきや、そうでもなかったし。
アレか。あの科捜研のPCとかシステムは亜美ちゃんが趣味も兼ねて心臓部を握っている可能性が高いので、「2日間も休んだら、その間に外部の人にこのPC触らせるってことですよね? ありえないです! 他所の人に魔改造されちゃいます!!!」とか言って、意地になって代休を回避した可能性を挙げておく。亜美ちゃんは元々PCオタやで。「亜美スペシャル(USBメモリ)」を旅行先にまで携帯してる子やで。ありえない話じゃない。


◆呂太くんさんをビビらせ、宇佐見さんが思わず「えっ……どの写真?」とタメ口をきいちゃうぐらいのマリコさんの驚き方。確かにアレはいきなりだと怖いw
そんな中でも、的確に目的の写真や店の図面を取り出せる呂太くんさん。前も書いた気がするが、呂太くんさんって取り乱したように見えつつ、実はどっか冷静な部分もあるんだよなーってところが好きw 修羅の都にふさわしい図太さが、彼の中にもある。


◆マリコさんの気付きは宇佐見さんも気づく。やはりマリコさんと対等に渡り合えるのは宇佐見さん。
宇佐見「可能性がある限り、鑑定します」
万が一、マリコさんが闇落ちしたら、そのときはよろしくお願いします……


◆呂太「(お店の1階にあったもの)並べてみたらちょうど、200点あったよ!」
……200……
「200」という数字に呪われたあの店。もうこれは、『科捜研』が200回記念を迎えてしまったが故の悲劇。200が全て悪いんや!!!!!
それにしても、今まで数あった大量鑑定の中でもかなり上位に来るカオスぶり。ゴミ屋敷は超えただろうし、大豆の1256粒もある意味超えたかもわからん。そういう意味でのスケール感が必要かは知らんw


「そんな非科学的なこと、ありえない」「知らない……こんな画像、知らなかった」
個人が持つ、書類に記載するまでもない小さな情報(違和感)までは引き継げない。そんなことをしていたら、膨大な時間と手間がかかる。
限られた時間の中で引き継いだ結果、が今回。
マリコ「それは、あの燃え方を見れば誰だって、2階を火元と仮定し、2階から調べます」
ある意味、これも「思考停止」の話なんだなと。「2階が火元であろう」という先入観が、「本当の火元とは?」という真の疑問点・解決への道筋から皆の目を遠ざけてしまった。
状況から見れば仕方ない、でもあらゆる情報を共有し、あらゆる可能性を真に疑って検討するからこその捜査。
……が、この修羅の都での長年の常識だったんですが、それにいきなり染まれというのは芝監察官の言う通り無茶だ。郷に入っては郷に従えというけれど、そうもできないよな、なかなか。


◆今回の事件の原因は事故。隠れてタバコを吸っていたが故の事故。
若い妻・愛さんとの「寝タバコはしない」という約束、まあ確かにこれは「寝タバコ」じゃないけどさぁ……約束は守ってはいたけどさぁ……と。隠れて吸うくらいなら、電子タバコにしとけ!
何にせよ、喫煙者かそうでないかに関わらず、火の後始末はきちんとしましょうねという教訓。タバコを放り出したままなんて論外ですよ論外。自分が持ってるのは火種だと自覚しましょうね話。


◆今回の事件の結末は事故……だけに留まらず、とうとう冤罪まで作ってしまった。
藤倉「いえ。京都地検は、裁判で無罪を求刑するそうです」
芝 「無罪の求刑? ……公訴の取り消しでは、法律上再起訴が可能で、被告人の容疑が晴れないからですか?」
藤倉「さらに公訴取り消しでは、マスコミに殆ど取り上げられず、被告人の地位の回復が望めないため、京都地検は司法の良心として、今回は裁判を選ぶそうです」
芝 「……地検自ら、傷つく判断をしたんですね」
このウルトラCとも呼べる判断をしたのは、もしかしてもうお姿を拝見できない、かの高原部長なのだろうか。高原部長ならこの判断をする気がする。
もしかしたらあの主婦の勘の検事さんも関わってるかもしれない、いや関わっててほしくないなぁ。これ、鶴丸さんのメンタルがめっちゃ傷つくであろうことが予測できるので、私は関わっててほしくないです。


◆芝監察官の、「京都府警は、今まで度々不祥事がありましたが、今回は前代未聞です」「度々」の部分にめっちゃ力こもってて、笑っていいのかどうか……いやごめん、正直に告白するとちょっと笑った。そうよな、この200回までで、いったいどれだけの不祥事が起きたんだろうな、この京都府警……呑気にマリコさんに表彰状あげとる場合ちゃうぞ京都府警(現実と虚構をごっちゃにしてはいけない)。
藤倉「地検のその決定を聞いて、佐伯府警本部長は、現在臥せっております
とうとう姿も見せず、他者の台詞に登場するのみで視聴者を笑かしにくる佐伯本部長。だってその画がありありと目に浮かぶんだもん……笑っちゃいけない事態なんだけど、笑っちゃうよねこれ。笑ってはいけない冤罪24時(笑い事ではない)。
っていうか、その報告って必要ですか藤倉刑事部長!? 藤倉刑事部長、普段から佐伯本部長に色々思うところあるんだろうな、っていうのがこの台詞だけでわかる。本当、藤倉刑事部長は苦労人だ……
何より、誰よりも冤罪を嫌う藤倉刑事部長にとってはこの結末、本当に重いものになっちまったよなぁ。しかもそれが、常々危険視していたマリコさん・土門さんコンビじゃなくてその他の人たちも関わって生み出してしまった結末、というのがもう。マジで藤倉刑事部長の胃が心配なんですが。


『科捜研』で本当の鬱回はやらないんじゃないか」が私の勝手な思い込みだったんですけど、それでもこんな節目の記念回にそれをねじ込んでくるあたり、やっぱりこれはラブレターっていうか果たし状じゃないかな、と思う次第であります。
南条さんたちのこれから、どうなるんだろうな。それも考え続けなきゃいけない。南条さんの叫び、嘆きは生で聞いてほしい。
というか今回、どれだけ高価でも構わないので、DVDとして出してほしい。BDとか無茶言わないから。それぐらい、擦り切れるぐらい観たい。
この前、せっかく精神的にレベルアップした蒲原刑事も頭を下げて、自分のやってしまった重みに叩き潰されるしかないという現実が残酷。……雑草は踏まれて強くなるんやで……(小声)


◆重視すべきは捜査員の権利か、被害者やその家族の権利か。
その答えは今シーズンの今までの話に散りばめられているとおり、「強い権力を持つ以上は、自らの権利ではなく被害者の権利のために」があるべき姿だと芝監察官は訴える。
ここらへん、芝さんは管理官時代とあんまり変わらんなと安心しました。理想のために背伸び含めて手を伸ばそうとする、その真っ直ぐな姿勢が大好きだ。


◆マリコさんは仕事がないと逆にストレスになっちゃう人。気をつけた方がいいよ、そういう人は定年退職すると一気に認知症になったりするって聞くよ。現にマリコさん、鑑定以外にちゃんと趣味ある? 大丈夫?
日野所長版「どうせそこにいるんだろ」。なんだ、『科捜研』世界における萌えシチュエーションのひとつかなんかか。流行りか。
でも恵津子さんの場合は、実はちゃんとドアの陰から見えていたのである。話に夢中で気づかなかったのはマリコさんだけ。日野所長はマリコさんにも、マリコさんを通じて恵津子さんにも語りかけてたんだよね。愛かよ。マリコさんにも恵津子さんにも注がれる、日野所長の愛が眩しい。


◆今回川沿いでまとめてることは、言い方が違うだけでS13最終章と一緒なんですよね。
「捜査と鑑定は、夫婦や親子みたいなもの」
「夫婦や家族は、やはり話さなければダメだ」

この京都府警に一番大事なのは、人間関係。
再度そういう結論に達したのだから、ホントこれからの話で「連絡ミスで……」とかの展開やめてね。あったら泣くぞ。佐伯本部長が。



次回! 最終回!

榊マリコ最後の事件(毎年恒例行事)。
なんと次回は、久々2時間SP! 単発扱いじゃない2時間SPです! そのおかげでサブタイついた! やったー!
最終回2時間っていつぶり? と記憶を手繰ったんですけど、もしかしてS10以来? マジで!?(初回2時間はS15があったんで)。
最終回は超豪華ゲストと夢の共演! これだけいれば、いつもならSPが2~3本は作れるんじゃなかろか。200回突破記念恐ろしやw
その最終回特別試写会、平日昼間だったにもかかわらず3000組を超える応募があり、当選確率約2%だったとか(ネットニュースにもなってたんで探してください)。
当確約2%て。ポケGOの伝説ポケモン基本捕獲率かよ!(わかりづらい)
70名しか枠を作ってなかったテレ朝が悪いw 『科捜研』は人気なんやで、ちゃんとお金も枠も作ったってや!

それはともかく。

「幽霊」を名乗る謎の男と対決する中で、現金輸送車襲撃事件の解決や、ルベルタ共和国副大統領暗殺計画を阻止できるかマリコさん!?
それにしてもマリコさん、本当に変人か犯罪者にばっかり好かれるな……その偏った層に対する知名度の高さはなんなんだよ。
初回に出てきた江藤さんも再登場だぞ! いったいどうなる?

盛り沢山過ぎる次回最終回も楽しみ! にしておりますよ!


4月期木ミスは、おなじみになりつつある『警視庁・捜査一課長』のS3です。今期のイメージカラーはイエロー。
「働きすぎ問題」がテーマだった回で、その具現化みたいな人が主演・主役のドラマの宣伝が始まるのか……(困惑)。
大福、じゃなくて次は「もなか」。たぶん作中新たに最中も出てくるけど、名前は「萌奈佳」。辞書登録必須メンバーが増えていくよぉ。
そして主題歌は前期に引き続き、GLIM SPANKYが担当。
ありがとうございましたぁー! まだ何も始まってすらいないけど、ありがとうございましたぁー! はい、勝ち確です! 今期も大好きになれます! ありがとうございましたぁー!!!!!
前期はもちろん大好きだけど、それは私の場合、主題歌補正も大きかったもんで。嬉しい……! 嬉しい……っ!
とにかく、こちらも楽しみです!

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