【科捜研の女15】感想 まとめ

科捜研の女
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サブタイに貼ってあるリンクから、このブログ内の各話感想ページへ跳べます。
ついてる★は、話の個人的評価です。★=1点、☆=0.5点。5点満点で0.5が最低。

5~4.5→傑作。絶対見てほしい!
4~3.5→良作。是非見てほしい。
3~2.5→佳作。まぁまぁ好き。
2~1.5→凡作。好きじゃない。
1~0.5→駄作。ダメ、無理。

評価は私の趣味嗜好だけでつけました。何かの目安にでもなれば幸いです。
「前と言ってること違うじゃねーか!」ってところもありますが、そこらへんは「時間が経って意見が変わった」ってことでご勘弁ください。


新春スペシャル
科学捜査vs祟りの村 恐竜の化石発掘現場から出現した白骨死体! 京都~日本海を結ぶ奇妙な手紙! わらべ唄通りに連続殺人が!! 鑑定が告げる壮絶な真実

★★★★
ゲスト:洞口依子、真野恵里菜、矢島健一、小野寺昭
笑えるシーン:たくさんあるけど、敢えて選ぶなら「『わざわざ崖の上まで来て真実を語る必然性も合理的理由もない』って言ってたくせに」
真面目な見所:東尋坊
もう一つ一言:全体的にっていうか全てが2サス・古典ミステリのパロディーなんだからこまけぇこたぁいいんだよ。

File.1 煉瓦の家
★★★☆
ゲスト:高橋ひとみ、大路恵美、入江甚儀、山口祥行、森下能幸、萩原利久
笑えるシーン「二重らせん構造の特製DNAパン、いかがですかー!」
真面目な見所:死神・落合刑事初登場
もう一つ一言:木島っち、強く生きろよ……!

File.2 見えすぎた女
★★★★
ゲスト:笛木優子、柊瑠美、北見敏之、小橋めぐみ、尾崎右宗
笑えるシーン:果たしてマリコさんは本当に『菩薩』なのか、やはり『猟犬』なのか。
真面目な見所:『人の目』に纏わるお話!
もう一つ一言:落合刑事が絡まない話の中なら、一番好きです。

File.3 死神の正義
★★★☆
ゲスト:川野直輝、渋谷飛鳥、円城寺あや、高木万平
笑えるシーン「もちろん、令状は取ってない」からの「だから聞いたんですよ?」
真面目な見所「自分の正義を探したくなりました」
もう一つ一言:今期のテーマ、最終回へのネタ振り。

File.4 イケメン書道家殺人事件
★☆
ゲスト:中島ひろ子、合田雅吏、佐藤寛子、大島蓉子、西尾塁
笑えるシーン:なんだろ、シーンじゃないけどサブタイは笑えるよな。
真面目な見所:日野所長△!
もう一つ一言:マーちゃんの美文字っぷりとかを堪能してください。

File.5 致死率100%の密室
★★★☆
ゲスト:馬渕英俚可、中丸新将、樋口隆則、宮川一朗太
笑えるシーン:相馬さんの推理に付き合ってあげられる皆が優しい(特に蒲原青年)。
真面目な見所:宇佐見さんの嫉妬しようのないイケメンっぷり
もう一つ一言:ウイルステロ()が当たり前にまかり通るこんな京都だもの、そりゃあ科捜研だって技術力がパねぇことになりますわ。

File.6 連作きもの殺人事件
★★☆
ゲスト:野村真美、国広富之、はねゆり、四方堂亘、藤村知可、渋江譲二
笑えるシーン:マリコには花も情緒も着物もわからぬ。
真面目な見所:シミ抜き職人さんってすげー。
もう一つ一言:本編には何ら関係ないが、相馬・亜美コンビのCDプレゼント告知とダンスを見逃しちゃった人へは同情の念しか湧きません。

File.7 どっきり殺人レシピ
★★★
ゲスト:久世星佳、なだぎ武、平岡拓真、遠山俊也、近江谷太朗、朝倉伸二
笑えるシーン:マリコさんによる恐怖のケミカル☆クッキングタイム。
真面目な見所:演出のカオスっぷり。田崎監督、もっと通常回撮ってくれたらよかったのに(通常回を撮るようになったのは今期から)。
もう一つ一言:風丘先生は料理上手。あのケミカル☆クッキングの行方は一体。

正月スペシャル
国際空港大パニック~関空発・死を呼ぶ危険ドラッグが京都を襲う!
防犯カメラに写らない女VS最新3D鑑定!
追跡を阻む山荘爆破の罠…絶体絶命のマリコをハチの大群が救う!?

★★★☆
ゲスト:伊武雅刀、平泉成、小沢真珠、石垣佑磨、飯田基祐、高橋龍輝、川村亮介、藤間宇宙、村中龍人
笑えるシーン:爆発で日本語理解機能のパフォーマンスがガタ落ちるマリコさんと、その被害に遭う皆さん(特に日野所長)のカワイソス(´;ω;`)っぷり。
真面目な見所:相馬さんによる真面目な改造モデルガンの危険性講座。
もう一つ一言:全てはクライマックスのため、そして最終回へのネタフリ。

File.8 スペシャリストたち
★★★☆
ゲスト:草ナギ剛(SMAP)、染野有来、阿南健治、渋谷哲平、佐々木勝彦、ついひじ杏奈
笑えるシーン「良い上司ほど、こういう時に責任をとってくださると、信じています」……やめなよ土門さん、人をいじめるの。
真面目な見所:子どもを育てるって本当に大変だ。
もう一つ一言『スペシャリスト』とのコラボ回、に見せかけた(ほぼ)毎年恒例の風丘先生回。亜矢ちゃんの言動は好き嫌い分かれるだろうなぁ。

File.9 ニセ妊婦殺人事件
★★
ゲスト:山村紅葉、須藤理彩、入来茉里、赤澤ムック
笑えるシーン:笑っていいかはともかく、犯人のキャラクターは強烈だった。たぶんここ最近の木ミスでは随一の濃ゆさ。
真面目な見所:メンヘラスケッチブック
もう一つ一言:夫婦生活も妊婦さんも色々大変だ。

File.10 悪の枝
★★★
ゲスト:田村亮、鈴木裕樹、大塚千弘、内野謙太、高間智子、花戸祐介
笑えるシーン「結論を急がないの」
真面目な見所「ありがとう。この世からいなくなってくれて。それだけは、本当にありがとう」
もう一つ一言:マリコさんと土門さんがコンビでよかった。

File.11 終活ミステリーツアー
★☆
ゲスト:音無美紀子、根岸季衣、松澤一之、川原一馬、大河内浩、やのぱん、大橋梓、中山義紘
笑えるシーン:スリッパ待機土門さんがアメちゃん貰ってたのも捨てがたいが、やっぱり史上最高の出オチ・棺桶inマリコさんかな。
真面目な見所:たぶん、翠さんとふみ子さんの女同士の終活友情だと思います(投げやり)。
もう一つ一言:でも、正直そこら辺の描写の仕方が大雑把だったからなぁ。本当にこれでいいんですかね。

File.12 殺しのナンバー
★★★☆
ゲスト:淵上泰史、金山一彦、緋田康人、井上純一、吉村涼、西興一朗、新井康弘
笑えるシーン:英字ビスケット関連と蒲原青年を殺しかけるマリコさん。
真面目な見所:2人だけの女死会(団子つき)。
もう一つ一言:科学捜査ミステリしつつ、きちんと死神さんのフラグも立ててますよ!

File.13 耳撃者
★★
ゲスト:永島敏行、根本りつ子、野村佑香、岩永洋昭、ヨシダ朝、竹内都子、長村航希、大野瑞生
笑えるシーン:藤倉刑事部長がミーハーに……
真面目な見所:犯行シーンを想起させる音とカット割りと合成を駆使した演出
もう一つ一言「男の人って、よくわからない」……私も、よくわからない。

File.14 絶対に捕まらない男
File.15 絶対に捕まえる女
★★★★☆
ゲスト:岡田義徳、福田沙紀、田中綾子、吉見一豊、東山龍平、大善沙紀、高橋孝輔、飯田基祐
笑えるシーン:ブレない佐伯本部長と「酔っぱらいトゥナイトしよ?」
真面目な見所:今期の総まとめ。正義とはなんぞや。
もう一つ一言:今期第1話からの総決算。2クールかけて描いてきたストーリーの終着点。

春スペシャル
謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が!犯人は…魔女!? 誘拐! 殺人! 詐欺! 止まらぬ凶行はマリコをも襲い…!? 完全犯罪トリックを科捜研が暴くノンストップ2時間SP!!

★★☆
ゲスト:富田靖子、高橋かおり、三倉茉奈、筒井真理子、梨本謙次郎、深沢敦
笑えるシーン:ビデオ捜査会議
真面目な見所:美人四姉妹と別子銅山跡
もう一つ一言:シーズンのオマケに2時間サスペンスやってみた。


2サスパロの新春スペシャルは、厳密には(主題歌的にも放送タイミング的にも)第14シーズン扱いな気がする、というか絶対にそうなんだけど、当時まとめに入れそびれちゃったんで今回まとめさせてください。申し訳。

ということで今期について、キャラ厨らしくキャラクターを中心にまとめてみようと書いたら、なんか長くなった。時間の余裕と根気のある人だけ、「ついきをひらく」をクリック、或いはこの下へスクロールしていってください。

何はともかく、最初に書いておこう。
半年間プラス1ヶ月ちょっとの間、本当にお疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました!

◆マリコさん
なんですか、今期のマリコさんは本気で私を誑かしに来てるんですか。
今まで『マリコさん』のビジュアルは新2が最高、いや最強と思ってましたが、その認識を改めねばならないかもしれない……
ここ最近ずっとそうだったけど、衣装も髪型もメイクもどんどんお洒落さんになって、私の心がLOVEずっきゅん。作中設定じゃ少なくとも44歳以上(おそらく第15シーズンは45歳ぐらい?)、中の人だってもう50歳なのに、なんだこの美しさと可愛さは……本気で私を! 誑かすおつもりですか!
もちろんビジュアルだけじゃなくて、性格も相変わらずの最新科学特撮ヒーローインっぷりというか真っ直ぐな科学バカというか、最終回で「ずっと戦い続ける」宣言ができるどこまでも性善説支持ヒロインというか。
私はマリコさんのそういうところが大好きです。本当ですよ。
そういう堅いところもそうですが、ネタ的な意味でも今期は割と充実してたんではないでしょうか。『菩薩』だの『猟犬』だの『魔女』だのと言われたり、マーちゃんも中の人同様の美文字だという事実が明らかになったり、懐かしい「料理下手」設定を掘り起こしてきたり(昔より更に酷くなってたけど)、棺桶にinしてみたり。
上記に挙げた中でも、棺桶inはやっぱり異質だな。だって話の出オチだし。シーズンのまとめも一発ネタもこなすマリコさん、さすが主人公。身体張ってるな、色んな意味で。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「私たちにとって、科学が証明した結果こそ唯一の真実です。それを情報と呼ぶのは構いません。ですが、その真実を隠したり、ねじ曲げたり、操作したりすることを、私たちは絶対に認めません」(第1話『煉瓦の家』
「やっぱり料理は科学だわ」(第7話『どっきり殺人レシピ』
「答えありきの推測や思い込みでは、真実には決して辿りつけないの。科学という正しい目盛りに合わせて、初めて正しい答えが見つかる」(第8話『スペシャリストたち』
「ですが私は……救えなかった人の命のことを、決して疎かにできません」(第12話『殺しのナンバー』
「ルールと正義が一緒になることを願って、私はこれからも科学をする」(第15話『絶対に捕まえる女』

マリコさんは主人公なので、やっぱりそれっぽい台詞やシーンが多くなりますね。個人的に第15シーズンは見どころたっぷりだったので、その分、その中からでも厳選したものを挙げているのですが。

◆土門さん
一応久々の個人スポット回があったけど、個人的にはアレは土門さん回に見せかけた、「シリアスな最終章前にこういうのやっときたいんだけど」的なギャグ回&藤倉刑事部長のおちゃめっぷりに見どころ全部掻っ攫われた回、としか思ってないんで。
土門さん回ってことを抜きにしても、音による犯行シーン想起ぐらいしか真っ当な見どころがなかった。過去話は事件に関係ない上にそもそもエピソード自体がしょっぱいし、走れメロスなオチのつけ方もむしろ見てて恥ずかしかったし、アレは土門さん回としてはノーカンってことじゃダメですか。ダメですかそうですか。
別に、それ以外の今期の土門さんにケチつけてるわけじゃないんですけど。相変わらずカッコ良かったですよ。特に、第3話や最終回で蒲原青年を諭す場面とか大好きです。
土門さんって直接どうのこうのと描くよりかは、第13シーズンの消火器ぶしゃー回の時みたいな周囲(特に部下)の目を通してどうこう、の方が描きやすいのかもしれない。土門さんは扱いづらそうだからな……作中設定もそうだし、キャラとしても扱いづらそう。あくまで『捜査一課の刑事』であって、『科捜研のメンバー』じゃないからなぁ。今期風に言うなら『捜査一課の刑事』なりの『正義』が発揮されてる時はホント大好き。きちんとカッコいい時は本当にカッコいいと思います。
話が逸れた。
なんだかんだと公式や演出でちょこちょこネタにされてるところも好きです。土門17才。坊やだからさ。アメちゃん。
私は土門さんのことをなんだと思ってんだろう。いや、間違いなく好きですけど。好きなんだけど! 本音としては上記ということで、何卒ご勘弁ください。
取り繕いにもなってないな、コレは。よし、ちょっくら土門さんにぶん殴られに行ってくるわ。止めないでくれ。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
・突き飛ばし不法侵入罪(第1話『煉瓦の家』
「もちろん、令状は取ってない」(第3話『死神の正義』
「正義? それは誰の正義だ? 落合の正義か? お前の正義か? いつも人の正義を、自分の正義と照らし合わせろ。でないと、警察権力を上の言いなりに使う怪物になっちまう! そうなった瞬間、俺たちの仕事は、人ひとり簡単に殺せてしまうんだ!」(第3話『死神の正義』
「お前にはそういう情緒がわからんか」(第6話『連作きもの殺人事件』
「専門家の言葉を、被疑者を傷つけるために使ったな!」(正月スペシャル)
「良い上司ほど、こういう時に責任をとってくださると、信じています」(第8話『スペシャリストたち』
「人は簡単には変われない。後藤はきっと、最期までケダモノのままだった」(第10話『悪の枝』
・片方だけスリッパ履いて靴の鑑定結果を待機(第11話『終活ミステリーツアー』
「冷静に考えろ。推理するんだ。お前が刑事なら」(第15話『絶対に捕まえる女』
「警察官の銃を、こんなことに使うな!」(春スペシャル)

真っ当にカッコいいところと、「うわぁ土門さんって本当に底意地悪いなぁ」というところ、案外ネタもいけるところ、私は全部好きです。

◆日野所長
個人回はなかったけれど、筆跡鑑定にスポットが当てられた第4話は文書鑑定担当として日野所長回と言って差し支えないと思ってます。話自体の出来はどーかなーと思ってますけど、思う存分「日野所長△!」するにはいい回だと思います。
それ以外にも、ぼそっと目の前の展開に対して辛辣にツッコんでたり、特に櫻井脚本で発揮されるマリコさんのマリーダムっぷりをしっかりと窘めたり、それでも変人たちに振り回されてたり、そんなところが私は大好きです。
そんなに少ないとも思ってないが、もっと日野所長の出番増えねーかな。そもそも所長という立場だから、そんなに現場に臨場しないもんなぁ……つーても、歴代所長に比べれば臨場回数は多い方……な、ような……
どうなんだろう。さすがにそこまでちゃんとカウントや計算をしたことがないんで、ハッキリとはわかんないんですけど。でも所長歴は、日野所長が現時点で歴代最長だよね?
マリコパパ=第6シーズン初回~第11シーズン初回前SPまで。
日野所長=第11シーズン初回~第15シーズン終了時(現時点)まで。ただし第11シーズン・第13シーズン・第15シーズンはそれぞれ2クール。
そう考えると、日野所長の臨場率はマリコパパよりは下になるのかな。マリコパパは行動力があるというか、割と現場に来てたイメージがある。気のせいだろうか。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「あ、名前も書いといてください」(第4話『イケメン書道家殺人事件』
「だから、鑑定するのは名前の方だ」(第4話『イケメン書道家殺人事件』
「ちょっと待った! みんなで現場行かないで。誰か僕を手伝って!(中略)すまない。僕はもうダメだ。君(宇佐見さん)、所長やんないか」(正月スペシャル)
・上記含めて全体的にオーバーワークで死にかける日野所長(正月スペシャル)
・土門さんにアメちゃんを恵む(第11話『終活ミステリーツアー』
「もう戻っていいですか?」(第13話『耳撃者』
「『みんなで』『みんなで』って、あのね……そのみんなが、もう何日もマトモに寝てないの! マリコくんはそれでいいかもしんないけどね、少しはみんなのことも考えなさい」(第15話『絶対に捕まえる女』

それでもシーズンを振り返ると、ちゃんとこれだけお気に入りのシーン・台詞があるという事実。やっぱり日野所長はすげーや。

◆宇佐見さん
科捜研メンバーの中で今期唯一、個人スポット回があった(しかも宇佐見さん個人回は登場以来これで3回目、現レギュラーの中なら風丘先生の次に個人回が多い)という優遇っぷり。
その優遇っぷりを、日野所長や亜美ちゃんにも……と思ったけど、亜美ちゃんはともかく下手に出演歴の長い日野所長にスポット回、とかやると、退場フラグにされかねないな……
話が逸れた。
で、今期のスポット回じゃ、イケメンにしか許されない密室状態の中、若い女性におでこコツンなんてことやってのけるし。そうか、これがイケメン無罪か……まあ、中の人も文句つけらんねーぐらいのイケメンだしな。仕方ないな。大人しく嫉妬することにします。お茶で爆ぜればいいんだ。
それ以外を挙げるなら、なんか今期の宇佐見さんはどことなく雰囲気がやわらかくなりましたよね。相変わらず優秀かつ真面目で優等生なキャラなんだけど、今までは多少ネタ振られたりとかはあったけど、基本的には「真面目で文句つけられない優等生」と言っても過言じゃないぐらいだったのが、(年下で自分より後に科捜研に入った面子とはいえ)相馬さんや亜美ちゃんに対してちょこちょこ敬語崩してたり、さらっと英字ビスケット食べてたり。
どうしたんだろう。何かいいこと、春でも来たんだろうか。よくわからないけど、「おめでとうございます」って言っとけばいい?

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「もうひとりの私はすごく怖がっているんです。けどね、怖かったり、不安だったり、時には悲しみとか怒りみたいな強い感情が心から噴き出しそうになったとき、それを客観的に見ているもう一人の自分がいるんです」(第5話『致死率100%の密室』
「心配ありません。マリコさんの仮説なら、間違いありませんから」(第5話『致死率100%の密室』
「え?」(第6話『連作きもの殺人事件』
・周囲の変人(マリコさん、蜂谷教授)やその二次被害(日野所長)により困るか戸惑ってばっかりだった(正月スペシャル)
・蜂の可能性に気づく(正月スペシャル)
・さりげなく英字ビスケットを食べる(第12話『殺しのナンバー』
「ああ……また、今度な」(第14話『絶対に捕まらない男』
「帰れなくなりましたね」(第14話『絶対に捕まらない男』

なんか迷シーン・迷台詞と名シーン・名言が半々ぐらいになってしまった。宇佐見さんも実は結構ギャグやってるよね。

◆相馬さん
今までのシーズンを経て成長・変化したからか、或いは今期はずしんとした縦軸のストーリーがあったからか、今までに比べるとKYっぷり、猪突猛進っぷりが落ち着いてたような。でも今期の縦軸のストーリーが割と緊張感があったから、意識しててもしてなくてもおふざけを入れられる相馬さんの存在は、特に縦軸のストーリーが進む回では一服の清涼剤的存在だったと思う。
正月スペシャルとかでは真っ当にカッコよかったり、「本当に成長・変化したなぁ」と思うシーンもありましたし。
亜美ちゃんと絡んでるシーンは大体可愛くてお気に入りです。年が近い妹とのボケツッコミ漫才。やんちゃKYキャラで突っ走ってた頃の相馬さんも好きだし、今のちょっと一皮剥けた感じも好きだぜ。
本編には全く関係ないし、相馬さんに限った話でもないのですが、もしまた主題歌CDプレゼント告知があるならば、やっぱり皆でやってほしかったり。ほら! 皆でわちゃくちゃやってる方が! かわいいよ!

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「看護師さんチェックよろしく」『煉瓦の家』
「こんな感じですか?」(第4話『イケメン書道家殺人事件』
「『知ってる』!? 知ってたら、こんな脆い銃で、こんな下手くそな改造の仕方で、実際と同じ火薬と発射装置使ったら、暴発するに決まってんだろ。(中略)違う! 昔のモデルだって、素材の硬さが雲泥の差! 一発でも撃てたのは奇跡みたいなもんだ! ……すいません。石原琢哉の銃も、次撃ったら……間違いなく暴発する」(正月スペシャル)
「ハチ……忠犬ハチ公ですか!?」(正月スペシャル)
「蜂の下を流れる宅配便……シュールだ!」(正月スペシャル)
「ノリでやっといてよかった」(第13話『耳撃者』
「でも、マリコさんと涌田は今夜は酔っぱらいトゥナイトしよ?」(第14話『絶対に捕まらない男』
「私は、大丈夫じゃないです」(第15話『絶対に捕まえる女』

シリアスもギャグもこなせる相馬さんのキャラは得難いものだと思ってます。空気を読めない、敢えて読まない相馬さんが好きだ。

◆亜美ちゃん
キャラクターの成長・変化が目覚ましかったのは、科捜研メンバーの中では実は彼女かもしれない。『科捜研』のレギュラー女性陣特有の、神経の図太さと芯の強さが受け継がれている感じ。
それなのに相馬さんとの兄妹のようなコントを筆頭に、彼女が元々持ってる可愛さをアピールする場面も多々あった印象。あざとイエロー。いや、まだまだうら若い乙女なんですから、存分にその可愛さをアピールしていただいて結構なんですが。むしろ、しなきゃ嘘です。
最終回の感想でも書きましたけど、私は亜美ちゃんのそういう『可愛いけど芯の強いところ』に惚れてますから。真面目に言ってますよ。あと、『案外物事への見方、ツッコミ方が冷めてるところ』も好きです。
登場初期の、台詞がパソコン用語混じりのぶっ飛びテンションヲタク娘っぷりも悪くなかったけど、今のキャラの方が見やすいといえば見やすいかもしれない。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「だから聞いたんですよ?」(第3話『死神の正義』
「被害者は独身で、イケメンですからねぇ」(第4話『イケメン書道家殺人事件』
「相馬さんはキャラ的に大丈夫かなと思って!」(正月スペシャル)
「まだこだわってたんだ、盆栽」(第10話『悪の枝』
「私に仕事させない気だっ!」(第12話)『殺しのナンバー』
「寂しい心を男で埋める女だっているんです」(第14話『絶対に捕まらない男』
「少し、時間をください。落合刑事が、命懸けで残した証拠です。絶対無駄にはしない……! 必ずここから、何か見つけ出します」(第15話『絶対に捕まえる女』

あ、あれ……? なんか迷言・迷シーンの方が多くなってしまった。でも本当、今期の彼女はカッコよかったし可愛かったですから!

◆木島っち
本当にお疲れ様でした。強く生きろよ!
……予告で薄々予想はできてたとはいえ、本当に第1話で退場するとは思ってもいなかったじゃない、ねぇ……
またひょっこり出てきてくれるといいんだけどねぇ。でも内勤かぁ。出すの、なんだかんだで難しそうだ。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「一課のことは、先輩の僕がきっちり教えてあげるよ!」(第1話『煉瓦の家』
・サムズアップ(第1話『煉瓦の家』

再度言いますが、本当にお疲れ様でした!

◆蒲原青年
今期メインキャラの落合刑事ありきのキャラクターだと思っていたら、今期のテーマをそのまま体現する超重要キャラだったでござるの巻。第3話の時点で死亡フラグ扱いしてて本当にスマンかった、反省はしている。
最終章での熱の入りようはすごかった。役者さんってすげー。
マリコさんに殺されかけたりなんだりで、結構打ち解けてるのもかわいい。
……いや、殺されかけることがイコール打ち解けた証って、自分で言っててなんだけどおかしいな……うんまあでも、土門さんの部下刑事って、大体科捜研メンバーに(主にマリコさんに、だけど)こき使われて一人前的な面もあるから……

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
・ポチ扱い(第2話『見えすぎた女』
「このまま捜査一課にいようと思います。土門さんでも、落合さんでもない、自分の正義を探したくなりました」(第3話『死神の正義』
・年下が仕掛けた悪戯にことごとく引っかかる(第7話『どっきり殺人レシピ』
・コーヒーに入れた砂糖の量から、甘党疑惑が(第7話『どっきり殺人レシピ』
「本当にやらないでくださいよ!」(第12話『殺しのナンバー』
コーヒーに砂糖ガン入れ。その上で甘いスイーツにがっつく(第14話『絶対に捕まらない男』
・落合刑事の鞄とその中身を泣きながら確認(第15話『絶対に捕まえる女』

ちなみに蒲原『青年』呼びなのは、まだ「自分の正義」を見つけられてないことに対しての応援ぐらいで、特に深い意味は無いです。

◆風丘先生
毎度! お馴染み風丘先生個人回を筆頭に、シーズン通して満遍なく活躍。というか、マリコさんにほぼ毎回、超コキ使われてたっつーかなんつーか。特に縦軸のストーリーが進む回で活躍しなかったのは、事件の規模の割に話のメインが殺人事件じゃなかったので出番そのものが少なかった正月スペシャルぐらいだものなぁ。
娘の亜矢ちゃんが第9シーズン以来の登場(3度め)。でも息子の大樹くんは登場できない(話だけなら第11シーズンの風丘先生回に出てたし、今回だって一応名前だけは出てきてたけど)。この扱いの格差は一体。いや、別に無理に出せってことではないんですけど。
で、そろそろ本気で「風丘早月の差し入れスイーツマップ」とか作ってくれないかなぁ、ってこれ毎度言ってるし、割と本気だったりするんだけど、テレ朝東映さんはマジで出さないのですか。ばんなそかな。ここで商売っけを出さなくて! いつ出すんですか! いや結構本気で言ってますよ、私。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「秋の味先取り! 焼き芋!」(第1話『煉瓦の家』
・ホテルドラクロワのカラメルシブーストにハマって大量購入(第1話『煉瓦の家』
「はい、愛想なし!」(第4話『イケメン書道家殺人事件』
「マリコさんと宇佐見さんのためなら、なんだって」(第5話『致死率100%の密室』
・京都府警内の異臭騒ぎ中にやってきて、卵焼きと鯖の塩焼きを華麗に作ってくれる主婦、風丘先生(第7話『どっきり殺人レシピ』
「ここがどういう場所か、わかってるの? 大事な医療機器だってあるし、万が一間違って触って、患者さんが亡くなったらどうするの!」(第8話『スペシャリストたち』
「そのために……無実を証明しようとしているのね」(第8話『スペシャリストたち』
「あーもう、アルファベットと数字、ずっと思い出そうと思ってたら、無性にこれが食べたくなってきちゃって買ってきちゃった」(第12話『殺しのナンバー』

風丘先生には、是非とも亜矢ちゃんへの説得を頑張っていただきたい。高校生にしてブラック企業に憧れてるってマズいよ、絶対マズいよ……まあ、理由はどうあれ勉強する原動力になるならアリ……なのか……?

◆藤倉刑事部長
出番がガクッと減った……気がする……けど、藤倉刑事部長(鑑識課長時代含む)メインだった前期・前々期もこんなもんだったっけ? いや、一応メインキャラだったわけだから、もうちょっと出てた気がする。
前期・前々期と2シーズン分の縦軸ストーリーを引っ張ってきたキャラなわけですが、逆に言えばメインライターの櫻井・戸田山脚本でしか動いてこなかったからなぁ。そういう意味では、メインライター以外の脚本に初登場した『耳撃者』は異端なのかも。
そういうところからも、藤倉刑事部長がストーリーの縦軸キャラから外れてレギュラー入りしたことがわかりますね。要するに、もうマリコさんたちとは(必然性のない)対立はしなくなった、ということ。
特に正月スペシャルや最終章なんかを見ると顕著ですし、これ前にも書いた記憶があるんですけど、「ああ、第13・14シーズンを積み重ねた上で今現在があるのね」というのが端々から滲み出ててよかったです。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「責任は私が取る」(第5話『致死率100%の密室』
「よって今後、川田家に関する捜査は、逐一私に報告しろ。いいな? ただ、捜査対象者の家が同じである以上、川田家からの押収品については、捜査一課にも調べる権利がある。捜査一課と組対三課で共有しろと言っている」(正月スペシャル)
「『どうすれば』? こういう時のために私がいるんだろう。捜査一課の捜査と、組対三課の捜査を把握しているのは私だけだ。川田修斗を追って空港へ行く前に、何故私に判断を仰がなかった? 逐一報告しろと言ったはずだ! 現場に余裕が無いから報告できない? そんなことが理由になるか!」(正月スペシャル)
「勘違いするな。土門、榊。これは以前、お前たちにも抱いた危機感だ。だからこそ、お前たちなら……お前たちなら、もしかしたら落合が何かをする前に気づけるかもしれない。お前たちなら、落合の危うさを止められるかもしれん。その時が来たら、必ず止めてくれ。勝手なことを言っているのはわかっている。だが……頼む」(正月スペシャル)
「言うな! やっぱり、言わんでいい」(第13話『耳撃者』
「だが報告書に、君たちが復元した『大京都朱雀堂』のラストの部分がなかった。(中略)……例のラストは、ここに? これが、真のラスト……!」(第13話『耳撃者』
「彼女の処分とともに、発表するつもりです。(中略)ご異存がある場合は、私も一緒に処分してください」(第15話『絶対に捕まえる女』
「違法な捜査をした警察官は、たとえ犯罪を検挙しても、罪は罪です。何より、捜査員に命を懸けさせるような捜査を、我々警察は絶対に認めません」(第15話『絶対に捕まえる女』

何度でも言うけど、『耳撃者』は土門さん回じゃなくて藤倉刑事部長萌えの回。一体誰がなんのつもりで(一応は)土門さん回かつシリアスな最終章直前に、あんな藤倉刑事部長を突っ込んだんだ……別にいなくても、あの話そのものは成り立ってるのに……いや、確かにあのおちゃめさには笑ったけども。

◆佐伯本部長
初回と正月スペシャル、最終章にしか登場していないのに相変わらず濃ゆい。そして身体を張ったブレない姿勢は、最早尊敬の念すら抱く。事なかれ主義もここまで行けば、ある意味ではマリコさんたちと同等の『正義』……なのかも。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
「『ネズミをとる猫だったら、白くたって黒くたって、どっちだっていい』って」(第1話『煉瓦の家』
「昔から『ホウレンソウ』と言ってね。報告・連絡・相談は上司と部下の信頼の要だ」(正月スペシャル)
「大逆転! 汚名返上! 捲土重来! 名誉挽回! リベンジ!」(第14話『絶対に捕まらない男』
「私、そういうのやるんだよ」(第15話『絶対に捕まえる女』

佐伯本部長が、というか中の人が楽しそうで何よりです。「リベンジ!」は果たして脚本通りなのかアドリブなのか。前期の「終わり良ければエブリシングオッケー!」は絶対アドリブだと今でも思ってる。根拠はないけど。

◆死神・落合佐妃子刑事
落合刑事が「我が生涯に一片の悔い無し」と思ったか、思ってたかどうかはさておき、まあそりゃあ確かにスタッフさんたちに「ついにラオウが来た!」呼ばわりされるなーと思うぐらいに、このシーズン内を鮮烈に駆け抜けていったお人だなーと思います。ちなみに、演じていた池上さんは何度も「死にたくないな」と仰ってたそうですし、「髪切ったらまた違う役で出られるかしら」とまで仰ってくれてたそうですよ。でも落合刑事の双子役での出演は「それはつまらないから却下(笑)」だそうで。ソースは東映公式。

それはともかく。

本当に最期まで『ヒール』の正義に徹しきったっつーか、今までの縦軸ストーリーキャラである芝管理官や藤倉刑事部長とは本当に全く異なる雰囲気と存在感とそれらを成り立たせる説得力を纏った上で最期まで崩さなかったというか、東映公式で「第15シーズンは最終回から逆算して作った部分もある」と言ってんのは伊達じゃねーよなっていうか、まあなんだ、とりあえず言いたいのは「やっぱラオウだコレ」
今の『週刊少年ジャンプ』じゃ、よくも悪くもこんな印象的なキャラクターはいませんし出せねーだろな、っていう。

すっげー茶化してますけど、最終回視聴後から『落合刑事ロス』になってたぐらいには落合刑事が好きでした。春スペシャルがなかったら、割合本気でずっと引きずってたかもわからんね。
初回でのネコ被りっぷりとか、本性がバレてからの開き直った死神っぷりとか、正月スペシャルクライマックスでの鮮烈な死神っぷりとか、恐怖の女死会もとい女子会回での怖いけどどこかチャーミングなところとか、最終章での『死神の正義』の貫き通しぶりとか。
そう、彼女は2クール全15話+1もお話があった第15シーズン(春スペシャルは当然除く)で、5回しか登場してないのよね(初回、第3話、正月スペシャル、第12話、最終章)。実は長い放送期間内の3分の1しか登場していないという。なのにこのキャラクターのインパクトたるや。
今までの縦軸ストーリーキャラである芝管理官(当時)は1クールでこれぐらい出てたし、藤倉刑事部長に至ってはポジション変更もありつつ2シーズンに渡って縦軸ストーリーを動かしてきたお人なわけですが、その2人と比べると明らかに登場回数もその中での存在感も異質。それだけ気合を入れて作られた鮮烈なキャラクターだったことがわかります。
『死神・落合佐妃子』というキャラクターにはこの結末しかなかったとはいえ、もうちょっと彼女とマリコさんたちとの科学反応を見たかったような、いやあれだけの絞られた出番だからこそ強烈なインパクトを残すキャラクター足り得たのかも、とか、それでも彼女が『死神の正義』を持つに至ったバックグラウンドを知りたかったかも、いやでも下手に過去回想なんかを入れられて「死神(´・ω・)カワイソス」なストーリーと演出にされたら全てがぶち壊しだよなぁ、とか……いやいや、もうやめよう。
そんなこんなで、完全に私は『死神』に魅入られてるわ。あの程よい妖しさを纏った彼女のメインテーマ曲も好きです。まさしく『死神』のテーマ。

【個人的な今期の名シーン・名台詞・迷シーン・迷台詞】
・行列2時間コースの「ホテルドラクロワのカラメルシブースト」を科捜研に差し入れ(第1話『煉瓦の家』
「ああ、じゃあ捜査しないとねぇ。強盗を傍受してたのに見逃したとあったら大変だから」(正月スペシャル)
・土門さんへのグーパンからの「アンタたち、絶対許さないから!」(正月スペシャル)
「銃刀法違反。武器等製造法違反。火薬類取締法違反。そして……殺人未遂。かなりの重罪ねぇ。あなたの将来はもうない。私が取り調べて、あなたを絶対無期懲役にする。あっ、そうだ。あなたが撃った主婦がもしこのまま亡くなったら、殺人罪をプラスして、私が死刑にしてあげる」(正月スペシャル)
「土門刑事。その男の身柄もいただくわ。その男……銃刀法違反だから」(正月スペシャル)
「だから何? 私はね、薬物や銃器の犯人が逮捕できれば、それで本望よ!」(正月スペシャル)
「わかった。貸しにしてあげる。ただし……利子は高いわよ?」(第12話『殺しのナンバー』
「言ったでしょう? 貸した分の利子はいただくって。ああ……怖い怖い。なんていう目で人のこと見てるのよ。まるで、死神でも見てるみたい」(第12話『殺しのナンバー』
「ああ……また誘うわね、女子会。案外、2人だけでも楽しかったから」(第12話『殺しのナンバー』
「警察は個人の敵をとる組織じゃない。かといって、犯罪者を野放しにする組織でもない」(第14話『絶対に捕まらない男』
「あなた、法律やルールが全部正義だと思ってるの?」(第15話『絶対に捕まえる女』
「それなら榊マリコさん あなたに鑑定してほしい」(第15話『絶対に捕まえる女』
「アンタは、証拠を捏造して無罪になった。私は、同じ手を使ってアンタを有罪にする」(第15話『絶対に捕まえる女』

ここからはオマケ。

『個人的今期サブタイ・カッコいい度ランキング』
内容への印象も多少関係してるかもしれない。

第1位:第10話・悪の枝
これはもうダントツです。シンプルなのはいいこと。

第2位:第13話・耳撃者
読み方がわからんし話の内容的にはどーかなー、だけどサブタイ的には好き。音に焦点を当てた内容にも合ってるし。

第3位:第2話・見えすぎた女
『スーパービジョン』と『物事の本質を見る目』、2つをかけた感じがシャレオツなので。見えすぎるってのはいいことばっかりじゃないのね。

今期の全てを表現しているのは、やっぱり『死神の正義』『絶対に捕まえる女』なんですが。この2つはセット。

ワーストは言うまでもなく第4話・『イケメン書道家殺人事件』です。こればっかりは本当に何度でも言うけど、どうにかならなかったんですかねと小一時間問い詰めたい。
サブタイって誰が考えてるんだろう。

もうひとつオマケ。

『個人的今期次回予告・インパクトランキング』
そのインパクトから毎度毎度、次回予告(アイキャッチ込)に心奪われる人が多数。「本編が次回予告で霞む」「ぶっちゃけ、本編より次回予告の方が楽しみ」なんて声もあった程。
東映公式でその元祖(?)である「土門大爆発」をネタにしていることからも明らかなように、やっぱり狙ってるんだろうなぁとわかっちゃいるけど、それならそれに全力で乗ってあげるのが視聴者の礼儀ってなもんです。相手がツッコミ待ちでボケてんのにツッコまないのは失礼。

第1位土門17才
ダントツ。決してつまらない話ではなかった、いやむしろ今期のフラグ的には超重要だった第12話を吹っ飛ばすその響きに心奪われた人が多数なのでは。私はそうです。

第2位マリコのお葬式!?
事件もまとめもほぼ全てがシリアスで、後味が悪かった第10話の余韻を完全に吹き飛ばした予告。シリアスの後のギャグは罪深いことがわかる次回予告。その上「マリコさんの葬式シーン」は、実際は事件に全く関係ない、話の出オチ担当だったし。

第3位マリコの手料理(ハートマーク)
視聴者が「アカーーーーン!」と声を揃えた予告。しかも鳴ってる音楽が不吉な音楽ってのがまたわかってる感。実際、本編の「マリコの手料理(ハートマーク)」はダークマターだったしな。でも一応、こっちはちゃんと本編の話に絡んでた……はず。

第2話のネタをさっそく取り入れた「菩薩vs死神」、その意味不明さに「あれ、番組間違えたかな?」となる「美文字に挑戦」、「えっ、もっと予告に適した場面あったよね?」と言いたくなる意味不明さならトップの「叱られマリコ」、本編の暗さを微塵も感じさせない「科学vs盆栽」、時事ネタには最速で食らいつく勢いの「ゲス男」などなど、次回予告にまで凝りまくる制作陣が大好きです。
これもまた、『科捜研』シリーズのお約束になるのでしょうか。期待していいのかどうかはわからんが。

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