File.11 終活ミステリーツアー
ゲスト:音無美紀子、根岸季衣、松澤一之、川原一馬、大河内浩、やのぱん、大橋梓、中山義紘
脚本:李正姫
監督:田崎竜太
これ、人情話……なんだろうけど、どうにもこの人の話って「人情要素と科学要素と時事ネタ盛り込んでおけば『科捜研』だろう」的な感じがして苦手なんですよね。
◆史上最高の出オチ。棺桶inマリコさん。本当にここがピークだった感。
そして「意外と(棺桶の中に入るって)落ち着きますね」。そうですか……
しかしマリコママと一緒に来ていたみたいだけど、マリコママの影は見当たらず。一体コレはどういうことなのか……
1.先に帰った(マリコママは気まぐれ)
2.実は最初からいなかった(マリコさんなりの照れ隠し)
3.実はその「母さん」というのはあなたの想像上の(ry)
さあ、どれだ。
◆宇佐見さんが亜美ちゃんにもタメ口使ってる……!
いや、本当年齢等考慮すればおかしいことじゃ全く無いのに、なんだこの……こう……いや気にしても仕方ないな。うん。
◆さりげなく亜美ちゃんが蒲原青年に例の妙な敬礼してた。
あのポーズ、癖になる。しかしあの敬礼ポーズやる対象はどうやって決めてるんだろうな。
◆佐藤ふみ子さんに色々言われる主役コンビ。
土門さん→「なかなかの男前なのに女の扱いがなってないわね、坊や」
マリコさん→「あなた、男いないでしょ。女はね、ちゃんと逃げ道を用意しておいてあげなくちゃ。今みたいに追い詰めたら、息苦しくなって男は逃げ出しちゃう」
どっちも当たらずとも遠からず、というか大体合ってるから困る。
◆今回の風丘先生差し入れは黒みつだんご(できたて)。そろそろ本気で『風丘早月のスイーツマップ』を作ってもいい頃合い。
そんな風丘先生の差し入れを食べなかった日野所長、残念。せっかく風丘先生があーんしてくれたのに……勿体無い……そこは食らいつけよ、男として!
◆シャンパンタワー、実際に見てみたい。楽しいんだろうなぁ。綺麗なんだろうなぁ。
◆日野所長が、ブラウン(服の色)っていうかブラック(言動)になってる……
「勝手な捜査をしといて、成果なしかぁ……」
「リストはもういいよ」
「マリコくんが無駄なリストめぐりをしている間に」
いきなり厭味っぽくなってどうした日野所長、とか思ったが、正月スペシャルとかでの扱いを見ればさもありなん、というかなんというか。むしろ今までよく耐えた方。
◆土門さんが靴を片方脱がされ鑑定に回され、その間スリッパで待機する図が面白すぎてリピートしてしまう。許してくれ。土門さんにはぶん殴られるかもしれませんが。
そして日野所長の(無意識の)追い打ち・アメちゃんプレゼント。や、やめたげてよぉ!
そして、まるでその恨みを晴らすかのように被害者の弟さんに八つ当たり(にしか見えない)。土門さん大人げない。
◆紫外線を当ててダウンコートに大量の指紋が浮かび上がるところ、まるっきりホラーだな。最後、紫外線を使い分けて犯人の指紋だけが浮かび上がるところもホラー。
つまりフリーハグ=ホラー。ああ、怖い怖い。
◆ナンバーワンホストのてめー、マリコさんの肩に腕回すとかうらやまけしからんそれだけで死刑決定。
財布まで取っていくとか、なんで自分から罪を重くしていくんだろうか。そんなこともわからないぐらいの馬鹿だったのか?
っつか、ナンバーワンホストなのにそんなに金に困ってたのか?
◆マーちゃん、「石言葉」とかそんな洒落たこと知ってたんだ……
任意後見人の設定、なんか後半忘れられてなかった? 葬式取り仕切ってたからいいってこと?
翠さんがふみ子さんを許す・許さないはあり得るっつーか個人の勝手なんでどーでもいいかなレベルなんですけど、「なんで過去を知ったのか」っていうドラマ無しでそれを納得してもらおうってのが気に食わないですね。
しかも過去の罪を許してペンダントをプレゼントして、その上、任意後見人まで任せちゃうとか翠さんどんだけ聖人なのよ、っていう。
「どうしてそう思うに至ったのか」っていうのは、こういう人情話じゃすごく重要なファクターのはずなんだけどなぁ。そこを省略されちゃって全く感情移入できませんでした。
なんでしょうね、ストーリーも話の筋とか一生懸命追ってるうちに真相にたどり着いちゃいました感満載で、とても面白いものとは思えませんでした。
ということで、私はあまりこの話、好きではありません。
次回は殺人鬼からの挑戦状。っつか戸田山さん、『スペシャリスト』もあるのに働くなぁ。
謎の数字カードに隠された秘密?
そして死神との禁断のお茶会! そこには何が!?
次回以降も、楽しみにしておりますよっ。