【科捜研の女15】春スペシャル 感想

科捜研の女
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春スペシャル
謎の美人四姉妹の周りで次々と殺人が! 犯人は…魔女!? 誘拐! 殺人! 詐欺! 止まらぬ凶行はマリコをも襲い…!? 完全犯罪トリックを科捜研が暴くノンストップ2時間SP!!


ゲスト:富田靖子、高橋かおり、三倉茉奈、筒井真理子、梨本謙次郎、深沢敦

脚本:真部千晶
監督:兼崎涼介


『中居正広のミになる図書館』に若村麻由美さん、富田靖子さんが出演。ちなみに(『警視庁・捜査一課長』の方の宣伝ではあったけど)、内藤剛志さんもご出演。

・現在49歳とは思えぬ美貌に加え、「私、美容のこと考えたことないんです」なんて言ったばっかりに、中居さんに執拗に絡まれるはめになる若村さん。
中居「『私、なんにもやってないんです』っていうことは、『(この美貌は)生まれたときからなんです』って言ってるようなものですからね。『生まれ持ったものなんです、私。なんにも努力してないのにこんなに』っていう風にとられますから、『なんにもしてないんですよ』はやめた方がいいです」
若村「私、『なんにもしてないんです』なんて言ってないよ。健康のためにやってるの!」
内藤「昔から綺麗だったもんね」
若村「もう、やめてよ!」
なんというか若村さんと内藤さん、共演歴が長いせいか仲いいな。
いやでも、美貌ってのはそういうものじゃないかなって。こればっかりは努力しても手に入れられない、生まれ持った時点で割り振られた才能の類だと思うんだけど。なので若村さん級の美人に「生まれつきなんです!」って言われても、その通りすぎてむしろ「ですよねー」ぐらいに思うけどなぁ。厭味と感じることすらおこがましい、と思うわ。
そこで改めて中居さんに「(美のために)なんかやられてるんですか?」と訊かれ、食い気味に「はい!」
若村さん、バラエティいける人なんだ……知らなんだ。

・で、若村さんが最近やってることは「筋膜剥がし」。それを顔にやってるんだけど、皮膚科医曰く「薄くデリケートな顔の皮膚を引っ張るのは、シミやたるみを悪化させるからダメ。医学的なことはきちんと調べてからやってね。自己流のマッサージは非常に危険と思ってください」(要約)。
筋膜に詳しい医学博士からも、「顔を引っ張るのはやめた方がいい。そういう間違った情報を広められると困る。そもそも『筋膜剥がし』という表現は正しくなく、正確には『筋膜リリース』」(要約)。

・富田さんは風呂場のカビやアカが大嫌い。毎日、風呂あがりに20分掃除するんだとか。
でも専門家曰く、「天井を掃除しないと意味がない」。天井の水分を拭き取った後、酢を4倍くらいに薄めたものを吹きかけて再度乾拭きする、っていうのがいいらしいですよ。

・富田家のバスタオル事情(バスタオルを使わず、フェイスタオル数枚を使う)と自分のバスタオル事情が同じで嬉しそうな若村さん。
話の脱線許可を得られたら活き活きし始め、バスタオル事情について喜々として語り始めたら中居さんにツッコまれ、自分でお口塞ぎ出した若村さんかわいすぎる。
お口塞ぎつつリアクションしてる辺りがめっちゃかわいい。富田さんのトークタイムなのに、若村さんに萌える時間だった……

・隣に内藤さんいるし、『科捜研』番宣映像には当然土門さんも映ってるのに、内藤さんは『警視庁・捜査一課長』での宣伝担当なのでそのことに触れられずにしれーっと2番組が続いて宣伝されてるのが、なんか面白かったです。


はい、1ヶ月ぶり『科捜研』な今回。
今回のメインキャラは美人四姉妹、キーワードは「魔女」だったわけですが、その四姉妹に負けず劣らずの美貌を未だに保つマリコさんっていうか沢口さんこそが「魔女」なのかもしれない……生き血とかすすってる系の……
なんていう、とんでもなく誤解を招きそうなアレが。なんだ「アレ」って。

ってなわけで、感想いってみよう!





◆本編開始前の煽り、「あなたも必ずに嵌まる」は、誇大広告だったんじゃねぇかなぁ。
罠……って、なんかあった? 話の展開はものすごくありがちだったと思うんだが。


◆山中のぬかるみにSRI車のタイヤがハマってしまい、立ち往生したマリコさん・宇佐見さん・亜美ちゃん。後ろから車を押すのは免許を持ってないマリコさん、電話をしているのはいつでも冷静な宇佐見さん、ってのはわかるんだが、亜美ちゃんって運転免許持ってたのか! っていう驚きが。
若いし、なんかキャラ的に持ってなさそう……とか勝手に思い込んでた。今までの話の中で、亜美ちゃんが運転してた回ってないよね?
前任の泰乃ちゃんも車運転する回あったし、基本的に『科捜研』の科捜研じゃ、運転免許持ってないのはマリコさんだけ、ってことなのかしら。


◆北斗ダム、というワードが出てましたけど、そもそもマリコさんたちはあの山中に何しに行ったんだべか。
後の展開でわかるけど、マリコさんたちは閉じ込められてもその場で一応の科学捜査ができるぐらいの十分な装備を積んでたよね。しかも、車に常備してるだろうとは言いがたい毒物検査キットやサーモグラフィーとかまで。
でも、マリコさんが「あとは帰るだけだから、助けが来るのを待ちましょう」とか呑気なことを言ってるのを見るに、その後に急ぎどころか鑑定の予定があったわけでもなさそう。
な、何しにいったんだ……気になる……


◆亜美「魔女……?」
いや、その反応はおかしい。
フードを被った、男女すら不明瞭な人影を見ただけで「魔女」扱いって、それは酷いよ亜美ちゃん。
しかもそんな怪しげな人影見た後に現れた子どもに、導かれるままふらふらついていくんだもん。これは亜美ちゃんは何か霊能力的なものに操られてたとしか思えん。
まあ、科捜研メンバーの中なら、亜美ちゃんが一番「怪しげな子どもに無警戒に着いて行きそう」なのはわかる。一番霊能力に操られそう的な意味も兼ねて。


◆ネット配信用の番組って割には、ロケ行ったり山中で土掘り返したりする人員動員したりと、結構金かかってそう。台本まであるし。
その割にコメント数が少ないけど……まあ、死体発見時には弾幕状態になってたから、コメントせずに見てた人が多かったってことなのかな。
しっかし、こういうサスペンス系ドラマでも「www」とか「ワロタ」とか「涙目www」とかが『ネット上の表現』として市民権を得てるんだなぁ。とか訳の分からない感想が浮かびました。『科捜研』の視聴者のメインターゲット層じゃ、意味の分からない人もいるんじゃなかろか。


◆名前が「紅子」で、フード被ってて水晶球で占いができるとなると……『まじっく快斗』かー! こりゃあ紅子さんの力はモノホンかもわからんね(違う)。
目の前で堂々とインチキ霊能力宣言されても、温かい苦笑で済ませて見守るマリコさん。こういうドッキリ番組には意外に理解があるらしい。メディアへの露出度が半端ないせいか。
マリコさんの地雷に触れるとしたら「インチキ科学」とかの方なのかな。
霊能力自体も、実際にあるとは思ってないけど、娯楽として楽しむ分には否定しない、ぐらいのスタンスなのかしら。
本物の死体が見つかる→番組強制終了の流れは、ネット上で伝説化・祭り状態になりそう。現実だったらそうなるだろうな。そして番組は伝説に……


◆紅子「京都の竹林って、いかにも何か出てきそうじゃない?」
おう、京都に対する熱い風評被害やめーや。
しかし『科捜研』に限らず刑事・サスペンス系ドラマの中では、確かに「京都」って場所は魔都なんだよなぁ……それこそ、そこらを適当に掘り起こせばかなりの確率で死体に遭遇しそうなぐらいの。特に『科捜研』だと、死体も爆弾も致死率100%のウイルスも出てきそうで怖い。


◆相馬「相変わらず、事件遭遇率高いっすね」
完全にマリコさんが死神扱いで笑う。
まあ、相馬さんは去年の福井県恐竜回でほぼ自分から事件に巻き込まれに行ってるマリコさんを目の当たりにしてるからなぁ。そう言いたくなる気持ちもわからなくはない。


◆日野「マリコくんが帰ってこられませんからね。私でもなんかやれること、あります?」
こう言ってしまったばかりに、「じゃあ、ご遺体からウジ虫を採取してください」とのマリコさんばりの無茶振りが……
私の記憶違いじゃなければ日野所長は司法解剖に立ち会うの初めてのはずなのに、いきなり無茶ぶりのハードル高いっすよ風丘先生。でもその後の捜査会議で、日野所長はお菓子を平然と食べてるんだけどね。メンタル強いなぁ。慣れって怖い。


◆日野所長の顔芸。
相馬「だって2人しかいないから」
日野「あっ、そう」
ここの2人で顔芸しながら頷き合ってるの、おじいちゃんと孫 父親と息子みたいで仲良くて微笑ましいな。
しかし、以前も言ったけど、この京都府警科捜研の人員の少なさは異常。2人しかいないから……か……充実させるべきは機材とか技術とかより、まず人員だと思うんだ。


◆亜美ちゃんの字と絵はかわいい系。若いしね。
ということで、ビデオ越し捜査会議。この前の福井恐竜回でもあったけど、好評だったんだろうか。なんか前回より、ネタ的な意味で磨きがかかってる。わちゃくちゃしてる風丘先生・相馬さん・日野所長かわいいなー。お菓子もぐもぐしながら検査結果報告かわいいなー。
ビデオ越しの「まいど!」「はい、愛想なし」、カメラに向かって代わる代わる捜査結果を報告していくところ、後ろから日野所長を殴る真似する風丘先生・相馬さん、そしてそれに乗ってあげる日野所長、カメラにずいっと迫ってくる3人。面白すぎるわ。
風丘「(遺体は)占いで見つかったんじゃないの?」
マリコ・宇佐見・亜美「………………」
風丘「……はいっ、科学的じゃないことは受け付けませんでしたー!」
風丘先生渾身のネタ、滑る。真顔で無言になるのやめーや。


◆紅子さん公認の「いい男」の宇佐見さんに嫉妬しかない。
宇佐見さん、ホント非の打ち所がないイケメンっぷりだもんな……くっそ! 富田靖子を好きにできるとか! くっそ!
でもその後、3人でトランプやってるところが描写されてましたけど、なんか宇佐見さんがあまりにもあんまり楽しくなさそうにトランプやってて笑った。
確かに強引に誘われはしてたけど、宇佐見さんってああいう場なら、とりあえずは楽しそうに遊びに興じてくれるのかなって思ってた。意外に感情が表に出てる。最近の宇佐見さんは、今までに比べてちょっとフランクになったというか、親しみやすくなってる気がします。


◆シャワーから水が吹き出すところは、やっぱり皆さん「ヒッチコック?」「サイコ?」って思いますよね、そうですよね?
でもシャワー中に襲われるっていうわけじゃなかった。シャワー後かよ……サスペンスなら! シャワー中に事件が起こるのはお約束だろ!? 違うの!?


◆まさか番組プロデューサーさん、「帰るんですよ」って車を発進させて本当にそのまま話からフェードアウトしたなんて、想像できないっすよね。怪しい・怪しくないはさておいてまた出てくるのかな、とか思ってたのに。本当にただただ無関係な人だったのか。


◆亜美「凛ちゃん! 昨日のゲームの続きしようか、ねぇ」
亜美ちゃん、登場初期はリアルで「(゚∀゚)キタコレ!!」とか言っちゃうオタクキャラだったのに……幼い子どもを気遣いさっとその場から遠ざける、なんてこともできるようになったのか……と、姪っ子を眺めるオバサンの気持ちになりました。これもまたキャラの成長。


◆マリコ「もしかして……サーモグラフィー、車に積んでたわよね」
すっげー細かい話なんですけど、話の流れからするにこの台詞、「もしかして」「サーモグラフィー~」は分かれてて、「もしかして」は『あの部屋に青以さんがいるかも』という独り言で、それ以降はそのまま機材積んでたかっていう確認、っていう台詞だと思うんですけど、マリコさんっていうか沢口さんは一気にひとつの台詞として喋ってて、そのせいでこの台詞のニュアンスがおかしなことになってたと思うの。


◆廣田さんと紫織さんは、どうして認知症の奥さんのことを一旦は隠そうとしたんだろう。別に最初から存在を明らかにしてても構わないと思うんだけど。


◆神社にお参りに来たら、死体が落ちてきたでござる>舞妓さん2人
このシチュエーションはなんというか、神も仏もないなぁっていう。嫌だなぁ、この発見の仕方。そもそも死体発見するのが嫌だ、っていうのは置いといて。
しかしまぁ、きっちり1時間またぎで死んだな、女社長さん。こういうところもまた2サス。


◆風丘「ご遺体がお土産とは……マリコさんらしい」
完全にマリコさんが死神扱い(その2)。まあ、これも普段の風丘先生のこき使われっぷりとかを見るに、言いたくなる気持ちは大体分かる。


◆マリコさんの思考に宇佐見さんだけが着いて行ってて若者2人が置いて行かれてる。
相馬さんとマリコさんは性格は似てるけど、宇佐見さんとマリコさんはなんというか「似てる」というか「近い」よね。抱える性質が。


◆秦刑事「殺しはしないでしょう、妹の子どもを」
仮にも警察の人で、捜査の第一線に立ってるだろうに、何その甘い現状認識。怖いわ。もしその通りだったら、警察なんていらなくなっちゃうよ。


◆「いい魔女と悪い魔女」の本、あれって美術さんの手作りなのかな?
無駄に凝ってる美術さん。いつも通り。
凛ちゃんが誘拐されて、母親である紫織さんが取り乱すのは当たり前なんだけど、それにしても「やっぱり魔女なのよ!」とか言い出して、本当の意味で青以さんを気遣ってたのは紅子さんだけだったのかな、と。青以さんが一度家に帰ってきたってのを知った時も、「そんなの聞いてないわよ」って言ってたし。


◆新兵器・音声心理分析キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マリコ「人は、声帯を振動させて声を出します。声帯振動は、ストレスに対して敏感に反応する。人前で話すとき、緊張で声が上ずったり、恐怖のあまり、声が出ないっていうのもあるでしょう? 嘘を吐いているときの心理的緊張も、声帯に微妙な変化を与える。本人ではコントロール出来ないその変化を測定することで、嘘を吐いているかどうか判定します」
亜美「いわば、『声の嘘発見器』です」
要するに『逆転裁判5』に出てきた「ココロスコープ」みたいなものなのかな? あっちは声に含まれる喜怒哀楽を測定してたけど、さすがにまだそこまではいかないのか。それでも声から心理的緊張を測定するって、かなりすごいことなんだろうな。かがくのちからってすげー。


◆きゃー藤倉刑事部長のテーマキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
この威圧感、何度聞いてもRPGラスボス曲。
これも今度発売のサウンドトラック第二弾に収録されているはずなので、皆も是非是非サウンドトラック第二弾買おうね!(ダイレクトステマ)


◆見つかっちゃいけないはずの紫織さん尾行のとき、科捜研の皆様はいつも通り真っ赤なジャンパーを着ていて大変目立ちましたが、あれは今はいない佐久間刑事部長が最後に予算を通してくれたシロモノなので、色々と秘密機能が装備されています。たとえば、隠密行動用に迷彩機能とか。なので私たち視聴者にはいつも通り真っ赤なジャンパーに見えますが、実は作中の人々からすると景色に溶け込んでいるのです!
――なんてことがあったらいいな、的な妄想。どんなオーバーテクノロジーだよ。
あの真っ赤なジャンパー、どれだけいるかわからないけど「チビッコの心」を持つ視聴者にとってはものすごくハートストライクなシロモノだと思うので、どれだけ高くてもいいんでレプリカを販売してくれないかなぁと思います。なんつーの? 戦隊変身アイテムに憧れるチビッコが欲しがりそうです。私も欲しいです。


◆まあ、あの便利屋さんのオッチャンは本当に事件とは無関係だろうから災難だったなぁとは思いますが、あの時点であの現場じゃ本当のことを言ってるか嘘を吐いているかはわからないわけだし、そもそもどう考えても事件に無関係じゃない「依頼してきた人物」について詳しく聞かなきゃ嘘だと思うので、あそこで刑事さんたちが全員で頭下げるのは演出的には面白かったけど、描写としてアリかナシかで言ったら「ナシ」だよなぁと思うんですが、どうでしょう。


◆曲名わかんないけど、凛ちゃん捜索のために醍醐さんや青以さんの身の回りのものを検査していた時のメインテーマのアレンジ、普段あまり流れない部分まで流れてたよね。
これもまたサウンドトラック第二弾に収録されているはずなので、是非是非皆様サウンドトラック第二弾を買いましょうね!(ダイレクトステマ)


◆何時ロケをしたのかわかりませんが、別子銅山跡に雪が積もってるシチュエーション、ええなぁ。クライマックスだけの舞台って、もったいない。
そしてマリコさんたちは愛媛へ。ヘリまで使って、割と金かかってんなぁ今回。
マリコさんがぴょんってヘリから飛び降りたの、なんかかわいかった。あざとい。
これを言ったら身も蓋もないんだろうけど、今回のマリコさん(と相馬さん)は、なんで一緒に別子銅山跡に踏み込んだんだろう……特に現場で何かすることを求められてたわけじゃないのに。むしろ戦闘力皆無のマリコさんたちは、足手まといにしかならないと思う。実際、なってたし。


◆土門さんの華麗なるドアキーック!
これで内藤さん、既に還暦過ぎてらっしゃるんだぜ……若いよなぁ。よく足上がるわ。


◆凛ちゃんを発見した時、相馬さんが間髪入れずにパッと「任せた!」って蒲原青年に任せて、自分は他の人たちに知らせに行くことを選んだところ、なんか状況判断力長けてて「すげぇ」って思った。そこで「ああ」って凛ちゃんを保護する蒲原青年もよかったです。


◆なんで一般人で女性の青以さんを保護して別のところに連れて行かないんだよ! なんで普通に捜索隊の中に紛れ込ませてんだ!
しかも、なんで戦闘力皆無のマリコさんと一般人女性の青以さんだけを組ませるんだよ! 相手は曲がりなりにも警官だし、武器も持ってる可能性もあった(実際持ってた)。あれだけたくさんの警官がいるんだから、この2人にも警官のひとりぐらいつけてあげなきゃダメだろ!
案の定、2人でピンチになるし……青以さんなんか撃たれちゃうし……下手したらこれ、あの場にいた警察官の皆さんにとって大問題になりかねないのでは。
青以さんは青以さんで、捜索の最中なのに時間の都合でいきなり過去告白モードに移行するし。あそこはまず何より、紫織さんたちを探す方が先だろう。真相をぶちまけるのは、紫織さんたちを保護してからでも遅くはないと思うんだけど。


◆いきなり頭のネジが吹っ飛びだす醍醐さん。なにあれ怖い。
「魔女狩りをすることにした」
「この魔女め……!」
「お前たちは魔女だ! 私の家族を不幸にする魔女だ!」
「天国の成美、見てるか? お父さん、お前を殺した魔女たちを……」
「お前も魔女か? 邪魔するヤツは……殺す」

そこまでは話が通じる割と理性的な感じだったのに、いきなりネジ吹っ飛んじゃって話すら通じなさそうな雰囲気に。犯罪を犯すってことは狂気に飲み込まれる、ってことなのかしら。
いや、それにしても唐突すぎる吹っ飛びっぷりで怖いわ。醍醐さん怖い。
で、マリコさんが撃たれるギリギリ間一髪のところで土門さん突入。安定のマリコさん警備員係・土門さん。あのマリコさんの態度は、土門さんたちが近くに来てたのにちゃんと気づいてたか、或いは信頼してたか。


◆最後のブレスレットに関するマリコさんの推測ですけど、感動的な描写と演出ではありましたが大変申し訳無いが私はポエマーモードになったマリコさんがあまり好きではないので、ちょっと流して聞いてた。本当にごめん。
確かに状況的に考えたら青以さんがブレスレットを残したのはわざとだろうし、意図も大体マリコさんの推測通りなんだろうけども、だからって「姉妹の絆が本当のお守り!」って言われてもなぁ。そもそも推測の根拠を提示してないし、そこまでの話とそれは絶妙に繋がってないと思うんだけど。なんか「マリコさんがポエマーだ」って感じる時の大半は、マリコさんが割合無根拠に人情を語ってる時なのかもしれん。同じようなこと言ってても、科学者らしく根拠を提示した上で言ってたらもっと違和感は軽減する、と思う。
あの状況では姉妹たちを元気づけるのが目的なので、青以さんの真意とか話の繋がりとか推測の根拠とかはどうでもいいんだよ、って言われたらそうなのかもしれないけど。うーん。


◆ラストは紅子さんからの手紙を屋上で読むマリコさんと土門さん。
紅子「見える……見えるわ! マリコさんの結婚相手は、とても身近にいる人……!」
土門「ほう。誰だ、ソイツは?」
マリコ「私の近くに、そんな人、いるかな?」
敢えて「マリコさんの結婚相手は誰だ!?」とかは言いませんけど、そもそもマリコさんって、まだ結婚に対する夢とか希望とか持ってたんだ……っていう驚き。
今この設定が生きてるかは知らないけど一応バツイチで、過去にはあれだけ元夫とか元夫と付き合ってる準子さんとかと揉めてて、「もう結婚とか恋愛とか懲り懲り」な考えになっててもおかしくないし、大体今のマリコさんは“超”がつくほどの仕事人間なのに、紅子さんからの手紙に対して満更ではなさそうなのがなんとも。
それだったら、以前佐沢先生にプロポーズされた時、もうちょっと動揺してあげてもよかったんでないの。あらゆる意味で佐沢先生涙目展開すぎる。やめてあげて。
……自覚、ないんだろうか……色んな意味で。



警察手帳を捨てて、警察官の武器である警棒や拳銃を犯罪に利用するなんて、確かにこれは土門さんキレるわ。
というように、確かに醍醐さんも罪深いけど、青以さんも流れに流されててあまり自分の意思が感じられない割には、いざって時には自分のことを中心に考えてた印象。そうでなかったら、ここまでややこしいことにはなってなかったような気がするのね。
もちろん今回の犯人は醍醐さんなんだけど、その犯行に青以さんが関わってたのもまた大きな事実なわけで、それなのに最後、四姉妹+凛ちゃんがにこにこと仲良くしてるのは「えー、それでいいのか?」って思います。青以さんの無事を祈ることまでは理解できるんですが、そこは納得できなかったなぁ。

犯人の行動や動機の解明の大半が終盤の自白頼みになってたこと、命の危険に晒された人質をめぐる問答や真犯人の告白、そこに至るまでの展開の仕方、オチの付け方なんかも、なんというか「2時間サスペンスだなぁ」という感想。
去年の福井恐竜回が「2時間サスペンスを意図的にパロディしました」だったら、今回は「話を組み上げて行ったら2時間サスペンスになりました」って感じ。
そもそも話の構造というか、ひとつひとつの展開を深く掘り下げることなく、次々に新たな事件が巻き起こって話を進めていくってのが割と2時間サスペンス。中心になるキーとか謎とか事件とかが特になく、事件と事件を繋げて展開していくっていう。
なので、あまり「おお、『科捜研』だ!」って感じはしなかったかな。科学捜査部分は淡々としてたし。
まあ、今回はいわば第15シーズンのオマケ+今度発売のサウンドトラック第二弾の販促、みたいな側面があると思うので、「まーいっか」ぐらいに思ってます。
そして筒井真理子、富田靖子、高橋かおり、三倉茉奈なんていうそれぞれ違ったタイプの美人がゲストとして集まってたのは眼福だったし、クライマックスの別子銅山跡のシチュエーションはよかったし、お馴染みレギュラーキャラの掛け合いとかは結構好きなの多いです。


というわけで、半年+1ヶ月の間、皆様本当にありがとうございました!
第15シーズンについてはまとめで。

最後の提供画面にもあったように、4月27日には『科捜研の女 オリジナルサウンドトラック Part2』発売!
皆、是非是非買ってくれよな!(ダイレクトステマ)

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