【科捜研の女 season18】第2話 感想

科捜研の女
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File.2 妻たちの殺人計画

ゲスト:雛形あきこ、宮本真希、阿南敦子、小野真弓、長月翠、七海薫子、井之上チャル、佐渡山順久、奥井隆一、西村匡生

脚本:李正姫
監督:田崎竜太




 今回のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!

 マリコさんは土門さんのお墨付きなので殿堂入り。選択肢に入れたら絶対票が偏るでしょ?
 マリコさんを除いた今回の人選の理由は大体わかってもらえると思いますが、亜美ちゃんも敵に回したらサイバー的な意味で色々暴かれそうだよな……ってことで。
 というか、正直「レギュラー陣全員怖いよ」が結論な気もする。初回の日野所長とか、めっちゃくちゃ怖くなかったですか? それに今回を見たら、やはり科捜研はみんな平等に怖い。
 
 結果。宇佐見さんトップ。ぶっちぎり。もう他とか目じゃない。2位の土門さんの倍以上ですよ。むしろ過半数超えだよ。普段、あれだけ物腰柔らかくイケメンジェントルマンなのにな……もう『科捜研』に来て7年経つのにな……
 ってことで、宇佐見さんに票を入れてくれた66人ぐらいの人には、
 
 宇佐見さんが真心を込めて淹れてくれたお茶を飲む権利を進呈します。


 そんなこんなで、みんな怖いよ今回!


OPまで


◆また京都の風評被害が増える。


 遺体を山中に埋める主婦3人。遺体を隠すなら山の中がマストみたいな考えやめろ。
 そんなだから赤い魔女にも風評被害を撒き散らされるんだ。
 もっともここは竹林じゃないわけですが。

みのり「大丈夫よ。土砂崩れでも起きない限り……」

 雰囲気作りのための雷鳴と雨なのかな、と思ったら1級フラグ建築士ぶりを発揮する主婦の皆さんで笑った。今回、中盤まではほぼコントだからなぁ。




◆即効で回収されるフラグ。


 現実はままならなさすぎる。
 っつーか、この時点で既にちゃんと遺体を運んだトラックの出処もきちんと映してて、「ああ、全部手近なものでやったんだなぁ、本当にただただ一般人の皆さんが知恵を振り絞って遺体を隠そうとしたんだなぁ」って感じだ。
 それだけに、どんな相手にも容赦ないマリコさんたちのラスボスぶりが光る。もちろん、犯罪・ダメ・ゼッタイ。
 関係ないけど、「ひとことーく」ってセンスは結構好き。「ひ」ってどデカいシンプルなアイコンとか、「どうせ一言じゃ終わんないんだろ」みたいなところ含めて。




◆恐怖のマリコスロー。


 エンカウントしたら最後とか怖すぎない? 昔の理不尽難易度RPGかよ。強制敗北イベント突入した気分。怖い。





「File.2 妻たちの殺人計画」 1回目のCMまで


◆マリコ「亜美ちゃん、呂太くん、お願い」


 私の記憶が間違ってなければですけど、呂太くんさんが初めてご遺体に直に触れた回だと思います。今までは多分、かなりご遺体に近づけてはいても周りで証拠採取とか写真撮影ぐらいでしたよね。
 お……「おめでとう」でいいんだろうか、これ……
 ご遺体の傷口を直に見ても怖がる素振りを見せなかったりと、そりゃ呂太くんさんも3回目の冬を目指してるもんなぁ、と思わせる慣れぶり。かなり場数踏んでるもんね。
 その前に、もうちょっと段階踏んでくれてもよかったのよ、という気持ちがなくはないけど、ただ私はS16のあそこらへんの話はアレはアレできちんとケリついてると思ってるし、そこからは呂太くんさん本人がひとつひとつの現場で「慣れて」いくしかない、という結論も納得できるんで、省略もしょうがないかなぁともわかる。




◆マリコさんに対する主婦3人のファーストインプレッション


奈緒 「あの白衣着てる女の人、お医者さんなんですかね?」
史  「なーんかすっごい『仕事できます』って感じ……」
みのり「……そう? なんかいけ好かない女だわ

 黄色い規制線は、みのりさんたち「ミイラを押入れに隠し続けてしまう」側の人たちと、マリコさんたちみたいな「その前に解剖しちゃう」側を隔てる線なのかもしれん。
 この時点で、マリコさんを明確に「いけ好かない」と評したことでメインゲストが雛形あきこ演じるみのりさんなのが提示されてる。
 ぶっちゃけ今回、話そのものへの貢献度ではなくゲストのドラマという一面から見ると、奈緒さんと史さんの2人は添え物というか、みのりさんが一線を越えるためのアシストぐらいの立ち位置だったからなぁ。最後はマリコさんとみのりさんだけで話が収束しちゃったし。




◆マリコさんにファッションのことを聞いちゃダメ。


 日野所長のお墨付き。
 そういや、亜矢ちゃんも最後に出たときが高校生で、そこから更に数年経ってるわけだから、もう大学生? そりゃネイルぐらいするわな……
 もし本当に本人の希望通りに医学部に行って医師免許とって……とかいうルートを進むなら、ネイルにハマれるのは今が最後、という感じでもある。目一杯ネイルも勉強してほしい。
 パリピウェーイになった亜矢ちゃんはさすがにちょっと寂しいので、年齢相応の垢抜けた感じの亜矢ちゃんに再登場希望です!

 爪のことを気にしてくれて、マリコさんからの無茶振りなしでも調べてくれる風丘先生。むしろ自分からマリコさんの方に視線を向けている。マリコビームを受けにいっている。ドMかよ風丘先生……(今更)
 逆にマリコさんはさっと視線逸してんだけど。これはこれでちょっと酷いw




◆新婚三択。


史  「ねえ、聞いて。『ある日、妻が仕事から帰ってきた夫に“ご飯にする? お風呂にする? それとも私?”と聞いたところ、夫からは“全部外で済ましてきた”』だって! アハハハハ! ウケるんだけど!」
 新婚三択でニコニコ大百科に記事あって噴いた。あるあるネタやね。元ネタなんやろ。
 私だったら、マリコさんを出迎える側になりたいっすね。
 
私  「おかえりなさい! ご飯にする? お風呂にする? それとも……」
マリコ「……あの鑑定結果、やっぱり引っかかるわ……」(無視して自室へ)
私  「」

これでいいわ。これでもいいわ。これだけでも幸せだよ。いいんだよ……




◆みのり「大丈夫。(身元がバレないように)シャツのタグまで切ったんだから」


日野 「被害者の身元、わかるかもしれないよ」
 現実は非情である。

 日野所長の有能ぶりが、SP以来留まるところを知らない。ストップ高。
 シャツのタグからでもわかる身元。今回はオーダーメイドのシャツだったという幸運からなんだけど、「首元のタグを取っても裾のタグ取らず」だったからな。頭隠してもなんとやら。
 かすれた文字でも解読して身元判明にとりかかる、舐めてはいけない京都府警科捜研。修羅の都に立ち向かうには、これだけ有能な人材・機材揃いじゃないといけないのか……




◆みのり「あの男の身元さえわからなかったら、警察は、私たちにも、あの子にも、たどり着けないんだから」


蒲原 「シャツのブランドから、被害者の身元がわかりました」
 みのりさんの1級フラグ建築士ぶりがすごい。現実がシビアすぎませんか。こんなのってないよ! あんまりだよ!
 ここまでのところ、フラグは全部みのりさんが立てて回収してるんだもんなぁ。みのりさんが口出さなかったらもしかしたらワンチャンあった……?




◆張り込みなう@カラオケ


 カラオケを選択するセンスが好き。ある程度の密室性が確保できる、と選択の理由がわかるのも好き。確かにカラオケ店とネットカフェは金はかかるけど便利。私も以前、風邪引き中に1日外を回らないといけなくなったときに、しんどくてカラオケ店行って空き時間に寝てた覚えがある。駅前にだいたい1箇所は密室で寝られるスポットがあるなんて最高。カラオケ店ありがとう。
 でもカラオケ店で窓が開く所、見たこと無いな……だいたい、なんか窓もないような部屋だったりあってもはめ殺しな気がする。チェーン店以外だと違うのかな?
 
 夏服黒ベスト仕様だと、皆の衣装のイメージカラーのカラーリングが映える。こうして見ると、本当にはっきりと色分けされてんのな……

マリコ(カラオケ店の方を振り向く)
奈緒 「!!!」(隠れる)
マリコ「………………」
亜美 「どうしました?」
マリコ「……ううん、なんでもない」

 このマリコさん、レーダー機能も搭載した最新型なの?
 バージョンアップの回数多くないですかね……テンパりがちな奈緒さんじゃなくても泣きたくなるわアレw 普通に怖いw




◆科捜研の捜査を生配信@ミルペット


 別にネット配信はされてないですけど。しかも視聴者は犯罪者の3名のみ。視聴層……
 今回もみのりさんのカメラ配置が巡り巡って自分たちの元へたどり着かせる決め手になってしまうという皮肉。やっぱり素人には犯罪は無理。犯罪・ダメ・無理・ゼッタイ。
 それはそうと、スマホ画面を3人で凝視しながらアレコレギャーギャー言ってたのは面白かった。テレビにツッコミ入れてるオバチャンそのものだし、ゲーム実況見てる時の自分も思い当たる節がある。ホラゲの実況とか見てると、やっぱりびっくりポイントには思わず実況者と一緒に声出るもんな。既プレイ実況者とか一部ベテランを除く。キリンさんの落ち着きぶりが好きだった。今もまだ実況やってんのかな?




◆主婦の知恵vsプロの現場検証


第1ラウンド 「必殺しみ抜き大根おろし」

史  「血の染みはね……大根おろしで落とせんのよー? いい?」
奈緒 「……ああっ、すごい!」
史  「ふふふ……残り物で染みを消す裏技よ。」
みのり「さすがー!」

 そういや放送日前日に、関東ローカルで『掃除の達人』回の再放送やってましたね。でも当日再放送は『偽りの鏡』回。

亜美 「……反応ありませんねぇ」
マリコ「ええ……」
3人 「はぁ……」
史  「ねぇ~? 主婦の知恵も大したもんでしょ?」
呂太 「ねえねえねえねえねえねえねえ」
3人 「………………」
呂太 「なんだろう? これ」

 律儀に大根を三角コーナーに捨ててるのが悲しい……いつもの癖、って感じで悲しい……
 さっきまできゃっきゃとはしゃいでた主婦3人のテンションがダダ下がる瞬間。だって、三角コーナーにあった大根を見ただけで、

マリコ「じゃあやっぱり、ここが殺害現場だったのかも」
みのり「!?」
マリコ「大根に含まれるジアスターゼでタンパク質を分解し、血痕を消したのかもしれないわ」

 こんなこと言わないでしょ。
 修羅の都の科捜研こわい。しかも大根おろしで血痕消した事件が、少なくともドラマになってるだけでも今回で2例目ってのが怖い。しかもどちらも、殺人犯と死体遺棄犯違うんだよなぁ。誰かをかばってパターン。
 なのに話に抱く感想の、この差はなんだろうな。今回に対しても思うところはあるんだけど、主婦3人のキャラに多大に救われてる感がある。これは私があの話のことを本当に好きじゃないだけなんだろうけど。
 ここで史さんがお菓子パリパリやけ食いしだすのちょっと笑った。

第2ラウンド 「掃除は隅を丸く掃くな」

マリコ   「亜美ちゃん!」
亜美    「……血液反応ですね!」
みのり・奈緒「!?」
奈緒    「この辺りの担当はみのりさんじゃありませんでしたっけ!?」
みのり   「ちゃ……ちゃんと綺麗にしたもの!」
史     「みのりさん、そういうとこ適当だから」
奈緒    「そうそう。四角い所を丸く掃くタイプですもんねえ」
みのり   「ちょっと酷くない?」
奈緒    「だってそうじゃないですか! 大雑把なんですよ!」
みのり   「言い方ってものがあるでしょ!」

 ここで史さんが完璧にやけ食いモードに突入してて草。でもちゃんと異変には気づく。史さん好きだw

第3ラウンド 「人の爪は口よりも雄弁に語る」

亜美 「マリコさん……これ、見てください」
呂太 「……なんだろう? この粉……」
奈緒 「なんなんですか?」
2人 「知らないわよ」

 この粉の正体は現場で削られた爪ということが後に明らかになるわけですが、ここまで不審なものが現場に揃ってしまった時点で、そりゃマリコさんが怪しまないわけもなく。

ファイナルラウンド 「マリコ大接近」

 完璧にB級ホラー映画の演出で草。くーるーきっとくるー
 明らかにマリコさんがこちらのカメラに手を伸ばしてるのに、逆にスマホ画面から目を離せなくなってる、むしろ自分から覗き込みにいってしまう主婦3人を見てると、ホラー映画見てたりホラゲ実況見てたり、色々当てはまる状況はあれど「わかるわ……」ってなる人が多数なのでは。人は恐怖心を感じると、逆に対象から目を離せなくなる生き物らしい。
 それにしても、マリコさんが「ギャー!」なんて叫ばれて化物みたいな扱いをされる日がくるとはなぁ。いやでもアレ、確かに怖いわw





2回目のCMまで


◆能ある鷹は爪を隠す


 だけに、「爪」を隠せなかった主婦の皆さんは……という話。爪違いの洒落です。
 対して、科捜研の皆さんは着実に主婦3人の元へと迫っていく。
 ペット見守り用のカメラのアクセス履歴からみのりさんにたどり着いちゃう亜美ちゃんが有能すぎて怖い。やはりアンケートの選択肢に入れたのは間違ってなかった。
 今回のアンケートでぶっちぎりトップだった宇佐見さんはといえば、意外と今回の活躍ぶりは控えめ(当社比)。
 ……自身が目立つことを好まず、スポットが当たりかければ機会があるまでは陰の存在であることを好む。宇佐見さんはアサシンなのでは? ニンジャナンデ?




◆聞き込みで迫りくる京都府警陣


 こっち来んな

 マリコさん・呂太くんさんペア、宇佐見さん・亜美ちゃんペア。母息子と父娘みたいだ。
 というか、前からそうだけど「(その当時の環境の)ぶっ飛んだキャラ同士」「(その当時の環境の中で比較的)常識人のペア」が多い。気がする。だからマリコさんと宇佐見さんがペアで外に出るのは稀(ないわけじゃない)。
 この流れだと、土地関係の聞き込みに出てるいつもどおりの土門さん・蒲原刑事のペアも父と息子のように見えてくる不思議。お父さん!

 甘党の蒲原刑事がレモン入りコーヒーに目をむいて驚いてるの笑う。
 コーヒーにミルクかレモンはおつけしますか? アイスコーヒーはホットとアイスがございますが、みたいなアレ。違うけど。

 とうとう奈緒さんの勤めるネイルサロンという本丸にたどり着いてしまうマリコさん。奈緒さんの動揺ぶりがコント。でも奈緒さん的には、マリコさん見るのこれで3度目だしな……しかもあの大接近の後に本人と遭遇だもんな……それはトラウマだよな。
 
奈緒 「どうしましょうー! うちの店にあの女が来ました」
みのり「奈緒さん、落ち着いて。『あの女』って?」
奈緒 「あの時の、白衣の女ですよ。京都府警の科捜研の人だって!」

 「白衣の女」。「悪魔」と呼ばなかった最後の理性は評価したいw

史  「ああー。うちにも来たわよ、警察。ひとりは『ザ・刑事』って感じの渋めのいい男だったのよ~!

 よかったね土門さん、『渋めのいい男』だってさ。
 (ただし褒めてるのは死体遺棄犯)
 サスペンス好きだっていうし、史さんの趣味がわかる。気が合うな。たぶんそれ、一般的には「渋専」とか言われちゃってなかなか珍しい趣味扱いされる類の好みだと思うんだよw 謎に肩身狭いよな。カッコいいじゃんな。
 で、次回の予告がアレなので、よかったね土門さん、モテ期到来っすな!
 普段からモテてる、というならごめん。

史  「こういうところからバレるってドラマでやってた」

 思い切り犯罪の参考にされてる『科捜研』。どう見ても史さん、『科捜研』視聴者じゃろ。これはNice boat案件ですわ。刑事ドラマの罪は大きい!(冗談です)
 いや、マリコさんたちはそれを元にした犯罪を上回ってきちんと真実にたどり着いてるわけだから許される……・はず。




◆恐怖のチャイム


 呼び鈴鳴ったから出てみたら、モニターの向こうにマリコさんと土門さん。
 完璧にホラー演出なんですけど。
 これは勝てないわ……負け確イベントじゃん……序盤でラスボス出てくるようなもんじゃん……詰み確定。
 でもめっちゃ笑ってしまったw 悔しいw





3回目のCMまで


◆マリコ「早速ですが、こちら、ご存知ですよね?」


 1回目の不審な人影は見逃した辺りで噴き出して、2回目物音がした時の間で完璧にやられた。コントかよ。
 さすがにコントのように誤魔化されてはくれないザ・刑事の土門さんがドアを開けて確認した先に、奈緒さんと史さんが洗濯物やハンガーにまみれて座り込んでたのでもうダメだった。
 史さんの「やっちゃった……」って表情からの照れ笑いしつつの顔を隠す表情が可愛かった。「渋くていい男」の土門さんに若干照れてる?ような顔も。あれ、史さんがひっくり返したんか。




◆3人の馴れ初め。


 縁切り神社で縁が繋がるって不思議な話だな。しかもそういう縁に限ってこういう腐れ縁になったりして。
 まあ、縁結びで有名な出雲大社も、本当に大事な縁を結ぶために不要な縁は切るとか聞いたことあるし……(本当かは知らない)
 少なくともこの3人にとっては、この繋がりは必要なものだったってことなのかもしれない。たとえその結果がこういうことになったとしても、「ミイラ」を出すには必要だったと。
 つまり、それを利用した真犯人絶許、ってとこに落ち着くんですが。キャー土門サンカッコイイー




◆みのり「何かで読んだのよ。『どの家の押し入れにもミイラがある』って話」


 ミイラ化するほど長い間、見て見ぬふりをしてきた問題はどこの家にもあるよね……という話。どこかの国の格言らしいけど(そこでも「押し入れ」なのかは知らない)、耳の痛い話だ。
 そんなミイラ化したものを、問題だと認識できなくなっている家も多いんじゃろな……と思う。そう思うとますます鬱。




◆誰だお前。


 回想映像でそこまで頑なに顔を映さなかったから視聴者的には「佳美さん」が別人なのは想像つくけど、これひとつ間違えてたら佳美さんにも色々嫌疑かかってたんだよなぁ……とか考えると、本当に今回の真犯人のはた迷惑ぶりがすごい。主婦3人+佳美さんからリンチ受けても見逃されるレベル。
 宅配便グッジョブ。

 舞妓さんクッキーで再現・整理される今回の事件の構造。謎の女に割り振られたクッキーは呂太くんさんの腹に収まった。食われた……
 あれ実在するお菓子らしいっすね。もはやドラマとコラボ・タイアップしてるのと変わりない。ジャンプの新連載『ジモトがジャパン』が、『ケンミンSHOW』みたいな都道府県ギャグ漫画だからかご当地名産の広告募集! とかやってて本当に翌週には柱に広告が掲載されてたとかあったけど、『科捜研』もそれぐらい開き直っていいと思う。あなたも『科捜研』で地元の名産を売り出してみないか?
 風丘先生が既にしれっと科捜研に混じってお茶してるの、和むしお馴染みだし馴染んでるけど、馴染みすぎじゃろw 10年以上って本当に長いな……
 こうやってお菓子でちょっと気を抜いた雑談めいた捜査会議的なことやってても、この人たちは「能ある鷹」。ここはちょっとした爪とぎタイム。狙いを定めたら絶対離さないからな……すっぽんとかピラニアとか目じゃないからな……

マリコ「そこに人がいた以上、必ず痕跡が残る……4人目の女がいたなら、必ず彼女の痕跡が残ってるはずよ」

 そういうわけで、ここからは倒叙モノから主婦3人(っていうかメインはみのりさん)のカウンセリングに話がスイッチングするので、結構な駆け足で話が進んでいくことに。
 なんかそれが余計に怖いんだよなw ここからが本領発揮というか、「本当に怖いマリコさん劇場」っていうか……





ラストまで


◆みのり「あなたみたいな女、嫌い。あなたも私たちみたいな女、嫌いでしょ?」


 マリコさん、事件関係者の女性に突然disられる率高い問題。気のせいじゃないと思うw 変人とか厄介な犯罪者には、鬱陶しいくらい好かれるのにな……ファン層が偏り過ぎや。
 今のマリコさんが嫌うとしたら、それはこういうプライベートでどうこうとかではなく、『正義』を持たない人なんじゃないかなぁ。「信念」とか「柱」と言い換えてもいいけど、そういう類のアレ。
 あの落合刑事のことだって「彼女なりの『正義』があるかもしれない」と、認めなくとも受け入れようとはしていた人だし。たぶん、マリコさんの地雷は『正義』の有無なんじゃないかなと思ってる。
 だから騙されたとはいえ曲がりなりにも他者のために犯罪に手を染めて、「後悔はしてないから」とまで言い切ったみのりさんのことは、やっぱり犯罪行為自体は認めなくともその思いまでは否定しないし理解しようとしてるから、嫌ってはないよね。
 なのに、見た目とか自分が追いつめられた時の印象だけでいきなりdisられて可哀想だよ……w みたいな話になるんですけど。別にマリコさん、ここまででみのりさんを嫌ってる素振りとか見せてないやんけ……

マリコ「何かを変えられるような気がしたんですか?」
みのり「ええ、そうよ」
マリコ「あなた方が始末したのは、他の家のミイラですよね?」
みのり「……えっ?」
マリコ「あなたの家の押し入れには、今もまだ、ミイラがあるんじゃありませんか」

 それだけに、みのりさんの「あなたみたいな女、嫌い」には、相手の言葉に乗っかって返すよりかはマリコさん自身の言葉で返してほしかった派。ここまで来ると、もう完全に好みの話なんだけど。
 もちろんマリコさんのこの返しが、ここまでの描写(取調室でのやり取り・風丘先生の言葉・現場検証時の夫ブチギレを目の当たりにしたみのりさんの様子)あってのことなのはわかってるし、「ちゃんとお前自身が自分の問題を精算せなアカンのやで」って言ってることは正しいんだけどさ。




◆レストラン跡地なのに蚊が多いってヤバくない?


 どっかに隙間でも空いてんのかな。
 っていうか今年は酷暑すぎて、むしろ蚊が少なかった気がする。刺された回数も少なかった気がするし、刺されたのも比較的「涼しい……」とか思った日が多かった気がする。その「涼しい……」は、酷暑に比べてマシみたいな話で実際の気温は普通の真夏日とかだったけど。あの時は、日本が干からびるんじゃないかと思ってた。

 バッグについた血から一気に話が進展。ダニが吸った血からも犯人追い詰めてましたしな……




◆今回の教訓は、「内々の話は他人の多いところでするな」。


 確かにデカい声でとんでもない話してる人とかいるよな。別にとんでもない話してもいいけど、声のボリューム調節とか場所選びは慎重にしないと、最悪こうなりますよっていう教訓。
 でも趣味が悪いと知りつつ、街中で聞こえてくる他人の話って面白い話が多い。
 最近聞いた話で面白かったのは、

女子大生1「ゲレンデで恋したいわ~」
私    (広瀬香美かな?)
女子大生2「これは確かに恋したいわ。スノーだし」
女子大生3「ねー! めっちゃ白いもんね!」
女子大生1「でもいくらなんでもこれは加工しすぎじゃない? 本当にゲレンデじゃん」
女子大生2「SNOWパねーわ」

 どうやら写真加工アプリの「SNOW」とその加工した画像の肌の白さ、ゲレンデの白さを引っ掛けているらしい。最近の女子大生の会話センスに震える。オシャレかよ……そんなセンスがほしかった。

 しかし、本当にめちゃくちゃ運任せの計画で笑ったw 主婦3人の中にひとりでも冷静な人がいたら、死体見せた時点で即アウトだもんなー。真犯人すら「駄目元だったけどな」とか言っちゃうぐらいのアレ。
 元詐欺師ってことで、書いたシナリオもそれなりには凝ってる。杜撰だけど。
 敗因はやっぱり、無関係な人を結構な人数で巻き込んだことかな……騙す相手が増えれば増えるほど、バレるリスクは上がっていく。元詐欺師なのにな。そういうことしてるから捕まるんだよ。
 自分がやったことはこの上ない逆ギレなのに人をバカにしていくスタイルを崩さない、反省のないガチクズ真犯人に、土門さんガチギレ説教。そりゃまあ、ここでキレなかったらいつキレるんだって話だし。蹴り倒されなかっただけ優しい方。




◆みのり「ありがとう。きっとあなたの家の押し入れには、ミイラはないわね。ミイラになる前に解剖しちゃうから」


 みのりさんからの誤解も解けていい台詞、に対して重箱の隅をつつくようで申し訳ないけど、マリコさんは別に遺体の解剖はしないしできないし……
 「鑑定」とかだとなんか台詞の響きとして綺麗じゃないし、じゃあなんて言いかえればいいんだよって言われたら困るけどw

 そしてもうひとつ難癖をつけるなら、果たして今のマリコさんに、「家の押し入れ」自体があるのだろうか……って話。つまりは「隠さないといけない何か」を抱え込むだけのプライベートがあるのかな、って。もはや家も家族も出てこないし、何食べて生きてるかも怪しいぐらいだし。もうちょっと前だったらもう少しすんなり納得いったかもしれんけど。
 『科捜研』始めとした最近の刑事ドラマの傾向全体に言えるけど、こういうところに「主人公のプライベートを削ぎ落としていった弊害」を感じなくも……いや、それは話が大きくなりすぎるから違うし話を広げるのが面倒だ。やめよう。

土門 「押し入れにしまってあるのは、ミイラだけじゃない。どんな夫婦にも、忘れてしまった大切なものがあるはずなんだがな」
マリコ「土門さんって案外、ロマンチストなのね」
土門 「え……? まあ、お前の押し入れは色んなものがギュウギュウに入ってて、ミイラも何も入らないだろうがな

 いつものお返しとばかりにマリコさんが土門さんをからかおうとしたら(しかも昔言われたこと引っ張り出して)、照れ隠しで逆にdisられ返されるマリコさん。
 今回、マリコさんdisられっぱなしじゃないですかやだー!
 でもマリコさんの場合は、「すっごい『仕事できます』って感じ」だけど、その実は「仕事しかできない」人だから……どうやって生活が成り立ってるかも怪しい人だから……





ざっくり雑感。


 序盤~中盤の倒叙モノ風コメディタッチな展開から、中盤からのみのりさんセラピーへのスイッチングがちょっと強引だったなぁという印象。
 あとはさっきも書いた通り、ここまでくると本当に好みの問題でしかないんだけど、みのりさんに「あなたみたいな女、嫌い」とまで言わせたなら、マリコさんにはマリコさんなりの言葉で返してほしかった気はする。別に「嫌いじゃないです!」とかで感情論の水掛け論やれよとかでもないんだけど……難しいな。
 あと、中盤からドラマがみのりさんだけに焦点当たっちゃって奈緒さん・史さんは放置なのも悲しい。ドラマとして抱えてるものがあの3人は同質だからってことで、メインゲストのみのりさんのカウンセリングしたから他2人のことはいいでしょ? みたいな感じを受けちゃうのがアレ。確かに丁寧にやってたら尺は足らんのだろうがさー。
 結局、奈緒さんと史さんの存在意義は、序盤~中盤の倒叙モノ風コントの賑やかし程度だったからなぁ。そのコント自体は楽しかったし、中盤「佳美さん」が偽物だとわかってからの怒涛の展開も「今回はコントと主婦たちのカウンセリング話なんで!」ってことで省略してるのはわかるけどさぁ! でもさぁ!
 っていう望みすぎ。見た時はむちゃくちゃ笑ったし楽しかったんですけどね序盤とか。
 そういう意味で初見が勝負の実況向きの話だったなぁ。深くツッコむとアレ。でも楽しかったよ。





次回予告とか。


土門大ピンチ


 この前、「土門さんが個人回やったらどうせ死にかけるからNG」って言った矢先に、別に命の危険はなさそうな個人回が来るようで申し訳ない。しかもがっつりとした個人回っぽい。土門さんから重いボディーブローを食らった気分。「別に死にかけるだけが芸じゃないんで!」ってガチで怒られた気分。ごめん、土門さん。

 でもある意味、社会的には死にかけてるよね、ってどうしてもそっちの方に話を持っていきたがるネタ上等ブログです土門さんごめん。お詫びにちょっとぶん殴られてくる。
 土門さんが舞鶴にいたとかいうネタを引っ張り出してきて震える。S5でしかなかったことになってたと思ってた設定キター。革ジャンとともに忘れ去られたんだと思ってた。そしたら革ジャン土門さんも久々に出てくるらしくて更に震える。あの頃の荒くれ土門さんがまた見られるのか……あの土門さん好きなんだ……

 沢口さんと内藤さんの間に熱いディスカッションがあったらしい次回、それだけでも待ち遠しいですが現在の放送日は未定。お馴染み野球中継です。秋ドラマあるある。
 たぶん1週間空いて、11月8日になると思います。さっき第1戦を途中まで見てましたけど、拮抗したいい勝負してました。一方的になる確率低そうだった。
 第5戦の放送っつーのがまた微妙だよな。万が一どちらかが4連勝したら、11月1日に放送できる。そのせいで公式でも「11月8日(木)第3話 ※11月1日(木)放送の場合あり」とか書いちゃってるし、Youtubeの公式予告では放送日の日付が入ってないぐらいだし。
 
 こういうことが割とある気がするので、いっそ最初から1週お休みってことにしとけばいいのにな。第5戦が流れた場合は特番を流す。「やるかどうかもわからんのに特番用意するのは……」ってことなら、再放送でも流しとこうぜ。ゴールデンの再放送とか、逆に話題になりそうではある。
 放送日未定の方が「あ! 録画忘れた!」とか「見忘れた!」とかありそうだけどなー。視聴リズムも崩れそうだし。最初から未定の方が、反発も少なそう。
 要するに「木曜第5戦の放送権とってきちゃうテレ朝無能」みたいな話になるんですけど。編成の現場レベルの嘆きが聞こえそう。「調整面倒くさい……」って。自分だったら絶対なる。誰も好き好んで調整ききづらそうなドラマ枠あるところにぶち込みたくないよなぁw

 どんどん『科捜研』関係ない話になってきたんで、そろそろ止め時だな。
 自分としては、来週お休みでも構わないっす。そしたらちょうどファーストデーなんで、映画でも見に行きます。
 なので、早めに予定がわかってほしい。下手したら前日までわかんなかったりするってことだもんな。明日ぐらいにはわかってくれねーかなー。


そんなわけで、次回以降も期待! してますよ。


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