File.3 土門刑事の女
ゲスト:横山めぐみ、中丸新将、中林大樹、山本道俊、東山龍平、井上紀子、入江毅、辻葉子
脚本:戸田山雅司
監督:濱龍也
めちゃくちゃ今更なんですけど、S18って平成最後の『科捜研の女』なんですね。
なんでも「平成最後の」をつければいいってもんでもないだろうけど、「平成最後の『科捜研の女』」のパワーワード感がすごいな。マリコさんのレジェンド感が更に増していく……
#科捜研の女
今度の『科捜研の女』は土門さん回。
今までの土門さん活躍回で、あなたが(もう一度)見たい回は?— そらいろ (@akanegarnet) 2018年11月4日
今回のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!
実は今回、本当に質問が思いつかずに困った。めっちゃくちゃ困った。直前まで悩んでひねり出したのがこれ。
理由はたぶん、私が土門さんに夢を見すぎているせいだと思う。変に茶化せない。
感想の中ならノリと勢いでふざけたことを書いちゃっても、こういう風に改まって「ふざけてください」(なんか変だなこれ)ってなると、逆に茶化せない。
そして「これは別に土門さん活躍回ではないのでは?」と言われたら、もう何も反論できない。S13-7は木島っちメイン回だし、2017SPとか尺の半分以上ベッドにくくりつけられてたじゃねーか、って。
それぐらい質問に困った。それ故の苦肉の質問です。
こういうところで私が土門さんガチ勢じゃないのがあからさまに出るよな。本当にガチで好きなら、もっとスッと質問が出そうなもんだ。
そんな感じに苦し紛れで出した、個人的には禁断の質問ギリギリの質問。
前にも書いた気がするんですが、あんまり「どの話が好き?」みたいなのはやりたくないんですよね。
なんというか、ガチの質問の雰囲気が出ちゃうのが嫌。あくまでこれはおふざけ、お遊びであるというスタンスでいたい。
そして訊いた結果が自分の感想と全く違うと、私ひとりが勝手に凹んで傷つくしw
なのでそれをギリギリで回避するための「(もう一度)見たい回」設定。あんまり意味なかった気もするけど、思い込みが大事だと思いこんでおきます。
たとえ見たことがなくても「見たい」と思ったら投票OK、もちろん再放送とかで「もう一度見たい」もOK。wikiなどでゲスト見て「面白そう、見たい」でもOK。という意図でやりました。
ついでに言うと、S13-7と2017SPはサブタイが選択欄に入り切らなかったのであえなくカット。わかりづらくて申し訳。
前提からして長い。結果。
結果。S13-7トップ。本当は木島っちメイン回の消化器ぶしゃー回です。個人的には、あの回はマリコさんと土門さんが並んで座って話してるシーンと、マリコさんが殉職者の慰霊碑を見て呟く言葉が一番好きです。
2位。S5-7。「菖蒲とちゃうで、杜若やで」。科学が人の心をほんの少しだけ救う話。この話(と、まだあるけど)から『科捜研』にハマったなぁという思い出。本当は今回を見る前に、この話を見てある程度復習しておきたかったのに、録画ディスクは見つからないわ、せっかく今CSではS5リピートターンなのにこの話だけ録画しそこねるわ、という。私のバーカバーカ!
3位。2017SP。つい最近のアレ。殉職詐欺のアレ。電車に轢かれても死ななかった鋼の男のアレ。美貴ちゃん久しぶりのアレです。アレはS16の流れだよねって今でも思ってる。
4位。S15-13。普段何かと引き合いに出してますけど、それぐらい印象的な回ということで。本当に嫌いだったりどうしようもない回だったら、話題にも出さないですし。でもあの土門さん回はノーカンだから!(しつこい)
S5-7は、最近CSチャンネルがS5リピートターンに入ったので見る機会はたくさんあるはず。
S13-7も、関東地上波ではよく再放送されてるイメージ。
S15-13、2017SPは……再放送を待つか、VODで……テレ朝動画が適切価格なのかどうかは知らんけど。でも7日間のレンタルなのが悲しいよな。仕方ないけど。
っつーか、4択の内3回で命の危険があった土門さん。やはり死にかけ芸人なのでは……?(こういう茶化しはできる)
そういうわけで、1週空いて土門さん回の今回!
1戦目で休止確定したのにはワロタ。ソフトバンクおめでとう。広島も頑張ったよ(職場に熱烈広島ファンが多いので)。
OP前まで
◆土門さん、運命の再会をする。
水絵さんにとってもここが運命の分かれ道。
いや、水絵さんはどのみち殺されていたかもしれないけど、ここで土門さんに出会っていたから、ずっと心に残っていた最期の想いをマリコさんに託せたんだよね。
ここで土門さんが水絵さんに見せる表情は、もうずっと傍にいるマリコさんには決して見せない表情なのだろうなあと思うと、それもなんとも切ない。この回の結末を思うに切ない。
東映公式曰く、今回は「ほろ苦く、ハードボイルドな大人のドラマ」だそうです。いいですか、今回はハードボイルドです。私もそこには一切の茶化しやおふざけなく、同意する次第であります。
◆早回しの京都の空、微妙にスローな科捜研臨場。
かーらーのー現場検証。そこから色々。
科捜研の皆さんがまだ夏用黒ベストだけど、長袖。まだ黄色ジャンパーではない。微妙な気候なのかな。確かに今年の9月後半~10月前半頃って、基本的には暑いけど肌寒いような日も多かった気がする。遺体発見・解剖された日はどうやら10月1日のようです(後ろのホワイトボードより)。ってことは、あの台風を乗り越えた後なのか……この世界にあの台風が来てたらの話ですけど。
今年の『科捜研』は1クールじゃねって説もありますけど、だとするとあのお馴染みの赤ジャンパーが見られないかもしれないのか……と。
いや今回、回想とはいえ久しぶりに佐久間元刑事部長を見たから、ふとそんなことを考えちゃいました。あの赤ジャンパーは佐久間元部長の置き土産だからな……
宇佐見さんが被害者の財布から見つけた土門さんの名刺、を驚いてひったくる亜美ちゃんがなんか知らんけどめちゃくちゃツボにハマってしまった。なんでそんなパッと取るねん、って。
土門さんの名刺、いいな。私もほしいな。くれ。
京都府警の住所に「85-3」がない。やり直し!(木ミス過激派)
土門さんのメアドは「k_domon@kyotofukei.jp」。よし、みんなで迷惑メール送りまくろうぜ! 泰乃ちゃんに「余計な仕事増やすな」って叱られるわ。
名刺なのに電話番号が書いてないのって珍しいね。警察の方の名刺ってもらったことないから知らないけど、こういうものなんですか?
現場検証の時点で被害者にうっすらと心当たりはあったっぽい土門さん、と、そんな土門さんにうっすら違和感は持っていたっぽいマリコさん。お互いに隠し事できないって、こういうときに怖いな。
「File.3 土門刑事の女」 1回目のCMまで
◆『科捜研』のアクションシーンこと鑑定シーンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
解剖シーンの風丘先生の「では、開いてみましょうね」付き。風丘先生が真面目にこれ言わせてもらえるの、最近少なくなってたなぁそういえば。それもこれもマリコビームがアカンのやw
呂太くんさんの部屋の3色デッサン人形が不可思議なポーズを。なんで物理研究員の部屋の人形って、サイズ問わずに変なポーズしてんのかな。っていうか、なんで呂太くんさんになってデッサン人形サイズになったんだろ。手元で動かして説明しやすいねみたいな、そういうことなんだろうか。
むっちゃ細かいけど、マリコさんが宇佐見さんに「爪から出た微物、鑑定お願い」って。
いつもならこういうときは、「お願いします」な気がする。2人の距離がちょっとは縮まってんのかな。もちろん、お互いにリスペクトはちゃんとあるんだろうけど。
宇佐見さんもなんか知らんけど、最近自分の毒を隠さなくなってきたしなぁw
◆マリコ「土門さん、府警本部に来る前は舞鶴にいたわよね」
「マリコさん、そんなことよく覚えてたよね」シリーズ。視聴者の大半は知らなかったか、或いは忘れてたと思うw
それを補えるのが、今回マリコさんと日野所長ぐらいしかいなかったというアレ。特例で藤倉刑事部長も過去補足仲間に入ってたけど。
◆HOTEL LOVE YOU
すごいネーミングだな……ラブホのネーミングセンスはたまに羨ましくなるぐらいだ。
それとわからないようなのもあれば、開き直ったかのようにギャグに走るものもありで。この場合は……これは……ギャグなのかな……?
呂太 「これ……! いけないホテルだ……!」
日野・宇佐見「ラブホテル?」
そんなこと言っても、普通のホテルでも「いけない」ことはできますしおすし。そういう意味じゃないんだけど。名前がアレなんで呂太くんさんの反応は正しいんだけど。
でも最近は、ラブホで女子会とか、映像鑑賞会やったりとかもあるらしいじゃないですか。安い割には設備が良いってことで。いいよなー。私もやってみたい、ラブホで女子会。楽しそう。カラオケとどっちがコスパいいのかな。
◆亜美ちゃんが見つけた「とんでもないもの」
今回のメインイベント。土門さん、美女とともにラブホへGO。ここで一瞬躊躇いつつも、ちゃんと映し出す辺りが亜美ちゃんプロ。
呂太 「うわあ! 見てはいけない決定的瞬間ってやつ?」
なんか今回、呂太くんさんがやたらラブホの話題に敏感で笑うw
こういう風に純真そうな反応されると、逆にこうやって誤魔化すほどには遊び慣れてるのでは……? とか疑いたくなる性分でスマン。
でも実際、呂太くんさんってモテるんだろうか。女子会にはしょっちゅう顔出してるっぽいし、なんか今期はイケメンであることを隠そうともしなくなったけど、モテるのかって聞かれるとちょっとわからん。ああいうタイプってモテんのかなぁ……
マリコ「この映像、プリントアウトして」
亜美 「……はい!」
いつもならマリコさんからの指示には瞬発的に対応できる亜美ちゃんが、一瞬反応遅れたぞ……
宇佐見「さすがマリコさん。全然動揺してませんね……」
マリコ(亜美ちゃんから写真を受け取って)「ちょっと出かけてきます」(研究室方面へ向かう)
日野 「そっち、出口じゃないけど?」
マリコ(踵を返して))「……間違えました」
亜美 「……動揺してるみたいです」
宇佐見「わかりやすい動揺の表し方ですねぇ……」
なんか最近、本当に宇佐見さんが毒とか腹黒さをあまり隠そうとしなくなってて草。とうとうマリコさんにまでツッコみ始めた。この言い草、マリコさんのことをなんだと思ってんだろw もう7年もいるしってことなのか、急にフランクさ全開になってて笑うわw
そうか、素の宇佐見さんってこんな感じなのか。よく7年も我慢してたな……
私は断然、今の宇佐見さんの方が好きですよ。今の宇佐見さんならネタにできて助かるだろうし。そっちかよっていう。
蛇足ですけど、正直に言うと最初、日野所長のツッコミからの意味がよくわかんなかった。だって「出かける」っつってんだから、白衣を脱ぎに自分の部屋に向かったのかもしれないじゃん、って思ってた。動揺してたと説明されて気づいた。これがダメ視聴者の典型例です。
◆京都府警本部の入り口で痴話喧嘩しないでください。
別に喧嘩でもなければ痴話でもないんですが。
マリコ「この女の人について聞かせて」
土門 「……取調室に行くか? 榊の聴取は、結構キツそうだな」
マリコ「ここでいいわ。ただし、自白するまで帰さないから」
だから府警本部の入り口で痴話喧嘩すんなっつってんだろ!
だから別に喧嘩でもなければ痴話でもない。この2人のほんの戯れ。
もし万が一この2人がくっついたとして、こんなやり取りされてたら神経すり減りそうなのって周囲だよなと思うw 本人たちとしては戯れのやり取りのつもりでも、言葉だけ聞くと「なになに? 痴話喧嘩?」とか勝手にヤキモキする系のアレだよね、これ。
この2人の周囲の精神の健康のためにも、ぜひ末永く一緒に捜査していてください。お願いします。
◆革ジャン土門さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
関西弁喋ってないからこれはイメージ映像(冗談です)。
この頃のむちゃくちゃ荒っぽい土門さん好き。視聴者から不評だったらしいんで、存在は封印されたと思ってた。
土門さんの行動にあの頃の片鱗が見られるだけでも結構グッとくるものがあったのに、まさか回想で再登場するとは……嬉しいなぁ。
っつーか、S5はS4までの雰囲気が結構色濃く残ってる、かなり(いい意味で)カオスなシーズンなので好き。あのごた混ぜ感が好きなんだよなぁ。S5-7めっちゃ好きだしな。もっと色んなシーズン再放送しようぜ!
◆土門「榊。入るぞ」
ラブホテルに。
もちろんお仕事です。
……これは普段研究室に入るときに、ノックしながら言えればいい台詞だね……
ここでのマリコさんが、さすがに一瞬入るのを躊躇っていて、ときめくというよりもなんかホッとしたw 「ああ、マリコさんも男性と一緒にラブホに入る意味はわかってんだな。躊躇する感性はあるんだな」って。「よかった、人間だ」って。
しかも、ちゃんと防犯カメラのあった方を見てんのよね。土門さんも、マリコさんも。捜査の一環だからやましいことはないんだけど、でもやっぱり気にはなっちゃうよねって。
わざわざラブホにあるアクアリウムを見せることを選ぶ水絵さん。も、本当に切ねぇ。だって本当に自慢するだけなら、自分のお店に連れていけばいいだけもんなぁ。
◆土門「飯沼は出所後、お前の魚が置いてある、あのラブホテルで寝泊まりしていた」
むちゃくちゃ何気なく言われているけど、これラストまで見た後にもう一度聞くと、これも地味に切ない台詞よね。
初見時は、「お前の魚」という言い方は土門さんらしくて好きだな、こういうアクアリウムとか興味ないんだろうなーって軽く考えてたぐらいなんですよ。それはたぶんその通りなのだろうと思う。
でもそれを念頭に置いてあのラストを見ると、やっぱり水絵さんの想いがめっちゃ切ねぇ。
アクアリウムに興味ない人が、ボトルアクアリウムに込められた意味に気づくとは思えない。それこそ、今回のダイイングメッセージ並みにわかりやすくビーズで表すくらいしないと。それぐらいストレートに伝えないと、仮にその気持ちが伝わっても、なんだかんだ返答はしてくれないと思うんだよね、土門さんは。
それでも渡したい、渡してくれとマリコさんに託そうとした水絵さんがますます切ねえわ……
◆刑事部長室にて。
佐久間元刑事部長、回想で登場。
佐久間部長ぉー! 元気なのかな……
退場用ドラマを作ってもらえた人の中で、退場後に何をしてるのか一番予想ができない人である。あの退場劇自体がかなりイレギュラーチックだったよねとかそういう話じゃなく。
今でも元気にものにコロコロかけたり、早朝ランニングしててほしい。っつーか再登場してくれ。ダメなのか……? どう出せってんだよって言われたらそりゃ困るけど。
会いたくなかった15年前の因縁の相手が目の前に来て、不機嫌さを隠そうともしない土門さんも土門さんだが、「そんな顔するな」とか、土門さんと西浦舞鶴南署署長の間に立って穏便に話が進むようにしてくれる(土門さんを宥める)藤倉刑事部長とか、ものすごいレアなものを見た気分。
今回の土門さんに対する藤倉刑事部長が優しすぎて震える。この数年で築かれた信頼関係パない。危険物扱いとかもはや過去のものなのか?と思いたくなってくるぐらいである。
別に元に戻ってほしいとかじゃなく、素直に「変わったな……」っていうだけなんですけど。
◆マリコさん、エリス来訪(2度目)
話の流れからするに、これってマリコさんは宇佐見さんからの鑑定報告を受けて本当にとんぼ返りでエリスに再来訪したわけだよね。そりゃ水絵さんも「また来たの?」とか言うわw しゃーないんだけどさ。
水絵 「アンタ、変わってるわね……土門さんの……彼女?」
マリコ「……いえ。そういう関係では」
水絵 「そう。ならよかった」
マリコ「……土門さんに、好意を抱いているんですか?」
水絵 「『好意』ぃ? あはは、何、その言い方? ……惚れてるわよ」
マリコさんって犯罪者相手ならいくらでも駆け引きするのに、一般人相手だと本当に直球勝負しかできないよなぁ。そこが面白いんだけど、受け身になる時だと死球食らってて大変そう。
この後、一旦茶化して誤魔化すしかない水絵さんが切ねぇ……
水絵 「私と土門さんじゃ、すむ水が違うんだから」
マリコ「浅香さんは、どうして熱帯魚を?」
水絵 「水の中にいれば、なんでも綺麗に見えるから。(中略)私の昔も、水に溶けて透き通って見えたらいいのに」
水絵さんはどうして会って2度目のマリコさんにここまで話す気になれたのか、それを考えるとますます切ねぇ。
「話の都合だろ」とか言われると悲しいんだけどw、やっぱり「土門さんの彼女?」「(土門さんに)惚れてるわよ」と言われて、マリコさんが少なからず動揺したから、水絵さんが本音を話すフラグが立ったんだと思うんですよね。
「私と土門さんじゃ、すむ水が違うんだから」と言って一線を引き、決して口で本人に本心を伝えることがなかった水絵さんが、曲がりなりにも土門さんといつも同じ場に立つ、立てるマリコさんには本心を吐露して、想いをこめたボトルアクアリウムを託そうとした。それはある種、自分とマリコさんが同質のものを持ってるんじゃないかっていうシンパシーを感じたからできたことなんじゃないかって。そのシンパシーが正解かどうかはともかく、水絵さん的には。
それって、水絵さんだってもう土門さんと同じ「水にすむ」権利を得ていた、もっと言うなら棲むことができていたんだよって、そういうことだって信じたくなりますよね。そんなに身を引かなくても、本心を真っ直ぐに伝えていたら、結果はどうであろうとも……って。
そう考えると、ここでマリコさんが「直接渡された方がいいと思います」は、確かに想いを伝えるという一面から見れば間違っていないだけに残酷でもあるよね、っていう、人間の想いのなんとも難しい話。
だってこれ、少なくとも水絵さんにとっては土門さんと「同じ水にすむ」マリコさんから、突っぱねられたようなもんでしょ。それができてたら最初から託そうとしてねーよ! って。
別にマリコさんが悪いのではなく、人間の想いはそれだけ複雑で厄介で、どんなときにも正しい正解なんて無いよね、ってことなんだろうけど。切ねぇ……
◆たぶん京都府警科捜研の普段の午後の固定チャンネルはワイドショー番組。
暇な日のティータイムとか、『ミヤネ屋』辺り見ながらお菓子食ってそう。他局だよ。いや、関西地区のテレ朝の午後のワイドショーとか知らんねん……(調べるの億劫)
とか茶化したくなるぐらい、知り合いの下世話な話題で盛り上がるのが好きな日野所長と若手組。今回は不参加だったけど、宇佐見さんもこういう話題は決して嫌いじゃなさそう(マリコさん再婚騒動)なのがまたw
日野 「土門さんの……舞鶴時代の恋人!?」
呂太 「間違いないよ。蒲原さんの話だと、土門さんは15年前、この浅香水絵って人をボディーガードしてたんだから」
亜美 「なおかつ被害者の飯沼さんは、自分を刑務所に追いやった彼女のことを、恨んでいた可能性も考えられます」
とはいえ、これはワイドショーネタではしゃいでる風に見せかけた、ここまでの顛末の振り返りなんだけどな。2サスでいうまたぎ。昔なら風呂か濡れ場、今ならホワイトボードを背にした捜査会議。
こういうとき、呂太くんさんがはしゃぐのはまあいつも通りなんだけど、亜美ちゃんも乗っかってるのがなんともw 亜美ちゃんってマジで『科捜研』の熱心な視聴者じゃろ?
日野 「あの、まあ……な、な、な、な……『なんでもありません』って言ったら、何かあるんじゃないかなって思ったかもしーれーないけど、いやまあ、大したことじゃないんだよ」
誤魔化すの下手か。何言ってだ日野所長アンタ。
とりあえずなんだ、君たち仕事しろよw
2回目のCMまで
◆CM明けの衝撃。
あのスロー場面、土門さん視点なのな。皆が気まずそうに、気遣いげにこちらを見てるのがまた……
土門 「……何してる?」
マリコ「……えっ?」
土門 「早く検視を始めろ」
検視を躊躇うマリコさんを叱咤する土門さん。普通は逆じゃろ。
と思うじゃん? でもこれ、今までの2人を見てると結構納得いくよなぁって。
土門さんは自分に関わることになると結構感情的なのは前からあるじゃないですか。それこそ権藤刑事の殉職の際はマリコさんに止められたし、昔の旧友が事件に関われば心乱されるし。その度にマリコさんが叱咤してる。逆に感情的になったマリコさんを叱咤してる回数の方が多くて印象強いけど。
だから水絵さんの遺体を発見した場面、土門さんが少しでも動揺してたら、逆にマリコさんが土門さんを叱咤してたと思うんだよ。
マリコさんと土門さんは、互いに互いの手綱を握り合っているんじゃないかなぁと。きちんと重さが釣り合う天秤みたいに。だから片方が崩れたら両方の崩壊だ、と藤倉刑事部長も2人まとめて危険視してる(してた)わけで。
だから、ラスト除いた今回の土門さんの基本的な冷静さも、代わりに水絵さんに感情移入してくれたマリコさんがいたから、その天秤のおかげだと思っている。
これは何も今回に限った話じゃなく、相手が危ないと思えば自分が踏ん張ることできちんと釣り合うように量り、戻す。その天秤を均一に釣りあえるようにできるこの関係性を、「戦友」って呼べるんでしょうね。
と、マリコさんと土門さんの繋がりの深さをこの数分で見せられた後で見せられる、マリコさんと風丘先生の繋がりよ。
風丘 「長い付き合いだから、わかっちゃうんだよね。このご遺体はマリコさんにとって、何か思いのある人……でしょ?」
マリコ「……いえ。亡くなる前に、2回会っただけです。ただ彼女は……土門さんにとって、思いのある人のはず」
風丘 「……そう……」
ここで理由とか事情とか一切聞かず、察してきちんと自分の仕事に徹する風丘先生がプロ。そして、だからこそマリコさんと信頼しあってるんだなぁとわかる。風マリやん。
風丘 「目力ビームは必要ない。調べておきます」
ここもめっちゃいいシーン。なんだけど、もう「マリコビーム」が公式用語と化してるの草。そしてそれに弱い風丘先生も公式設定化してるのも草。言い出しっぺもやってたのも公式自身なんだけどさぁw
3回目のCMまで
◆蒲原「なんで土門さんが(捜査から)外されなきゃいけないんです!?」
蒲原刑事がすっかり熱血刑事の仲間入りを。登場初期の尖った・少し冷め気味キャラから思うと、この変わり方がすごいw 土門さん好きすぎか君は。
15年の時を経て語られる、土門さん異動の顛末。伏線回収っつーか、これは使えそうな設定を拾ってきただけっていうか……
どうせ回収すると言うなら、土門さん関係じゃないけど『迷宮箱』を……
いや、なんでもない。でもあれ、絶対S5最終回とかで回収してくるだろって思ってたらその後全く触れないで世界観変わっちゃってなぁ。悲しいわ。
それはともかく、15年前に土門さんが暴力を振るった相手はヤクザ。取調べ中に水絵さんへ危害を加えることを示唆されたから。それに加え、その事実を上手いこと反りの合わないお偉いさんにも利用され、本部に流れ着いた……
って、土門さんって色んなところをたらい回しされてた設定じゃなかったっけ。まあ、そんな扱い受けてたら、あの頃の土門さんなら荒れまくって並大抵の人じゃ手がつけられなくなってそうだなーって気はするけど。
そんなワケあり荒くれ土門さんを引き取ってくれた佐久間元部長の懐の深さが改めてよく分かるエピソードである。本当、佐久間元部長はめっちゃ良い人だった……赤ジャンパー……
日野 「マリコくん、わかんないのか? これは土門さんのためなんだ」
マリコ「……えっ?」
日野 「刑事部長が土門さんをこの捜査から外したのは、土門さんに15年前と同じことを繰り返させたくないからなんだよ」
デレすぎかよ藤倉刑事部長。過去に対立してたのは夢かと疑いたくなるぐらいデレてるな……
警察組織の論理を噛み砕いてマリコさん(と蒲原刑事と視聴者)に説明してくれる日野所長。この場にいてくれてよかった。
今回の場合、マリコさんがめっちゃ揺らいでるので、もし万が一土門さんまで暴走したらそれこそ藤倉刑事部長が危惧する共倒れ路線まっしぐらと思われるので、それを避けさせるこの判断を見るに、本当に藤倉刑事部長はこの2人のこと大好きになってんな……と思う。天秤も、支えられる重さには限度があるもんなぁ。
◆マリコ「でも、土門さんはそうは思っていないのよね?」
何度もしつこく言うけど、特に今回はマリコさんと土門さんの精神的な繋がりを天秤のようだと思っていて、土門さんが私情を挟むのを恐るあまり水絵さんを思惑があると疑い動こうとしているところに、「でも、本心は違うでしょう? 水絵さんを信じているんでしょう?」と引き戻すのがマリコさんなんだよね。それに対して、言葉にして答えられないのがもう土門さんの本心なんだけど。
「だったら、私たちの手で真実を見つけないと」と言うマリコさん。真実を見つけることこそが水絵さんの想いを汲み取ることにもなる、だからこそ偏らずバランスを崩さず、真実を見失わないように。
互いが互いの手綱を握り合うコンビ愛の骨頂。別に性愛じゃなくとも、相手を思いやりながら、相手の心を汲み取りながら動くことは、「愛」と呼んで差し支えないと思うんだよ。
◆呂太「うわぁ……このお魚さん、亜美さんみたい」
初見時は気づかなかったけど、呂太くんさんが亜美ちゃんのことを魚に喩えるのは、ラストの屋上シーンの前振りみたいなものなんだね。魚を人に喩える感性もあるよ、っていう。
それだけに、ますます呂太くんさんの意図が知りたい。それは褒め言葉なのかい? 小さくてかわいい魚だけど……どういう意味なんだろう……本人には、「遊んでないで仕事する!」って怒られてたけど。
ダイイングメッセージは「MJ」。マイケル・ジャク……
真崎さんの手袋発見・話を聞いた後のマリコさんの顔は、完璧に「ターゲット・ロックオン!」のそれ。あの顔を向けられたら最後。絶対に離さない猟犬の目……めっちゃ怖い……
◆風丘「まいど! マリコさんには鑑定書。みんなにはかわいいたい焼き!」
本人たちの需要からすれば間違ってないんだけど、これ聞く度に「マリコさんは差し入れ食べられないのか……」ってなるw マリコさんはハナから食べる気なさそう(風丘先生が持ってくる報告書の方が大事)だからいいんだけどね。
机で二分される今回の需要。若手組はたい焼き。マリコさんと年長組は報告書。
蒲原刑事は、立ってたポジションもあるんだろうけど、たい焼き側から報告書側に回ってるのが面白い。一瞬ちらっと風丘先生の方見てたし。土門さんが絡んでる事態でなければ、たい焼き食いたかったかもわからんよね、甘党の蒲原刑事。
相変わらず決定的なものを持ち込んでくれる風丘先生。風丘先生が仕事人すぎて素敵……
ラストまで
◆藤倉刑事部長、真相解明シーンに初登場。
……だよね? 間違ってないよね?
(蒲原刑事もいるけど)マリコさんと並んで真相解明できた藤倉刑事部長、これは新手の「金田さんよかったね案件」では?
……いやあの、言っとくけどこれ、冗談ですよ。そもそも元々の「2人きりのシーンあってよかったね」も、本当に冗談ですからね。本人がインタビューで冗談で言ってたことをしつこくイジってるだけですからね。
スーツ着た藤倉刑事部長は、警視庁のヤマさ……なんでもない。
やっぱり政治家相手だから、それなりに偉い人も出張らにゃ面倒ってことで来てくれたのか。スーツの藤倉刑事部長もカッコいいな……
蒲原刑事とアイコンタクトで通じ合うマリコさん。おい、土門さんどうすんだ。どんどんマリコさんとアイコンタクトできる相手が増えてるぞ! 相棒ポジション取られちゃうぞ! 頑張れ!
髪を払うマリコさんが美しさ強すぎ問題。アレにやられなかった視聴者とかおるんですか?
そこから真崎さんを追い詰めるマリコさんも、美しさが強すぎてアカン。怖いぐらいだ。マリコさんが美しすぎて怖い。
でも、人を殺した手袋を使い続けるってゲン担ぎになってる気がしないし、そもそもなかなかのサイコクレイジーぶりだよな。まあ、今回のメインは謎解きとかではないので……あの現舞鶴南署署長も、結局どうなったのか放り出されちゃったし。さすがに処分はされてるんだろうけども。メインはそこじゃないんで……
◆土門「……そんなに若くない」
自分勝手な動機を供述する真崎議員の取調室に乗り込まなかった土門さん。S5の頃なら躊躇無く飛び込んでぶん殴ってそうだよな、ってことで、確かに「若くない」。
そして、マリコさんから水絵さんの想いの詰まったボトルアクアリウムが手渡される。『遺留捜査』みたいって感想も見かけましたけど、確かになぁ。でも死んだ人が遺した想いを遺留品に乗せて明かすってのは、ミステリ・サスペンスの王道パターンだしなんとも。
マリコ「ベタという魚のうち、ヒレが美しいのは全てオスなの。しかも、ベタは別名が『闘魚』といって、同じ水槽にオスを2匹入れるとたちまち喧嘩になるほど闘争心が強い。水絵さんにとって、舞鶴にいた頃の土門さんのイメージだったんじゃない?」
土門 「俺はこんなに優雅に舞う魚じゃない。地べたを這い回る、ただの刑事だ」
マリコ「ううん……『すむ水が違う』、『透き通って見えたらいいのに』。そう言ってた。彼女にとって土門さんは、手の届かない憧れの人だった。それでもいつか、同じ水の中で生きられる時を、心の底で、ずっと望んでいたのね」
確かに水絵さんの最期の想いを伝えるために、ちゃんとベタのことを調べた上で渡している辺りは糸村さんっぽい。ちょうど今週(っつーか感想を上げた今日)は『遺留捜査』SPですし、今期『遺留捜査』最終回ではコラボもしたし、なんなら糸村さんも『科捜研』行きたいとか言ってたしな。実際に食い合わせがいいかは知らない。
でも糸村さんにわざわざお越しいただくまでもなく、一応マリコさんも遺留品から被害者の想いを汲み取ることができちゃうっていう……今回が特別パティーンかもしれませんけど。
主題歌の雰囲気も合わさって、確かにこれは「特別な」屋上シーンだなぁと(東映公式より)。
土門さんの涙に関しては、最初驚いて「土門さんは!泣かない!!!」とか過激派みたいなことを口に出しそうになったんですが、その後、その涙に関して何も言わない土門さんとマリコさんで、「アリです!」ってなりました。「ハードボイルド」は余白があってナンボです。
ざっくり雑感。
予想以上に土門さん回で驚きました。しかも超真面目。渋いし切ない。「土門さん回なんかやったら、どうせまた死にかけるんだろ」とか茶化して本当にごめんなさい、土門さん。お詫びにちょっとボトルアクアリウム買ってくる。
舞鶴南時代の苦い置き土産と言っても差し支えない水絵さんに関する顛末がこんなことになって、捜査の最中は刑事としての土門さんが(マリコさんの分含めて)心の天秤を支えていたけれど、そうやって最後まで耐えて耐えて、最後に水絵さんの想いを知らされて、とうとう耐えきれずに涙を流す。
そして、土門さんはその涙について何も言わない。言い訳も、照れ隠しも、何も。
マリコさんもまた、下手に知ったようなこととか、茶化しとか、そんなことは言わずになんでもないように受け止める。
片方が崩れそうになれば、もう片方がバランスを取る。手綱を引き戻そうとする。心にある信頼の天秤ですよね。これがどもマリ、いやコンビ愛の回。
ハードボイルドというのは余白や沈黙が大切。お喋りなハードボイルドなんかいない……いや、いなくもないけど、やっぱり肝心なところは黙ってたりぼかしたりするじゃないですか。
そういう、受け手が想像するための「余白」がよかったよなぁ、って思う回でした。
ここで土門さんやマリコさんが最後に余計なことをベラベラ喋ってたら蛇足以外の何物でもないけど、ここで黙って涙を流すから、黙って受け止めるから視聴者はその涙に込められた意味を考えられる。
個人的には考察なんて酔狂な暇人がやればいい遊びだと思ってるんで受け手の考察頼りの丸投げぶん投げ作品は好きじゃないんですけど、エンタメとしての面白さをきちんと土台として確保した上で、「あとはお好きに考えてちょーよ」な作品は大好きです。
あの涙は、想像しがいのある余白。その余白には、視聴者それぞれが好きに想いや物語を描きこめばいいと思います。
私があの「余白」に物語を描きこむなら。
何度だって言いますけど、今回はマリコさんと土門さんのコンビであるが故の精神的バランスを描いた回だと思ってるんです。だから土門さんは最後までは刑事でいられた。
でも、それはマリコさんと会って以降の話なんじゃないかなって。もっと言うなら、信頼関係を築けて以降の話。だから昔の土門さんは荒くれてたんだと。すげぇ端的に言うなら、めっちゃ感情的w
あの頃も刑事であることに誇りを抱いてはいたけど、今のようにいつでも「刑事」でいられたかな?っていうと、どうだろうなって。
そんな中で出会った水絵さんが、15年の時を経た最期に遺した置き土産を目にして、土門さんは15年前に少しだけ戻ったんじゃないかなと思うんです。最後の最後に土門さんの感情のバランスは、ほんの少しだけ崩れたんじゃないかなと。
警察官として一市民を守りたかった、どんな形であれ少なからず関わりのあった女を男として守りたかった、自らへ想いを寄せていたという女の最期の言葉を聞いて動かされるものがあった。色んな想いがあったと思う。
それでも、今や自分にとって何よりも大切な刑事としての自分が崩れ落ちないように押し止めるための涙。
「感情は魂の代謝」と言った漫画があるんだけど(使い方は全く違うけど)、あの涙は、土門さんが「刑事の土門薫」であるために必要だった代謝だったのだと、私はそんな物語を描きこみたいです。これからも水絵さんが憧れてくれた刑事としての自分の魂をきちんと成り立たせるために、彼女の死を引きずらないようにするための涙。
マリコさんだって昔、言ってたじゃないですか。「忘れずに覚えていることと、引きずることは別だと思う」ってさ。引きずらなくていい。忘れずに覚えてさえいれば。
そんな私の空想・妄想はともかくとして、これで際立つのは、そんな作りでも大丈夫という制作の愛と信頼、自信ですよね。
今回はマリコさんと土門さん、マリコさんと風丘先生、土門さんと藤倉刑事部長、土門さんと蒲原刑事などなど、様々な形の信頼が描かれましたけど、何より強く感じたのは、制作から視聴者への絶対的な信頼と愛でした。
それがなかったらたぶん、土門さんにもマリコさんにも、なんか締めの台詞があったよね。
でも、なかった。それは視聴者にあの涙の意味を、余白を委ねてもいいという信頼と愛、そして今までの積み重ね含めて「この作りなら余白を埋めてくれるだろう」という自信。だから最後に土門さんが黙って涙を流すラストで締められる。
15年前のエピソードを掘り返してきてもきちんと新規視聴者にも伝わる話にしている辺り、この話で一番大きくて重いのは、制作から視聴者への信頼だなぁ……と思う次第です。15年、いや19年の重みが違いすぎる。
こればかりは長期シリーズじゃなければできない芸当。ズルいわw
やっぱキャラ掘り下げ回は戸田山脚本だな(風丘先生は櫻井脚本に愛された人なので除く)……と思うんですけど、更に驚くべきは、実は戸田山さんは、革ジャン土門さんシーズンのS5を担当してないんである。私もwikiで確かめて改めて驚いたんですけど、 S5と、風丘先生登場のS8、翌年のS9は登板してないんである。S5最終回とか、再放送で見た当初はずっと戸田山さんだと思いこんでたぐらいなんだけどなw やっぱ視聴者はどれだけ偉そうなこと言ってても、ドラマ見ただけじゃ脚本担当が誰とかわかるわけねーわw
なのに、なんか佐久間元部長の話まで出してきてちゃんと土門さん回を書いてくるんだから怖いw なんかS18開始前SPといい、今期の戸田山さんは絶好調だな?
正直、私としては最後の屋上シーンが大好きです!!!!ってだけでこの話の評価がうなぎ上ってる自覚はあるんですが。事件解決のストーリーにツッコミどころがあるのはわかるし。
この屋上シーンを描いてくださった制作陣の皆様、そして演じてくださったお二人に感謝しか無い。めっちゃ好き。あれだけで今回が好き。加えて、水絵さんが切なすぎてなぁ。もう。早くもS18ベスト回ぐらいの勢い。
予告とか。
着ぐるみ殺人!?
余韻ブレイカーやめて!
人がせっかく「よかったな……」とか余韻を噛み締めてたら、息つく暇もなく着ぐるみマリコさんだぜ。感情のジェットコースター酔いするわw 日野所長が「マリコくん、何やってんの?」ってツッコんだからマシ……じゃねーんだよ!w
そんなわけで次回はマリコさんのコスプレノルマ回です。既に次回予告の時点で可愛いので反則である。着ぐるみを着てもかわいいアラフィフ。おかしくない?
アニメのキャラに中の人などいないように、着ぐるみに中の人などいない! というちびっこの夢を容赦なく叩き壊していく次回予告。案外『科捜研』、子どもも見てるんだぞ!(親にくっついて見てることが多い)
パワハラの言葉が録音されたボイスレコーダーの謎。
……つい最近、同じような話を次枠のドラマで見ましたね……あの話はゲストの斉藤由貴含めてパワハラのオチも納得いくものでさすがだなー、やっぱ米倉木9ドラマはパワフルでハズレねーわ、って思ったんだけど、アレと同じような顛末だったら、泣いていいのか笑っていいのか。
東映公式を見ると、なんだかマリコさんやらゲスト女性4人のファッションにも触れていましたので、そこも関係してくる? ファッションの話題は苦手です……マリコさんのことを言えない。
何はともあれ、次回以降も期待! しておりますよ。