【科捜研の女13】第16話 感想

科捜研の女
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Last File 逆転の新事実! 火災+転落死、偽装工作の罠!! ポリグラフ検査が負ける時…

ゲスト:綿引勝彦、大河内奈々子、長内美那子

脚本:櫻井武晴
監督:田崎竜太


マリコさんは科学カッコかわいい
土門さんはドライカッコいい
風丘先生はお菓子差し入れ解剖かわいい
日野所長は食いしん坊苦労人かわいい
宇佐見さんは天然女たらしお茶淹れカッコいい
相馬さんは空気よめないウザカッコいい
亜美ちゃんはイマドキオタクかわいい
木島刑事はわんこ系部下かわいい


そして藤倉刑事部長は、嫌味正論鬼軍曹カッコいい。


みんなを集めた場所で、マリコさんに向かって「マリコさぁーん! 俺だー! 結婚してくれー!」と叫んで、「……え?」と思い切りドン引きされたい。
その前に、あらかじめ日野所長と宇佐見さんと風丘先生からは、結婚祝いとしてりんごジュースとお菓子とお茶を貰い受けたい。
相馬さんと亜美ちゃんと木島くんには、若手漫才トリオとして結婚式の出し物をお願いしておきたい。
で、「……って、さっき土門さんが言ってました!」と話を振って、みんなが驚き慌てふためくのを見てみたい。
そしてマリコさんに冷たい視線を注がれながら思い切り耳を引っ張られ、土門さんにはぶん殴られ、藤倉刑事部長には厭味ったらしく正論でお説教を食らうのがこの騒動のオチ。
でもそれは私にとってはご褒美かもしれんね。そう、我々の業界ではご褒美。思い切りちぎれるぐらいに引っ張られたいですし、思い切り凹むぐらいぶん殴られたいですし、思い切り心が凹むぐらいお説教を食らいたい。あ、同意はいらないです。

そんなキャラ萌え第一主義で茶化した感想も今回で(一旦は)ラスト。どうぞよろしくお願いします。
そんなこんなで、感想は追記リンクの向こうから。





今回の話の不満点を最初にぶちまけようと思います。


ひとつめ。
「薬を飲んでいなかった」ってのと、メタ的な見方で申し訳ないが「科捜研と藤倉刑事部長の両方を立てるには、第三の選択肢しかあり得ない」と思ったので、自殺は割と予想の想定内で、それを超えてこなかったのが残念です。


ふたつめ。
「何が真実だ? 真実は、お前たちが事件性のない案件を調べた結果、関係者を追い詰め、2人目の自殺者を出したってことだ。だがお前たちを走らせた責任は、その住人たちにもある。最初に起きた傷害事件の理由を隠したり、焼死体の現場を偽装したりさえしなければ……そして最終的に、捜査を許した俺にも、責任はある」
ごめん、私の読解力の問題なら申し訳ないんだが、鱒乃さんが自殺した理由って警察の捜査で追い詰められたからなの? 真実を隠蔽したことに自分自身で追い詰められて押しつぶされた結果じゃね? って思うのですが。あれは警察の捜査がなくても、いつか自殺してた気がする。
いつも(すっげー嫌味なんだけど)正論を言う藤倉部長にしては、やや感情論っぽい気がするんです。気のせいでしょうか。自殺か事故かなんて、めっちゃ大問題じゃないですか。
なんだろうなぁ、藤倉刑事部長だって今まで鑑識時代に自殺や事故かわからんような案件で誰かを亡くした人を見てきただろうに、なんでそんなこと言うんだろうってのがすげー不思議。遺された人にとっちゃ、「なんで死んだのか」は大問題じゃないの?
さりげなく、「真実を炙りだしたお前たちの手腕は認める、しかしやり方は認めない」(意訳)と重要なまとめは言ってましたけども、ごめん今回の藤倉刑事部長は、私にとっちゃずーっと変だったよ。


あともうひとつ。今回の本筋。
これはもう私の個人的な思想の話なので誰にも共感してもらえないと思うんですけど、私は「誰かに何かを訴えたいがゆえの自殺」ってのが、ものすごく嫌いなんです。創作上の話でも、やられると嫌悪感が半端ない。
同局某刑事ドラマで有名な「もしよかったら、今度は買ってくださいね」のアレとか、めっちゃ嫌いです。というか、今回の話は自分の中でアレに似たカテゴリに分類されました。「似てねーよ!」って言われても、私の中ではそうなのでどうしようもない。


以上の理由から、嫌悪感でものすごいバイアスがかかってしまって、いつも以上に話を冷静に見られている気がしません。
もう少し頭を冷やせばもっと好意的な感想も出てくるかもしれませんが、今の私には無理です。
なので今回の感想もどきのこれ以降は小ネタ拾いに徹します。ごめんなさい。


そんなこんなで! 小ネタ拾いーっ!



◆冒頭のあらすじから滲み出る特撮臭。


◆事件性が出てきたら自分の地位だけを気にし、真相が発見されたら「さすが私の見込んだ男だな!」と調子のいい佐伯本部長。
この人はある意味、ブレてないから好きだ。


◆司法解剖シーンから流れ続ける音楽は、もう本当にただのRPGボス戦。さすが川井憲次サウンド。


「鑑定の結果が殺人事件だったら藤倉刑事部長が更迭されるよ」(意訳)っつーた人、字幕では「鑑識課長」(つまり藤倉さんの後釜)になってた。
ということは一応、藤倉刑事部長は鑑識さんには人望あったんだ。
いやごめん、科捜研の皆さんとか土門さんたちの扱いが酷いからさ……>藤倉刑事部長


◆マリコにはファッションのことがわからぬ。
土門「これ、女が爪につける飾りじゃないか?」
マリコ「……え?」
亜美「ああ、ネイルに使うラインストーン」
マリコ「……ああ!」
土門「『ああ!』って……お前、どう思うんだ」
日野「マリコくんにファッションのことは聞かないであげて」
日野さん、酷い。
まあ、マリコさんって「ピンクのポロシャツに茶色っぽいストールをすとーんと落として黒い上着を着ている人」だからなぁ……(今期第4話)。あの着こなしはないわと当時からずっと思ってた。
これでも昔のTシャツ+ジーパンに比べりゃ、オシャレさんにはなってる気はするが。


「彼らを路頭に迷わせても、真実を追求するのか?」
土門さんからのその問いに、「苦しいけど、それが刑事なんだと思います」と返せるようになった、そしてラストで百合根荘の皆さんに真実を告げることが出来た木島刑事は、「本物の警察官」になれたんじゃないかなぁと、私はそう思います。


◆ポリグラフ検査の後、アイコンタクトと腕をトントンだけで腕時計のことをツーカーできるマリコさんと土門さん、さすが。


◆微量成分の検出に関して閃いた日野所長マジファインプレー。
ということで、宮前元所長再登場。まさかこの人まで再登場するとは。
そんな彼の今回の扱い。
・自慢しようとしている宮前元所長を「そんなことより」で遮る
・鑑定結果を説明してくれてるのに資料をひったくる
・聞くだけ聞いたら「気をつけてお帰りください!」→すなわち「早く帰れ」
・無茶な鑑定を頼まれてくれた相手が一杯おごれ(意訳)と言ったら事件の最中だからと断る
「でしょうねぇ。期待してませんし求めてませんよ」
・マリコさんの相変わらずの科学バカっぷりに振り回され嘆く宮前元所長。
宮前「全然変わってないじゃない」
日野「あれでも少しは変わったんです」
宮前「少し変わった? どの辺が変わったの?」
日野「微量に」
微量成分の検出をお願いしたからか。誰うま。
・マリコ「宮前所長! まだいたんですか!?」
・帰ろうとしてる宮前所長に鑑定と言う名のおみやげを持たせるマリコ様。
・日野「みんなでお願いしよう!」→5人「お願いします!」

◆なんか前回、今回とやたら土門さんが上着脱いでシャツ姿なのはなんでですかね。寒くないの?


◆ポリグラフ検査に対する高齢者ならではの必殺反撃・診断書の案を出してきたのは誰なんですかね。倉林さんなんかね。すげーな爺さん。
揃って茶を飲むんじゃないw


「誰にも見せちゃいけない。絶対。そう思った」
倉林さんが遺書を「誰にも見せちゃいけない」と思ったのは、一体誰のためだったのでしょう。鱒乃さんのため? 山路さんのため?
私は、倉林さん自身のためだと思います。何より弱かったのは、鱒乃さんの気持ちも山路さんの気持ちもわかっていながら、真相の隠蔽の道を選んでしまった彼自身なんじゃないでしょうか。


◆もう一度言うけど、「実は焼身自殺でした」はいらん。本当にいらん。
これがその話の肝だとわかっているからこそ言う。いらん。だったらもっと別の話にしてくれ。
これは私の思想上の問題なので誰にもわかってもらえる自信は全くないが、嫌悪感しか抱けないからいらん。
ただひとつだけ救いだったのは、「大家を巻き込んで自殺するつもりだった」わけじゃないところでしょうか。それやってたら本当にこの話に対して嫌悪感しか抱けなかったので。


◆ということで、『科捜研』的セーフティで最後に悪徳大家が改心しましたとさ、というめでたしめでたし……ではないけれど、ビターでベターなエンドでございました。


◆恒例の屋上まとめトーク。
土門「だが、話し合っても現実は簡単には変わらない。それでも、話し合うことで心は強くなるかもしれん」
マリコ「そうね。それにどんなに辛い現実でも、人は話している間は絶対に死ねない」
土門「『捜査と鑑定は、夫婦や親子みたいなもの』……辞職した、佐久間部長が言ってたろ」
マリコ「ああ……父から聞いたって」
土門「夫婦や家族は、やはり、話さなければダメだ。俺は、お前との会話をやめるつもりはない。いいな?」
その言葉に「当然でしょ」とでも言いたげなマリコさんの顔である。っていうかこれ、実質的に土門さんからのプロポーズだよね? そうだよね? とか思ってごめん。
要するにこの2人はやり方を変える気はさらさらねーよということで、まあおそらく来期があったら藤倉刑事部長の妨害その他があってもなんとかなるんでしょう。
しかし、最初は上手いことパズル的に妨害その他をかわしてたけど、段々存在を消すその他でゴリ押しになってきてたからなぁ。
来期があるなら、どっちか(というか藤倉刑事部長)が折れないと、話がスムーズに行きそうにないけど。どうするんだろう。


◆そしてラストは事件現場に向かって出動エンド。
これ、実は6年ぶり(たぶん最後は2008年の新4だったと思うので)の手法なんだぜ。



不満については最初に言ったのでいいです。
シリーズ全体のまとめに関しては、まとめ記事で。


次作!

『刑事110キロ』続編なわけですが、新作映像っぽいのがなかったのが意外。撮影が進んでないのか、或いは見せられないのか……
っつーか、倒叙モノにするっぽいのに「初回2時間スペシャル」って何やるんだよ。2本立て手法か?
とか、色々気になりますが。兎にも角にも期待! しておりますよ!

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