【科捜研の女 season16】第5話 感想

科捜研の女
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File.5 掃除の達人

ゲスト:熊谷真実、秋月三佳、ダンカン、天宮良、青木崚

脚本:真部千晶
監督:兼崎涼介


年内『科捜研』は、12月22日、第9話まで! ソースは月刊テレビ雑誌。
マジか。野球で1週流れたから……か?
クールまたぎのスペシャルがあるのかどうかも気になります。テレビ雑誌には情報がなかったので……待つぞ、続報!


20日の朝日新聞「撮影5分前」のコーナーに、再びゼネラルプロデューサーのコメントが。
無料登録すれば、一応こちらでも読めます→(撮影5分前)京都になじむ科学捜査 テレビ朝日・関拓也

「撮影中の沢口靖子さんを見かけた人は『科捜研ですよね?』と普通に聞いてくる。沢口さんに会えた偶然よりも、京都にいれば榊マリコと会うのは当然、ということか」
「ほかのドラマでは難しくても、『科捜研の女なら』と快く撮影に協力してくださることも多い」
「番組で登場した3D顔画像鑑定や防犯ビデオ鮮明化などの技術は、後に実際の捜査でも使われるようになった」


……なんか、すごいエピソードがぼろぼろ出てくるな。18年目を迎えたドラマってだけでも当然のことながらすごいんですけど、こういう多くの視聴者たちが知らない裏話とかあるんだろうなぁ。
制作現場の苦労話とか、秘話とか、なんか色々聞きたい。
だから! 公式ガイドブックとか出せってば!
それか、どこかのテレビ雑誌さんがものすっごいページ数使って特集組んでくれないものか。してくれたら、私が10冊単位で買い占めるんですが。

ちなみに、来週6話は和傘がキーアイテムのようです。作中に登場する和傘も、本職の職人さんの特注品なんだって。
リンク先の記事にはその和傘を持つマリコさんの画像がありますけど、カラーだとなんかものすごくカッコいいな。これだけでなんかのポスターになるレベル。白衣なのに色鮮やかな和傘を持ってる、ミスマッチ感が好きです。構図も素敵だと思う。これ、来週の作中にも出てくる構図かなぁ。チェックしたい。


はい、本題。
今回!





◆冒頭の謎スローから始まる、今回の謎演出。不思議アングルとかカメラワークがすごかったっすね。逐一挙げてたらキリがないくらい。
今回の監督の兼崎監督といえば、初監督作の第9シリーズの幽霊撮影所回での線路脇ゆらゆらカメラワークとか、センチメンタル・マリコ回(なにそれ)のぐわーっと爆発現場を移動するカメラとかが思い出されるのですが、今回の演出はむしろ昔の『科捜研』、橋本監督イズムを継承してるのかって感じすらする。
最初に正直に言いますけど、今回は本当に変わった演出とか皆さんの演技とか、そういった方面しか好きになれなかったです。


◆マリコ「(気管支の)炎症の原因を調べてください」
何回でも言うけど、マジで風丘先生断ってもいいんだよ。
が、この言葉の最後には、(断れるとは言ってない)とつけざるを得ない。そして、断ることが出来ないのが我らが風丘先生。
風丘 「えっ、えっ……死因とは関係ありませんが」
マリコ(じっと先生を見つめる)
風丘 「……わかりました。念のため、調べておきます」
ノーと言えない美しい日本人。今回は被害少なめだったけど、本当に断ってもいいんですよ風丘先生。はっきり断る優しさって、あると思います。
でも、それでも断れないのが風丘先生なんだろうなぁ。仮に風丘先生が「ノー」と断れる日がきたら、たぶんそれは風丘先生回なんだと思います。様子のおかしい風丘先生をマリコさんが心配して、とかになるんだぜきっと。


◆亜美「うわっ、なんか男臭っ」
そこでスキンヘッドの男性が頭を下げる意味とは。いやまあ、この台詞に頭下げたわけじゃないんだろうけど……
男臭い部屋に顔をしかめ、空気を入れ替えようとし、鳩の糞には素直に顔をしかめる。
この亜美ちゃんに「女性らしさを全く感じ」られない、なんてことは全く無いよな……終盤のカビに対する反応といい、今回の亜美ちゃんはまさしくあざとイエロー


◆あの色褪せた切り抜きで、よく絨毯がピンクだとわかったな。
いや、あの部屋は夕日が差し込んでいて画面が暗くオレンジっぽかったから余計にそう見えただけで、実はもう少し明るかったからちゃんとピンクに見えたのか。
どうでもいいな。


◆マリコさん、今期だけで民間セミナーへの参加が早くも2回目。
そしてそこで科学知識無双するのも2回目。すっごい楽しそうに科学知識を披露してんな。
マリコさん、一体なんだと思われてんだろうな……こうだと思われてんのか。そしてたぶん、それは間違ってないんでしょうな。かわいい。
レモンの皮でシンクを磨く、ティーバッグでフライパンを洗う。家事ネタをドラマに仕込んでどうこうは、今期金曜ナイトドラマ枠の『家政夫のミタゾノ』を連想するよな。つまり今回は『家政婦の科捜研』。違いは人が死ぬか否か。
マリコさんを家政婦として招いたら、黒焦げ料理を出されて家は物で溢れかえりぐちゃぐちゃに、金は全て科学捜査費用につぎ込まれ、挙句に家庭や組織の秘密を全て白日のもとに晒されます。
つまり、ミタゾノさん以上にマリコさんを雇ってはいけない。何にもいいことない。
何の話だ。


◆掃除とは愛情表現、なんだそうです。
素子 「詳しいわね。よくお掃除してるの?」
マリコ「全然」
このあとの参加者や素子さんの笑い、たぶんマリコさんのこの台詞を謙遜と受け取ったからなんだろうけど、マリコさんは嘘つかないからな。今、日野所長とかマリコパパとかマリコママとか、みんな泣いてるで。画面に見えないところで泣いてる。
素子「あなたには愛してる人がいる? お掃除は愛情表現だと思ってください。夫への愛情。子どもへの愛情。思ってるだけでは伝わりにくい愛情を、目に見える形にする。それがお掃除です」
この流れだと、なんかマリコさんが他人を愛せない人みたいじゃないですか……


◆亜美ちゃんを買い出しに行かせて、マリコさんが言ったこととは。
マリコ「じゃ、お掃除しましょう」
今期のコスプレマリコさんノルマ達成。お掃除ルック。いや、そんなノルマがあるのかは定かじゃないですけど。たぶん、ないです。
あのエプロン、S15初回『煉瓦の家』のDNAパン売り子のときのものだそうです(東映公式)。あとついでに、S15-7『どっきり殺人レシピ』ケミカルクッキングのときのアレ……だよね?
日野所長だけ割烹着だった理由は、「数が足りないから」。これは兼崎監督のアイディア(東映公式)。所長なのにこの扱い……
「実験用の血液」ってなんやろ。前に出てきた、「血液そっくりの粘度をもった液体」とも違うのかな。ALSライト使ってるしなぁ……


◆宇佐見「ああ、あの……そうじゃなくて、あの、叩くんですよ。汚れを抜くには」
掃除ができない4人vs掃除ができる宇佐見さん
「汚れを落とす」ではなく、「汚れを抜く」なところもポイントが高い。家に来てもらうなら、やはり宇佐見さんだよな。料理も作れそうだし……エプロン姿も結構似合ってるし……
ここでのこすり方や叩き方に、それぞれの性格やら何やら出てるようで面白いです。
亜美ちゃんはめっちゃ力強くゴシゴシしてるなwww
反対に、マリコさんはそーっとこすってる。「ああ~」って感心してるし、「こう?」って尋ねてるし、マリコさん洋服のしみ抜きとかしないのかな……白い服に醤油こぼすとか無いのかな……
相馬さんはなんとも言いづらいな。普通?
日野所長は、割と最初から少し叩くようにこすってる。その後の

バンバン

はまあ、なんか、日野所長もストレス溜まってるよねみたいな……多分違う。


◆相馬「バッチリ出てる 血液反応」
相馬さんのラップ調のボケをするっとスルーする亜美ちゃん、酷いかわいい。


◆マリコさん、徹夜で泊まり込みでお掃除(という名の実験)。それを、なんで自分の家とかプライベートに向けられないんだ……
実験じゃないからか。そうか。


◆割烹着で大根おろしを作る日野所長、かわいさマックス。そしてオカン。出勤してきた残りの3人への挨拶が「おはようございます」で、行儀の悪い若者組に嘆いたりしてるところとかがもうオカン。よく見るとエプロン部分にフリルまでついてやがるし……なんだ今回、日野所長の萌え回か?
机を飛び越え、大根をおろしながら叫ぶ相馬さん。うるさいよw
そして机をくぐる亜美ちゃん。
なんだ今回、演出で遊びすぎじゃねーか? そういう感じも嫌いじゃないです。


◆ということで、大根おろしで血液反応は誤魔化せる。たぶん、『家政夫のミタゾノ』さんでやっててもおかしくない家事ネタ。血液反応まで消す必要は、『ミタゾノ』さんにはないだろうけども。


◆そういう根拠なく人を疑うクセ、やめた方がいいよ、マリコさんと土門さん。


◆風丘「子どもが罪を犯したら、親としてどうするか? ……そりゃあ、一緒に罪と向き合うべき、なんだろうけど……『なんにもなかったことにしたい!』『時間を巻き戻したい!』って思うだろうな」
マリコさんが風丘先生に事件についての助言を求めるの、珍しいな。しかも解剖医としての助言ではなく、親としての助言を求めるの。っていうか、覚えがない。初めて?
クリプトコックス・ネオフォルマンス。なんか早口言葉だよな……早い口調でこんなカタカナ用語を言える役者さんは本当にすごい。


◆風丘「真菌っていうのは、至るところに存在してるの。空気中とか、人の皮膚とか、粘膜とか」
そんな風丘先生のカビ、もとい真菌講座を受け、自分の頬を触った後にその手を相馬さんのコーヒーカップの上でぱぱぱっと払ってる亜美ちゃんが本当に酷くてかわいい。モノ言いたげな相馬さんの視線もナイスです。この2人の絡みはいつ見てもかわいいな。


◆子どもの頃、駅前に集う鳩の群れに「はとぉーっ!」と言いながら突っ込んで蹴散らすなんていう、残酷極まりないことをしていました。あと、ひたすら鳩のあとを付け回したりしていました。
ここにお詫びし、懺悔します。あれ、何が楽しかったんだろう。我が事ながらわからん。子どもってわからん。
全然関係ないですね。
免疫力が低下していなければ何も起きない、っつーても、鳩の糞を採取するときはマスクぐらいつけた方がいいんでないかな……って思うんですけど、どうなんですかね。


◆話には全っ然関係ないんですけど、今自分のスマホの着信音とアラーム音がまさに『科捜研のテーマ season15』なので、劇中でかかるとスマホが鳴ってるのか、劇中のBGMなのか一瞬判断がつかない。
いやでも、これ結構目が覚めるんですよ。ビクッとするw
なんか今回、やたら亜美ちゃんがカビに敏感に反応してましたね。掃除のやり方を知らないっぽいから、別に綺麗好きってわけではなさそうなんだけど……なんだろ、やっぱりパソコンにホコリとかそういう汚い空気は大敵だよねみたいな、そういう話なのか? たぶん違う。


◆風邪をぶっ飛ばせ! 梨とトマトとクレソンのサラダ。
……甘みと酸味と苦味(と辛味)の組み合わせ。果たして合うんだろうか。
まあ、栄養管理士は料理研究家やシェフってわけじゃないしな……と思っておく。でも、味の想像が全くつかない。


◆これ言ったら元も子もないんですけど、素子さんは絨毯を燃やすなりなんなりして処分すれば、マリコさんに粘着されることもなかったのにな……と思う。
素子さん的には礼菜さんには自分が犯行の痕跡を隠滅したことすら勘付かれたくなかった、とかなのか。でも素子さんの立場から考えてみれば、家にあったはずの死体が消えたことで、絶対に礼菜さんは素子さんの仕業だと気づくことになるよな。


◆大黒摩季の最新ベストアルバムを30名さまにプレゼント。
ベストアルバムをプレゼントって気前いいな。30名でも破格じゃなかろか。



ほらな、唐突な犯人は大概頭のネジが数本飛んでるだろ?
動機を描く尺がないので、ネジが飛んでる系にしておけばお手軽だろう的なアレ。
上手いこと処理できないなら、別に無理に犯人の古田と素子さんたち一家の境遇を同じにしたり、「綺麗、汚い」でネタをまとめたりしなくてもいいと思う。なんにも上手いこと表現できてないし。
土門さんのあの反応、古田にドン引きしてるようにしか見えないし……

今回の話に抱いた一番の不満は、「マリコさんは何を根拠に素子さんにこだわりつづけたのか」がわからなかったこと。
どんなに根拠が弱くてもいいから、なんか欲しかった。
というか、全体的に根拠が弱いというか無いというか、何をどうしてそうなったのかがわからん展開だった。これ、ちゃんと話を1時間枠(正味43分)に収めるつもりで書いたんだろうか……っていう疑問が浮かぶ。先週みたいに、必要なことはきちんと説明した上で尺が足りなくなってるんじゃなくて、何を楽しんでいいのか最後までわからんまま放送時間終わっちゃった感。
なんでダンカンが死ななきゃいけないんだレベル。確かにダンカンは他局で沢口さんを奥さんにしたりするようなバカヤローコノヤローですけども、それにしたって今回の死に方はあまりにもあんまりじゃないですか。
人が殺されるってそれだけで大事件なわけだし、それがきっかけで人の絆が元に戻りました、或いは繋がりましたって、やっぱり文字にするとものすっごい歪な状態なんですよね。でも、それをいかにしっかり描くかが刑事ドラマの人情回だと思うんですけど。
頭のネジが飛んじゃった系の犯人も別にいいですけど、それをメインのドラマに活かせないなら、出す意味なんかなくないですか。ぶっ飛び系犯人は、描写スキップの道具じゃねーよっていう。

お掃除マリコさんたちはかわいかったです。実際に家事代行をやってもらうなら宇佐見さん、鑑賞するなら割烹着の日野所長と亜美ちゃんをセットでお願いしたい。あ、マリコさんは結構です。遠慮します。


次回!

和傘美人。おっ、あのシャレオツマリコさんの構図、来週ばっちり出るな! よっしゃ!
鷲尾真知子さんの姑、って『おみやさん』だぁー! いや、すずさんは姑じゃないけど、ポジション的には『おみやさん』のすずさんだぁー!
傘に咲かない菊に、姻族関係終了届。来週も盛り沢山!

ってなわけで! 次回以降も期待! しておりますよっ。


今週の東映公式。
今回の家事情報を実践してみた。
本当に写真撮るの下手だな……みたいな感想で申し訳ない。でも、本当に下手だな。これはさすがにもうちょっとカメラに自信がある人が一緒についてあげればよかったのに。

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