【科捜研の女 season21】第12話 感想

科捜研の女
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第12話 女優コート殺人事件

高級コート借り放題殺人!! マリコ早月VS御手洗団子

ゲスト:藤真利子、桃月なしこ、染野有来、篠原真衣、奥田ワレタ、しまずい香奈、柴田善行

脚本:岡崎由紀子
監督:柳裕章

 『TVfan』買ってきた。『科捜研』特集1P。
 特集ではなく番組表の話になるんだけど、3/31の時点で『科捜研』最終回マークがついてない。まさかの4/7最終回だったりするんだろか。春クールに被るのは珍しい気がする。スポーツ関係で潰れた分はこれでトントンにしてね、ってことかな。
 特集。いつかのユマツーさんは解決する気があるようで何よりでした。じゃあS19-3のカウンセラーさんは……と言いたくなるが、やったらやったでユマツーさんと解決方法被りそうな気もする。いや、ユマツーさんをどう解決するのかはまだわからんけども。
 沢口さんと内藤さん、プロデューサーお二人のインタビューがあるので、気になる方は要チェックです。

 今回!

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 追い剥ぎ多発の修羅の都・京都

この話の見どころ

◆サブスク

 土門さん、「サブスク」を知らない。視聴者へ「サブスク」を説明するのには必要だし、確かに知ってると違和感あるかもしれないけど、まるで土門さんがオッサンっていうかおじいちゃんみたいで……相手の店員さんの表情がまたなんとも言えないのよ……いや、なんでもない。
 サブスク。定額し放題サービス。私は主にアマプラ使ってるかな。だからアマゾンプライムビデオとか観られるんだけど、最近は観てないや……もっと便利な使い方、絶対あるよなぁ。最近は配送料無料の恩恵しか受けてない気がする。勿体ない。でも毎月定期おトク便頼んでるから、配送料馬鹿にならないんだよな。アマプラ最強や。

◆遠慮なくタメ口の呂太くん

 最近はあまり外部の人と関わることもなく、内部の人も許容してるので見過ごされがちな呂太くんのタメ口が光るシーン。いや知らんけど。
 ブランド品である「女優コート」に反応したり、「9,980(キュウキュッパ)」でブランド品を借りられることに驚いてたりで、呂太くんの感性はやはりオバチャン、違う、女子。
 最近、あざとかわいさより「呂太くんって、結構庶民的なのか?」と思うことが増えた気がする。私の受け取り方の問題かもな……

◆風丘「私が(女優コートなんて)知るわけ無いでしょ」

風丘 「だって、花より団子だから」
マリコ「ですよね。コート見ればわかります」
風丘 「うわぁ、食べこぼし……昨日のみたらし団子だわ」
マリコ「みたらしの成分である醤油は水溶性ですから、台所用洗剤がおすすめですよ」

 なんか風丘先生登場初期を思い出すやり取り。これの前に亜矢ちゃんと電話してたのもそんな感じ。マリコさんが風丘先生に愛想ありなのが珍しいのかな。
 しかし、この後の扱いといい、もしかして風丘先生のファッションって、『科捜研』世界じゃオシャレじゃない扱いだったの……?
 年齢の割に若々しくてオシャレだよなぁと思ってたんだけど、風丘先生のそれはもしかしてオシャレより機能性とか重視しててこうなってた(設定上は)ってこと!?
 じゃあ未だスーパーやネットショップで云千円のペラペラな安物をまとめて買って「いい買い物したわー」って満足してる私と同レベルってこと!?
 美貌があればスーパーの安物でも輝いて見えるってか! 結局は美貌という天賦の才能が命ってか! この世はなんて残酷!
 でも風丘先生がお召のお洋服、実は普通に何万もするブランド品だったりするらしいですけどね。みたらし団子がついたジャンパーだって、それホントはお高いんでしょう?

◆日野「サブスクか……」

日野 「どんどん意味不明なシステムが増えていくな」

 こちらはガチのおじいちゃんコメント。
 「意味不明なシステム」とは言うけど、「定額払えば、し放題」と言い換えればストンと腑に落ちると思うんだけどね。要するになんでもカタカナにするのが気に食わないってことなのかな。それだったらまぁ、わかる。

日野 「でも僕は、洋服のレンタルなんて縁がないからね……」

 縁がないっつーか、サイズがない場合もあるからね……(デブの戯言)
 色々あるよサブスク話。アマプラの他だったら、ニンテンドースイッチオンラインとかもそうなのかな。加入してます。ジャンプラで読む週刊少年ジャンプ電子版は定額制サービスだよね? 実はそこらへんの違いがあまり良くわかってない。

日野 「いや、焼き肉の食べ放題なら、僕はよく行くよ」

 なので日野所長のこの台詞も、一瞬「なるほど……」となりかけてしまったw 亜美ちゃんに否定されて気づきました。サブスクは「「定期購読、継続購入」を意味し、商品やサービスを所有・購入するのではなく、一定期間利用できる権利に対して料金を支払うビジネスモデルを指します。」だそうなので、「焼き肉」という商品・サービスを購入する焼き肉食べ放題や、月額払って商品を購入してるジャンプラはサブスクではないと。そういう理解でいいですか?

サブスクリプションとは? 定額制との違いをわかりやすく解説

◆日野所長の謎のハンガーさばき

日野 「こんなもので?」

 以前、版画だけにハンガー回があったけど、それ以来のハンガー凶器かな。いやわからんけど。

日野 「うん。いけるか」

 日野所長、謎に卓越したハンガーさばきを魅せる。なんか、引退した老兵が日用品使って敵をしばいていくみたいな、そんな謎の強キャラ感があった。日野所長、銃器の扱いもなんか慣れてるしなぁ。

◆日野「ポリアミドって?」

マリコ「ポリアミドは、イプシロンカプロラクタムラウリルラクタムヘキサメチレンジアミンの……」

 どこで区切るのかもわからない。字幕で見てもわかんない。呂太くんの顔。

宇佐見「ああ……接着剤によく使われる、成分です」

 さすが『科捜研』のほんやくコンニャクこと宇佐見さん! マリコさんの言いたいことは大体わかる! つまり宇佐見さんが理解できない言葉を発してるときこそマリコさんはヤバいってこと。

◆コート盗難

 普通に警察に盗難届出せよ、と思うんだけど……そしたらデパート側も支払いに関しては譲歩してくれたかもしれないのに。
 今回、盗まれる女優コート絡みで警察に届け出してたの、元々警察と縁がある風丘先生だけだったよな。なんだろう、やっぱりこの京都は修羅の都の京都だから、一般市民はあまり警察に信頼感がないとかそういう裏設定でもあるんだろうか。科捜研とかは優秀だけど、一部警官に関してはちょっと……擁護できないしな……

◆マリコ「あの……それより、コートを見せていただけますか?」

 高級ブランド・ミサヤマモト内部の骨肉の争いより、マリコさんの興味は女優コートという物証のみ。ブレない主人公である。
 マリコさんは基本的に人たらしだが、今回は特にミサさんをたらしこむようなことにならなかったのが意外。その役割は風丘先生だった。

◆女優・川久保純

 ヨドンナ様キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 いや私はキラメイジャー観てない。ノリで言った。スマン。
 でも桃月なしこさんは知ってる。コスプレイヤーさん。たまに同じくコスプレイヤーのえなこさんと混同する。ひらがなの名前だからかな。
 最近の所謂「本業じゃない人をメインに起用する」『科捜研』の風潮、「ドラマ本編を壊してないなら、別にいいんじゃね?」派です。(主に)ネットニュースのトピックになる人材がほしいってのもあるだろうし、基本的には『科捜研』、上手い人か演出意図にあった人しか採用してないし。
 なので私個人的には、桃月なしこさんは普通にアリ、後に出てくる薄幸さんはスレスレだったとは思うw が、アレは伏線をギャグで隠したいという意図込なので、ギリギリ。もし『一課長』通常回みたいにギャグだけで流してたらアウト。それぐらいの微妙な塩梅だった。観ててヒヤッとはしたw
 話を聞く限り、京都府警のマリコさんに女優コートが見つかったかを訊いてた川久保さんは、一応警察に被害届は出してたのかな。じゃあ警察への信頼云々は私の戯言です。流してください。
 じゃあますます島田茜さんが被害届出さないのはなんでだよみたいな話になるんですけど、貧すれば鈍する、貧困は発想を貧しくさせるみたいな嫌なリアルだったら、嫌だなぁ。

◆呂太「魔性の女優コートの秘密、気になる~!」

 そのトピックの付け方はワイドショーセンスなんよ。
 やっぱり呂太くん、感性がオバチャン……

◆土門「京都市内の人だ」

土門 「顧客の名前は……風丘早月さんだ」

 土門さんの顔よ。いやまぁ、なんか理由はわかるけど。
 風丘先生の家の所在地、明らかになる。京都市内で一軒家持ってんの!? 絶対高いでしょ!
 もっと詳しい住所は、過去に出てきたことあるのかな。昔のマンション時代はS8とかに出てたかもしれないが、今の一軒家の住所は、たぶん出たことないよなぁ。大学教授って儲かるんですか……

◆風丘ゼミに所属し隊?

 美人教授と仲良く出来る皆さんは羨ましい。
 みんな仲良さそうなのは何よりだけど、無断で撮影するのは盗撮だし、何より勝手にSNSに画像アップするのは肖像権侵害だよ! せめて顔隠そうよ!
 「うちの教授がおしゃれに目覚めた!」らしいけど、だから風丘先生は元からオシャレだっつってんだろ! 隠し撮り写真の何気ない立ち姿でも隠せないスタイルの良さ。これが……女優……!
 女優コートを褒められて浮かれる風丘先生はかわいいが、こういうコートは立ち姿が美しい人だから似合うのであり、私のようなドラム缶に丸太をくっつけたような体型の人間には似合わないシロモノだっていうのは自覚しています。
 ……ダメだなぁ。こういう卑屈な感性してたらダメだよなぁ。もっと真っ直ぐ生きたい。

◆風マリじゃん

 今回は風マリ回。風丘先生が被害にあった一報を聞いて、血相変えて駆けつけるマリコさん。

風丘 「あっ、いや、それより……手も洗わず、被害届にサインもせずに待ってたんだから」
   「この私が何もせずに逃がすと思う? 犯人の足首に思いっきり爪立ててやった」

 風丘先生、追い剥ぎにあってコートを守り抜くだけじゃなくて物証まで得るとか、さすがこの修羅の都の京都に長年お住まいなだけあるな……!という感じ。この京都で長年生きるって、それ無人島でサバイバル続けるより過酷って言われてるやつ。私の中で。

◆亜矢ちゃん元気そう

 今は医学生。ちゃっかり娘なのは変わらずらしい。月額9,980円のの半分出してもらって母娘で服を共有するとか、どんだけ風丘先生は娘からもお若く見られてんのよみたいなそういう。普通は体型とかあれこれのせいでできないだろうw

亜矢 「今朝、師匠にみたらし団子のシミ、見られたんでしょ? そっちの方が恥ずかしいよ!」

 ド正論ではあるが、いい歳してマリコさんを「師匠」呼びするのも恥ずかしい気がする……いや、そこが逆にかわいい、のか? 若い子のことはわからん、とか言い出したらもう老害なのだろうか。つらいw
 皿洗いしてる普段着ですらオシャレなんだけど、マジでこれで「風丘先生は非オシャレキャラ」みたいな扱いなの!? いや、ガチで非オシャレキャラみたいなファッションされても困るが、「風丘先生は十分オシャレじゃろ……」という戸惑いは、今回ずっとあった。自分のファッションセンスが問われる今回。

◆マリコ「大丈夫。大切に扱わせていただきます」

 大切に(鑑定で)扱わせていただきます。

マリコ「では、開いてみましょうね」

 今回の解剖シーンはこの台詞が省かれてたんだけど、この台詞はギャグじゃねぇ!ってこれいつかも言ったな。あの時は割とマジでキレてたけど、今回もキレそうだった。私は面倒くさいタイプのオタクです。
 それを抜きにしても、なんか話の順番がおかしい気がするんだよな。この時点で女優コートについて調べなきゃいけないのは繊維片だけのはずなのに、ここまでバラバラに解体する理由がない。確かに「なんで女優コートばかりが狙われるのか?」という疑問はあるにせよ、バラバラに解体することでその答えが見つかる保証もこの時点ではなかったはず。
 なのに、いきなりバラバラにしだすってのが、話の順番がちぐはぐに感じる理由だと思う。なんかこう、やりたいことはわかるけど段階を踏んで話をしてほしいという気持ちになる。女優コートの芯地に何か書き込んでるのを見た人がいたとか、なんとかやりようはなかったんだろうか。

◆マリコ「先生、あの……」

 あのマリコさんですら、風丘先生からバラバラのコートを隠そうと一応は思ってたらしいことが驚き。なんだろ、日野所長とかに言われて気づいたパターンかな。
 ここからはしばらく、若村麻由美vs沢口靖子の演技合戦。舞台観てるみたいだった。それも意識しての演出かな。おふたりがやるコメディ舞台とか、観てみたいわー絶対プラチナチケットになるだろうけどw、観てみたいわー。

風丘 「元に戻してよ! ねぇ……じゃなかったら私、48万円弁償する契約になってるの!」
マリコ「それならきっと、呂太くんが……」
呂太 「えっ……僕、ミシンなんて無理無理」
マリコ「じゃあ亜美ちゃん」
亜美 「私がお裁縫できると思います?」
マリコ「仕方ないわね……では、私がやります」
風丘 「マリコさん!?」
マリコ「いつも先生の解剖を見てるから、縫い方もわかると思う」

 マリコさん、一応お裁縫回が昔にあったのをお忘れのようで。まぁ、あの時も不器用だったしな……
 最後のマリコさんの台詞は狙いすぎててあんまりピンとこなくて笑えなかったんだけど、リカバリーに関してはノープランでバラしたところとか、亜美ちゃんの「私がお裁縫できると思います?」で笑ったからトントンです。特に後者、さすが亜美ちゃんも「科捜研の女」だけある。男性陣はそうでもないんだけど、ここの科捜研の女性ふたりは一芸だけで生きてる。

宇佐見「でも、おかげで面白いものが見つかりましたよ」

 イケメン紳士、珍しく人の傷口に塩を塗っていくスタイル。フォローになってねぇw 風丘先生に48万円払えって言ってるようなもんだよねこの台詞。ひどいw
 警察は事件捜査はするけれど、被害者のケアとかリカバリーとかはしてくれない。そんな社会派な描写、だったかもしれねぇ……櫻井脚本だったらまぁ、ワンチャンそうだったかもしれない。でも今回は通常回なのよ。残念だけどこれ、ただのコメディ。

◆やっぱり修羅の都じゃないか!

 気軽にSNSアップもコート置いてトイレにもいけないこんな京都じゃ。でも盗撮画像をSNSにアップするのはやめろ。顔も隠さないのはもっとやめろ。

◆風丘「科捜研の仕業です」

 本当のことなのでマリコさんはこんな言われ方しても何も反論できない。
 しかし、風丘先生の考えってなんぞ?と思ったら、まさかの実物持ち込みによる直談判。やっぱり、修羅の都で長年暮らしてるメンタルがあると、こういうことも出来るようになるのかしら……

ミサ 「でもあなた、これを全部私に直せと?」

 ド正論すぎて、これにどう対抗するんだ……と思ったら、まさかの泣き落し作戦だった。

茜  「月9,980円は結構キツいけど、毎日お弁当作って、節約して、会費払って……でも、このコートを着れば、自分に自信が持てる、『魔法がかかる』って信じてた」
風丘 「そう! 本当に魔法。私あの……一流ブランドには興味ありませんでした。ミサヤマモトを着るのも初めて。でも袖を通してみてわかったんです。コート自体は重いのに、着てみると重さを感じない。『これが一流ブランドの着心地なのか』って」

 こんな泣き落しであっさり絆されるミサさん、めちゃくちゃいい人じゃねーか……パッと見ただけで縫製がおかしいと気づく眼もあるし、こんなプロがチョロインってマジ?
 だけに、最後ミサさん側にも利があるように終わってほしかったな。ミサヤマモトブランドへの注目度が上がったニュースとか、なんか欲しかったかもしれん。蛇足かもしれないけど。

◆マリコ「蒲原さん。当日出荷された商品を、全部集めて」

 当日朝に商品が出荷されているのは、冒頭の回想シーンで語られている。台詞ではなく映像で語る系の伏線!
 とんでもねぇ無茶振りが来たもんだぜ……と思ったら、蒲原刑事はあっさり「はい」って返事してる。もうこの程度は無茶振りには入らないって感覚なのだろうか。麻痺してるw
 そして始まる大量鑑定。さらっと行われてるけど、大量鑑定だよね。後ろで蒲原刑事も手伝ってる!

◆コピー商品ダメ、ゼッタイ

 女性犯人で逃亡を図ろうとする人、珍しいと思う。逃げられなくて舌打ちしてた。しかし、あんな高身長の男性2人に挟み撃ちにされたら、いくら犯罪者の心理でも怖いだろうな……
 コピー商品は買っちゃダメだぜ話。なんか、以前にツイッターで回ってきた気がする。コピー商品を見分けるのは難しいだろうけど、転売屋と同じくまずはお客がいなければ自然と淘汰されていくという理屈ですな。まずコピーすなって話ですけど。自衛も大事っすな。
 他のデザイン学校仲間は逮捕されたんだろうか。
 

第86回 コピー商品を購入したら?

◆初デート

 え!? デートしてから「お付き合いしてください」って申し込むの!? 最近の若い子わからない……恋愛事情わからない……
 そんな初々しい?若者デートを見守る女性3人。うーん、ミサさんの気持ちが変化しただけで「よかったねー」になるのか。ミサさん、働き損では?という気がしちゃうんだけど。修理代とかどうすんのさ!ってなっちゃう。私の性根が貧乏くさいんだろうか。

◆マリコ「やっぱりいい服には、着る人を輝かせる力があるのね」

土門 「俺も助けられてるかもしれないな」
マリコ「土門さんが?」
土門 「普段、ジャージでゴロゴロしてても、このスーツを着てネクタイを締めると、スイッチが入る。『土門薫』になれるんだ」
マリコ「だから着たきりすずめなんだ」
土門 「ん? そういうことだ」
マリコ「ハハハハハ……」
土門 「なんだよ? 悪いか」
マリコ「ううん、似合ってる」

 ジャージでゴロゴロする土門さんが観たい人は、テレ東の『樋口顕』シリーズを観よう! テレ朝は内藤さんをカッコよく描くが、テレ東は等身大に描く。
 昔は土門さん、他のネクタイとかしてましたけどね。あと革ジャン土門さん。そこらへんは黒歴史なんですか?(違います)
 土門さんがネクタイでスイッチ入れる人説は、昔に私も唱えてたので見てください。内藤さんのネクタイ演出、好き。そんな土門さんに「似合ってる」と、からかう流れでありながら言うマリコさんの尊さよ。

簡単雑感

 上で大体書いたんですけど、「マリコさんがコートをバラバラにする」ってのが先行しすぎて話の流れ変じゃなかった?ってのと、「開いてみましょうね」ギャグに乗り切れなかったので、あんまり好きじゃないです。
 だからってのもあるけど、今期の風丘先生回がこれですって言われたら泣くので、どうか残り後半戦で今回をぶっ飛ばすような風丘先生回をお願いします……今回の風丘先生はミサさんに直談判したりしたのはいい人だったと思うが、同時にコメディ文脈の中で「可哀想な人」でもあったので。シリアス文脈の中で被害者になったりで「可哀想」になるのとはワケが違うと思うのよ。コメディの「可哀想な人」は笑われて終わりだからなぁ。
 「サブスクも悪くないよね」よりは、「ブランド品のちからってすげー」になってたと思う今回のオチ。それを若者も自由に借りられるから「サブスクすげー」っていう結論にはなるんだけど、「ブランド品すげー」にかき消されてるというか。マリコさんが今回全体的にあんまりサブスクに関しては言及してないからかな。話の目玉も「高級コートがバラバラに」だし。うーん、難しいね。

次回予告とか。

 マリ(コさん、ソロ)キャン(プするってよ)!
 相馬さんの中の人がハマってるヤツだ! 相馬さんを呼べ!
 そんなわけもなく通常回です。マリコさんによる効率的な火起こし方法とかを学べるか?

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
ティエン・ツォ(著), ゲイブ・ワイザート(著), 桑野 順一郎(監修), 桑野 順一郎(翻訳), 御立 英史(翻訳)
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