【科捜研の女 season18】第7話 感想

科捜研の女
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File.7 自給自足の達人

ゲスト:高橋かおり、小沢真珠、高杉瑞穂、螢雪次朗、山崎画大、桜木健一、吉村泉

脚本:瀧川晃代
監督:西片友樹

 今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!

 白衣すごいトップ。そりゃそうかという気もする。着てる頻度が違うもんね……白衣はマリコさんたちのメイン戦闘服だから。

 赤ジャンは2位。佐久間元部長は偉大。置き土産……
 最近の主戦場が秋冬クールで、冬クールだとこれがメインなのでやっぱりこれが白衣の次に印象的になるよね。

 黒ベスト。秋冬クールだと序盤数話ぐらいは着てる。黒ベストはいつから登場したんだっけ。なんかS9辺りから着てるイメージが強い。
 とか適当なことは書くけど、確かめる気がない。たぶん録画ディスクを探すことになるからそれが……

 黄色ジャンパー。選択肢の中じゃ、たぶん一番長いこと存在してるのになぁ……
 秋冬クールだと秋クールの中盤2、3話ぐらいしか出番がないから、ここ数年だと一番印象薄くなるのかもしれない。っていうか、確かに薄手の長袖は着る時期が難しい。

 アフィリエイトはやらないと心に決めていたんですが、テキストリンクより圧倒的に見栄えがいいので、つい登録してしまった……
 なので、絶対に上記リンクは押さないでください。特に「お前に落とす金はチリひとつねぇ!」と至極真っ当なご意見をお持ちの方は絶対に押さないでください。
 赤ジャンパーはこれらしいです。さすがにロゴとかは入ってないです。
 でもいつぞやの内藤さんみたいに、自分でロゴを入れれば今日からあなたも京都府警科捜研。年末にレッツコスプレ!

 はい今回!

OPまで

◆亜美「私、この人知ってます。絵美里様ですよ!」

 今回はセレブブロガー(被害者)vsナチュラリストブロガー紹子さんだったんだけども、科捜研の若手2人がそれぞれのファンっぽかったの面白かった。
 呂太くんさんはあからさまに紹子さんのファンだったけど、亜美ちゃんも被害者のことを常に「絵美里様」呼びだったもんな。
 でもあの亜美ちゃんのニュアンスだと、真っ当なファンかどうかは疑わしい。初っ端から「上から目線で語っちゃう」呼ばわりだし、トップカリスマブロガーを争ってた紹子さんのブログも見てたっぽいし。
 意地悪い見方だけど、「面白いヲチ案件として見てたんじゃ……?」という思いが。
 だってブログ上で他ブログにケンカふっかけあってるカリスマブロガーたちとか面白すぎるだろ。絶対ネット民のオモチャにされる案件じゃん。そういう意味では、ドラマの中より現実の方が薄汚れてる。事実は小説よりなんちゃら。

File.7 「自給自足の達人」 1回目のCMまで

◆ブログを音読するのはやめろぉ!

 (建前)いやブログに限らないんですけど、特にネット上のテキストなんて音読されることを想定した書き方なんてされてないんだから。台詞にしたら違和感バリバリだろ! もっと別の演出方法でいいじゃん! 音読させなくても!!!!

 (本音)これ自分の身に置き換えてみるとめちゃくちゃ嫌。自分のブログやTwitterが他人に音読されるとか羞恥プレイすぎる。他人のことでもめっちゃ嫌……凹む……やめて……精神的ダメージが過ぎる。ここで心に致命傷が。

日野 「『ディスってる』って、何それ?」
蒲原 「否定する、ってことです」

 わからなければ素直に教えを請う年長者の鑑。さすが日野所長、さすが時代来てますぜ。

◆マリコさんは足が速い

 一足先どころかぶっちぎりでひとりひょっこりと紹子さんの元へたどり着くマリコさん。若手2人より土門さんより足が速いって何? どういうこと?
 直前に村長や村人たちから紹子さんの家の場所を聞いてるんだから、4人が別々に探し回ってたわけじゃない。呂太くんさんや亜美ちゃんも「マリコさん、足速い……!」とか息切らしてたし。
 なんでこの場面で4人揃ってじゃダメだったのかがわからん。マリコさんに写真撮影を頼むの(紹子さんとの交流)もマリコさんが畑の土壌の様子を見るのにも、っていうか今後の展開には全く影響しないと思うんだけど。そんなにマリコさんと紹子さんの邂逅は2人きりじゃないとダメだったんだろうか。
 と、すげぇ些細なことだけど混乱してた。たぶん、本筋の話に乗り切れなかったからだろうと思う。自分でも意味のわからない難癖だと思ってる。

 マリコさんは写真を撮るときに「はい、チーズ!」と言う派。「1+1は? 2ー!」派とどっちが多いのか、統計とってみたいですね。

◆紹子さんハウス。

呂太 「昔話の世界に来たみたい!」

 紹子さんのナチュラリスト生活アピールタイムは、インスタントカメラが「不便なのが面白い!」扱いされるような、現代が便利で豊かだからこそできる不便の娯楽化みたいな言い分だな……と思ってたらあのオチだったので、納得。
 
呂太 「土門さん、食べないの?」
土門 「いや、俺はいい」
呂太 「も~らい!」

 これが(一応)後の展開に役立つという。でもクッキーを紙で包んでポケットに雑に入れてたら割れるじゃろ(しかも鑑定の段階では、もらってから少なくとも数日経ってるよね?)
 ……とかは言っちゃダメなのかそうか。

◆(o´∀`o)

 呂太くんさんがナチュラリスト紹子さんのファンに。

『僕、ロタ(o´∀`o)
 僕もほうれん草になりたい』

 そうかじゃあ手っ取り早く、登場初期のエセムロツヨシヘアーに戻るか。今はただのイケメンに成り果てちゃったからな。

 HN扱いだからなんだろうけど、自分ですら「呂太」を漢字変換しない呂太くんさんに愕然とした。じゃあブログ感想のために予測変換辞書登録した私はなんなんですか!!!! ただのバカじゃん!!!!!!
 そして顔文字。その顔文字は流行らないし流行らせない!!!!! 厳密には違うけど。

亜美 「それにしても絶賛コメントばっかり。批判的な書き込みとかないのー?」

 亜美ちゃんの本音がだだ漏れている。亜美ちゃん、言い方に全てが出てるよ。
 ヲチャー怖い。「喧嘩は江戸の華」とか言うけどさ、ここは京都だし、そもそもネット上のそういうのを楽しみにするの、よくないと思うな……

 ジローさん。作中では呂太くんさんが「紹子さんのネットの用心棒みたいな人だよ」って言ってた以上の言及はなかったけど、この言い分だと、批判的な書き込みをしたらジローさんがめちゃくちゃ噛み付いてくるってこと?
 なにそれこわい。アンチも怖いが妄信的な信者も怖い。
 コメント欄は面倒だから閉じた方が楽。拍手も撤廃して以来、本当にそう思う。
 でも紹子さんや被害者にとっては賛辞のコメントを貰うことも「居場所」のひとつだったから止められなかったんだろうけど、じゃあ折衷案で承認制にしよう。
 すると「批判的なコメントは表示してないんでしょ!」とか言われるんだろうな。別にブログは基本的には自分の場所なんだし、そこは自由でいいと思うけどね。

 土門さんの分をガメたクッキーを大事に食べようとする呂太くんさんと、無言のいい笑顔で「ちょうだい」をする亜美ちゃん。かわいい……拗ねたように「なんだよ……」ってクッキーを守る呂太くんさんはあざとい。
 亜美ちゃんと呂太くんさんは本当に毎回「あざと可愛い」枠を熾烈に争っておるな。今回においては呂太くんさんの勝ちだろうか。さすがにヲチャーぶりがバレた亜美ちゃんはちょっと今回「あざと可愛い」枠には入れられないですね……
 でも個人的には、基本は亜美ちゃんが「あざと可愛い」枠を守ってると思う。あくまで「今回は」の話。

◆マリコ「私、料理はしないんで」

 そんな「私、失敗しないので」みたいな感じに言われても困るんですよ。料理は失敗するからやらないんだろうけど。
 っていうか、料理しないのは元々知ってたけど、だとするとますます「マリコさんは普段、何食ってんだ……?」感が強まる。霞? カップ麺? 昔みたいに行きつけの居酒屋?
 っつーか、父さんと一緒に暮らしてた頃は、基本は父さんが作ってるっぽかったけど手伝いくらいはしてたんじゃねって感じだったし、なんだったら日頃の感謝をこめて煮物作ったりはしてたじゃん(不味かったけど)。
 退化してる……科学捜査は進化し続けるけど、マリコさんの人間性はどんどん削ぎ落とされていくなぁ。悲しい。

◆マリコ「さぁ……考えたこともありませんでした」

 紹子さんの「マリコさん、あなたにもありませんか? 『ここにいれば、自分が輝ける』って思える場所」って問いに対する答え。
 それに対してこう答えちゃったもんだから紹子さんの地雷を踏んで後にdisられる、みたいな流れでしたけど、なんでマリコさんってこういう回の女性メインゲストにはほぼ毎回disられる羽目になるんだろうな……
 確かにマリコさんの科学ライフは一般人の人生とは大きく違うものだろうけど、それでもマリコさんの今までにも色々あって、それを乗り越えてきて今ここにいるのにな。
 マリコさんが女性ゲストにdisられるときって、だいたいが「あなたには私の苦しみや辛さがわからないでしょうね!」みたいな逆ギレのノリだけど、それ言ったら「そっちだってそうじゃん……それはお互い様じゃん……」っていう。
 こういう時だと、マリコさんは自分のことを主張しないから(する必要もないんだけど)、余計にゲスト側の「何言ってんの」感が強まっちゃうんだよな。喧嘩にもなってないのにゲスト側だけが何故かキレる。
 でも今回は、マリコさんが最後に紹子さんの「居場所」について考えて、少し感傷的になってた分、少しはマシなのかな……下手すると、ゲストと特にそういった意見交流や理解がないまま終わるとかありますからね。
 個人的には、なんかいきなりdisってくるような女性ゲストはさすがに飽きてきた。というかdisってもいいから、もう少し丁寧に段階を踏んでdisってほしい。マリコさんの思想に何かしらの変化をもたらすようなdisりをするぐらいの気概をもってほしい。気概と気合と覚悟が足らんよ。

2回目のCMまで

◆50代に見えない50の恵

 温泉バージョンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 沢口さんと一緒に温泉いきたい。一緒に浴衣着て美味しいお料理できゃっきゃはしゃぎたい……
 しかしロート製薬はこの枠のスポンサーなのに『50の恵』CMは久しぶりだな、と思ったら、今期は初回以来っぽいです。自分の書いたブログを信じるなら。マジで!?
 で、初回の感想


相変わらず50代に見えない50代の沢口さん……って、もうこの言い回し飽きたな。もっと気の利いた言葉を見つけたい。なんだろな。S18が終わるまでには見つけておきたいです。見つけられるかはお約束できない。

 って書いてたんですが、見つけたり考えたりする暇もなく、そもそもCM自体もないままに次回最終回だ……寂しい……
 ってことで、見つけられませんでしたすみません(暫定)。次回最終回にも『50の恵』があったら、その時はもう一度考えてみます。

◆科捜研で中盤タイム。

 マリコさんは亜美ちゃんの定位置でひとり何してたんだろ。ポリスまろんたちかわいいな……

亜美 「(紹子さんの供述は)犯行を認めたようなものですね」

 なんか今回の亜美ちゃん、紹子さん相手だとやたら台詞や語気が強くなかった? どうした? 面白いヲチ相手を殺されておこなの?

 今回の風丘先生差し入れは「お取り寄せスイーツ1番人気、シュークロ!」。相変わらず金のかかった差し入れである。よくわからんけど宇佐見さんや日野所長まで差し入れでテンション上がり気味なの珍しいから、たぶん有名なところのヤツなんだろな……

風丘 「あっ! それ、サンタージュでしょ?」

 この展開をやりたいがために、少なくとも1日以上はポケットの中に紙で包んだクッキーを放り込んどくキャラにされた呂太くんさん……
 さっきも書いたけど、そんなことしたらクッキーは割れるじゃろ。っていうか、お菓子好きの呂太くんさんが1日以上そんな状態で我慢できるのか?
 そもそも、紙で包んだだけのクッキーを1日以上白衣のポケットに突っ込んどくってなんだよ。なんなの?

風丘 「お取り寄せスイーツ2番人気の米粉のクッキー。ウチもよく買う!」

 1番人気は科捜研の皆(と一緒に食べる)ため、2番人気を愛用。
 ……風丘先生の優しさとセレブぶりに涙が出る……こんなにいい人なのに、なんで毎年メンタルフルボッコ回を当てられるんだろう……しかも公式公認で……
 そして次回はなんかあらすじだけ見ると「風丘先生だけ『渡鬼』やってる……?」って感じだし。風丘先生が何したって言うんですか!!!!!!

3回目のCMまで

◆亜美「ダメですよ。自給自足のカリスマが、ネットカフェで寝泊まりしてちゃ」

 煽りがキツいっす亜美パイセン。マジで今回、亜美ちゃんの紹子さんへの当たりがキツい。マジでどうした亜美ちゃん。ヲチ先殺されてマジおこなの?
 紹子さんのブログのヤラセを暴く無慈悲な科捜研の皆さん。しかも取調室で。やめてさしあげろ。

◆せっかくだから、私はこの緑のバッグを開けるぜ!

 赤じゃなかったのが残念です。
 そういやデス様、発売から22年で新録のサントラを発売したそうですね。

「デスクリムゾン」発売から22年を経て新録サウンドトラック発売――そのワケは? せっかくだから俺は作曲家の渡辺邦孝氏にインタビューするぜ!

 2の話はそれなりに嫌いではない。好きとも言い切れないんだけどw でも台詞回しとか声優の演技とかは妙なクセはある。クセゲー。
 でも、3発売フラグは折れたまま何年経ったんだろうな……

 自撮り棒付きインカメのまま他の対象物や他人を映す謎。動画撮影中ってインカメアウトカメラって切り替えられないのかな。っていうか、インカメ使ったYoutuber動画を見たことないんで、公開前提の動画撮影中にカメラ切り替えをしていいものなのかもわからないけど。見栄えがよくないとかなのかな。

ラストまで

◆犯人は間男。

 犯人を暴くのはオマケという話だからさらっと流されてたけど、絵美里様の瞳に映った姿が決め手。すげぇ。
 でも実際に、最近のスマホは高画質だから瞳に映った姿を解析なんて事件、実際にあったもんな。

徳島県警 スマホ写真、被害者の瞳に容疑者の顔 解析成功

 かがくのちからってすげー。

 土門さんと蒲原刑事のナイスプレー。蒲原刑事のアシストで土門さん確保。コンビプレーすげぇわ。

◆絵美里「あんた、バカ?」

 結局、絵美里様自身も犯人にこの台詞で煽り返されて殺されるというオチだったけど、真珠様に「あんた、バカ?」って蔑まれて捨てられるとか、理想的過ぎるシチュエーションである種の人にとっては逆にご褒美じゃない? その「ある種」に入れなかった犯人が悪い。

 弾道ゼラチン。『科捜研』スタッフの間で代々受け継がれてきた伝統技術を犯罪に利用するクズ。万死に値する。東映の裁きを受けろ。とりあえずライダーキック受けてこい。

 弾のトリック。自分の銃の弾丸を見つけられなかったのに実行する胆力は認める。要するにバカ。
 っつーか、確かに弾に血はつけてたけど、服の上からだったし、なんか弾に皮膚片だのなんだの付着してるか云々で、実際に絵美里様を撃った弾なのかどうかはすぐにわかりそうな気もする。なんなら弾道ゼラチンとかついてそうだし。

◆ジローさん

 取調室の犯人の供述中に「あ、そういえばどうなったっけ」と思い出し、最後にそのオチがきたけど、「そうですか……」以外の感想がない。
 紹子さんに都合のいい話だったね、ってぐらい。

 彼女から居場所を奪ったのかしら、と感傷的になるマリコさんに、むやみな肯定とか否定とかじゃなく「だからきっと彼女は大丈夫だ」で締めくくった土門さんは好き。ここは好き。むしろここぐらいしか好きじゃない……

◆いや、あったな。もうひとつ好きなところ。

 主題歌CDプレゼント。今期の主題歌はいい曲だよね……買いたい。
 お馴染みPCイエローと物理グリーンの宣伝。でも今年の宣伝はギミックが足らん……ふたりは可愛いけど、人形とか凝った可愛さがない……寂しい……
 ここでの呂太くんさん、は呂太くんさんってより普通に渡部さんの声だな。Webラジオとかで素の声を聞くと「呂太くんさんと全然声が違う……」ってビビる。むしろ役者さんのファンとしては、呂太くんさんの声の方が異質なのだろうか。気になる。

ざっくり雑感。

 ジローさんのくだりとか、言ってることはわかるんですよ。今回は「他人から認められることの価値」の話だと。承認欲求の話だと。
 でももうそういうテーマで面白い話は過去にやってるし、それより数段面白くない話やられてもなぁ、っていう。

 そして、ジローさんが「ネット上の用心棒」であることの詳細な描写がないけれど、呂太くんさんがわざわざ「(批判的な書き込みとかしたら)そんなことしたらジローさんが黙ってない」と言ってるところから推察するに、源次郎さんは紹子さんのブログを通じて自分の承認欲求を満たしていたのであり、だから批判的な書き込みをした相手に“黙ってない”わけでしょ。
 つまりこれって、自己承認欲求の代替行為じゃないかと思うんです。それってなんか闇が深くないですか。それをイイハナシダナーで処理するのは明らかに無理あると思う。怖いよ。

 そしてその他の部分もちょっと。
 事件ドラマだから、いつもは話運びの作為があっても、台詞が多少説明的でもそこまで気にしてないんですが、今回はそこらへんもすごかったと思う。呂太くんさんのクッキーのアレもそうだし、台詞がほぼするーっと耳から耳へ通り抜けていく。残らない。引っかかってもそれは違和感。

 アレだ、あの、私もほうれん草になりたいと思いました。美味しいほうれん草で鉄分摂りたい。そうしたらこんなカリカリしたこと書かないだろうな。雪の下で甘みを蓄えて、もっと優しくなりたい。

次回予告とか。

早月先生大暴れ!

 祝☆風丘先生3秒予告初登場。

 ……だよね? 除く「祝・200回」。

 そんなわけで、次回は風丘先生が『渡鬼』をやるそうです。
 10年ぶり(S8の風丘先生金色結婚指輪回以来)にやっと2回目の直接登場を果たしたと思ったら、いきなり19歳年上と結婚云々の話が出てくる大樹くんェ……
 なんか途中のシーズンでちょこちょこ出てくる話でもなんかグレかけたとか色々あったみたいだし、大樹くん大丈夫かオイ。亜矢ちゃんとの扱いの差に泣ける。

 事件外(とも限らないっぽい?)のホームドラマ的要素で振り回される風丘先生。こういうとこ、風丘先生の方が主人公っぽい設定とキャラ付けだよなーと思う所以。
 少なくとも、初期の木ミスってもう少しホームドラマ的要素というか家でのワンシーンは必ずあったと思うんです。家族とか親しい人とのやり取りがあって、素の性格がわかって、とかさ。そういうところがなくなった最近の『科捜研』含めた木ミスが寂しい、って話なんですけど。前もこれどこか別の記事で書いたな。『一課長』のアレは微妙なとこだしなー。

 次回サブタイは『悩める解剖医』
 毎年恒例行事じゃん……は禁句だろうか。
 っていうか、そのことに公式自体がちゃんと自覚的なのが泣ける。風丘先生の扱いよ。災い(事件)を起こす神(脚本家)に愛された女。泣ける。風丘先生の背負う業が深すぎて泣ける。今までの風丘先生回の内容をおさらいしたらもっと泣けると思う。泣くわ。

 「俺がいなくても大丈夫そうだな」『土門、旅立ちの時――』

 土門さんが卒業するらしい。じゃあ私たち視聴者は、蛍の光の練習と土門さんから第二ボタンをもぎ取る練習をしておけばいいんですかね。あと、卒業証書の用意。
 っていうかこれ、本当に卒業なんだろうか。出席日数が足りなくて、佐伯本部長あたりが「キミねぇ、この出席日数でこれからもってのはちょっとねぇ……」とか言われたんじゃないの。藤倉刑事部長の忠告虚しく。だから出席率は大事だとあれほど。

 なんてふざけたアレはともかく、「私の中の土門さんはこんなこと言わないもん!!!!」と私の中の過激派がうるさいです。
 土門さんは、こんな自分の価値を改めてマリコさんに問いかけるようなことはしないって思ってたんだよーなんだよー
 とか考えてたら、この煽りや台詞が次回の中で実際どういう意味合いのものであっても、すげぇ腹立ってきたわw
 これが本当に卒業フラグなら「こんな台詞を言わされて卒業する土門さんとか嫌だ!!!!!」だし、それ以外の意図なら「これ言わせたヤツお前ぶっ飛ばすぞ!!!!!!」って。

 もし仮に土門さんの卒業が本当だとして、それに対してはどう思うか、と言われたら、「まだ放送見てないし、その後も見てないしで実感がわかない」が自分の素直な気持ち。元々私は、キャラ卒業後にシーズン終わってから寂しさが来るような、そういう鈍いヤツだし。
 でもこういう、マリコさんにとっての自分の価値を勝手に決めつけてるような、そんな台詞は言わせないでほしかった。今、若干引いてる。あの次回予告の煽りにも、そんなことで怒っている自分にも。どっちにせよ個人的には、S16の「ふたりはデート」以来の引き具合です。なんでこう私は怒りのツボが浅いのか。雪の下のほうれん草になりたい……
 どういうオチをつけてもたぶん、ここでは来週怒ってる気がする。まだ見てみないとわからんけど。本当に雪の下のほうれん草になった方がいいな、私は……

 1月からは新作『刑事ゼロ』。新撮はさすがになしでシンプルなイメージ映像のみ。
 公式を読んだら、戸田山さん節炸裂のミステリ+コメディタッチの作品っぽくて楽しみ。『スペシャリスト』みたいになるのかな?
 どうでもいいけど、このタイトルで『さんすう刑事ゼロ』を思い出した。私自身は見たこと無いんだけど、見たことある人の評価がよくていつも気になってるんだよな……でも見たこと無い……見てみたい……

 そんなわけで、次回最終回も楽しみ! にしておりますよ!

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