【科捜研の女 season18】第8話 感想

科捜研の女
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File.8 悩める解剖医

ゲスト:田中律子、山本圭祐、沢井美優、和田慶史朗、染野有来、柴木丈瑠、河本千明

脚本:李正姫
監督:西片友樹






 今回のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!

 だから複数ツイートに分かれる数の選択肢が必要な質問はやめろとアレほど。計算し直すのが面倒だとかぶーぶー言うんだから私自身が。でもやっちゃうんだ。仕方ないね。
 そういうわけで結果。総投票数112!

1位・土門大ピンチ
2位・バッグに入ったマリコさん
3位・虫捕りマリコ
4位・早月先生大暴れ!
5位・マリコ大接近
6位・爆買いマリコ
7位・着ぐるみ殺人!?
8位・マリコ収穫祭

 そんなわけで、トップは土門さん大ピンチ。土門さんはやはり大人気だな。主人公を抜いてトップ。
 っていうか3位もそうだけど、みんななんだかんだで土門さんの受難が好きだな……土門さんの気苦労が忍ばれるw
 2位は実際はSP後に3秒予告はなかったんですけど、次回予告本編?の中にはあったし許してクレメンス。エスパーマリコ!
 4位くらいまでは「そんなもんかなー」って感じなんですが、下位は僅差といえど「『爆買い』が上に来るのか……」「着ぐるみが案外低い?」とかいろいろ。次回予告の中では、一応一番「見どころ」に沿ったものだとは思うけどね、「着ぐるみ殺人!?」。

 とかなんとかぶつぶつ書いてても、どうあがいても今回の次回予告が一番のインパクトを残したことは満場一致だと思います。なんでこうタイミングが悪いんだろうな、私の質問は……


 そんな詮無いことを考えながら、本編!


OPまで


◆風丘家の朝に爆弾投下。


 朝ごはん中に唐突に結婚話を打ち明け始める大樹くん。君、もうちょっと話をするタイミングってものを考えなさいよ。
 大樹くん、本人は10年ぶりの登場である。金色結婚指輪回以来、今回で2度目。風丘先生の話の中に出てきたことは何回かあったけど。
 亜矢ちゃんはその後、今回も含めて3回も出てるのに。っていうか風丘先生初登場回にも出てるし、亜矢ちゃん優遇されてるなぁ。マジで京都府警科捜研入りしたりしてな。
 それに比べて大樹くん、なんか風丘先生の話の中で出てくる分だと途中グレかけてたりなんだりかんだり。で、今回これだもんなぁ。

風丘 「へぇー……そんな人いたんだ、大樹。いや、よかったじゃない」
亜矢 「お母さん、なんか余裕だね。……心配じゃないの?」
風丘 「心配って?」
亜矢 「だってお兄ちゃん、高校まで男子校だったし、女の人に免疫なさそうっていうか……今まで一回も彼女とか家に連れてきたことないでしょ」
風丘 「ああ……そういえば、そうだね……相手の人、どんな人?」
大樹 「年上」
風丘 「……い、いいんじゃない? 大樹にはちょっとくらい年上で、しっかりした人のほうがいいかも」
大樹 「『ちょっとくらい』っていうか……」
風丘 「え……?」
大樹 「彼女、俺より19歳上なんだけど……」
亜矢 「えっ!?
風丘 「……結構、上だね……」

 ここらへんのやり取りから、なんとなく「成人を迎えて将来を考える息子と向き合えてない風丘先生」と「自分の話を上手く伝えられてない大樹くん」の雰囲気を感じたので、「風丘先生がここ最近科捜研(っつーかマリコさん)にこき使われすぎてて大樹くんとあまり話し合うことが出来ず、またもや溝ができ始めていたので、これを期に改めて向かい合い、話し合うことで解決する風丘家親子回」だと思ってたら違った。今回の風丘家パートはほぼただのコメディだった。
 最後の「人は見かけによらない」に引っ掛けてるのはわかるんだけど、でもそれ以上のものでもなかったよなと。事件(本筋)と完全に分離してた。事件へのヒントとして絡むわけでもなく、風丘先生自身にそこまで大きな影響があったわけでもない。なんだこれ……




◆洛陽署の岩尾刑事


岩尾 「事件が、俺を呼ぶ声がする……そういうの、ありません?」
マリコ「はぁ……」

 「視聴者とマリコさんの反応をシンクロさせた」という意味では、岩尾刑事はすごい。マリコさんをドン引きさせ、「まず、ご遺体を見せてください」とその場で誰が見てても正しい反応をさせる人材がいる京都府警洛陽署ヤバいんじゃない? 大丈夫? M-1目指すか?
 岩尾刑事に呆れつつきちんとツッコミ入れてくれる小木刑事に惚れそう。でもきっと妻子持ちなんだろうな……関係ありません! 推します!

 『矢吹伸太郎のいつでもナイスショット』。メインMCの鬼嫁タレントがゲストに来てゴルフクラブ振り回すゴルフ番組か。関西は随分と愉快な番組を放送してるんだな(熱い風評被害)。
 なんか土日の午後の目立たない時間にローカル放送してそう。で、ゴルフ番組としてはずっと続いてるんだけど何度もMCのゴルファーやアシスタントが変わってる感じの。そんな。

 現場にマリコさんしかいない。本当にマリコさんにしか臨場要請こなかったんか。
 というか今回はとことんマリコさんと風丘先生以外が省かれてて、科捜研メンバーですら影薄かったしな……蒲原刑事に至っては、話が半分終わろうかという頃になったようやく登場だったし。すごかったな今回。
 一応念のために言っときますが、これは褒めてないです。





File.8 「悩める解剖医」 1回目のCMまで


◆サブタイ……


 というか、OP後の話数表記。
 例年なら、どれだけ平凡な最終回でもその後にSPがあることが決まっていても「Last File」表記なのに、今回は「File.8」
 で、正月SPのあの次回予告。
 思いっきりディケイド商法じゃねぇか!!!!!
 お前それ、10年前に「やめろ」って怒られただろうが!
 仮面ライダーをご覧にならない方向けに言うなら、「官房長ぉーーーーー!!!!!」が近いのかな。いやまぁ、でも劇Ⅱとあの時のシーズンは、官房長以外は別に繋がりなかった(というおぼろげな記憶)から……いや……
 「この続きは正月SPで!」。今期『下町ロケット』もそれやるらしい(とネットニュースで見た)けど、あっちは23日まで本編やってるからマシ。っていうか、私は『下町ロケット』見てないからそれはどうでもいい。
 でもこっちは、3週間も焦らされるわけだしなぁ……だからディケイド商法やめろよ!
 おのれディケイド! ジオウの世界だけでは飽き足らず、『科捜研』の世界まで破壊する気か!!!!!




◆マリコさんが土門さんに電話。


 「事件性のないご遺体の解剖は許可しない」botこと藤倉刑事部長がいつもどおりにお仕事してたので、これからの助言を聞きたかったらしい。確かにマリコさんは科学を武器に突っ走るが、警察内での駆け引きだのなんだの、そういうのは土門さん担当だったからね。土門さんは科捜研の外交担当。冗談です。
 数年前なら強制的に解剖強行しようとしてただろうな、でも最近の関係性からすればきちんと真正面から藤倉刑事部長を説得しようとしてるところはやっぱりいいなと思うが、今回は「本当に(一応は)最終回のつもりで作ったの?」と小一時間問いただしたいぐらいに話が軽かったので、藤倉刑事部長すら軽く見える。泣ける。というか、全体的にみんなノリが軽かった。泣いてる。




◆困った時の風丘先生、困っている風丘先生


 前はめっちゃ渋ってたような気がするんだが、今回はやけにあっさり画像診断引き受けてくれたな。あれは別だったっけ?
 で、マリコさんを自分の研究室に引き入れて大樹くんの結婚話の愚痴。マリコさんは(いつもどおり)聞いてなかったけど。
 でもこれは、個人的には風丘先生の方がちょっとアレ。一応、曲がりなりにも依頼された仕事してる最中に、事件と全く関係ないプライベートの愚痴を言われてもなぁ……しかも軽いノリで。
 やっぱなんかノリ軽いんだよなぁ今回。本当に正月SPの繋ぎのための回でしかなくて辛い。




◆宇佐見さん大変だな……


 マリコさんには事件性があやふやなうちから鑑定を頼まれ、怒りかけた日野所長を宥めるために後ろでお茶出してるっぽかったり。
 今期、だいぶフランクでフレンドリーになったと思ってましたが、やっぱり宇佐見さんは苦労人。バランサー。




◆で。


 岩尾刑事が挨拶しようとしたとき、なぜか亜美ちゃんの黒歴史がよぎった。
 今の亜美ちゃんに、あの頃の亜美ちゃんの様子を見せてやりたい。羞恥プレイしてやりたい。なんだっけ亜美ちゃん、「夢涌く 力涌く 勇気涌く 亜細亜のビーナス!」だっけ? もう一度やってよ!
 ……我ながら意地悪が過ぎた。そろそろ亜美ちゃん過激派にぶっ飛ばされそうなのでやめます。
 そんな新たに生まれそうだった黒歴史をぶった切るマリコさんの「で」。この後に本家「そんなことより」も出てきますが、それより短い「で」。一文字。ローマ字にしても「de」。2文字。どちらにせよ2バイト。
 ……ってドヤ顔で書こうと思ったら、今や「必ずしも全角だから『2バイト』」とかそういう話でもないらしい。コンピュータームズカシイネー
 何にせよ、あそこでマリコさん以外は戸惑ってたし、新たな黒歴史が生まれる前にぶった切ってくれたマリコさんには感謝しなければいけない。岩尾刑事はマリコさんのことを「マリコ様」と呼んで崇めなければいけない。ネットタトゥーよりはマシだけど、人の記憶からも黒歴史はなかなか消えないから。




◆オサレストラン。


 (仕方ないんだけど)突然の約束ぶっち。しかもノリが軽い。「ってことでよろしく」じゃねーんだよ。せめてもうちょっと申し訳なさそうにしなさいよ。大樹くん、そんな調子だから今まで彼女できなかった(断定)んだろうし、それだと菫さんにも愛想つかされかねないよ?
 緊張する風丘先生。いつものアバンギャルドテイスト(なにそれ)な服装じゃなく、人と会うためにおめかしはしている風丘先生。風丘先生のスカート姿って珍しくないですか? アレってロングスカートだよね……?

風丘 「うわ……色気がすごいんだけど。こういう人が好みなわけ?」

 色気なら風丘先生の方が……いや、なんでもない。

菫  「それにしても、お若いですね、お義母さん。お肌とかめっちゃ綺麗! 何か、特別なお手入れとかやってるんですか?」

 全女性視聴者の代弁・総意の感。「別に」とか嘘つくなよぉぉぉぉおおおおおお!!!!

 菫さんの電話を盗み聞きから始まるアンジャッシュコント。確かにこれは紛らわしいんだけども。人は見た目が100パーセントってことか……そうか……




◆悩める風丘先生


 の、怒涛の愚痴を本家「そんなことより」でぶった切るマリコさん。
 風丘家で揃って亡くなった旦那さんの仏壇に手を合わせてるの、いいなぁ。洋二さんの死を受け入れて10年、ここまでやってきたんだもんねぇ。
 それだけに風丘先生が黙っていられない気持ちはよーくわかるのだが、それでも今回ばかりはマリコさんの方が幾分かマトモ。大学にいる以上は仕事中なんだから、プライベートの愚痴を聞いてほしいとか相談したいとかだったら、改めて時間をとって聞いてもらうのがベストだと思うんですよ。マリコさん相手なら尚更。
 これ、この場にいたのがマリコさんじゃなかったとしても、風丘先生の話をそれなりに聞いてあげて「そうですか、それは大変でしたね。そんな中で申し訳ないですが……」とかなんとか、適当にいなすしかないじゃない。他にどうしろってのよ。
 だから今回の「そんなことより」「で」含む)は、いつもと違って「本人の黒歴史作らなくてよかったね……」案件だった。マリコさん以上に言われた人の方がアレ。




◆それでも脳梗塞で殺人を起こす方法を見破る風丘先生


 最後まで見てると「子離れ」というワードもあるし、風丘家の結婚ゴタゴタ騒動と被害者の矢吹家の鬼嫁話をリンクさせたかったんだろうか、とも思ったんだけど。
 でも被害者のお母さんは警察署で他殺を訴えた以外に出てこなかったしなぁ。いくらなんでも弱すぎる。被害者の家族を見て風丘先生がどうこう思ったとかでもないし。本当になんだこれ……





2回目のCMまで


◆マリコさん&風丘先生スロー。


 マリコさんはともかく、風丘先生は初スローじゃないですか? おめでとうございます!(何が)
 解剖後、科捜研に来たときの風丘先生の服装すごいな。なんだあの柄。少なくとも私は見たこと無い柄。どこで売ってんだアレ……

 風丘先生が教える「意図的に脳梗塞を起こす方法」。よいこはまねしちゃダメだよ!
 実験台になる呂太くんさん顎にアッパーをくらう。並んで改めて思うけど、呂太くんさんマジでデケぇな。風丘先生だって決して低くはない身長なのに、目線の高さからして全然違う……

日野 「それって……事件じゃなぁい」

 文字じゃ表せないけど、日野所長のこの言い方なんだこれw
 「ボクシング」がスムーズに出てこない割にはワセリンと止血剤の組み合わせからボクシングにたどり着いたりしてるし、ますます大丈夫か日野所長……
 っていうか、日野所長ってボクシング好きなのかな。

日野 「いやぁ……今回ばかりは、事件性はないと思ったんだけどね」
呂太 「早月先生のおかげだねー!
マリコ「そうね! 風丘先生、本当にありがとうございました!」
呂太 「よっ!」
風丘 「うわ……ねぎらいの言葉なんて……あははは」

 S18開始前SP以来の「ねぎらいの言葉をかけられただけでめちゃくちゃ喜ぶ風丘先生」。チョロインすぎない? ここ数年の扱いの酷さがわかるようで辛いw




3回目のCMまで


◆ここでようやく蒲原刑事登場


 ここ最近の出席率不良生徒になってる回の土門さんより重役出勤。「所轄が担当の事件性のない案件から暴いていく」話だと、ここまで出番がないものなのか……




◆亜矢ちゃんからの電話


 亜矢ちゃんの番号を登録してるマリコさんかわいい……番号交換してたんだ……かわいい……
 で、亜矢ちゃんの「師匠」呼び設定継続してんのかよw あれ、あの回だけじゃなかったんか。身近にいる尊敬すべき解剖医より尊敬されちゃうマリコさん……風丘先生マジ涙目……冗談です。
 鑑定中のマリコさんを外に出させるという偉業。確かに亜矢ちゃんが危惧して伝えてきた事が事だからここでマリコさんが電話ぶっちしてたらそれはそれでアレだが、これは結構すごいことだよね。風丘家がマリコさんの中で大きな存在だというのがわかって、そこは嬉しかったです。仕事中は人の話を聞かないのは、いつでも誰にでもだから……
 そういえば亜矢ちゃん、今はもう大学生でいいのかね。S15時点で高校生なんだから、まあたぶんそうなんだろな。やっぱ医学部行ったんだろうか。我が子を2人も医学部に行かせられる風丘先生すごすぎない? スーパーマザー……




◆風丘母娘とマリコさんの! アンジャッシュコント!


 アンジャッシュにこんなネタがあるのかは知らない。私はすれ違い系コントを全て「アンジャッシュコント」として捉えてる節がある。

亜矢 「お母さん!」
マリコ「風丘先生!」
風丘 「えっ? あ、ちょっ……」
マリコ「暴力では何も解決しません!」
風丘 「ちょっと、離して……!」
菫  「落ちそうになった瓶、取ってくれただけですけど?」
マリコ「えっ?」
亜矢 「えっ?」
菫  「……えっ?」

 風丘先生心外。そりゃそうだ。ビール瓶で殴ったら痛い。




◆風丘「ずばり言いますけど、大樹とあなたのこと、認める訳にはいかない」


 仕事中にいきなり呼び出されて、人の家の結婚ゴタゴタ騒動につきあわされて仲裁するはめになるマリコさんも災難だな……珍しく今回は、マリコさんの方が災難だったと思う。でもこれも、おそらくは常日頃から風丘先生をこき使ってるせいだと思うんで、マリコさんはこれを機に猛省するように。

 全然関係ないけど、私は『法医学教室』の早紀さんこそこういう反応しそうだよなーと思ってたんだよな。愛介くんと南ちゃんのこと、なんだかんだで認めないっていうか。でもむしろ2人の仲を応援してるし、なんだったら本人たちの方がもはや冷め気味だし。プロポーズしてたのに。でも早紀さん自身が、結構嫁姑問題でわちゃわちゃやってたし、二の舞にはなりたくないってことなのかなぁ……そういや、先月の『法医学教室』まだ全部見られてないわ。思い出させてくれてありがとう。
 そんなことはともかく、今回を見てたら「『法医学教室』みたい……」って思ったんだよね。事件とプライベートパートの分離感が。あっちは一応、プライベートパートのコントが事件パートのヒントになるんだけど、今回はそうでもないし。完全に分離してる。
 たとえとして適切なのは、もしかして『京都地検』の最終シリーズ初回だったりするんだろうか。あっちは2時間だったしそもそもりんりんの役者さんが芸能界引退するからってことで最後の仕事でああなったらしいんだけど、あれも確かに事件パートとりんりん結婚パートは全く別々の話だった。
 でも違和感を抱かなかったのは、鶴丸さんは最後本人たちに告白されるまで結婚話に気づかずりんりんの勢いに押される形で結婚承諾しちゃったこと、その後は友子ちゃんが擬似的な娘ポジションに収まりシーズンの話を展開していったこと、あとりんりん結婚を描かれた後の鶴丸さんの姿がどことなく寂しい……とか、色々キャラやその後に変化をもたらしつつも、あくまであの話では事件パートが本題だったからかなぁ。初回2時間の強みだろうか。
 今回のこれは、話の分量をかなり風丘家パートに割いてる割には風丘先生の考えがどうこう変化する話でもなく(最後に「子離れですね」とか言われてたけど、アレで変化と呼ぶには弱い)、事件パートに影響をもたらすでもなし、マジで話が2本立てになっててとっ散らかってるから違和感あるんだろうなと。事件パートと風丘家パートの話を繋いでるのは風丘先生の存在だけなのに、それでもたらされる変化が弱すぎる、或いは無いのはちょっと……
 そこに正月SPへの繋ぎもぶち込んでるので、なんかもうこれ『渡鬼』とも呼べない。少なくとも、『渡鬼』はああいう形のエンターテインメントとしては確固たるものが確立されてるわけですし。




◆マリコ「凶器になりそうなものは、全部鑑定しましょう」


 なんかここも『法医学教室』っぽかったんだよな。凶器を探すための総当たり感が。『法医学教室』はサスペンスの中でも、特に面白凶器とトンデモトリックに命かけてるからな……(実験くんが。そういや変わっちゃったな……)





ラストまで


◆S18最後の『50の恵』


 温泉バージョン。
 一応これでも今回、番組表上は「最終回」カウントなんで……どこをとっても最終回のテンションではなかったけど。話数表記すら。
 で、結局『50の恵』を上手く言い表せないままS18は(とりあえず)終わったわけですが、次シーズンには……いや、やっぱ止めよう。50代に見えない『50の恵』。それでいいじゃないですか。




◆岩尾「ごめんなさい! 絶対、あなたが犯人だと思ったんですけどね」


 素直に謝ったところは好感が持てるが、言い方考えろよw
 で、ここから始まる蒲原刑事の鬼嫁フォロー。
 ありがちな話ながら、ここらへんは「蒲原刑事、本当に成長したねぇ……」って。っていうか、今回は(おそらく意図的に)蒲原刑事が土門さんの役割を担ってた。取調室で犯人に対してもそう。佇まいも土門さんフォロワー。
 お前、3年前からするととんでもない変化具合だな! 3年前のお前を今のお前に見せてやろうか!
 その成長・変化を嬉しくもどことなく寂しくも思っての「俺がいなくても」だったらまぁ、ギリギリ……いや、やっぱ嫌だな。私は土門さんに夢を見すぎている。
 でも机をぶっ叩いたのはどーなの蒲原刑事。そこも土門さんフォロワーなの?




◆神様が殺してくれる


 意図的に脳梗塞を起こすことを狙ったなんてばんなそかな、せいぜい「殴ったのは故意、脳梗塞は偶然」ぐらいなオチかと思えば、「脳梗塞が起きれば」ぐらいの賭けだったんか……と。それなら……まぁ……いいのかな……?
 どっちみち、今回は事件はほぼオマケだったからなぁ。困ったことに。犯人が誰かとか、その動機なんかはもっとオマケ。




◆風丘先生の差し入れは


 見た目と違うたこ焼き風団子。

日野 「お菓子も人も、見かけによらないってことか……」

 先入観持ったらアカンで。言ってることはわかるしやってることもわかる。でもそれが響くかどうかは別。
 結婚を許す風丘先生。次の風丘先生回は嫁姑問題話になるのか……これから風丘先生回はこの方面でいくの?




◆屋上で。


 土門さん抜きで事件を解決しちゃったことに、(表情ははっきり映ってないが)どことなく淋しげな土門さん。
 で、「俺がいなくても大丈夫そうだな」
 そうは言っても、今回刑事さんたちはほぼ除け者フレンズだったし……風丘先生が自分の家の問題でゴタゴタしてて浮足立ってたハンデを差し引いても、今回は土門さんだからとかじゃなく、普通に刑事さんたちの出番はなさそうだったしなぁ。
 蒲原刑事のことを指してるのか? とも思うけど、それでも「いや今回でそれ言われてもなー」感。もうちょっと科捜研メンバー+蒲原刑事(+風丘先生)がいつもどおりに活躍してた回でそれ言うなら話は通るけども。

マリコ「ねえ! お昼、まだでしょ?」
土門 「ああ」
マリコ「風丘先生の息子さんが好きだっていう定食屋さん、ここから近いのよ。行ってみない?」

 もつ煮カレー美味しそうなんで、私もついていっていいですか?





ざっくり雑感。


 常日頃から言ってた「個人回の度にメンタルフルボッコで可哀想だよ風丘先生……」ってのは、決して「風丘先生でギャグ回作ってください」ってことではないと思うんだけど。少なくともそう言ってた私はそう。
 最近なら呂太くんさんがご遺体と向かい合うことを決めた話とか、ああいう塩梅の話が見たい。「プロフェッショナル」の風丘先生が見たい。じゃダメですか?
 なので、風丘先生の誤解がどうとか菫さんの本心がどうとか、もちろん大樹くんが19歳年上と結婚しますが問題とかじゃなく、「どう見てもこれ、今回の話に活きてるわけでもないし、今後の話に活かされるわけでもないよね?」っていう設定を突然ぶち込まれてるのが問題。絶対この場で終わる話じゃんこれ……あまり活かしようがなさそうじゃない……
 そういう意味では、シリーズ中の経年変化やらキャラの関係性の変化やらを描く意味でやってる、年1、2回放送してる『法医学教室』の方がよっぽどそこらへんは丁寧。30年近くやってるシリーズと比べんなって話かもですけど。
 正月SPへの繋ぎ入れちゃったのもアレ。むしろ今回、シーズン中盤に完全なネタ回として存在してたらまあまあいいのかもしれないが、曲がりなりにもシーズンの締めと正月SPへの繋ぎでこれはちょっと……





次回予告とか。


 土門刑事最後の事件

 そういうわけで、今からファンはみんなで蛍の光の練習と、土門さんの第二ボタンをえぐり取る練習をしておきましょう。心臓を! えぐるように!!
 全国に土門さんファンは3億人いるって私の頭の中で誰かが言ってたんで、申し訳ないですけど土門さんには第二ボタンを3億個ほど用意していただいていいですかね。で、放送後にみんなで並んで土門さんから第二ボタンをえぐり取る列を作る。楽しそうだな。

 それはともかく、本当にディケイド商法である。
 だからそれ、10年前に怒られただろうが! 懲りてねぇのか! 同じ地上波放送だからマシ……なのか……?
 あと奇しくも来年1月3日は木曜なので、名実ともに本編の延長線上と捉えることもできなくは……夜9時からですけどね。

 土門さんが本当に卒業するのか、予告詐欺なのか、卒業したところで一体自分がどう思うのか、私にとっては全てが未知で、前回書いたとおり「放送を見てみないことにはわからない」
 「やっぱりめちゃくちゃ嫌だ!」ってなるかもしれないし、話の面白さにねじ伏せられて「そうか……仕方ないな……」って納得しちゃうかもしれない。
 なんにせよ、面白い話だといいなぁと思う。
 お正月SPなのが不安。あと櫻井脚本なのも若干不安。私が櫻井さん担当のキャラ卒業(退場)回で納得いったのって、シーズンそのものがそのために作られた落合刑事回だけなので……あとはマリコパパ卒業回も佐久間元刑事部長卒業回も、「キャラの卒業回」という面では好きじゃないです。
 櫻井脚本回は理屈抜きでキャラを立てて華を持たせてどうこうというより、ストーリー(テーマ)優先で結果的にキャラが立つ話を作る方なんだろうし。それがいいところなんだと思うし。
 芝さんはまだあの世界観で2回再登場してるので、完全に卒業したわけじゃないんで……
 ああ、でも「土門さんが卒業するかも」ではなく、「内藤さんが『科捜研』を降板するかも」と言い換えるなら、「手錠ケーキ食べさせてあげてほしかったよ……」とは思う。
 15周年のときは、お祝いの試験管ケーキ見て「20周年の時には作ってほしい!」っつーてたもんなぁ。あれからもう5年も経とうとしてるのか……

 そんなこんなで運命の日は来年1月3日。3週間後を楽しみ! ……に、待てるんだろうかこれ……このまま年越しかぁ……


 『刑事ゼロ』。初回2時間。
 キャストが予想してた方向性と違う……! 豪華なメンツだけど方向性が違った。どう違うかと訊かれると困るが、少なくとも寺島進さんと財前直見と武田鉄矢は予想外だった。寺島さんはもはや主役級なのに、よく出てくれたな。
 いっけいめっちゃ出るな。木ミスの新シリーズにはほぼ出てくるいっけい。個人的には、いっけいのキャラによって『刑事ゼロ』への個人的評価が決まるといっても過言じゃないと思ってる。いやゴメン、さすがにそれは過言ですw でも『女たちの特捜最前線』みたいなポジションも好きだったぞ。『おとり捜査官』のほんわかパパ刑事のいっけいも。

 設定とかぶっ飛んでるし、「なんか知らんがいきなり本格ミステリな事件ばっかり舞い込んでくるんですけどー!」なストーリーとかめちゃくちゃ気になります。めっちゃ楽しみ。『スペシャリスト』みたいな雰囲気ならもうそれだけで愛せる気がする。

 こちらは1月10日スタート。先程も書いたけど2時間SP。
 ……で、実は『一課長』も正月SPをやるのである。6日の夜9時から。
 →警視庁・捜査一課長新春スペシャル

 萌奈佳ちゃんが相変わらず出ない寂しい……もう諦めるべきなのか……
 でもブランクさんの2度目の続投は実は自分でも予想以上に嬉しく思ってて戸惑ってるw
 っつーか今度の右腕が「ババロア」ってアンタ……これはちょっとギャグネーミングも一線超えたんじゃないの……

 とか色々あるんですけど、ハードな日程過ぎて笑うw
 ここ最近の内藤さん出演作フィーバーぶり(『十津川警部』『樋口』シリーズ)もそうなんだけど、個人的なことを言ってもいいなら私にとってもちょっとこれはハードです。
 『科捜研』正月SPと『一課長』SPの間に数日空いてるのと、『刑事ゼロ』初回後は三連休なのが救いだろうか。
 なんとか『科捜研』正月SP感想+S18まとめを『一課長』SPまでに書いて、三連休をまるまる使う覚悟でいけばなんとか……
 今期『科捜研』S18開始前SP+初回だけでひーひー言ってた自分にとっては、割とハードスケジュールです。もちろん今の内藤さんほどじゃないけど、背中と腰が痛むわこれ……


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