【科捜研の女 season21】第18話(最終回) 感想

科捜研の女
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最終回 マリコ、最後の事件…衝撃ラスト

マリコ最後の事件~あの殺人AIが再び!! リケジョのSNS操作が生む1億の殺意…嘘と死の罠が科捜研を襲う! 衝撃ラスト8分

ゲスト:美村里江、久保田悠来、柾木玲弥、藤田宗久、宮田圭子、安永稔、松代沙織、田辺ひと心、大島守人、宮地雅子、小野武彦(声の出演)

脚本:戸田山雅司
監督:森本浩史


 話とは全然関係ないんですけど、私の会社のお偉いさんが、戸田山雅司さんと学生時代の同級生で、一緒に飲みに行く仲らしいです。写真見せてもろた……すげぇ……
 コネを利用したい。サインほしい。実際に会いたい。ダメか? ダメだよな、そうだよな……
 お偉いさん曰く、戸田山さんは「変なヤツだよ」らしいです。想像通りです!(ファン過ぎて目が濁る)

 それはともかく、今回の感想へ!




全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 画面いっぱいの「ありがとう」。



この話の見どころ

◆冒頭で皆さんの初登場シーン振り返り

 みんな、若いな……一番最近でも5年前?とかだもんな。この振り返りだけでわかる、『科捜研』が積み重ねてきた時間。


◆同じ方法を選んで殺される

 戸田山脚本あるある、「2時間SPだと見立て殺人になりがち」。今回もそう。
 面白くて楽しいからいいんです。ミステリーにはやっぱり華がなくちゃね!


◆マリコ「ぶしつけなお願いですが、皆さんの指紋と掌紋を提出していただけませんでしょうか?」

マリコ「確かに、現時点では皆さんを含めた全ての関係者が犯人である可能性を考慮する必要があります。だからこそ、皆さんの潔白を証明するために、これは必要なことなんです。おつらい気持ちはわかりますが、どうぞ協力してください」

 マリコさんは一般人に対しては嘘をつけないヒロイン。だからこそ、まっすぐな言葉で相手を説得しようとする。科学を信じ、人を信じるヒロインだからこそのこのセリフ。
 頭を下げてお願いしたんだけどこの会話、録音されてたのよね……と考えると、非常におつらい。誰だよ、拡散したヤツ……ちょっと名乗り出なさい。


◆ヒトコト

 ヒウィッヒヒー。


◆#人間は天使と獣の間に存在する

 こんな特徴的なハッシュタグ、乱立してたらそのうち話題になりそうなもんだが、そこらへんもユマツーさんが情報操作して目立たなくしていた、ってことなんだろうか。
 優真さんを覚えてるかな皆さん話。まぁ、関東は一応当日に該当回の再放送していたけども、それを観てない人は覚えてたかな? 大丈夫かな?

【科捜研の女 season21】第8話 感想
第8話 マリコVS殺人AI マリコVSシリーズ史上最大の敵…殺人AIを愛した女 ゲスト:美村里江、近江谷太朗、小日向星一、野田晋市、田中沙依、渡辺佑登 脚本:戸田山雅司 監督:兼﨑涼介  またアンケート取り忘れた。...



◆マリコさんの弱音、そして風マリ

マリコ「人が犯罪を行えば、間違いなく証拠が残ります。私たち科捜研はその証拠を捜すことで、今までどんなに複雑な事件でも真相にたどり着くことができました」
風丘 「はい。頼りにしてます」
マリコ「ですが、人の心理を巧みに操れる負のインフルエンサーが、大衆を誘導して殺人を起こさせた場合、その実行犯は逮捕できても、操った側の人間にどう立ち向かえばいいのか、正直わからなくて……」
風丘 「仮に、そんな面倒な犯罪者が存在したとしても、絶対になんとかして、相手を追い詰める証拠を見つけ出す。それが私の知ってる榊マリコ
マリコ「風丘先生……」
風丘 「20年以上も科捜研を続けてきたあなたなら、何があっても絶対に勝てる。私はそう信じてる」

 序盤でいきなり風マリをぶっこんでくる。たまらん。
 マリコさんがふとした時、弱音を吐くのは風丘先生なんだよなぁ。そんな時、「私はあなたを信じてる」と言えるのが風丘先生。ヒロインの風格だわ……
 土門さんは、弱音を吐いても発破をかけてはくれるけど、決して素直に「信じてる」とは言わないし言えないと思う。こういう時、発破も効くかもしれないけど、まっすぐな「信じてる」で包み込んでもらうことも、有効だったりするのよね。マリコさんは本当に周りに恵まれたヒロインやでぇ。
 それはそれとしてマリコさんの弱音部分だけど、これに対しては今回は割と安直に決着ついちゃったよな感がある。黒幕が実際に手を下すことでしか、警察は黒幕を逮捕することは出来なかったわけだから。
 もちろん今回の話では、その「黒幕が実際に手を下す」部分のミステリーが面白かったっていうのはあるんだけど、それはそれとして「人を操るインフルエンサーに立ち向かえるか?」というテーマに対しては、マリコさんたちは実質敗北してるんだよなぁ。現実でもそう簡単に勝てないからこそ厄介。うーん、難しい話だ。


◆泰乃ちゃん、出演なし

 回想のみ。重要な働きはしていたけども。
 思ったより劇場版ゲストの再出演はなかったS21であった。まぁ、劇場版よりお金がかかってないだろうしな……(禁句)


◆マリコさん天然つよつよ煽り

マリコ「AIはあくまでもプログラムであり、機械の域を出ません。仮にAIがそんな答えを出したとしたら、私はそのAIは壊れている……いえ、ただの不良品だと判断します」

 後にわかるがこのセリフ、優真さんとユマツーを煽るために言ったのではなく、マリコさんの天然だったと判明。いや、マリコさんってたまに犯罪者を煽ることあるからさぁ、今回もてっきりそのノリかと思うじゃん。違ったじゃん。
 これを言ったらキレられる、そこまでいかなくてもおこになるぐらいはわかっててほしいぞよ、マリコさん……


◆サッと証拠品採取袋を取り出す亜美ちゃん

 ここだけでも、マリコさんとは長い付き合いなのよねってのがわかる。もう何も言わなくてもマリコさんの行動を察せる優秀亜美ちゃん。


◆土門さんが地道に聞き込み捜査した結果

 第一の殺人事件の犯人がいつの間にか捕まっていた。
 土門さんだって優秀な刑事だっていうのがこういうところでおわかりいただけると思う。戸田山脚本の場合はマリコさんが名探偵なので目立たなくなるが、土門さんは優秀なんです! そこは忘れちゃいけない。


◆マスコミやネットで好き勝手言われるマリコさん

 深野には「ちょっといっちゃってる感じ」なんて言われ、ネットではそれこそ好き放題書かれたマリコさん。一応、かすかに当たってる部分はある……気はしないでもない。9割9分はフェイクニュースだけどさぁ、っていう。
 ただでさえ有名人なのに、もし露出度高いことと結び付けられてたら京都府警の評判ガタ落ちなんてレベルじゃないよなぁ。今回は幸いにして?そういうことはなかったようだけど、露出度多いのも考えものだよな。
 フェイクニュースでダメージを受けるマリコさん。マリコさんは強いけれど、全くノーダメージで受け流せるわけじゃないんですよ!
 前話で「どう思われたっていい」と言いつつ、最後は「釈明してよ!」と言ってたマリコさん。あのギャグ描写、マジで最終回への前フリだった説ある。櫻井脚本と戸田山脚本はコンセンサス取れてるからな……ありえない話じゃない。


◆亜美「なんて酷いこと言うんです! 所長のくせに……もう!」

日野 「私じゃないよ! ネットが言ってるんだからな! どうするんだ? これもう……」

 コーヒーは貴重な犠牲になったのだ。亜美ちゃんの日野所長の扱いがよく分かるヒトコマ。とっさに出てくる言葉が「所長のくせに」なのは酷いw
 前々からわかってたけど、亜美ちゃんってマリコさん>(越えられない壁)>その他みたいなところある。マリコさんリスペクトがすごい。なのにマリコさんへのツッコミがキレキレなところがまたすごいところなんだけど。


◆守られるマリコさん

土門 「今まで20年、榊が科捜研のためにどれだけ身を粉にして事件と向き合ってきたか、ご存知ないわけではないでしょう?」

 土門さんは普段は厳しいが、こういう時は真っ向からかばってくれる。めちゃくちゃ頼もしい。さすがやで土門さん。
 藤倉刑事部長こそかばってくれるんじゃね? とか期待していたが、今回はダメだった。櫻井脚本なら或いは。でも今回は戸田山脚本なので。

佐伯 「これはね、処分じゃない。しばらく休職してみてはどうかと言っているんだ。科捜研のためにもな」
藤倉 「休職期間については、警察庁に具申中だ。(中略)厳格な処分をという声を、倉橋室長が防波堤になってくれてるらしい。そのために、去年の秋に立ち消えとなった警察庁への異動話を、無理を承知で復活させたようだ」
土門 「榊が異動に?」
藤倉 「休職明けに警察庁に異動になれば、榊のキャリアにも傷がつかずに済む。そういう、苦肉の策だろう」

 お前、元妻のためにそこまで……ホント、マリコさんは人たらし。別れて20年以上経つ元夫でも、ここまで思ってくれるって相当よ。そこまで惚れ込ませるなんてなかなかできないよ。
 それでも、マリコさんはこの提案を飲むことは出来ない。何故なら、

マリコ「その場合、私はこのまま科捜研に戻ることなく、科学捜査の現場からも去ることになる……」

 マリコさんは、科学捜査の現場に立つことが生きがいの人だから。
 それをわかってるからこその、藤倉刑事部長の「まだ、決まったわけじゃない」がなぁ、このセリフを言う時の彼の表情が、心がきゅっとなるのだよ。かばえないことに対しての思いも入ってそうで。やっぱり金田さんはマリコに甘い……


◆マリコ「宮越優真は私に対して、何か強い悪意を抱いている。そんな気がしてならないの」

 さっきも書いたけど、そりゃあんなこと言えばキレられるか、おこになると思うの。
 そこらへんはわかっておいてほしかったよ……
 視聴者(私)としては、「マジで仰ってる……?」と声に出たもん。


◆マリコ「でも私のせいで、科捜研や京都府警の仕事が滞るようなことが絶対あってはならないの」

 マリコさんは「今」を生きる人のために科学を使う人。だからこそ、「今」科捜研や京都府警の仕事が滞ってしまうのは耐えられない。
 マリコさんは使命感に生きる人だからなぁ、という弱みをついてくるユマツー、マジで怖いぜ。


◆土門「いつ狙われるかもわからない。俺が送っていく」

 これは……二次創作で見た!!!!!!!!!!
 土門さんがマリコさんをおうちまで送ってくヤツ!
 そこでなんやかんやあっちゃうヤツ!!!!!
 何の話だ。
 まぁ、それぐらいこういう話はどもマリ好きにとって待望だったということでしょう。今まで、土門さんがマリコさんを送っていった話、なかった……よね?


◆呂太「ちょっと待って!」

呂太 「それって僕たちの科捜研じゃ全然ないよ!」
日野 「今までが間違ってたんだよ」

 日野所長によって読み上げられる内規には、

亜美 「ありえない。絶対無理」
日野 「正しい形に戻ったんだよ。これが本来の科捜研の、あるべき姿なんだから」

 呂太くんと亜美ちゃんは反発するような反応のあたり、若者のふたりは社畜精神でドブラックに染まってる、いや、真っ直ぐで使命感が強いんだな……と思わせられる。
 そうやって強く思える職場があるって、素晴らしいことだと思うよ。これは嫌味とか抜きでね。
 宇佐見さんと日野所長は大人な分、そこらへんを素直には表せられない。どうするべきかの処世術を知っている。大人って、大変ね。

日野 「これは科捜研を守るためなんだ。どうかみんな、わかってくれ」


◆ホワイトな職場なのに、雰囲気が暗くなってく……

 マリコさんひとりがいないだけで、ホワイトな職場なのに雰囲気が暗くなっていく……
 その後のプライベートタイムでそれぞれが己の本音と向き合うことになるんだけど、みんなマリコさんのこと、大好きだよなぁ。


◆ちょっと提供! 邪魔よ!

 マリコさんちの室内がよく見えないわ!
 いや、スポンサーは大事なんですけども……でも、こんな邪魔しなくてもいいじゃない……


◆マリコパパ、音声出演

 このシーンで涙出そうになった。なんだろう、伊知郎さんの声って、安心感あるんだよな……
 科学者同士じゃない時は、伊知郎さんはちゃんとお父さんとしてマリコさんを心配する。いや、科学者同士の時も父親を捨てきれないのが伊知郎さんなんだけど、捨てきれないだけで科学者が優先されるじゃない。でも今回は、お父さん100%のメッセージだった。だからちょっと涙腺に来たのかな。


◆行動に出る呂太くん、PCを置いてきた亜美ちゃん

 とにかく考えより先に体が動いてしまう呂太くん、これは現場に出たがらなかった当初と比べるとホント変わったな……ってところでいいんですかね。調べたいことを提案するのも呂太くんだったし。マリコイズムが染み込んでいる。
 同じくマリコイズムが染み込んでいる亜美ちゃんなんですが、今回はPCを持ってこなかった。

亜美 「……持ってない。科捜研に置いてきた」
呂太 「なんで? パソコン持ってないなんて、亜美ちゃんじゃないよ!」
亜美 自分でも信じられない。この私が、パソコン見たくなくなるなんて……こんなのあり得ない……」

 ここで一番ダメージを受けた視聴者は私です。亜美ちゃん登場初期から知ってる身としたら、亜美ちゃんが泊まり込みでパソコンのチューニングしてるのは常識になっていたので、そんな亜美ちゃんが「パソコン見たくない」なんて言うなんて、そんなにダメージだったのか……と。


◆宇佐見さんの大事な人

 宇佐見さんの家、映画と間取りが変わってる……よね。どっちにしろ高そうな家だけど。科捜研の研究員って儲かるんか?

咲枝 「私のことは、いいってば」
宇佐見「でも、せっかくだから……」
咲枝 「時間が出来たのなら、私なんかより、裕也にとって大事な人のために使ってあげなさい」

 そこで思い出したのがマリコさん……ということなのか。うさマリ派歓喜するヤツかこれ。いや、なんでもないです。こっちの話です。
 宇佐見さんはホント、マリコさん側の人だよなぁと思う。最後の屋上でマリコさんも宇佐見さんには近しいものを感じていると言ってたけど、宇佐見さんもそうだと思う。お前、常識の枷を外したら絶対マリコさん側だべ!


◆日野所長はツンデレ

 えっちゃんこと恵津子さん、相変わらず愛妻ポイント高いな。新幹線飛び乗ってきてくれるの、めちゃくちゃいい奥さんじゃん……

恵津子「また榊さんに振り回されて、とんでもないことになってるんじゃないの?」
日野 「……いや。もう振り回されることもない」
恵津子「えっ?」
日野 「もう、終わったんだよ。いやね、考えてみたらこの18年間、ずーっと振り回されっぱなしだからさ。いやぁ……ようやく肩の荷が下りたよ。せいせいした!」
恵津子「じゃあ……」
日野 「ん?」
恵津子「なんでそんな寂しそうな顔してんの?」

 来て早々にそれを見抜くえっちゃんの愛妻ポイント、満点でーす!
 日野所長、実はツンデレだからな。相馬さん卒業の際もツンデレポイント満載なお別れをしてたからな。素直になれないのは、大人だからってだけじゃなくてツンデレだからってのもあるんです。日野所長はツンデレ!


◆蒲原「処分が来て、動けなくなる前に、できることをやるだけです」

 蒲原刑事がどう答えるかわかってて、わざと「動かない方がいいんじゃないか」なんて意地悪を言う土門さんが好き。
 意地悪を言われても、まっすぐに「やるべきことをやる」と言えるまでに成長した蒲原刑事が好き。その答えを受けて笑う土門さんが大好き。今までの成長譚が頭をよぎる。
 やっぱりキャラに華を持たせるという回は、戸田山さんが上手いんだよなぁ。


◆宇佐見「無理だって、わかったんです」

 深夜に科捜研へ戻ってきちゃうメンバー4人。

宇佐見「私たちは、マリコさんに引っ張り回され、引っかき回され、無理に無茶を重ねるような鑑定を、いつだって強いられてきました。このチームに加わってから、ずっと……ですが、それが本当に嫌なら、降りることだって、断ることだって出来たんです
呂太 「でも、僕がそうしなかったのって、できなかったんじゃなくて、ただ僕が選ばなかっただけなんだ
亜美 「だって、マリコさんを信じてついていけば、何があっても後悔しないってわかってたから……
宇佐見「たとえ誰かにマリコさんを取り上げられても、私たちの中にはもう十分すぎるほど、マリコさんがいるんです」

 お前ら、ホントにマリコさん大好きだな!
 マリコイズムがこの積み重ねの中でメンバーに影響を与え、根を張り、花開いているというのはまさしく第1話であった「人の一生で金を残すのは下、業績を残すのは中、人を残すのが上」のそのものですよね。マリコさんはマリコさん自身が思ってる以上に、人に影響を与えている存在なんだよ。
 実際にマリコさんが傍にいたらそりゃ厄介だけどw、こういう風に良い影響を与えてくれる人が傍にいる心強さ、というのはちょっとわかるかも。張り合いがあるというか、もっと上を目指したくなる。もっと強くなれると信じることができる。そう思えるのも、あの人のおかげ。そんな気持ちなのかもしれない。

呂太 「マリコさんなら、何もしないでいるなんてありえないし……」
亜美 「こうじゃなきゃ、私たちの科捜研じゃありません!」
日野 「わかった。皆まで言わなくても、もういいから……そんなことより、これは残業じゃないからな。明日からの業務のための少し早すぎる始業点検だし、この分は、絶対どこかで休みをとってもらうからな。いいね?」

 日野所長も、マリコさんはもちろん、メンバーのことが大事だからこそのこのセリフ。日野所長の許可を得て、水を得た魚のように動き出していく皆さんが眩しい。

宇佐見「私はあの、現場にもう一度行ってみようと……所長も、一緒に行ってもらえませんか?」
日野 「ああ、いいけど……まだ暗いよな」
宇佐見「今から向かえば、着く頃には明るくなりますよ」
日野 「……本当にマリコくんみたい。ふふふふ……」

 暗くなった科捜研の雰囲気も、調べ終わる頃には明るくなってましたよ。


◆風丘 「……すごい。マリコさんが4人もいる」

 風丘先生のこの感嘆のセリフ、ちょっと笑っちゃったw
 マリコイズムが染み付いてるのはあなたもなんやで、風丘先生。自覚なき伝搬。


◆宇佐見「だから最後は、マリコさんに鑑定してもらうってことになって」

亜美 「それと、忘れちゃいけないのが、これ……」

 やっぱりヒーローは、なんかはためかせてないとね!
 日本一カッコよく白衣を羽織るヒロイン・榊マリコ(脳内調べ)。
 周りのキャラに影響を及ぼしながら、ビシッと決めるところは最後に決める。それが主人公の資質だとしたら、マリコさんは間違いなく主人公である。


◆ミステリーあるある

 最初の事件はカムフラージュで、目当ての事件は後のもの。ミステリーではよくある話。戸田山さんはミステリーが大好きである。


◆優真さんの凡ミス

 人間のやることだからってことなんだけど、マリコさん相手に気取った説明をしなければ見破られなかったかもしれないんだよな……まさしく墓穴……


◆マリコ「私には仲間がいます」

 お前は大衆を操るかもしれないが、私には信頼できる仲間がいるんだよぉ!
 文法が完全に少年漫画なんよ。マーちゃんって、ホント少年漫画の主人公……


◆殺害の物的証拠は?

 優真さんのセリフは正しくて、マリコさんは「直接的な殺害の証拠」は提示してないのよね。現場に行ったことまでは証明できたけど、そこから先は動機を明らかにすることで自白を引き出したに過ぎない。バイクに付着した体液も、「殺した人間がバイクに乗った」証拠ではあっても、「優真さんが殺した」証拠になるかどうか……
 今回のマリコさんは名探偵なので、犯人を落としさえすれば勝ち。あくどいわぁw


◆藤倉「本当にしぶといな。榊も、お前も」

 そう言う藤倉刑事部長が心なし嬉しそうに見えるのは、ファンの贔屓目でしょうかね……
 しかし、一体どういうウルトラCを使ったら「全てなかったこと」になるのか。やはり倉橋室長とか藤倉刑事部長とか、色々頑張ってくれたんだろうか……


◆風丘「なんでみんないないの!」

 本当ですよ。なんで風丘先生だけひとりなんだ……
 序盤にデレたツケなのか。風マリってことでマリコさんをひとりで先んじて励ましたツケだとでも言うのか!


◆みんなで屋上卒業式 呂太くん編

 レギュラーメンバー、風丘先生以外が屋上に集合。そして餞の言葉へ。まずは呂太くんから。

呂太「僕ってさ、なんかみんなとズレてたり、『普通じゃない』ってよく言われるんだ。でもね、科捜研に入れてもらえて、マリコさんと出会ってからは、普通かそうじゃないかなんて全然関係なくて、自分が大事だって思うことを思いっきりやればいいって、わかったんだ」
マリコ「呂太くん……呂太くんはいつまでも少年のような心を大事にしてね」

 暗にマリコさんを「自分以上の変人」と言ってる呂太くん、やはり大物。でもそうなんだよな。マリコさんを見てたら、呂太くんなんて全然常識人っぽいもんな。マリコさんなんて、常識人の皮かぶった変人だぞ。
 マリコさん側も、暗に呂太くんを「変人」と言ってるような気がする。マリコさんなりにオブラートに包むとこういう表現になるのか。少年のような心。大事っすな。
 呂太くんの変化については、私がここで語るより、今までの話を見返した方が絶対にわかりやすいと思う。S16~S17あたりを見返してみよう! テラサで見放題!(宣伝、私は回し者ではない)


◆みんなで屋上卒業式 亜美ちゃん編

亜美 「私も……パソコン命のヲタなんで、ほっとくと自分のやりたいことばっかりやってて……もし科捜研に来なかったら、誰かのために働こうなんて絶対思わなかったし……なんていうか、これからも役に立つヲタとして、絶対、マリコさん支えますから」
マリコ「お互い、夢中になると時間を忘れちゃうけど、たまには、ちゃんと家で寝た方がいいわよ」
亜美 「それ、マリコさんが言いますか……」

 ほんそれ>マリコさんが言いますか
 亜美ちゃん加入初期から知ってると、「そうだなぁ、亜美ちゃんも変わったよなぁ」って思う。変わらなくてもいい部分は変わらずそのままに、強い「使命感」という柱が亜美ちゃんの中にも生まれたのは、今回だけじゃなく今までの話の中でもわかってること。
 もう十分、「役に立つヲタ」だよ亜美ちゃんは。マリコさんを立派に支えてる。眩しいくらいだよ。


◆みんなで屋上卒業式 蒲原刑事編

蒲原 「俺、時々思い出すんです。マリコさんに叩かれたこと。落合さんが亡くなって、何も出来なかった俺に、マリコさんは……」
   「今、俺が刑事でいられるのは、あれから俺に刑事としての軸をくれた、土門さんとマリコさんのおかげです」

マリコ「蒲原刑事の軸は他のどんな刑事さんとも違う。まっすぐなのにしなやか。これからも頼りにしてます」

 今までの若手刑事の中で、おそらく一番スパルタでしごかれたであろう蒲原刑事。S15からの変化ぶりもすごかった。
 蒲原刑事の「軸」については、まだまだ発展の余地はあると思うけど、でもこれからは土門さんやマリコさんに頼り切ることなく見つけていけるものだとも思うから、頑張っていってほしい。


◆みんなで屋上卒業式 日野所長編

日野 「なんでいつも、苦労ばっかりかけるかな……正直、僕もいい歳だから、マリコくんの尻拭いなんかやめて、早期退職でもして好きな音楽とか、趣味に生きたいんだ。けどえっちゃん……恵津子に言われちゃったよ。『苦労をやめて悠々自適の老後よりも、苦労しながら誰かのためになる人生の方が、あなたには似合ってる』って……まぁ、そういうことだから、よろしく」
マリコ「所長……私は所長に甘えっぱなしです。日野さんが所長でいてくれたから、どんな時も、最後は味方になってくれたから、私はここまでやってくることができました」

 マリコさんが頭を下げたのは、日野所長、いや日野さんに対してのみ。やっぱり日野さんがナンバーワン!
 っていうか、マリコさんも自覚的に日野所長に甘えてるのね。そういう自覚があるなら、もっと普段から優しくしてあげても……と思うんだけど、まぁ、それができないからこそのマリコさんか。マリコさんも大概ツンデレ。いや、クーデレ?
 前にも言ったかもしれないけど、実は私、マリコさんと日野さん(日野所長)の掛け合いが一番ツボです。日野さん、結構口悪いしねw そこらへんも大好きなんです。やっぱりさ、付き合いが長いと色んな面で阿吽の呼吸になるよね。それが感じられて好きなのかもしれない。


◆みんなで屋上卒業式 宇佐見さん編

宇佐見「自分は妹を犯罪で亡くしました。だからもう人の生死に関わるような仕事からは離れて、母と2人で静かに暮らそうと思っていたんです。でも、亡くなった人の思いを伝えることは、生き残った人間の使命であり、科学の力でそれができるなら、私たちがやらなきゃいけないんだって、マリコさんに教わったから、自分はここにいます」
マリコ「実は私、自分が宇佐見さんに似てると思う時があるの。だからかな、宇佐見さんと話してると、つい熱くなってしまうことがある。同じ科学者同士、私こそ、宇佐見さんに色んなことを教えてもらいました」

 やっぱりマリコさんと宇佐見さんは近しい者同士……! うさマリ萌えの人には、最後の最後にものすごい萌え爆弾が投下されたんじゃないでしょうか。
 私がずっと言ってた、「マリコさんと宇佐見さんは近しい」が、公式にマリコさんの口から語られるとはね……ありがとうございます! 私はうさマリも好きです!(雑食)
 マリコさんの言葉をほんやくコンニャクできるのは、現状では宇佐見さんだけ。なので宇佐見さんには、これからも科捜研のほんやくコンニャクとして、バランサーとして、頑張っていただきたい。


◆土門「23年か」

土門 「お前が、この京都に来てからだ」

 そのうちの4年ぐらいは、土門さん知らないはずですけどね……
 突然付き合いの年数でマウンティングとってくる土門さん。みんなが素直にマリコさんへの告白をしていて、「いや榊の相棒は俺だから!」って焦ってるのか~?

土門 「負けず嫌いで、頑固で、絶対に折れない。面倒なぐらい真っ直ぐで……俺は最初に会った時、『こんな女とは絶対二度と一緒にやるもんか』と思った」
マリコ「ちょっと……」
土門 「それももう、慣れた」
マリコ「えっ?」
土門 「面と向かって褒めるのは初めてかもしれないが……榊、お前は大した奴だ
マリコ「土門さん……」
土門 「お前とやってこられたのは、俺にとっての誇りだ。だからこそ、よくわかる。お前じゃなきゃ、ここまでやってこられなかった」

 本当に素直に褒めるじゃん、土門さん……どうしたの。ツンデレは飽きたの?
 と、茶化すのはさておき、土門さんに対しては特別なマリコさんからのメッセージがなかった。これは……どういうことだってばよ……?
 新シリーズへの希望、まだあるって思ってもいい?


◆榊マリコは永遠に

マリコ「ううん……私だって、完璧じゃなかった。私も躓いたり、心が折れることだって、何度もあったわ。でも、今日までやってこられたのは……みんながいたから。みんながいてくれたから……ここまで来られたの。だから……今まで本当にありがとう

 こちらこそ、ありがとうマリコさん。



簡単雑感

 いやびっくりした。本当に集大成みたいなことやってるじゃん……
 触れないわけにはいかないので触れますけど、木曜ミステリー枠自体が無くなるかも、という週刊誌報道がありましたね。
 正直、公式からの発表もないのにそれを真に受けて騒ぐファンも嫌いだし、それを利用して煽る公式の宣伝も嫌いです。どっちも同じぐらい嫌い。
 でも実際に制作している方々は、最後まで全力投球だった。それが何より嬉しい。
 ミステリーとして、いくつか気になる点はあるんだけど……でも、それでも「面白い『科捜研』を作るぞ!」という気合、意気込みを感じた。
 今回は言うなれば、「もし戸田山さんが劇場版の脚本を書いていたら?」のif物語って感じだ。まぁ、そういう感想を目にしたんですけど。それに同意ってことです。
 なんつーか、話の論法が完全に少年漫画なんよな。仲間のパワーを受けて強大な敵を倒す。ジャンプじゃん……友情・努力・勝利じゃん……集大成じゃん……大好きです!
 実際の劇場版、或いは前週でもいいけど、櫻井脚本と比べるとそれぞれの「榊マリコ」の捉え方の違いがよくわかって面白いと思う。櫻井さんは榊マリコさんを完全に「主人公」としてとにかく周囲を振り回す台風の目にするけど、戸田山さんは「ヒロイン」としての属性も入れて若干姫っぽくなる、という個人的な意見。振り回されつつも、どこか「守らなきゃ!」と思わせる可愛げがあるとでも言うのかな。
 そんなことを書きつつ、本当にこれが最後だったとしたら……
 とっても寂しいけれど、悔いはない。そんな感じかな。
 最後まで面白くあろうとしてくれた『科捜研』を観たことで、多幸感があります。大好きです。これまでも、これからも。

 半年間、或いは23年間、ありがとうございました!



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