第9話 空飛ぶ容疑者
ゲスト:元木聖也、永倉大輔、佐藤みゆき、和知龍範
脚本:三上幸四郎
監督:田村孝蔵
新藤くんがガチでアクションやったらどうなるのっと。
この話の見どころ
◆浅輪「喧嘩っつぅか、喧嘩だね」
今回も安定の遅刻の浅輪さん。
出掛けに倫子ちゃんと喧嘩、は穏やかじゃない。
でも倫子ちゃんと喧嘩するぐらいには仲がいいんだな……と、ホッとしている長年のファンも多いと思うw 私なんかはそのタチです。
◆パルクールを知らない中年たち
新藤くんの説明に「ああ~!」ってなってる皆さん、中年だな……!って感じだ。失礼だけどw
◆青柳「なんか屈辱的だな~!」
えっ、なんでw
自分のやりたかったことを取られてちょっとおこな青ちゃん、でもその後、情報提供の電話があって「なんかラッキーかもよ」ニンマリ。村瀬さんいないのに張り合わんでもw
◆パルクール
翔さんのパルクール、全部生身らしいっすね。すげぇわ。ルパパトで見たときも思ったけど、ホントすごい。
それだけに、せっかくのアクションでカメラのカット割ってるところがあるのが、仕方なかったのかもしれないけど残念。ワンカットで見たかった……とか思っちゃう贅沢勢。無謀だったら申し訳ない。でも、これが本音ですw
◆新藤「怖かったー!」
仏頂面してるから怒ってるのかと思いきや、それもあったけど実際は怖かった、というオチ。
まぁ、自分の顔面すれすれに飛び蹴りかまされたら、そりゃ怖いだろうけどもw
◆やり手の国木田班長その1
国木田「こちらの専務、吉田でしたよね。彼ね、私の大学時代の後輩なんですよ。この間、飲んできたばっかりでね」
これだけなら、「あらヤダ、都合よく知り合いがいるなんて、お顔が広いわー」で流しちゃう話だったんですが。
国木田「あれくらい(専務の名前)なら、企業情報に載ってますよ」
小宮山「えっ!? 嘘だったんですか?」
それに何も答えない国木田班長、というのがもうね、カッコよかったね。
何度でも言うけど! 私が好きなのは! こういうやり手の国木田班長なんですよ!
ってことで、小宮山さんの
小宮山「えー?……タヌキ……」
って評には、「もっとカッコいい言い方あるでしょ!」って言いたいw めっちゃ言いたいw
◆運動神経いい人の逃走劇
逃げる翔さんと追いかける新藤くん、ほぼ同じ動きしてて笑った。やっぱり新藤くんも運動神経すごいw
後から追いかけてきた浅輪さんも、新藤くん加入前までは若者・若手として体張ってたんだけどねぇ……『9係』の頃にこの話やってたら、係長にパルクールの実験をやらされてた可能性はあると思うw
◆浅輪「じゃあ、どうしようか?」
今回は新藤くん回なので浅輪さんは係長エミュが控えめではあったけど、ここは間違いなく係長エミュの年長者ムーブ。
第1話の結論でもそうだったけど、浅輪さんが指示出してどうこうではなくて、本人から言葉や姿勢を引き出す、ってのは間違いなく係長の影響ですよね。
ほんの数年前までは、浅輪さんこそが見守られている立場だったのに、今となっては年長者として新藤くんを見守る立場になっている。これは『9係』の頃からのファンからすると、感慨深いものがありますね。
◆夫婦喧嘩を収める秘訣
それは、自分でちゃんと伝えること。
新藤くんには年長者ムーブをかましていても、倫子ちゃんには弱い浅輪さん。そんなところまで係長エミュしなくていいんだよw
倫子 「あのさ。お花は直接渡してくれる? 人にお願いしないで!」
婚約指輪をこっそり忍ばせておく男はやることが違う。
まぁ、お花は新藤くんの気遣い?だったわけですが。妙なところで気を回すヤツである。
で、その倫子ちゃんのお怒りを受けた途端に「新藤が勝手にやったんでしょ?」とかクズ発言する浅輪さんに爆笑したw お前wwwそういうとこだよwwwww
◆ニセ夫婦、未だにバレてないの!?
こちらの夫婦(偽)は今のところ、穏やか。
っつーか、「妻です!」発言から少なくとも一月は経ってると思うんだけど、未だにバレてねーの!? すごいな!
まぁ、お見舞いやリハビリに献身的に付き合ってる姿を見ると、そう勘違いしちゃうものなんかなぁ。
小宮山「お医者さんって、最悪なケースを想定して言ったりするけど、必ず、歩けるようになるから」
村瀬 「ありがとう」
こんな会話してるのが、ただの同僚(現時点)とは思わんよなぁ……
むらこみの関係性は、今期で一番の柱だと思うので、どういうオチをつけるのかは本当に気になる。
◆新藤「警視庁捜査一課特捜班、新藤亮……いきます!」
パルクール実験。
さすがに運動神経のいい新藤くんでもパルクール、ってより高所の壁蹴りは無理なのだろうか。あの1回はマグレ、ってこと?
いつだったか、すげぇ飛び蹴り?みたいなことして犯人取り押さえるみたいなことやってたと思ったんだが、たぶんS2の『不自然発火殺人』の冒頭かな。
あと動きがすごい的な意味で言うなら、同じくS2の『浅草大捜査線』の捕物とかもかな。どちらもパルクールっていうかプロレスみたいな動きだけど、あれができるのはホントすごいw
ちなみに、どちらもTELASAで該当シーン探しました。感想書いてないとこういうときに不便w
新藤くん、いつだったか「走るの嫌い」みたいなこと言ってた気がしたんだが、その割に運動神経いいし捕物では大活躍なので、才能というのは望んだ人に与えられるわけではないのだなあ、と。役の上での話ですよ。中の人は知らんですw
◆小宮山さんと情報共有する青ちゃん
村瀬さんがいないとすんなり情報共有する青ちゃん。張り合う二人が面白いってのは前提としてあるけど、話をスムーズに進める上では邪魔だったりもするのよねぇw
◆新藤くんを褒める早瀬川先生
現場の特殊な状況で死亡推定時刻がズレる。ミステリあるある話。
早瀬川「ただ、新藤くんが気がついてくれたおかげで、訂正できたんだけどね。ありがとね」
新藤くんを素直に褒めてくれる早瀬川先生、いいな。
まぁ、早瀬川先生がアタリきついのは、青ちゃんとか村瀬さんとかそこらへんだけ、だとは思うけどもw
新藤 「いやぁ……怪我の功名ですよ」
浅輪さんにも褒められ、照れる新藤くん。マジで怪我してねーだろなw
◆浅輪「時間かかる?」
佐久間「10分ですね」
さらっとこんな風に応えられるようになっている辺り、佐久間くんがどれだけ無茶振りに対応してきたか、それをこなしてきたかがわかるようで……
「おお~」じゃないんだよ浅輪さん、ちょっとは反省しなさいよw
◆やり手の国木田班長その2
国木田「後輩の吉田、締め上げて吐かせましたよ」
混乱する小宮山さんが「やだ、タヌキ……」ってこぼすの草。
結局これはどういうことなのか。本当に「後輩の吉田」さんがいるのか、或いは……
いやいや、ここから先を詮索するのは野暮じゃろう。とりあえず、情報を仕入れてきた国木田班長が有能。そういうことですよ。こういう底知れなさが私の好きな国木田班長ですので、よろしくお願いします。次はもっと切れ者なところを……(ワガママ)
◆コロナ禍じゃないかもしれないこの世界
少なくとも、飲食店に時短要請はしてないっぽい。
◆浅輪「翔くん……あそこまで、跳べるか?」
「月が見えるか」どうかだけなら翔くんに託す必要はないんだけど、周りから疎まれることになってた才能でも、そしてそれを妹をかばうために使ったものでも、今度は妹のために正しく使うことが出来る……というドラマのためなので。
あと、パルクールにいいとこ見せたろみたいな。そういうアレなので。
しかし、生身でひょいと登っていくなぁ……すごいや。
◆ケチャップの血糊
犯行は突発的なものなので、その場にあったものを使って人に罪をなすりつける。
バレそうなもんだけど、襲われかけて気が動転してる人に気づけと言うのも酷だからな……
犯行動機は復讐で同情の余地がありそうだったのに、他人を巻き込んじゃダメ。しかも妹の理彩さんには無用な恐怖まで与えて。何より、殺人・ダメ・ゼッタイ。
◆村瀬さんが!
ここでもリハビリ場面が差し込まれるということは、最終回には歩けるようになるってことだよな!
信じてるからな! 村瀬さん!
◆新藤くんの足跡は……
あれは「納得行くまでトコトンやる」と宣言した上でのマグレ、と解釈しておくw
まぁ、どっちみち革靴じゃ無理だな……(そういうことじゃないよ)
◆このドラマはフィクションです
パルクールについての注意書きなんてレアなものをw
そしてこういうことも書かないといけない現代の窮屈さ。
◆主題歌CDプレゼント!
特捜班全員(村瀬さんはうちわ)が揃って告知!
相変わらず息ピッタリの宣伝ですなw
しかしプレゼントなのに「買いに行く」小宮山さんと新藤くん、国木田班長、聖人か?
簡単雑感
パルクールがすごくて見応えありました。
新藤くん、頑張った。これは新藤くんにしかできなかったと思うし。
しかし倫子ちゃんとのシーンがヒントにならないの、久々な気がする……なんで喧嘩したんだべか。
次回予告とか。
サブタイは『爆弾バスツアー』。
『科捜研』でよく見るやつ!(語弊あり)
『特捜9』、いや『9』シリーズじゃ異色回になりそうっすな。
爆弾魔が乗り込んだバスツアーに、なぜか青柳さんと矢沢さんが巻き込まれて……
一体どうなる!?