【新・おみやさん】第7話 感想

(新)おみやさん
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FILE.7 京都嵐山に潜む殺人計画! 当選金1億に翻弄された男と女!!

ゲスト:藤真利子、北見敏之、芝本正、湯江健幸

脚本:岩下悠子
監督:吉田啓一郎

人って弱いよね、どうしようもないよね、でも捨てたもんでもないよねっていう、それだけの話だと思うんだけど、なんでこんな賛否両論なんだろうなぁと自分の感性に自信が持てなくなる。


◆まさかのセルフおみや死……んではないけど。
まさかの自分で階段からの転落だものなぁ、これ傷害事件って呼んでいいのか?

「お互いの顔に事件のヒントは書いてないわよ」
うん、そうだね。

◆宝くじ、買わなければ当たらない。宝くじ。当たり前なんだけど。
私も買ってるけど、当たらないんだよなぁ。くっそぅ。100円しか当たったことない。

「行けとおっしゃるなら」「行きなさい!」
課長、うまいこと逃げたなー。

◆もうあからさまに宝くじおじさんの野波さんには対応する気がなくて、お灸のツボなんか眺めちゃってるし、8年前の未解決事件に興味示しちゃうしで、おみやさんは本当にマイペース。
そういや、今回はおみやさんが資料読むっていうお約束がなかったね(後にちはるちゃんが読んでたけど)。資料がなくても全部が頭に入ってるとか、改めてこの人は化物じみた記憶力なんだとわかるヒトコマ。

「お好み焼きの味が落ちてたっていうんだよね」「……なんですか? それ」
この淡白な反応が好き。

◆夢売り続けて30年。なんかカッコいい響きだな。

「人間、大金が入るとなりゃ、人が変わったみたいになる」→自分がそうです
地べた這いつくばって川ざらいまでし始めたもんなぁ。
哀しいけどこれ、現実なのよね。

◆懸賞生活に勤しむ、良家のお手伝い・すずさん。意外に財政が逼迫してるのか。
懸賞がアンチエイジングって、そういう楽しみ方というか考え方もあるんだなぁって感じだ。私もやってみれば、ちょっとは気晴らしになったりするものなんだろうか。

「肩凝ってる?」「いえ全然」「じゃあ、アイツか……」
へへへへへ兵さぁーん!
「ええ、無理やり引きずり込まれまして、無理やりお灸を据えられまして!」

兵さん、その格好で駆け出したらただの変態やで。

◆エリちゃん可愛いけどいけない子だな、おねえさんと遊んでくれたら許しげあげよう(;´Д`)ゲヘヘ……
いやいや、何も危ないことはしませんよ。しませんってば。

◆茅野さんの歩き方が……女っぽくどころじゃないだろ、あれw

珍しく的中する緑川課長の推理。まぁ、すげぇ簡単なロジックではあるけども。

◆久保田さん、くじ運いいんだが悪いんだかわかんねぇ男だなw 当たりくじを引いたくせに、それを人に知らないままあげちゃって、そのせいで殺人を犯す羽目になるなんて。

◆普通に働く人々、過ぎる時を眺めて変わる野波さんの心。決して幼女の涙で動かされたんではなかったはずだ!
「金! 金! 金!」で濁ってた目も、ふっと冷静になると「何やってたんだろう、俺」と正気に戻るんだよね。冷静になれるかどうか、そこが真人間に戻れるかどうかの鍵なんだろけど。
真人間に戻れたのは野波さん、戻れなかったのは久保田さん。そういうことじゃないかな。つまり、野波さんは久保田さんになりかねなかった。そこを幼女に……いや、周りに救われたということで。いい話じゃないですか。

◆宮沢賢治を読む幼女って、なんかいいよね。

◆宝くじ売り場のオバチャンの言葉が、遅効性のように効いて久保田さん改心。
しかし、最後の泣きの演技だけは「ないわー」と冷めたんだが、私だけだろうか。

◆兵さん、今回はお灸を据えられるし女を泣かせるしで散々だ。

◆当たり券を送ってくれた人は、「普通」の幸せを知っている人。そのオチが綺麗で、私はこの話が大好きなんだけどダメですか。

「結局、夢を見ている間が1番幸せなんですよ」
2000万円を寄付するほど大金について悟った人、針の先生斉藤さん。
あぶく銭を手にすると、やっぱり欲が出ちゃってどうしようもなくなるよねぇ。くじは当たったことないけど、こういうのはお年玉とか身近なものに置き換えてもわかる気がする。
自分で初めて稼いだお金(バイトだけど)は、やっぱり大切に使いましたし。人間やっぱり、そういうものなんじゃないかなぁ。
説教臭いかもしれないけど、私は好きだよ。何より、やっぱり「普通」が幸せだって、私もそう思いますから。
……と、こういう感想を抱いたんだけど、ちゃんとこの話を読み取れているのか、不安なんだけど合ってる? あってます? と聞くなよって話だけど。

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