【京都地検の女7】第1話 感想

京都地検の女
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第1話 恋人殺しの罠…それは運命の雪夜から始まった!
京都~琵琶湖~大阪、四人の男女をつなぐ愛欲の相関図

ゲスト:高橋由美子、平岳大、堀内敬子、池内万作、相葉香凜

脚本:岩下悠子
監督:石川一郎

今期は、あのテレ朝公式のサブタイはないのかな。アレ、結構カッコよくて好きだったんですけどね。
というか、シンプルなサブタイの方が好きだというだけかもしれませんが。でもテレビ欄のこういう長いサブタイって、パッとしないじゃん。だから好きじゃないのよ。
そんなことはさておき。

今回のテーマは『希望』と『生きること』なのかな。事前の名取さんインタビューなんかを踏まえた上で見ると、たぶんそんな感じ。
ってことで、本日の感想行ってみようかっ!


◆大阪のカップルがあからさまにトラキチでワロタ
というか、演技が素人っぽいのが余計笑うっつーかw

◆鶴丸さんのお願いごとが可愛らしい。章ちゃんとのラブラブ祈願、りんりんの就職祈願(教職目指すのを続けるってことでいいんかな? 明言はされてなかったけど、教職取るにしてもスーツは必要だしなぁ)、そして自分の美貌維持祈願。

◆でも、確かに刑事には見えない格好だよな……あと、腕を引っ張る様子とかセリフも確かに紛らわしい。
そんな池内さんの部下の新キャラ・栗原さん。主婦のカン! じゃなくて主婦の癇に障るらしい。ごめん、これは人からもらったネタです。すみません。ありがとうございます。
初登場の仕方や、「どこのお店の子か知らないけど……」と2度も間違えられる様子、「私、なんで台風の名前って女性ばっかりなのか気になってたんですけど……何となくわかりました」とか、そういうぼそっとツッコむ一言には光るセンスを感じたものの、今回は鶴丸さんのペースに飲み込まれ、イマイチ目立てず。これ以降の話で頑張れ!
ちなみに、彼女から鶴丸さんに向けた「ワケありのクラブのママ!?」たぶん、『9係』ネタなんじゃねぇかなぁと思うんですが、どうでしょう。そういや最近、桃子ママを全然見ないよなぁ。好きなんだけどなぁ。

◆OPがえらく華やか。京都の大文字焼きもあった。
あの白い花、何の花だろ。

◆とうとう太田さんは(鶴丸さんに対する)読心術を手に入れた!
それを嘲笑う斉藤さん酷ぇw

◆ガツガツ働くこと=健康の秘訣
ああ、なるほど。なんか納得した。

◆鶴丸さんは斎藤さんのことをどう思ってるんだろう。
斉藤「わかった! ダイエットの記録なんじゃ……!」
鶴丸「アンタじゃないんだから……」

◆一応所轄の刑事さんなのに、本部の刑事さんに厄介ごとを任せるとか、池内さんは本当にいい度胸してんな。
っつーか、成増さんのあのヒゲは何? 『9係』の青ちゃんみたいな付け髭……ってワケじゃなさそう。あまり似合ってない気がするんだけどw

◆ティティをデザインした春川望ちゃんかわええええええ(*´∀`*)
「プチ鶴丸」とか言われるメンタリティの持ち主。あだ名が「オバサン」で、底抜けに明るく、ポジティブな彼女。彼女は守られた「希望」なんですね。いい子に、まっすぐに育ってくれるといいなぁ。
なんか、朝の連続テレビ小説に出てそうな子ですね。演技的にも。また出てくれたらいいなぁ。本当に可愛かった。

◆なんか皆さんに集合をかけて料理という共同作業やってましたけど、鶴丸さんひとりで、或いは斉藤さん辺りを助手ぐらいに留めておいいた方が効率良く出来た気がしないでもないw
意外に男の人の割に、池内さんの手つきは悪く無いと思う。

◆とうとう太田さんが長浜名物焼きそばそうめん大盛りで買収されてしもうた。地検の危機!

「人生で1番綺麗な時代も一緒に過ごしたから、1番汚いところも共有したかった」――愛の形としては、あまりに歪でぐずぐずで、どうしようもない泥沼。
そこから「希望」に向けて歩き出すのが今回のテーマだったと思います。

◆居場所はどこ?→「雲の上です!」
紛らわしいこと言うな。てっきり死んだのかと。

◆大倉さん、まさかの取調室での抵抗。これは人の首が1つか2つぐらいは飛びそうな大失態。
それにより太田さんがガチギレ、鶴丸さんを心配していて、やっぱり太田さんはツンデレだなぁと思います。常々愛情表現が屈折しまくってるから気づきにくいけど、太田さんはマジ鶴丸さん大好きだな。本人は絶対認めたがらないだろうけど。

「私、ずーっと不思議でした。どうして台風に女性の名前をつけるのかって。なんとなく、わかった気がする……」(by栗原さん)
そんなあなたも女性なんだけど、それは言っちゃいけないのかな。

◆レシピから事件解決のネタを得る鶴丸さん。片栗粉のとろみや鶏がらの油脂は、料理が冷めにくくするワンポイントなんだとか。知らなんだ。φ(..)メモメモ

◆大倉さんや玉田さんが守ろうとしたのは、望ちゃんだけじゃないのかもしれないなぁ。
彼女が今回の事件の、まるでドミノの起点になってしまったのを隠し通そうとしたのもそうなんだろうけど、もうひとつ守りたかったものがあるとすれば、きっとそれは大学時代、一緒にボランティア活動をした半月間の思い出なんじゃないかと。
触れられたくないぐらい大切なものを、穢されたくなかった。だから、守ろうとした。その結果が殺人になってしまったのは残念ですけど。
玉田さんが鍋を磨いた=「16年前の自分を連れてきてくれた」と語っていたところから、そんなことを考えたんです。

◆劇中で多用されていた曲、ショパンの夜想曲・第2番ですよね。
音楽には全然詳しくないんで、正直にグーグル先生に頼りました。意外にすぐわかってよかった!
あまり関係ないですけど、あれは堀内さんが本当に弾いてるのかな?

◆望ちゃんは、鶴丸検事の言葉の真意自体はわからないままでしょうけど、決して意味が分からず無駄にする子じゃないと思うんで、きっと真っ直ぐ育ってくれると思います。そう信じたいですよね。
ラスト、海辺で夕焼け(光)を映して今回の話のまとめをしたのも、きっとまだ希望が残っていると示唆しているんだと思います。そう信じたいじゃないですか。

桐の箱は思い出の箱。思い出の箱はパンドラの箱。
パンドラの箱を開けると、最後に「希望」が残った。これは有名な話ですよね。
それに一筋の光を見出すか、決して叶わぬものを「希望」と読むと解釈してそこに絶望するか。
それは人それぞれなのかもしれませんけど、私は前者であってほしいと思います。きっと、この話もそう訴えたかったんだと思うから。

ということで、今回の話のテーマに、なんだか希望を貰った気がするのでした。頑張ろう、ってね。
と思ったところで次週休止。ついでに、28日も休止らしいです。
うぉぉぉい! なんだよ、それー。

以下は私の妄想なんで読まなくてもいいよ。

桂陽子さん(ピアニスト)=もうひとつの希望の象徴だったんじゃないでしょうか。
だから事件には決して直接的には関与せず、間接的にその楽曲で主人公である鶴丸さんを真実へ導いていた。
大倉さんや玉田さん同様、彼女もまた“16年間で変わった”人物です。
「同じ青春時代をともにした仲間の中でも、夢を叶えた者もいれば、堕落した者もいる」――当たり前のことかもしれません。でも、そこが16年という年月の長さを感じさせるんだと思います。
その2人に対し、彼女はいわば決して穢れてはいけない「希望の象徴」だった。
16年前は予選落ちばかりで、どうやら自信もあまり無かった様子の彼女も、今は海外でコンサートを開くにまで至った。それまでの間に何があったのかはわかりませんが、おそらく人にはわからない努力等があったと思います。本人は「まるで奇跡みたい」って言ってたけどね。
「人は変われる、いつだって前に進み出せる」と視聴者や松岡さんに示す光、それこそが桂さんの役割だったんじゃあないだろうかと私は思います。直接的に松岡さんの選択に関わっていたのは大倉さんと玉田さんだけど、桂さんの存在も決して無意味ではなかったと私は思っています。
なので、話に直接関与していないからいらない子どころか、話のテーマの提示という意味では1番重要なポジションにいたんじゃ無いかなぁと思うんですが、如何でしょうか。
妄想乙! と直接笑われたらヘコむので、もしこれが支離滅裂だったら、そっと心の中で呟いてください。意気地なしでごめん。

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