【京都地検の女7】第2話 感想

京都地検の女
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第2話 殺人逃亡犯は見た!! すれ違う二つの人生

ゲスト:竜雷太、楠年明、石井亜可里

脚本:西岡琢也
監督:黒沢直輔

独りで死んでいくって、最期はどんな気持ちなんだろう。

※追記
テーマは『歩き出すこと(自分から相手へ歩み寄ること、思いやること)』だったんだなぁとやっと気づいた。だから「365歩のマーチ」が使われていたんだと。
少し強引ではあるけど、初回と同じく『生きる』ことが今期のテーマなんだろうかなぁ。


笑えない、唐突な自分語りで恐縮なんですが、私の父方の伯母は孤独死しています。
死後1週間ほど、誰にも発見されなかった。
たまたま父が訪ねたら、伯母は死んでいたらしいです。
死因も死んだ日も、詳しいことは結局不明なまま荼毘に付されました。
「おそらく、衰弱死だろう」
「おそらく、死亡日時はこれぐらいだろう」
結局、全部は推定のままでした。
死んだとされる日の数日前、父は伯母に会っていた。でも、その時は元気そうだったらしいんです。
それが、数日後には「不審死体」として発見されてしまいました。
人は、いつ、どうやって死ぬのかすらわからない。これだけ医療や科学が発達していても、伯母が死ぬ寸前、どんな気持ちだったのか、どんな様子だったのかすらわからないまま。
もし父が「この前に行ったからいいや」とあの日に伯母の家を訪ねなかったら、きっともっと長い間発見されなかった。そう考えると、ぞっとする。
伯母が死んだのは夏場でした。だから私たちは、叔母の死に顔を見ることが出来なかった。
「見せるには、あまりに辛いから」と。
そんなに親しく付き合っていたわけじゃなかった。2、3年に1度、連絡するかしないか。
それでも、知っている人が孤独死するって、これだけ心にぽっかり穴を開けるんだと思いました。なんでもっと連絡しなかったんだろう、と。
しかし、伯母の場合はまだ幸せだったのかなぁと思います。ちゃんと見つけて、弔えたから。

現実では、荼毘に付されないまま孤独に死んでいく人がたくさんいるんだろうか。
これからも増えるんだろうか。
もしかしたら私も、孤独に死んでいくんだろうか。
もし今、ここで死んじゃったら、私はいつ見つけてもらえるのかな。

もしかしたら、人が他人と繋がりたがるのは、自分のためなのかもしれない。
自分を守るために、自分を作るために人と繋がろうとする。
孤独死がどうこうとかそこまで行かなくても、りんりんや彼女の先輩の話からわかる通り、ひとりぼっちはやっぱり辛い。
誰とも繋がれないなんてやっぱり寂しい。
だから、他人と繋がろうとする。繋がりを断ち切らないように守ろうとする。
でも、それでもいいのかもしれない。
もしかしたらその繋がりが、最後に何かを残したり、変えたりしてくれるのかもしれないじゃないですか。
墓に花を手向けた、小堀さんのように。
少なくとも、私はそう信じてるし、信じたいです。
だから、他人との繋がりを見失ったりしたくないなぁ。

そんなことを思い出したり、考えたりする今回でした。

今回は手違いで録画がないので、小ネタ拾いは簡易、というか思い出せる範囲で。

◆やっぱり、りんりんは教職を目指すでオッケーなのね。
就職活動かぁ……本当なら、私もしていなきゃいけない歳なんですがね。情けない。ううう。

◆安定した太田さんの扱い。
就職活動に伴う地元離れに不安を感じるりんりんの気持ちがわかるなぁと言ってみたり、斉藤さんに「俺の胸に飛び込んでこい!」とセクハラをかましたり、それを拒否する斎藤さんに「可愛くない」と呟いてみたり、鶴丸さん&斉藤さんにダブルで老後まで否定されてみたり……

◆中華屋の出前のオッチャンが倒されたー!

◆主婦友さんのひとりの不倫話の続きもメッチャ気になるんだが、結局どうなるのよ。っつか、どうなったのよ。

「主婦のカンにビビビッと来たんですね!」
完全に斉藤さんが鶴丸信者や……

◆割と構ってちゃん気質な小堀さん。そんないい年した構ってちゃん気質だから人が離れて行ったんじゃないか、と台無しなことを呟いてみたり。

◆さっきも言ったけど、夏場の孤独死は辛いと思う。臭いは知らないけど、シミなら見た。

◆警察の捜査が杜撰すぎるだろw 押入の奥ぐらい、ちゃんと探せよ。

◆太田さんに斉藤さんが突き飛ばされたー! 「ドカン!」ってすごい音してなかったかw

「その他の案件を犠牲になんかしていない。時間を上手くやりくりした」(要約。by鶴丸さん)らしいけど、おそらくは太田さんの力によるところも大きそうだなと思っている。

◆堂々と「就職できなかったら、ニートして親のスネかじるわ」宣言(要約)をするりんりん。
でも、りんりんは要領よさそうだから、案外するっと就職してそうな気がする。なんだかんだで、友達も多そうな気がするんだけどなぁ、りんりんは。

小堀さんの心の救済がメインだった今回。
小堀さんと鶴丸さんの対話がメインでいつもと少し毛色は違ったけれど、色々と考えさせられるお話でした。

次回からはいつも通りの『京都地検』なのかな?
次回は1週飛んで8月4日!
また飛ぶのかよ……そのせいで今回、録画し忘れたっつーねん……orz

そんな私の愚痴はともかく、次回にも期待しておりますですよっ!

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