第7話 vs地検の女!! 女装殺人を仕組む頭脳の正体!?
ゲスト:高橋ひとみ、草薙礼子、伊庭剛、加藤虎ノ介、春田純一、伊藤正之、鈴木明菜
脚本:福田卓郎
監督:石川一郎
うわぁぁぁぁぁぁぁあ
個人的には、4話と5話を抜いて後味の悪さトップ(暫定)に躍り出た今回です。
「人を殺したら、取り返しなんてつかへんねんぞ」ってことを、ベタだけどものすごくエグい形で見せてくれるドラマですね、『ホンボシ』は。うん、そこが大好きです。
ってことで、今週も感想行ってみようかっ!
◆いきなり地味なこと言うけども、計画的な犯行ってこのシリーズでは実は今回が初?
今までは大体、「突発的に殺してしまい、それを隠蔽した」パターンだったような。
それにしても、随分とアクティブな計画を立てたよな、大崎さん。
◆前から思ってたんですけど、現場や人の家のものを勝手に食べたらあきまへんえ、桐島さん。
◆島田検事、2年前まで京都地検にいたのか……某「主婦のカン!」の人とも知り合いなんだろうか……
全然関係ないんだけど、「高橋ひとみ」に「ケミカル」(チラっと映っただけだけど)って文字が一緒に並ぶと、某同局ドラマの某陣川回を思い出しちゃって笑っちゃったのは私だけでいい。
◆相変わらず京都のFRS(顔認証システム)は優秀なことで。
◆六条ちゃんに学ぶ「オセロ必勝法」その1:角を取ること。
わかっちゃいるんだけど、なかなか上手くいかないんだよな。
六条ちゃんってアホっぽい子だと思ってたけど、オセロは強いんだな。すごい。私はこういうのに滅法弱いです。イージーモードのCPU相手にも負けるぐらい。何それこわい。
で、桐島さんは負けかけて、どさくさに紛れてズル。挙句、勝てないからとちゃぶ台返し。大人気ないにも程がありますよ、あなたはっ
◆俺の真田班長が! 犯人をカッコよく確保した!!
と思ったら、全て桐嶋さんの掌の上。嗚呼。そりゃあまぁ班長も「桐島ぁ……」と怒りを顕わに呼び捨てする。
しれっとマスコミに偽情報リークしたり、しれっと匿名でタレコミ入れたりと、本当に桐島さんのやることなすこと厭味ったらしいというかえげつないっていうか。
◆リバースオーダー・クエスチョンテクニックがどうとか以前に、私は桐島さんがどんどん近づいてきたら嘘つくどころか言葉すら出てこなくなる自信がある。近い。近いってば! あれも心理学的尋問のテクニックなんだろうか。
桐島さんは人の気持ちを見破るプロだけど、人の気持ちを汲むプロじゃないんだよなってのは面白いです。いちいち言動が厭味ったらしいっていうかえげつないっていうか、絶妙に鬱陶しいっていうか。褒めてますよ、念のため。
◆嗚呼桜井くん
桜井「こういうしつこいのって、逆効果なんですけどね」
梶原・凛子「一丁前の口利くな」
若造は色恋沙汰でデカい口叩くんじゃねぇってことですね。すみませんでした。
◆「わしぐらいになるとな、人間の心も馬の心も読めるんだ(キリッ)」(byお義父さん)→大ハズレ。
私はお馬さんのことは全然わからないので、馬券の見方すらわからんのですが、とりあえずお義父さんが超勘違いして大盤振る舞いしてものすごい大損をしたっていうのはわかった。
しかし、それがわかっていながら「大ハズレです。あはははは!」「すみませーん! お肉、もう1人前くださーい!」って、桐島さんは間違いなく鬼か何か。
人の不幸で飯が美味い!
∧ ∧
+. / ヽ‐‐ ヽ +
+. 彡 ヽ +
彡 ● ●
キタ━━━━彡 ( ::::: :::::l━━━━!!!!
+ 彡 ヽ | +
彡 ヽ l
彡 (__人__)
+ / ` |r┬-| +
/ __ `ー’´
_|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
> <
/ ─ / /_ ──┐ヽ| |ヽ ム ヒ | |
\/ ─ / / ̄ / / | ̄| ̄ 月 ヒ | |
ノ\ __ノ _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
こういうことですか、わかりません。
◆大崎さんが『どうぶつの森』やっておった。Wii。
しかし、セーブの仕方なんかもマスターしているし、ネカフェにはいけるしPCも扱いこなしてたんだろうしで、大崎さんはスーパー婆ちゃんだな。
◆白骨遺体の美佐さんの服の汚れ具合が変にリアルでうわぁぁああああ
◆今度は桐島さんに学ぶ「オセロ必勝法」その2:前半を取らせて、後半でコマを取り返す
今回の裏テーマ(演出なんかのテーマ)は「オセロ(ひっくり返す)」なのかな。話の筋もぐるんぐるんと複雑にひっくり返されてたし、オセロそのものも重要な場面で効果的に使われてたなーと思いました。
◆草薙さんがチョイ役なわけねーよなーと思ってたら、悲しすぎる犯人でござったの巻(´・ω・`)
「あなたの復讐は、間違いでした」
復讐相手が違ったわ、無関係(だったかもしれない)人を殺しちゃうわで、ものすごく話に救いようが無いんだが。婆ちゃん決死の賭けだったのに……
あのまま真相を知らずに死ぬのと、真相を知って罪を償うために生きるのと、どっちが彼女のためなのだろう……とか、そんなことまで考えてしまったですよ。
それにしても、いくら頭がいいからって相手を精神的に執拗に追い詰め、どちらも破滅するように(片方は死ぬように)仕向ける計画を立てるなんて、いくら足が悪いのがフェイクだからって随分とアクティブな計画だなぁと。その執念に感服しました。
◆島田検事がデレた!
もし次シーズンがあったりなんかしちゃったら、また出てくれたら誰が得するって私が喜びます。
◆「以前、お付き合いされてたでしょ?」
おおおおおお俺の凛子さんが、俺の真田班長と付き合ってただとぉぉぉぉぉっぉぉおおお!!!!?
と、リアルにコップ落として私の家のフローリングが大惨事。なんて爆弾を落とすんだ、桐島さん。しれっとそういうことをばらすなよ。真田班長と凛子さんがものすごく動揺して行動がシンクロしてるし。御子柴くんも「マジで?」とか言っちゃってるし。さりげなく六条ちゃんが心理学ネタ覚えてるし。
確かに先週、真田班長が凛子さんのことを「凛子」呼びしてて「あれ?」とは思ったんですが、そのまま流しちゃってましたですよ。ええええええええ!?
なんか、その事実を知ると、先週の説得シーンがなんか……こう……ええと……違ったものに見えるようなそうでもないような。
とりあえず、お付き合いの期間はそんなに長くなかったのかな(凛子さんの過去を知らなかったからな、真田班長)。
【今週の心理学講座】
・防衛的露出行動(「ホシは現場に舞い戻る」を心理学的に言うとこうなるらしい)
・リバースオーダー・クエスチョンテクニック(起きた事柄を逆の順序で話させることで、話した事の真偽を見破るテクニック。FBIでも使われてるんだってさ)
・プロバビリティーの犯罪(「可能性の犯罪」という意味。相手を直接殺すのではなく、死ぬ確率を高めて結果的に死に至らしめることだそうな)
今までの後味悪い話って、一応一筋の希望の光というか救いのエピソードもあったんだけど、今回は犯人が婆ちゃんだったのもあってか、なんかものすごい後味の悪さとやり切れなさだけが残った感じでえぐかったです。
唯一の救いは、美佐さんの遺骨がお父さんのところに帰れたことでしょうか。でも、死んじゃってるしなぁ……
話は細かいところをつつくと「んー?」ってな部分もあるんですが、話をオセロのコマのようにぐるんぐるんとひっくり返して勢いでごまかした感じかな。勢いとハッタリで突き進む! それもまたよし!
次回は最終回っ!
2時間スペシャルヤッホー! と思ったら、どうやらただの2本立てだったらしくて(´・ω・`)
でも面白ければオッケー!
今までどおり、最終回にも期待! しておりますですよっ。
そして、『科捜研』スペシャルの予告キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
まさか、打ってくれるとは! 去年の時とかは無くて「おい!」ってツッコんだ記憶が。
しかも、もう公式が更新されてますよ! あらすじも予告動画も見られますよ! 何これ超気合入ってるじゃん。
「スペシャルだから、とりあえず爆破だ! 人いっぱい動かすぞ!」みたいな気合が見える予告でした。とりあえず派手に2時間を突っ走っていく話なのはわかった。なんかすげぇ面白そうだった。
こちらにも超期待! しておりますですよー!