【ホンボシ ~心理特捜事件簿~】第8話 感想

ホンボシ ~心理特捜事件簿~
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第8話 京都嵐山、すれ違う二つの事件!! 殺した? 殺してない? 消えた殺人記憶の謎!!
心理捜査vs連続射殺…16年目に動いた殺意

ゲスト
第一部:井上和香、近藤公園、藤林美沙、西村匡生、園英子
第二部:杉本哲太、山中聡、池田稔、澤向要進、岸祐二、小浦愛、野元学二

脚本
第一部:岩下悠子
第二部:丸茂周

監督:猪原達三

予告に釣られたヤツは正直に手を挙げようか。うん、私だけかな。
いやだって、CMでは「皆さん、お元気で」って言ってたよな? でも劇中にはなかったよな? これ、釣りだよね? ね?

そんなことはさておき、今回が最終回!
だったけど、普通の内容でしたね。まぁ、第二部の方は割と大掛かりな大捕物でしたけども。

色々あったけど、とりあえず最終回感想に行ってみようかっ!


【第一部】

◆本当にドラマってtwitterネタ好きだな。あそこまで徹底して小馬鹿にしているところから見るに、逆に愛すら感じるわw
あんなオッチャンのつぶやきが好評とか嘘や。信じんぞ私は。
で、あのうさぎのオバチャンはアレ、何なの。

◆御子柴くん=靴も時計もブランドモノ=虚栄心が強いタイプ(本人談)
自覚はしてるのか。っていうか、「友達いない」設定に加えて、どんどん可哀想な設定が付け足されていくなぁ・゚・(ノД`)・゚・。
凛子さんも笑ってるし。酷い酷過ぎる。

◆【今回の真田班長】
・真田班長もキネシクスを体得したのに、負けず嫌いの桐島さんに「初歩の初歩ですけどね」って言われてカワイソス(´・ω・`) 矢野さんのは……まぁ、私にもわかった。

・桐島さんに車のドアをぶつけられる。アレがわざとだったら、桐島さんはものすごくいい性格してるなぁと思いました。知ってたよ。

・椎名さんが来た時、桐島さんには言外に「あ、真田班長は立っててください」って言われるわ、「覗かないでください」「近寄らないでください」とまで言われて拗ねるように「班長だぞ……」って呟くわで真田班長(´・ω・)カワイソス
関係ないけど、その時にさりげなく凛子さんが班長の腕引っ張ってるのな。たぶん、真田班長は凛子さんの尻に敷かれてたんじゃなかろうか、と思った。

◆何故か今回はやたら積極的な六条ちゃん。積極的に発言するし、積極的に凛子さんにお茶出してあげたりとか。どうしたの?

◆御子柴くん的には、桐島さんと組むの嫌なのかな。まぁ、私も桐島さんと一緒にいるのは嫌だけど。
どうでもいいけど、御子柴くん、一応業務中なのにマッサージ受けてていいんですかね。

「恋愛関係において、自己開示とタッチングが有効であることは、実験でも証明されている」(byお義父さん)
お義父さんの恋愛心理学はこれからの人生で大いに役立てたいんですが、機会も相手も全くご縁がないよぅ……
どうでもいいけど、チューはアカン。チューは。アッー!

◆今回のキーワード:カノンコード(C,G,Am,Em)
日本人の耳には馴染みがいいので、ポップスでも使われていたりするらしい。
確かに、音にして聞くと、「おお、知ってる!」っていう進行でした。
でも、いくら無意識下の出来事とはいえ、アレンジが加えられてても発作を起こすなんて、耳がいいんだな椎名さん。さすが元音楽番組のDJってことでしょうか。
それにしても、今回も凛子さん大活躍展開だな。その活躍の機会の2割ぐらいは御子柴くんに分けてあげてもいいじゃない。

◆今回、誰より何よりパニックだったのは、間違いなく椎名さんに振り回されたタクシーの運ちゃん。
「え? 何? ラジオ聞かせてとか何? しかもワケありっぽいし。で、いきなり具合悪くなったと思ったら、ワケわかんないこと言ってるし。いきなり遠距離走らされるし。いや儲かるからいいんだけどさ。何この人こわい」
きっとこんな感じ。運ちゃん、マジ乙。

◆さりげなく、桐島さんの過去が。放火の疑いをかけられたって洒落にならんなぁ。
何かの複線かと思ったら、そんなことはなかったぜ!

◆今回の被害者は本当に記号的なぐらいのゲスでしたね。金はむしるわ女をポイ捨てするわ。身篭らせた相手に「君こそ黙って待ってればいいだろう。一生待ってろよ」なんて言うわ。そりゃあ、恨みもかいますね。だからって殺したらアカンけども。

◆犯人の三倉さんは、ものすごい周りに呪いを振りまくタイプだな。この期に及んで、椎名さんの心が歪みそうな呪いの言葉を吐いてる時、「ああ、コイツは相手がゲスでなくてもナイフ振り回すな」って思った。
なので、彼女が「椎名さんは可愛い後輩」とか彼女にラジオ番組やリスナーについて云々言ってても、なんか信じられなくて釈然としなかったんだよな。
たぶん、「あわよくば罪を代わりに被ってくれるかもしれない」って思ってたと思うんよ、私は。私がひねくれてるのか?

◆心理学を軽々と飛び越えていくのは、人を信じる愛でした。何このこそばゆくなる感じ。はいはいお幸せにー! くっそ、くっそ!
あの手をつなぐ所で、何故か『相棒』『イエスタデイ』を思い出した。アレも記憶喪失が事件の鍵で、オチがラブラブハッピーエンドだったからかな? 手は繋いでたっけ?

◆今回のツッコミどころ
椎名さんがトイレ行く時は、六条ちゃん辺りがついていけばよかったのに。
事件が起きてから半年は経ってるのに、まだナイフが残ってたのかー。
いくら状況がアレだからって、人の家のゴミを漁るなよ、管理人のオバチャン。
記憶を取り戻すきっかけとかタイミングとか、色々ご都合主義的だったけどしょうがないかー。

【今回の心理学講座】
・虚偽記憶の発生(実際に起きていない出来事を、自分の過去として認識してしまうこと)


【第二部】

◆さりげなく、俺の凛子さんと桐島さんの距離が縮まってて嫉妬。桐島さんそこ代われよぉぉぉぉぉぉ

◆土井垣さん、お久しぶりです! 2話以来?
最終回だからか、大阪府警と組んだりして、エキストラの数が多くて、いつもよりはちょっとスケールのデカい感じでしたね。屋上で沢村さんを問い詰める時、人の動きがすごいことになってたぞw
あとは、府警ぐるみで大芝居打ったりとか。

◆実験のためとはいえ、銃をパンパン撃つ凛子さんと御子柴くん。

◆真田班長、過去の黒星をえぐられマジギレ状態。そんな真田班長と、彼に対していつもの調子を崩さず、それでいて彼を諌められる桐島さんはいいコンビになりましたね。
「犯罪を憎む心は、警察官にとって最も必要だとは思います。しかし、冷静は判断力を欠いた正義感は冤罪を生み出しかねません」
「冤罪が、どれほど人の心に深い傷を負わせるか、私、よーく知ってますからね」

そういえば、桐島さんが抱える過去がシリーズ最終回に関わってくるかなーと予想してたんですが、外れたね。くっそぅ。

「警察官だって人間だ。悩み、迷い、周りが見えなくなることもある。人間が、人間である限りな」
お義父さんとの食事シーンは、作中で貴重なお笑いシーン(お約束タイム)だったのに、今回はシリアス。最終回だけあって、全体的にシリアスなトーンでまとめられてましたね。

◆と思った矢先に、沢村さんに話を聞きに行った時に何で一緒にモノ食ってんのさ、桐島さんと真田班長。
あと、また車のドアをぶつけられそうになってた時には、ちゃんと学習してたね。今回の息抜き担当は、むしろ真田班長だった。

◆空白の5分間に気づいたり、今回はちゃんと活躍したね! 御子柴くん! よかったね! それぐらいだけど。

◆それにしても、自分のプライベートビデオが恋人を通じて他人に預けられてるってことを、由紀子さん本人があの世で知ったらどう思うんだろうとか、そんなことを考えた。私は嫌ですね。死んでもなお自分の恥をさらされている感じが。
というか、なんで新庄さんは沢村さんにそれを預けたんだろう。理由、言われてたっけ?

◆前回に引き続き、六条ちゃんはまた美味しいところを掻っ攫っていきましたね。重要なヒントを与えてくれたり。

「責任は、俺が取る」
さすが俺の真田班長……っ!
さりげなく、桐島さんの考えてることを読めるようになってるのね。

◆なんで杉本哲太と山中聡は、こうも深い業を背負った役ばっかりですか。
特に杉本さん。ここ最近の自分が知る限りのヤツでも、『赤い指』とか去年の『科捜研』の画家と修復家の回とか……
今回も、理性を超えるほどの憎しみを犯人に抱いてしまい、「一刻も早く大河内を殺して、復讐を成し遂げたい!」との思いが、結果的には裏目に出てしまった。あああああ……
山中さんも、たぶん偶然だとは思うんだけど、「(大雑把にくくると)恋人のために罪をかぶって自殺しました」ってのが……いやでも思い出すじゃん。テレ朝刑事ドラマ好きとしては、アレを。
「刑事である前に……僕は人間だぁ!」の叫びが悲痛すぎて……ああああ。
いくら計画とはいえ、いきなり殴りつけられるわ、銃で撃たれるわ、桐島さんたちには追い詰められるわ、罪を被って自殺することになるわ、結果的に復讐は遂げられないわで、なんでこうも……あああああ。
その分、大河内には大きな社会的制裁を加えてやってほしいです。人生めちゃくちゃにしてやれ、こんなヤツ!!

◆さすがに勤務中に一杯やるのはマズいんじゃないの、土井垣さん。あなた、刑事部長でしょ。
それに、「ホンボシ捕まえたんだから、記者会見で嘘言ってても大丈夫だろ」(意訳)って、さすがにそれは酔っ払った末の発言だと思いたいw それでいいのかw

◆やっと桐島さんから一本取れた真田班長、よかったね。
ここで初回のキーワードの「スキーマ」で落とす辺りがニクいなぁ、と思いました。
最後はカッコよく、一列に揃って締め。戦隊モノみたいだな。ひとり少ないけど。

【今回の心理学講座】
・マニピュレーター(心理的な葛藤を抱えて混乱すると起こるんだって)


ツッコミどころもあったけど、面白かった! 続編作るのも可能な締め方でしたね。
詳しいことは、ここでぐだぐだ語るより、まとめ記事に譲りましょう。
3ヶ月間、ありがとうございました!

そして、来週の『科捜研』予告キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
風間トオルはゲストなのな。レギュラーではないのな。よかったような、寂しいような。
そして、なんか知らんけど、すごい大掛かりなことに。どんどん京都が物騒な場所になってるのは気のせいですか?過去には細菌テロ未遂もあったし、爆弾も何度目だよって感じだし。
何はともあれ、超期待! しておりますよっ。

それに比べると、『おみやさん』がものすごく平和な世界観に思えるから困る。
実際は、鴨川東署管轄内って階段や斜面を転げ落ちて死ぬ確率が飛躍的に上がっている、超危険区域なんだけど。
こちらにも期待! ですね。

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