5月ももう後半ですよ。
私がロクに感想書けてないとかそんなことにはお構いなしに、時間っていうのは進んでいくんです。平等に無慈悲に時間はひたすら進んでいくんです。
ということで、2013年7月期のドラマ情報が出始めましたよ。嘘だろ、もうそんな時期かよ。誰か嘘だって言ってくれ。まだそんな時期じゃないだろう。いや、情報が出始めること自体は嬉しいんだけどさ。
今度の7月期水9刑事枠は『警視庁捜査一課9係』。
なんと倫子ちゃんの家が火事になったことから、倫子ちゃんと青年がルームシェアするとか。
アカン。これそのうち「父親だから」ってんで係長も呼ぶようになり、係長のことを憎からず思ってる早瀬川さんも来るようになり、それにくっついて小宮山姐さんも来ちゃって、そうすると間違いなくただの村瀬さんも来て、「なんで村瀬を呼んで俺を呼ばねーんだよ」と青ちゃんも来て、そのお目付け役で矢沢さんも来る羽目になる。そうなると早苗ちゃんとか妙子さんも来て……
面倒だからレギュラー全員でシェアハウスすればいいじゃん(いいじゃん)。
そんな冗談はともかく、青年と倫子ちゃんも水9枠の最近で言うところの亀ちゃん・美和子さんカップルみたいになるんだべか。
そして木曜ミステリー枠は『京都地検の女』。
なんと、成増警部補の娘の友子ちゃんカムバーック!
しかも何故か鶴丸さんの家に同居するとかいう話らしい。何、来期テレ朝はシェアハウス推しなの?
肝心の友子ちゃん役は前田亜季にチェンジ。
「あやの私生活に変化が!?」という見出しなので、非常に楽しみです。
あまり関係ないですが、来期のドラマは人気シリーズの復活が多いですね。
ほぼ定期放送の『9係』『京都地検』以外にも、『救命病棟24時』、『ショムニ』、『斎藤さん2』、『DOCTORS2 最強の名医』。
今のところ、来期は水9・木ミス以外は視聴予定ないっす。
映画とか舞台とかの感想。それぞれネタバレとかあるかも。
画像多用につき、パソコン以外の環境から見る方は注意してください。
『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』を見た。むしろ今回は室蘭じゃあ……
1より1.5倍増のエロ&バイオレンス。これって本当にPG12……?
そのため、前作よりもかなりエンタメ度が増している。その分、謎解きだのミステリ要素だのは殆どない。いや、前作もそんな感じではあったけど。
今回のヒロイン・オノマチが美人だが典型的ウザ型ヒロインなんだよな。それを許容できるかで評価が決まりそうだ。個人的には許容範囲ギリギリでした。
古沢・須藤節&橋本節は健在。音楽も池サウンド。再び雰囲気に酔いしれる映画。話は非常にベタなので、オチは読めちゃうな。それでも最後まで勢い良く突っ走るところは前作と一緒、パワーは今作のが上かも?
マサコちゃんが本当にかわいい。ゴリにときめく日が来るとはな……
お気に入りはエロとアクション全般。確かにこれをやるのはアホだw 人の圧で路面電車の窓ガラスが割れるとかなんだよw
血糊で目を輝かせる(オノマチ談)橋本監督、次回作じゃ何やらかすんだろうなw
印象深かったのは「政治家を信じてのめり込み、他者を襲うことに躊躇いを無くし正義にしてしまう信者たち」と、「自らの差別意識を正義にしてしまう犯人」。どちらも本質的には結構近いんじゃないかな、と思いました。探偵がそれぞれに感じた「やるせなさ」は、同種のものなんじゃないかと。
同時に、新宿バルト9の喫茶店『OASE』でやっているコラボキャンペーン、『探偵はOASEにいる』にも行って来ましたよ! 今月の24日までのキャンペーンなので、滑り込みセーフでした。
ということで、店内は『探偵はBARにいる』一色。それぞれのテーブルまでもが作中の探偵のワンシーンであることに驚いた。ちょっと落ち着かなかったw
そしてコラボ企画として、今回のメインキャラ3人をモチーフにしたスペシャルドリンクもあった。
私は探偵の「ノンアルコール パロマ」と高田さんのを「北海道産ベジタブルジュース」をチョイスしました。
美味しかった!
ついでにエレベーターも『探偵はBARにいる』推しでした。すげーな。
『藁の楯』見た。
「クズは死ぬまでクズだし、絶対に直らねーし償いきれるわけもねーから生きる価値ねーよ」は同じく御池監督作品の『脳男』もそんな感じだったが、三池監督の中での最近の流行りかなんかかしら。
話は正直めちゃくちゃだったが、伊武さん、余さん、山崎さんの存在感が素晴らしかったのでよしとする。
これを言ったらファンの人に怒られそうだし、家族の同意は得られなかったんだが私にはどう見てもそうにしか見えなかったので言わせてほしい。
大沢たかおって、くりぃむしちゅーの上田に似てない? なんかカッコいい上田って感じじゃない?
今作で一番カッコよくて不憫だったのは、警護チームでも今回の事件を起こした山崎さんでもましてやすべての元凶でサイコパスの藤原竜也でもない、新幹線の車掌さんだと思う。今回の騒動で、間違いなく寿命の半分は削れてる気がする。それでも仕事を全うしたのはカッコよかったよ。
スタッフロールで衝撃だったのは、松嶋菜々子だけじゃなく大沢たかおと山崎努さんに専属ヘアメイクがついてたこと。いや、主役級の女性に専属ヘアメイクつくのはわかるんだが、男性にもつくんすか。
真面目な話をすると、先程挙げた伊武さん、余さん、山崎さんの存在感、藤原竜也の狂いっぷりと大沢たかおの雄叫びと後半の松嶋菜々子の足手まといっぷりが印象的でした。
余さんは大沢たかおたちに味方してくれるタクシードライバーでした。余さんがタクシードライバーっていうと、2サスファンとしては月ゴー枠の『女タクシードライバーの事件日誌』を連想する。勿論、キャラは全然違ったけど。
夫の死の真相については決着ついちゃったけど、あの2サスシリーズは続くのかしら……
ル・テアトル銀座で舞台『男嫌い』を見てきた!
ロビー(?)には、たくさんのお花が来てたよ!
『科捜研』共演者だと、内藤さんに風間さん、斎藤さんからのお花を見つけたよ。あと、『科捜研』スタッフ一同とか東映とかテレ朝とか、意外な所では女優の高畑淳子さん、脚本家の櫻井さんからとか。
それから月ゴーの『警視庁機動捜査隊216』、金プレの『霞夕子』のスタッフから来てた。
あと陣内さん宛に脚本家の輿水さんからも来ていた。『菊次郎とさき』繋がりか。
私と母はボックス席で見ました。ちょっと角度ついてたし、隣の席が少し邪魔だったけど、高いところから見下ろすのは結構よかった。あと隣に人がいなくて2人席なので、落ち着いて見られたわと母はご満悦でした。
お客さんは平日なのに客席の8~9割は埋まるぐらい来ていた。結構年配の方もいたけど、若い人も来てたよ。
内容。
愛と笑いとちょっと切なさが詰まった人情系ラブコメディー。登場人物みんながいい人であったかい。
下町の蕎麦屋の娘で「掃き溜めに鶴」と呼ばれるぐらい綺麗なアラフォー(42)の自称「男嫌い」は、実は母親譲りの「男好き」だった。母親みたいに男の運命を狂わせるぐらい愛してしまう自覚があったから恋愛に臆病だったけど、実はブログに恋愛妄想を小説にして連載していて、内容は「男女の秘め事が細密画のような描写」だったりする。ただ何故かベッドの上で一線交えた後にお蕎麦のこと考えてたりするけど。
そんな志津子が「胡散臭くて軽薄」な出版社の社長の近藤さんに出会い、しかも同時期に初恋の相手だった和夫にも再開する。
志津子の母・多佳子の過去にまつわることとか、和夫が抱える親子問題とか。色々なことが巻き起こるドタバタ人情ラブコメディー、という感じ。
陣内さん演じる近藤さんが面白くて愛しい。沢口さん演じる志津子は現実にいたら本当に面倒だなw
だが明るい作風と、何より沢口さんの陽の雰囲気と美貌で全て許せる。面白かった!
印象的だったこと。
お洒落な服を着てふわふわする沢口さんマジ天使。
Tシャツでダンス踊る沢口さんマジ身体細い&身軽。
あと酔っ払った志津子さんが森昌子の『越冬つばめ』を歌う場面があったけど、失礼ながら爆笑してました。いや、うん、ほら、声は綺麗だし、張り上げなければお上手ですよ。
しかしラブホテルで服をはだけた沢口さんに迫られたら、私が男だったらあれだけ面倒な女でも理性は抑えられそうにない。と同時に、ドン退く気持ちもわかるw
陣内さんはカッコいいなあ。沢口さんと並ぶとよりカッコよさが映える。しかもやっぱり似合ってる。さすが夫婦役やったことあるだけある。
面白かったのは近藤さん関連全般なんだが、特に陣内さんがやたら「トレンディ」推しだったこと。自虐ネタすぎる。
あとは熟女ヌード推し。木の実ナナとかが今脱いだらマジすごそう。
「3億あったら前田敦子が脱ぎます」。
その木の実ナナがおいしすぎる役どころでした。その美声・歌唱も堪能できたし、よかったわー。
大衆演劇のところもよかった。いやもうなんつーか、メリハリききすぎてたよw
強いて言うなら、その大衆演劇シーンが長く、多かったこと。それでちょこちょこテンポが……なあ。いや、皆さんさすがにカッコよかっただけに、そこだけが残念。
真面目な感想としては、このお話のテーマは終盤の志津子の語りがそのままなのかなと。
私なりの言葉でまとめると、自らが世界へ扉を開けば、世界とも繋がれる。自分が誰かを受け入れられれば、相手も自分を受け入れてくれる。
それを親子と男女の関係で笑いに包んで見せてくれたんだなと思ってる。
志津子と近藤さんがくっついたのも、和夫と清介さんが仲直りしたのも、どちらも「自分の本心(本性)をぶちまけ、相手の言葉を受け入れようとしたから」だしな。
誰かを好きになったり想ったりすることに理由なんてないし、いらない。その気持ちを我慢することはない。そんな感じでしょうか。
個人的お気に入りシーンは、志津子と近藤さんがラブホテル行くところと行ってからのすったもんだ、抱き合ってトレンディドラマみたいにぐるぐる回るところ、ラストに大衆演劇見ながら仲良くサイリウムを振ってるところ、手を繋いで一緒に踊るところ。
ラストのあそこらへんはバカップルみたいで好き。
あとは木の実ナナ演じる多佳子さん全般。さっきも書いたけど、おいしいところを持っていきすぎw
今思い出したけど、ロビー?にあった花(を送った人)を見てお客さんたちが口々に、
「『科捜研』よ」
「ああ、『科捜研』の」
とか言ってて、『科捜研』の認知度パネェなーと思った次第でした。確かに共演者さんや東映スタッフ、テレ朝(そもそもこの舞台のスポンサーだけど)とかから来てたしなー。