第2話 レインボーブリッジ殺人ルート!? 24の証言に潜む美女たちの罠
ゲスト:武田玲奈、佐野岳、大関れいか、遊井亮子
脚本:神田頼男
監督:濱龍也
#捜査一課長
『警視庁・捜査一課長』を見る時に食べたいものといえば?— そらいろ (@akanegarnet) April 11, 2020
今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
甘味トップ。
「プリンは甘味に入らないんですかー!?」っていう人は、『捜査一課長』見てないだろ!と話の矛先を変えておきます。
3位のカレーに負けるラテアート。しゃーない。馴染みがあるかどうかだもんね、こういうのは。
こういう質問の時は、「ぶっちゃけ、質問のネタがなかったんだろ?」って気づいちゃうカンのいいガキは嫌いだよ……
はい、今回!
全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ
時をかけるハンカチ
この話の見どころ
◆今回は6分拡大
なんだけど、あんまり実感がない。
ぶっちゃけ、この枠の拡大は実質CM増えただけみたいなところある。ホントはそんなことないのかもしれないけど。本編の時間を測ってないからわからないw
たぶん、増えた分は冒頭の掛け合い+CMに回されてるのかな。そうか、尺があると、臨場電話始まりじゃなくなるんだな……(そうじゃない)
◆ヤマさんの奢りは珍しい
らしい。ソースはブランクさんと大福。ブランクさんが言うだけならまだしも、大福なんか資料を取り落して「なんか、すごい胸騒ぎする……」「これは……雪が降るか、事件が起きるかだわ」なんて言う始末。酷いw
ヤマさん、そんなに奢るの珍しいのか。キャラクター的には割と奢ってくれそうに見えるけど、恐妻家だから自由に金使えないみたいな話なんじゃろか。
◆しれっと復活してる大福
前回の時点で人事異動が終わってるからしゃーない。前回はあくまで「有給休暇中」だったわけだし。
ってか今更だけど、4月の頭に有給休暇って相変わらず自由だな大福! 真似したい! できないけど!
◆大福を独り占めしたかった大福
しかし、さすがに気が引けたのか、返還しようとしてた……んだけど、欲には勝てず、ブランクさんと謎の攻防を繰り広げていた。食いすぎだろw あのブランクさんが少し強めに大福の手を払いのけようとしてたの、ちょっと笑うw
今回、この2人の絡みは殆どなかったけど、これからの絡みに期待ですな。どんな掛け合いになるんじゃろか。
◆大岩一課長がブランクさんを我が家へ招待
……どっちかっていうと、ヤマさんが人に奢ることより、こっちの方が珍しいことだったんでは……?
事件が起きたのは、大岩一課長のせいでは……?
◆小春さんの豪勢な手料理が!
事件のせいで無駄になる。つらい。そりゃビビちゃんも顔を洗いますわ。
ブランクさんがちゃんと謝った上で「また伺います」って言ってたのがよかった。ブランクさんのキャラがわかる。ちゃんとそれが叶うのもいい。
◆大福「第一発見者の平井真琴です」
天笠くんがすごい顔してて草。なんでそんな嫌そうなんだよw
状況を報告する大福の飄々とした様子に、「ああ、大福が帰ってきたんだな……」って実感する。この感覚、もはや懐かしさを覚えてしまう。実際、3年ぶり?とかだよね。
歴代甘味ヒロインズももちろん好きだが、大福のこの飄々とした雰囲気はやはり、唯一無二なんだなぁと思わせる。
◆板木さんのあざといポーズ!
第二発見者の雪子さんの話を聞いてる時の板木さんのポーズがあざとい。あごに手をやって首を傾げ気味なのがあざとい。
……これ、もしかして「大捜索」の予感を期待してたんだろうか……
今回、板木さんと大福の絡みが見られずに残念だぜ。次回以降に期待。
◆真面目な刑事ドラマ(当社比)になる皆さん
大福が復帰した途端、皆さんIQが上がってる気がする。いや、別にいなかった時の皆さんがアホ揃いとか言うつもりはないんだけど……
そしてその後、大福はひとりで雪子さんを尾行。
大福とその他の甘味ヒロインズの一番大きな違いは、「捜査会議をすっぽかせるか否か」かもしれないな……とか思う。なんつーか、遊軍的な動きができるかどうか。
萌奈佳ちゃん以降のヒロインたちって、言動は突飛でも意外と皆さん真面目というか、捜査会議にはちゃんと出るし、集団で捜査するという枠から飛び出ることはほぼなかったんだけど、大福だけは飛び道具的に遊軍のように動ける、ってところが唯一無二なのかなと。
そしてそんな大福を置いた途端、S2ぐらいまでの真面目な刑事ドラマ(当社比)の雰囲気に戻るのはさすがに草。いやまだ復帰して今回だけですけども、今回で完全にふざけてるシーンって、笹川刑事部長のところぐらいでしょたぶん。
なんだろ、大福みたいに単独行動できるキャラを置いとくと、色々作劇がやりやすいんじゃろか。
萌奈佳ちゃんのバックグラウンドが重たかったS3はともかく、それ以降のSPだとさすがにおふざけが過ぎたこともあったしなぁ。S2ぐらいまでの雰囲気に戻るなら、私は歓迎したい。
◆相変わらず尾行が下手な大福
前も尾行失敗してたことなかったっけ?
大福って勘は特別なんだけど、一般的な刑事の素養はかなり怪しいところだと思うw どう見ても逮捕術とか下手そうだし、そもそも凶器持った相手から逃げるぐらいだし(S2最終回)、今回もご遺体見つけても「ひぃっ!」だし。
まぁでも、そんな大福が愛しくてかわいくて好きなんだよ。いいんだよ。みたいな、贔屓目。でも、単独行動するならもうちょっと護身術は頑張ってほしいw
◆大福「マジですか……」
レインボーブリッジを歩いて渡るの、やってみたいんだけど未だ機会がなくてやったことないな……あれ、結構距離あるらしいじゃん。
その後、2時間歩き通して渋谷まで出ていくし。ヒールで。
私だったら絶対よーやらん。それしかできなくても絶対やらん。足が死ぬわ。
◆スーツで前かがみになるんじゃないよ!
スカートスーツであの体勢は夜8時にしては大胆過ぎるエロカットでは!?
何を言ってるんだ私は。
でも実際のところ、どうなんですかね。大福っつーか斉藤由貴のおみ足を大々的に映すのは、大胆過ぎるエロカットじゃないんですかね。違うんですかね。私の認識が間違ってるんですかね。
◆ベテランっぽい板木さん
今回はパンツスーツスタイル。
私、板木さんはスカートよりパンツスーツの方が好き……
◆小山田「言うこと聞いてくれない部下ほど、手はかかりますし、気にもなりますよね」
ヤマさんのこのセリフ、実感こもりすぎてる。誰を指しているかは一目瞭然なわけだが、ホントにヤマさんって大福のこと大好きだよな……
初回といい、ヤマさんの大福に対する感情のデカさにちょっと笑ってるw 大福からの矢印より、明らかに感情がデカいんだよなぁw
しかし、大福本人からヤマさんへの矢印はわかりづらいってのが……いや、ヤマさんはそれでも幸せそうだから、それでもいいのか。コンビの愛情は必ずしも平等で対等じゃなくても、成り立つものなのかもしれない。
◆最近、涙もろくなったヤマさん
を、ゆっくりと意味ありげに見つめて微笑む大福。
……なんだよ、あの意味ありげな間はw
「最近どころじゃないだろ」みたいな話なのかしら。ヤマさんを煽ることには相変わらず全力の大福である。懐かしいw
◆大人が涙もろくなるのは、人生経験を積んだ証拠
大岩一課長曰く、そうなんだそうですよ。思い出という名の経験を自分の中に積み重ねることで、共感能力が高くなるんだそうで。
そう考えると、歳をとるのは必ずしも嫌なことじゃないのかもしれませんね。そして、涙もろくなる大人を目指したいところです。
◆見つけのヤマさんvs大福の勘
奥野 「勘とか胸騒ぎって、言葉にしづらいですよね。『見つけのヤマさん』とか平井さんの勘も、同じじゃないですか?」
小山田「俺と平井を一緒にするなよ。靴底減らして、足で稼いだ経験が、一番汗をかいて捜したヤツに見つけさせてくれると、俺は信じてるんだから」
大福 「そんな昭和のド根性論と、私の勘とは全く違うもんですけどね」
視聴者のどれだけが覚えてるか微妙な設定だけど、一応、「大福の勘」って生まれ育ちが培った天性の洞察力って話なので(S2最終回)、ヤマさんのそれとは確かにちょっと違う。
まぁでも、「勘」って集約すれば「経験」である、なんて話もあるしな。どっちが上かどうかとかではなく、どちらも得難い能力なのは確か。
ただ、より理屈抜きでオカルティックなのは、ヤマさんの捜索能力だとは思いますw
◆背の高い人……?
佐野岳神、間違いなくイケメンだし身体能力はとんでもレベルで高い人だけど、高身長か……?
し、身長詐称……
(この項目は削除されました)
◆デートの妨害で財布を隠す!?
完全に窃盗とかそういう類の話では!?
キツいお灸で済むのか、それ……
そのせいでヒールでレインボーブリッジ往復+渋谷まで2時間歩くなんて、とばっちりなんてレベルじゃねーぞ!
◆9年前の福島で空き巣、って……
普通の刑事ドラマの1エピソードにするには、割と重たい話だな……
っつーか、身体能力おばけの佐野岳神を切りつけられるなんて、あの空き巣のオッチャン、強者(つわもの)なのでは……
◆どこに金使ってんだよ
予告なんかでも使われてたからこのシーンの存在自体は知ってたのに、笹川刑事部長が船頭で登場した瞬間、爆笑してしまったw ホント、笹川刑事部長は存在がオカルトやでぇ。
あの大福が大福を取り落とすぐらいの登場。あの大福がツッコミに回るぐらいの笹川刑事部長。
手旗信号は草。なんだよあのフォントw
そして何をやるかと言えば、ただのありふれたマジックによるヒントタイムだし……
この船の操舵手、一体何者なんだろう……
◆お台場にいた全ての人物!?
さらっとしてたけど、とんでもないこと言うよな大岩一課長。警察ってマジでこんなことやってるのか……(単純)
ここらへんの大捜索はお約束なんであまりツッコんじゃないけないんだろうけど、そんな中でも
事件当日の関係者と同じ行動をとってみる→その結果、見つけたものからまた手繰り寄せていく
と、一応の理屈はつけてるからセーフ。
◆大岩一課長と佐野岳神を一緒に映すのはやめろ
大岩一課長と深町さん、あまり同じカットでは並ばなかったけどさすがに全部そうなるってわけにもいかず、並ぶとこう……
いや、内藤さんがデカいんだよなぁ。還暦過ぎとは思えないガタイだもんな。
◆時をかける……
今回、珍しくダジャレネーミングじゃないな……と思ったら、これ『時をかける少女』由来のネーミングなのかよ! だから「未来で待ってろ」なのかよ!
◆手作りプリン持参のブランクさん
ブランクさんの女子力って、要は気遣い力のこと。
たとえカレーの食レポが予想通りで下手くそでも、こうやって誰かを気遣うブランクさんのキャラは得難いものだと思う。
あと、ちゃんと大岩一課長にツッコんでくれるところも得難い。ヤマさんも大福すらも、大岩一課長にはツッコんでくれないからなぁw
簡単雑感
2時間SPの初回がいくらなんでもな雑さだったので、通常回ともなったらどんなものがお出しされるんだべ……と戦々恐々としてたら、予想外に真面目(当社比)な刑事ドラマが出されていい意味で驚きました。
大福復帰って、やっぱ大きいのかな。上でも書いたけど、遊軍のように自由に動き回れる大福がいるだけで、話の自由度が上がってる気がする。心なし、話の展開のIQも上がって見える。実際がどうあれ、そう見えるってのはとても大事。
S1はぶっちゃけ、S3以降とはまた違う意味で「ちょっと何仰ってるかわからないです」みたいな話も結構あったので除外するんだけど、「S2ってこんな感じだったよなぁ」と思い出す感じの今回でした。全力でふざけてたシーンは、笹川刑事部長のところだけだと思うし。事件部分が割と後出し満載になっちゃって忙しなく解決しちゃうのも、割とS2までもそんな感じだったと思うんだよなぁ。
『捜査一課長』は要するに「働く刑事さんたちカッコいい!」ってキャーキャーするためのドラマなので、今回みたいな雰囲気がいいなぁと私は思う。
時をかけるハンカチ、いや雪子さんと深町さんのドラマも、咲良さんのキャラも、割と色々想像しがいあって面白い話でした。
こんな感じが続くなら、大福復帰はホントありがたい。
私はS3は萌奈佳ちゃんの物語として大好きだし、その後のSPでの甘味ヒロインズも好きなんだけど、やっぱり「ギャグ演出、おふざけが過ぎたな……」みたいな反省もあったりしたんだろうかw わからんけども。
次回予告とか。
次回は割引シールが貼られたご遺体! クレーム処理係の人が容疑者!
杉田かおるじゃん。クレーム入れる側では、いや違うなんでもない。
ダジャレネーミングは、まぁ話のギャグ演出が行き過ぎてなければいいんじゃないか派です。できれば、今回程度には捻ってほしいんですけども。
捜査員の後ろから「必ず、ホシを挙げる!」と鼓舞する大岩一課長、一体これはなんだべか。
今までのGLIM SPANKYさん主題歌はこちらから!
サントラ第二弾、出ないかなぁ。
「大福オリジン」のS2最終回はこちら。