【科捜研の女 season19】第32話 感想

科捜研の女
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File.32 マリコのネイルサロン

ゲスト:佐藤江梨子、藤田弓子、広岡由里子、佐藤乃莉、植木祥平、島居香奈、田辺ひと心、木村湖音、朝井千景

脚本:森山あけみ
監督:濱龍也




 今回のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!

 新型ウイルスがまさかここまでの話になるとは思ってなかった先週の私、呑気過ぎる。創作でも現実でも、真っ先に死ぬタイプだ。
 そんなわけで、そんな事情が鑑みられてるわけではないと思いますが、平日開催なこともあって「行きたいけど行けない」派トップ。
 あとは大体が団子。
 最終回試写会が開催されるか否かも含めて、一刻も早く、事態が収まってほしいですよね。
 今回じゃないですけど、手は大事。手洗い(と、うがいも)大事。日常の小さなから、大事は避けられるかもしれませんよね。

 最終回試写会が厳しいなら、事態が収まった最終回後に、ファンミーティングみたいなのをやらんかな。
 沢口さんと、あとは適当にプロデューサーとかも呼んで、「S19通年放送で楽しかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと、大変だったことを聞こう!」みたいなイベントをやらんかな……
 適当に言ったけど、それは超見たい。いつぞやの横浜でやってたアレ、もう一度やろうよー私が行きたい!
 と、妄想を語るだけならタダだから。しかし言霊は叶うという言葉もありましてな。

 妄想は程々にして現実を見よう。
 今回!


全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ


 手は大事。





20の見どころ



◆1.亜美「微妙に派手すぎません?」


 「微妙」なんですか「派手すぎる」んですかどっちなんですか、その台詞は矛盾概念じゃないですか? と私の中の仮想亜美ちゃんがツッコんでいるんだけど、この台詞を言ってるのが当の本人なのでした。
 このあと、この台詞を受けたマリコさんが「被害者には別の顔があったのかも」って言いますけど、ぶっちゃけたかがネイルでそんなこと言われたらたまったもんじゃないな……
 そして、この被害者に「別の顔」があったかどうかも微妙なところ。確かに恐喝の常習犯ではあったし、そんな自分に思うところあったのかも……みたいな雰囲気を受けなくもないが、それでも幼い子をダシに金品要求するようなクズだったことだけが事実として描写されてるわけで、わかる範囲では「裏も表もクズだった」としか言いようがない。
 マリコさんの台詞のニュアンスを受け取るなら、ちゃんと被害者の表の顔(生命保険会社の外交員)も説明台詞以外でも描写しないとなぁって。というか、生命保険会社外交員という職業とキャラを恐喝にも生かしてました、じゃ裏も表もありゃしないじゃないですか。




◆2.マリコのあまえる攻撃!


 ポケGOにおいて「あまえる」って厨わざだと思ってるんですけど、マリコさんのあまえる攻撃は凄まじい破壊力。
 「でも……何かに触ってかぶれたんですよね?」「でも……」の響きがめちゃくちゃ破壊力高い。
 これにプラス、いつもの上目遣いと「ねっ?」という念押し付き。
 これ、年下に弱いタイプだとイチコロだろうな……
 風丘先生って、見るからに年下に弱そうだもんなぁ。というか、甘えられたり頼られたりすることに弱そう。なので、今回も風丘先生の負け。
 しかし見方によっては、マリコさんに甘えられるというだけで勝ち組という話もある。それは諸説あります。
 マリコさん、たぶん風丘先生の性格を(無意識にでも)理解してこれらをやってるっぽいのが怖いw だってうっすら笑ってるもんな。マリコさんはホント人たらしやでぇ。




◆3.バカに上機嫌なマリコさん


 なんか今回のマリコさん、いやにテンション高くなかったですか? なんつーか、全体的に。
 なんなんだろ。何かがマリコさんのツボにヒットしたんだろうか。たまたまかな。
 節約回とかは「こういう理由かな?」ってハイテンションの理由をこじつけることもできたけど、今回はよくわからんw
 まぁ、マリコさんも人間なので、特に理由なくバイオリズムのようなもので、テンションが変わったりすると思うんで、今回はたまたまハイテンションの波が来てたんだろうと思うことにする。夏の疑似観光ツアー回みたいなもんかな。
 なんだかんだ、テンションの高いマリコさんを見てると楽しくなってくるのはある。かわいいよな。




◆4.ネイルいいなぁー


 「爪が四角いから、ネイルが似合わないんだよね……」という言葉で面倒臭さを隠し、ネイルケアもろくにしてこなかった現代女子失格といっても過言ではない私ですが、今回出てきたネイルはどれも好みだ。
 ピンクのラメ入りは、ピンクが派手すぎない色合いでいい。
 星のシールも、子どもっぽさと大人っぽさが両立しててかわいい。
 桔梗はホント好み。色合いもネイルアートとしてもホント綺麗だ。
 いいなぁ。こういうの見ると、ちょっとやってみたくなる。実際、友達がやってるのを見ると興味が湧く。
 んだけど、なかなか「面倒くさい」を乗り越えられないのよねぇ……ファッションの大敵は、貧乏と怠惰だからな。




◆5.自分でやってみたいマリコさん


 新しいギミックを見せられると、とにかく自分も試したくなるマリコさんかわいい。科学者の血ってことなんだろうけど、子どもっぽさもあってかわいい。この妙に純粋なところが、マリコさんの魅力のひとつ。
 そう、確かにマリコさんはかわいい、んだけど「これと同じがいいんです」とぐいぐい佐和さんに迫るマリコさんは……怖い。圧がすごい。挙げ句、佐和さん自身のネイルストーンを剥がして鑑定に回すし。
 マリコさんじゃなかったらこれ、普通にヤバめのストーカーじゃん……いや、マリコさんであってもこれはかなりギリギリなのでは。マリコさん、テンション高くなるとホント行動がヤバいな……




◆6.亜美「マリコさんがおしゃれに目覚めた……!」


 もちろんそれは勘違い、だってマリコさんは科学バカだよ? っていうギャグなんだけど、そもそも亜美ちゃんのこれは何視点なの。どういう意図があるの。なんでそんな喜んでるのw
 いやまぁ、わかるよ。「オシャレすれば美人なのになぁー」っていう身近な人物がオシャレしてきて実際に美人だった時の興奮は、わかるよ。なんつーか、人形遊びじゃないけど「ほらやっぱり! 私の見立ては間違ってなかった!」って興奮があるよね。
 亜美ちゃんがマリコさんのことをどう思ってるか、というのが少しわかるかもしれないこの台詞。やっぱり『科捜研』作中においても、マリコさんのビジュアルそのものは超美人設定なんだなぁと改めてわかる。難ありなのはハードじゃなくてソフトの方。
 とはいえ、この作中においてソフト面に問題がない人の方が少ない気はする。マリコさんという絶対的にぶっ飛んだ存在がいるから相対的にマシ、ってのはあっても、やっぱりみんな大なり小なりどっか変だよw




◆7.若気の至り


 今で言う「半グレ」みたいなもんだろうけど、そんな荒れた過去じゃなくても、あんな格好してる写真は普通に隠したいな……
 平成初期って、今からするとワケわかんない時代だったんだなぁって思うこういう描写。まぁ、時が経てばどんな時代もそうなっちゃうのかな。今の令和も、時が経てば「なんであんなことしてたんだろ」とか言われるんだよなぁ。無常である。




◆8.念のため、血液を詳しく調べてくれる有能風丘先生


 マリコさんの頼みはほぼ叶えてくれる。
 今回は違うけど、たまにマリコさんの需要以上の供給をしてくれるからすごい。バランス崩壊だよ。
 差し入れとかこの明るいキャラクターとかで忘れがちだけど、風丘先生ってホント優秀なんだよ……ってのは忘れずにいたい。単なる賑やかしの楽しいだけの人じゃないんだよ……




◆9.マリコ「そこなんです。そこなんです」


 なんかやっぱり、今回のマリコさんはどことなくテンション高め。大事なことだから2回言う。
 何がマリコさんのツボにヒットしたんだろう。やっぱりマリコさんってよくわからんw




◆10.QRコードネイル


 被害者のネイルのQRコードって、実際に読み取れたりするのかな。やってみたけど、私の環境だと画面のせいでボケちゃって無理でした。できた方いたら、教えてください。
 ネイルにQRコード、なんかサブカル好きとかにウケそう。と思って検索かけると、やってる人は普通にいる。
 アレよね、アイドルの握手会とかでも使えそうよね。「アイドルのネイルに、来場者限定のDLコンテンツのURLのQRコードあります!」とかやれそう。サブカル地下アイドルとかがそういうのやってそう。めちゃくちゃ偏見です。




◆11.家庭用ネイルプリンター!


 なんか知らんけどリアタイ時、呂太くんが得意げにこれを出してくるシーンにツボってしまったw ちょっとコメディタッチのシーンではあるけど、おそらくこのツボり方は意図してないと思うんだけど、なんかあのハイテンションにツボっちゃったんだよな。なんなんだろう……
 家庭用ネイルプリンターで誰でもお手軽に恐喝のネタ隠しが出来る! 講座に並んで驚くナイスミドル2人。並んで口開けて驚いてるのかわいい。
 この現代において、スマホがあれば大抵のことは実現可能であるって話なのかもしれない。それは『科捜研』的に言えば可能性が広がるってことでもあるんだろうし、逆にできなくなっていくことも増えていくってことなんだろうな。かがくのちからってすげー。




◆12.爽やか呂太くん


 サムズアップする呂太くんが普通に爽やかイケメンで嫉妬しかない。
 これはあくまで私の個人的な好みの話ですが、あくまで呂太くんとしては、髪長めでもじゃっとしてる方がそれっぽいなぁ、好きだなぁと思う。役者さん本人がイケメンなもんで、短髪にすると爽やかさやイケメンぶりが強調されちゃってな。なんか私の中の呂太くんのイメージに合わんのだよな。この短髪呂太くん、普通に有能な若手刑事とかで出てきそうなビジュアルだもん。
 これで当たり前のことを再確認するけど、呂太くんも素はイケメンなんだよなぁ。それを感じさせなかった以前までのもじゃっとしたスタイリングの力がすごいってのと、それを忘れさせる役者さんの演技がすごいってのと、呂太くんもこの科捜研に馴染んだよなってのと。




◆13.蒲原刑事の婿養子力


 テレ朝刑事ドラマにおいて若手刑事が生き残るには、必須ともいえるスキルである「婿養子力」。その真面目さ、素直さで年上に可愛がられる力。この能力が高いと、生存確率が格段に上がるよね。別に生存できなかった人がこのスキルがないわけじゃないけども。
 佳乃さんに手を引かれて連れていかれるマリコさんを追う時、戸惑いながらもマリコさんのカバンを持って追いかけてきてくれる蒲原刑事。
 なんかこのシーンで、「蒲原刑事は婿養子力が高いな……」って思う。マリコさんのカバンの抱え方があざとい。
 蒲原刑事は「科捜研担当」と作中で言われちゃう感じだし、それって実質、科捜研に婿入りしてるようなもんだと思うし。実際、なんか日野所長とは気軽に挨拶する仲なのでまぁ、見た目も科捜研に婿入りしてるようなもんだろうし……
 それを思うと、蒲原刑事がしぶといのも納得がいく、かもしれない。今や、男性キャラで一番モテそう(当ブログ界隈での調査による)なキャラにランクアップしちゃったからな……




◆14.土門さんの観察力、怖っ!


 被害者の周辺人物が身につけていた指輪のブランドまで覚えてる土門さんの観察力と記憶力が怖い。
 それだけ土門さんが刑事として優秀ってことで納得はするんだけど、でも土門さん、指輪のブランドとかわかる派の人だったのか……
 いやまぁ、マリコさんとか蒲原刑事は絶対にわからない派の人だろうから、その2人と相対的に見ればわかる派の人なんだろうとは思うけど。土門さん、見た目とかキャラの割に、ちゃんとそういうことは知ってるのである。「割に」とか言っちゃうところが私が土門さんガチ勢じゃない証。




◆15.呂太くんオバチャン説


 前も別の話で思った覚えがあるんだけど、呂太くんってたまにリアクションが大阪のオバチャンみたいになってる気がする。
 「ねぇねぇねぇねぇ」って周りに呼びかけるのはいつものことだけど、その時の手の動きが、たまに子どもっぽいとか幼いというよりは、オバチャンのそれみたいに見える時がある。今回の「だって……だってだって」のシーンはそのパターン。あと、人の名前を覚えられずに印象的な属性(「桔梗の爪のおばあちゃん」「ネイリストのお姉さん」)で呼ぶのも、幼いというよりかはオバチャン的ではある気もする。
 呂太くんのビジュアルでリアクションにオバチャンテイストが感じられると、そのミスマッチ加減にちょっと笑っちゃう、っていうだけの話です。いいとか悪いとかじゃなく、呂太くんはそういう動きをするってだけなんだけど、でも私はそれで笑っちゃうっていう話。




◆16.科捜研に馴染み過ぎの蒲原刑事


 若手組で仲良くしてるのは全然いいんですよ。今回で言うなら、呂太くんの「ネイリストのお姉さん」に引きずられるとかは素直に笑った。
 んだけど、蒲原刑事は一応、捜査一課の刑事さんなわけで、たとえ科捜研に婿入りしてたとしても、当たり前のように科捜研に入り浸ってるのはどうかなーとか思ってたりするわけですよ。自分としては。何しれーっと科捜研のコーヒー飲んでんだ君は、って思っちゃうんですよ。「事件解決しましたー」みたいな雰囲気ならまだわかるけど、今回みたいな場合は「捜査しろや」って思っちゃう。今回はなかったけど、たまに君、差し入れも手を伸ばしてたりするだろ。いくら5年経つからとはいえど、馴染み過ぎだよw
  難しい塩梅の話だとは思うし、ここに蒲原刑事がいるのはこの後の実験に使われるためでもあるんだろうけど、いやでもなぁ、あんまり入り浸ってるように見せてほしくないなぁみたいな、それは割と常日頃からずっと思ってる。
 個人的な好みの話でしかないんだけど……うーん……どうなんだろ。




◆17.マリコ「亜美ちゃんの言う通り!」


マリコ「実験してみるしかなさそうね」
亜美 「……えっ? 私?」

 日野所長に非難の目を向けられる亜美ちゃんソス。亜美ちゃんが何したっていうんですか。言語モードが「科学捜査」になったマリコさんに入力形式合わせろとでも言うんですか!?

マリコ「みんな、手を貸してくれるわよね?」

 物理的に手(爪)を貸せ。色鮮やかになる皆の爪。
 この話において「手」は大事なメタファー、その人の人生の象徴であり、その人の性格そのものであることは明確なんですが、ってことは蒲原刑事の手を後ろから操り、勝手に返事をした呂太くんは、この話のルールに則るならば相当なワルということではなかろうか。マリコさんは、一応は確認を取っているからまだマシ。呂太くんは極悪人っすよ!
 それは面白くない冗談として、蒲原刑事と呂太くんの仲いい絡みに全国の溝口さんが「私、そういうの嫌いじゃないから!」と申しておりました。お姉さんにも目配せしていくスタイル。
 やる気なさそうにぼんやり頬杖をつく亜美ちゃんかわいい。亜美ちゃんは基本的に仕事に対しては真面目だけど、誰かに付き合っての作業だとたまに露骨にやる気なさそうな様子を見せるところ、実はちょっと好き。




◆18.今回のルヴァンCMは取調室版!


 風丘先生版オネシャス。




◆19.爪は口ほどにモノを語り、手は口以上に人生を語る


 『科捜研』筆頭に科学捜査が真っ当に機能する刑事ドラマでは、爪は口以上に雄弁だったりする。死にそうになったらとりあえず辺りの何かを引っ掻いておけば、真実には辿り着いてくれる。無念を晴らしてくれる、かもしれない。
 それ以上に、手を見ればその人の人生がわかる。かもしれない。一生懸命働いて汚れて荒れた手も、美しく手入れされたオシャレを意識した手も、同じ手はひとつとしてない。
 果たして、自分の手は人からどんな風に見えるだろう。そんなことを考えながら、手をぢっと見つめてみる……石川啄木かな?




◆20.マリコママは今も元気です


 もう声のみ出演も叶わぬお方ではありますが、『科捜研』世界においてはマリコママはお元気に暮らしているわけですな。それがわかるととても嬉しい。
 マリコパパにも、どうやら近い内に会えるみたいだし……そこで、近況とか聞けたらいいよね。





簡単雑感


 取調室での真木英子さんの供述シーンは好きだけど、それ以外は特に……印象に残らなかったなぁ。
 マリコさんのテンションが高めなのは面白かった。そこぐらいじゃろか。





次回予告とか。


 3/5はお休み、次回は一週空いて3/12!

 春クールの悪女再び。
 えーマジか。再登場するの、そっちなのか。
 実は自分の中に、「S19のテーマって、こういう感じ?」ってふわっと考えてることがあって、それを踏まえて「こういう締めの話が見たいなぁ」って妄想があったんだけど、それだとこの悪女さんよりは、3話の相馬さん回からカウンセラーさんの方が再登場しそうかなって思ってた。全然違った。
 でも、自分の妄想に沿ったとしても、この悪女さんでも確かに「こういう感じ」を描くことは出来るだろうし、そっちの方が王道だろうし……みたいな。
 別に、私の妄想が当たってなくてもいいです。というかドラマ感想ブログ始めて10年以上経つ事実があるけど、その中で予想が当たったことなんて1/3もないんじゃないか。それはそれでポンコツ過ぎるって話ですけども。うわぁ。自分のバカさが嫌になるな。

 それはさておき悪女さんこと森聡美さん。
 ぶっちゃけると、再登場を残念に思ってる自分がいるんだよなぁ。
 「この20年間で初めて手錠をかけられなかった相手」というのが制作側の認識らしいけど、「じゃあ自殺しちゃった人はどういうカウントなんですかー!?」って言うのは、たぶんクソリプの類なんでしょう。
 それもそれとして、私はあの6話が苦手なんです。たぶんそれは、森聡美さんの扱いの割には、彼女とやり取りをするマリコさんが特にいつも以上の魅力を持っているようには見えなかったからだと思う。
 なんか「ものすごい強敵が来た!」って扱いを受けてるし、なんだかんだ一旦は上手いこと逃げたわけだから確かに強敵なのかもしれないけど、でもマリコさんと実際に絡んだ時のやり取りが、自分には魅力的には映らんかったのよね。
 土門さんはカッコよかったなーという覚えがあるが、これは『科捜研』であり主人公はマリコさんなので、マリコさんにもカッコよくあってほしいんです私は。
 こういう扱いを受けるからには、そんじょそこらの通常回のゲストなんか目じゃないぐらいにマリコさんと魅力的にやり取りしてほしいわけなんですが、残念ながら6話の時点ではその魅力を受け取れなかったんです。
 なので、「まだマリコさんと絡んだことがない」という未知への期待込で、3話のカウンセラーさん再登場の方が自分は喜んだかもしれない。いや、堀内敬子の演技が辛かったってのはあるんだけど、もしかしたら別の話でもう一度見たら印象変わるかもしれないし……

 もうひとつ、私はあの6話が苦手だけど、あのラストは好きなんですよね。マリコさんたち側の正義の人たちと相反してても生きている人たちが、この世界にもいるんだよっていうのが、あの背中を向けたラストシーンで描かれるのが。
 マリコさんは人に対して一方的な敵視を向けることって案外少なくて、どんな相手でもまず自分なりにそのキャラクターを咀嚼しようとすると思ってる。あの落合刑事ですら理解しようと努めていた節があるけど、そんなマリコさんでも理解の及ばない人間は普通にいるんだよっていうラスト。主人公たちと一種の断絶を感じさせる人物もいるよってのがわかる、あのパキッとしたラストが好きだったんだよ。
 なだけに、もうあのままそっとしておいてほしかった……みたいな気持ちがある。別に再登場してまでマリコさんたちと決着つけなくてもいいよぉ。決着つけると、どうしてもどっちが上か下かみたいな基準によって裁かれちゃうじゃーん。どうしても完全な勧善懲悪じゃないとダメなら、なんか他県で後妻業やってヘマして捕まったとかでいいじゃーん。
 みたいな、そんな個人的な好みの話。みんな、こういうテイストの後味悪い話はお嫌いですか? そうなのか?

 ってことで、1週空くのもあって、次回には期待と不安が半々入り乱れていたりします。
 先入観は真実の大敵、っていうのは『科捜研』でも散々やってるし、なんだったらS19-6でもそんな感じでしたが、私のような凡人には先入観を払拭して視聴するってのはなかなか難しい。どうしても、色々なフィルターをかけて見てしまう。もう、それは仕方ないと思ってる。
 なのでこの不安に揺れる手のひらを、「申し訳ありませんでしたぁー!」っつって勢いよく返せるようになることを祈ってます。マジで。


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