【科捜研の女 season19】第33話 感想

科捜研の女
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File.33 ニューヨークから来た悪魔

ゲスト:鶴田真由、不破万作、大場泰正、井之上チャル、美鈴響子、牛丸裕司、福本清三、清水ミチコ

脚本:櫻井武晴
監督:森本浩史




 3月16日夜は『10万円でできるかな』に沢口さん・風間さん・石井さんが出演するよ!
 1000円ガチャ。
 跳び跳ねる沢口さん、かわいすぎんか……?




 今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
 あくまで「S19のゲストキャラ」限定。人選は独断。
 本当は春夏秋冬それぞれのクールからひとりずつ挙げたかったんだけど、夏クールの回から再登場できそうな(してほしい)ゲストキャラ、ってのが浮かばなかったんだよな……夏クールは、なんというかちょっと小休止みたいな回が多かった気がするし。

 そんなわけで、3話に出てきた越田由美子先生トップ。ちなみに私、彼女の名前を覚えておらず、3話の感想にも名前を書いてなかったので改めて3話を見返しました。越田由美子さんっていうのか……
 彼女がトップの理由は、やはり謎を残した終わり方だったから、ってのが大きな理由なのかな。個人的にも、再登場するなら越田先生の方かなぁと思ってたんで今回の森聡美さん再登場は意外、ってのは前も書いたな。
 2位は哲学ホームレスのニーチェさん
 確かに、リアタイ時の実況でも人気だった覚えがある。桜庭町の方々といい、岩下脚本回はモブに近いゲストキャラが濃ゆい。桜庭町の方々もまたお会いしたい。
 3位は玉城元班長
 土門さんがいらんこと言ってくれたので、次に出てきたらたぶん、ろくな目に遭わんのじゃなかろか……と懸念している私です。半分冗談です。ただ、ちょろっとでいいのであの後、どうなったのかだけは知りたい。風のうわさとかで構わないんで。
 4位は切れ者名探偵の堀切刑事
 意外な結果。イケメン補正が乗ってもう少し上かと思ってた。というか、ぶっちゃけ最下位は玉城元班長だと思ってた……私は玉城元班長好きだけど、再登場を望む声はあんまりないんじゃないか……とか思ってた。そんなことなかった。皆さん、あまりシュンスケナカムラにご興味ない!?
 そういうことではなく、相対的な「キャラのその後への興味」の話なんだろうけど、でも意外で面白い結果になったんじゃないかなぁと思ってます。

 もちろん、訊けた範囲が狭すぎるのでこの結果に正確性とかそういうものはないんでしょうが、やってる側としては、自分のこういう思い込みに近い予想がひっくり返る結果が出る時が一番面白いっすな。あとは、あまり偏りすぎない結果。
 読んでくださっている方にとってはそろそろ「このアンケートネタも飽きたな……」かもしれないですし、時には質問のネタに困ったりもしますが、とりあえず『科捜研』S19の感想分では楽しくアンケートできたと思います。ありがとうございます。
 いや、まだあと次回分があるんだけども。

 悪女再登場の今回!


全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ


 あまりこういうことを聞きたくはないのだが、お前、それでも人間か?





20の見どころ



◆1.しゃっきりモーニング! じゃない科捜研


 みんなの福本先生が、成金親父になって既に故人とな。ワイドショーの餌食になってる……
 同じポーズでだらける若手二人。そうかここって共有スペースに椅子がないから、あそこでだらけたいと思うとテーブルに寄りかかる形になるんだな……と、今更すぎる気づき。

宇佐見「いいんですかね? 仕事中にこんなのんびりして」
日野 「いいのいいの。鑑定依頼のない日は、まったりでいいの」

 宇佐見さんも茶器の扱いが若干雑になるほど罪悪感を覚える暇っぷり、を肯定する日野所長。
 人間、仕事が一番捗るのは午前中らしいけど、その午前中から思いっきりだらけモードなの羨ましい。それで通用するのが羨ましい。午前中に仕事を済ませた後、午後にだらけてる分には何も思わないけど、さすがに午前中は……とか思っちゃうのは、やはり社畜思考なのだろうか。なんかこう、事務作業とかそういうのやっとこ? やんない?
 まぁ、そんなまったりも蒲原刑事がぶち壊すんですがー。別に蒲原刑事のせいではないけども。




◆2.あんた、まだ近畿近郊におったんかい!


 令和の毒婦・森聡美さん再登場。
 いやNYに行ったりもしてたけど、なんで近畿から離れないんだ。(作中の)大阪府警が無能だから?




◆3.風丘先生の出番はここだけ


 電話のみ。残念。一応、CMには出てたけど……
 今回はやることいっぱいあったからね。しゃーない。風丘先生が平和に差し入れできる雰囲気でもなかったし。




◆4.無茶振られる佐伯本部長


 こういう時、真っ先にため息つきそうな藤倉刑事部長の霊圧が東京に向かってたっぽいので、今回の無茶振られ係は佐伯本部長。
 佐伯本部長ってこれほどのゆるキャラなのに、海外にあるご遺体を鑑定するための手続きとかを一応なりとも把握できてるのは、「やっぱりエリートなんだなぁ」って感じだ。ノセられやすいのはご愛嬌。

日野 「本部長ほどの方なら、警察庁のお偉いさんにお知り合いがいますよね?」

 日野所長が強かに政治やってるの、珍しいけどめちゃくちゃ頼もしいな……
 今回、森聡美を落とせた決め手も元を辿れば日野所長が佐伯本部長にNYのご遺体を鑑定するよう要請したからだし、やっぱり日野所長がナンバーワン! 日野所長ステキ! 抱いてぇー!(黄色い歓声)




◆5.私、友達の家の住所とか覚えてないな……


 市町村ぐらいしか書けない気がする。
 もう10年以上付き合いがあって、年賀状のやり取りだってしてるけど、覚えてるかと言われたらまた話は別じゃない? そうでもない?
 あそこで聡美さんが「住所なんて覚えてなーい」とか言おうものなら、それはそれで怪しむんでしょ? みんな、友達の家の住所ってちゃんと空で書けるもんなんですかね……えっ。そうだとしたらどうしようw




◆6.佐伯本部長、科捜研に来る


 もしかしなくても、佐伯本部長が科捜研にいらっしゃるのは初でしょうか。
 「久しぶりだねぇ!」って佐伯本部長は仰ったけど、実際のところ、マリコさんと会うのっていつ以来なんじゃろ。
 と、自分のブログを辿ってみれば……
 ……もしかして、春クール最終章の和歌山編以来なのか……?
 半年以上会ってないの!? そりゃ佐伯本部長も「久しぶりだねぇ!」って言うわ!
 そもそも、佐伯本部長の出番自体が少なかったってのはある。そして意外とマリコさんと佐伯本部長はコンタクトできる機会が少ない。佐伯本部長、だいたい藤倉刑事部長やその他の偉い人とわやわやするのが主な出番だしな……




◆7.NY市警の朝比奈さん


 ミチコ、バリキャリキャラにされがち。『ドクターX』しかり。
 舌苔。おっ、変換できた。絶対に舌苔に証拠残ってるはずだもん!




◆8.土門さんは誰にモテるのか問題


 聡美さん的には、

聡美 「私の好きなタイプはね、包容力のあるお金持ち。細かいことにうるさくて、お金を持ってそうにない土門さんは論外」

 なんだそうですよ。
 さすが後妻業やってるだけあって、聡美さんの人物評って説得力あるな……
 土門さんって意外と……とか言うと失礼かもしれないけど、繊細だよなぁって思う。この前の選択回しかり。観察力とか洞察力に関しては言わずもがな。確かに、悪人にはモテそうにもないキャラクターだと思う。
 でもこの前の選択回前後とか、もっと遡れば土門さんが怪我する度に、土門さんの進退で情緒を乱されまくってる限界オタク(私含む)がそこらじゅうに転がってましたんで、土門さんはモテるってことでいいんじゃないでしょうか。限界オタクにモテる土門さん……
 秋クール最終章の辺りとか下手したら、テレ朝とか東映にクレーム電話どころか突撃かます人とか出そうな勢いだったもんなぁ。あの阿鼻叫喚ぶり、内藤さんのエゴサ(本人がしてると公言してる)が捗りますわ……とか思ったもんだ。
 そういう限界オタクにモテて嬉しいのか、ってのは諸説あると思います。モテる男も辛いかもしれない。




◆9.ルヴァンCMは風丘先生版!


 最終回はどっちだろうね。まさかの両方かな。




◆10.水島じいちゃんを真っ当に心配する蒲原刑事


 年寄りの運転含め、水島さんの行動を真っ当に心配してそうな蒲原刑事。
 お前、ホントいいヤツだな……
 相手がお年寄りってこともあるのか、蒲原刑事の婿養子力がどんどん上がっていってる気がする。婿養子はテレ朝刑事ドラマで生き残るにおいて最重要なスキルだと私は思ってます。
 なんだ君、来期『科捜研』でも貪欲に生き残る気マンマンなのか。いいぞ。そういうサバイバルのためのガッツはこの京都において重要だよ蒲原刑事。頑張れ。




◆11.100年前から知っている


 そこまで言われるマリコさんの鈍感さ。私はそこがかわいいと思ってます!
 っていうか、聡美さんのネイルに気づかなかった視聴者は軒並みマリコさんレベルの鈍感さであり、土門さんにバカにされるレベルということにもなる。
 つまりこのシーン、土門さんが一定層の視聴者をバカにしたのと同義。土門さんの夢女たちが総立ちで歓喜するヤツじゃん! きゃー土門さんもっと言ってぇー!




◆12.真夜中の痴話喧嘩


 別に痴話でもなければ喧嘩でもない。
 わざわざ夜中にマリコさんの元に来てまで何を言い出すかと思えば、

土門「お前ならそれで何か気がつくかと思ったんだ」

 無茶振り土門さん久々。忘れがちだけど、土門さんも結構そういうところある。ここはマリコさん正論やで。夜中に来てなんだいきなり(´・ω・`)
 でもちゃんと気づくマリコさんすごい。私たち凡人とはやっぱり違う。




◆13.今までの事件の経験値を活かす


 聡美さんの歩容認証しかり、ネイルしかり、過去の事件の経験値が生きてる!
 『科捜研』は基本的に1話完結ですし、Pのインタビューを読むとS19には敢えて濃い縦軸を設定しなかったそうですが、こうやって今までに解決した事件の経験値を活かすって描写は、通年放送並の長いスパンあってのものかもしれないですよね。
 ただ、こういう「通年放送やっててよかったなー」という「ならでは」の描写は秋クールくらいからようやく見られるようになって、冬クールにでやっとそれがこなれたなーというのが私の印象なので、もしかしたら春夏クールは初の通年放送に制作側も手探りだったのかなぁ、とか邪推してます。別にだからどうってわけでもないんだけど、個人的な印象として。
 この枠では初の通年放送だったし、そりゃ色々試行錯誤もあったと思うので、この経験値はぜひ『科捜研』S20を再び通年放送にすることで活かしてください。と、無茶振りしておきますw




◆14.メガネ呂太くん、いいだろが……っ!


 と、制作側も気づいたらしい最近の呂太くんメガネ推しぶり。顔の良さを隠す気がない。イケメンをゴリ押しするおつもりか。
 最近、YouTubeで浜辺美波が「コンタクトにしたら?」って言われる広告を本当にめちゃくちゃよく見るようになったんだけど、こっちとしては「浜辺美波のメガネ……いいだろが……っ!」って感じです。
 いやマジで、メガネ=ダサいみたいな風潮はいい加減、流行らんと思うんですわ。イケメンにメガネをプラスしても真っ当にウケるのに、かわいい女子にメガネをプラスしたらなんで「コンタクトにしたら?」になるんだフザけんな。お前を裸眼0.1以下にしてやろうかぁ!
 それはともかく、最近の呂太くんはホント、若手イケメンにあまり興味がない私でも「イケメンだ……」って思うぐらいイケメンですな。やっぱり短髪のせいか、イケメンぶりを隠せなくなってる……
 今の役者さんにはこのスタイリングで、他の刑事ドラマに出てみてほしい。普通に優秀な若手イケメン刑事みたいなスタイリングしてるし、たぶん私、最初呂太くんと同じ人だと気づかないかもしれない。『ラスト・ドクター』の若手刑事だもんなー気づかんよなー。




◆15.土門さんの強烈なカウンター


 毛髪を拾うために這いつくばった甲斐あり。ただで這いつくばらない土門さん超好き。聡美さん相手の土門さんはすごい好き。




◆16.土門さん、足滑らせてたよね?


 一瞬ヒヤッとした。まさか落ちるの? とか思っちゃった。ここ最近の行いのせいだよ。土門さんを怪我させ隊やめろ!
 足滑らせた甲斐あって、凶器発見。今回と同じ頃は、おそらく藤倉刑事部長も東京で遥かなる捜し物をされている頃かと思いますので、ホント、テレ朝刑事ドラマのオジサンたちはみんな身体張ってるよな……って。




◆17.犯人は販売担当重役


 今回のメインは「令和の毒婦は何をしたのか。それをどうやって証明するか」だったので、ぶっちゃけ京都の殺人事件なんてオマケみたいなもんだからな……
 いや「オマケ」っていうと聞こえが悪いけど、メインじゃないってのはあったと思う。正直、序盤で該当のシーンがあった時に犯人がわかった人も結構いたと思うし、メインじゃないから殺人の動機は本当にシンプルだし。
 もっと言うなら、聡美さんが何をしたのか、何が目的だったのかの部分も、気づいた人は気づいたんじゃないでしょうか。自慢じゃないけど、私はちゃんと気づきましたね!(自慢げな顔)
 聡美さんが余計なことさえしなければ、割と単純に解決してた気がする。後ろめたいことがあるから偽装工作して余計な疑いもかかった。自分で墓穴掘ってくのは彼女にふさわしい末路……なんだろうか。




◆18.マリコさんに耳元で詰み宣言されたい


マリコ「しかもその不純物の割合まで、あなたの爪に浸潤していたエチレングリコール系薬物と一致したそうです」

 爪で詰めてくるの怖い。つめつめ。
 でも、ここのマリコさんはとても綺麗で、「このマリコさんに耳元で詰み宣言されたい……」とかいうとても不純な気持ちが湧き上がるようなシーンだった。マリコさんにこの身の破滅を囁かれたい……




◆19.つまり、日野所長の大勝利ってことだな?


 佐伯本部長に働きかけてスムーズにNYの福本先生のご遺体を再鑑定してもらった日野所長の大勝利であることは疑いようがないと思います。今回のMVP。
 さすが私たちの日野所長は格が違った。きゃー日野所長抱いてー!




◆20.あなたが人間なら、私は化け物でいい


 ネタ100%でマリコさんのことを『めだかボックス』のめだかちゃんじゃないか」とか言ってたら、本当にそんな話をしだしたので、ちょっと動揺しているw こじつけだとしても、ちょっとビビる。
 もちろん、私がこういう風にジャンプだのなんだのにたとえてるときは今までもこれからもネタ100%なので、読んでくださっている方々には誤解なきようお願いいたします。

土門 「自分の人生を犠牲にして、犯人や証拠を挙げている……そう思ったことはあるか?」
マリコ「土門さん……」
土門 「俺は、そう思ったことがないとは言えん」
マリコ「……私は……それが自分の人生だと思ってる」
土門 「ああ。……俺はこの生き方を、やめられない」
マリコ「私もよ」

 主題歌が止まる瞬間も相まって、エモさマシマシ。覚悟決まりすぎやろマリコさん。
 土門さんが聡美さんの言葉をちょっと気にしたのは、土門さんの元の繊細さも要因なんだろうけど、やっぱり少し前に一度、「生き方」の選択を迫られたことが大きいんだろうな……と思う。そういうとこ、やっぱり土門さんの方が全然人間臭いよね。
 それでもふたりとも自分の使命として「化け物」としての「生き方」を受け入れちゃうの、確かにヒロイックではあるしカッコいいのかもしれないけど、なんか寂しいなぁと思っちゃうのは、私が寂しい人間だからなんだろうか。
 聡美さんの負け惜しみに対してマリコさんは何も言わないし、土門さんにかける言葉も覚悟が決まりすぎてるんだけど、これはもう、一度負ける前のめだかちゃんじゃないですかね……仮に聡美さんのような人こそが人間だと言うならば、マリコさんは「化け物」の誹りを抵抗なく受け入れそうだ。
 マリコさんの方が「生き方」に対しての迷いがないんだけど、マリコさんが「生き方」を迷わなくなったのって、具体的にはいつなんだろう。そんなことが気になるラストだった。





次回予告とか。


 まさかの法廷ミステリー!
 20年前の秘密ってなんだ!?

 S1当時の映像が入ってましたけど、ホントこの頃のマリコさんって「美人」っていうより「かわいい」よな。少年っぽさすら感じる、中性的なかわいさ。これで……当時34歳……!?
 いったいどんな話になるんだべか。
 S19通年放送、そして20周年企画の総まとめ!
 めっちゃ楽しみですな!





今回の雑感と暴走する妄想


聡美 「私にはあんたたちが、何を犠牲にしても、犯罪者を捕まえることで生きている実感を得ている化け物に見えるわ」

 ぶっちゃけると、今回もマリコさんvs聡美さんの大半はビタイチワクワクしなかったんだけど、聡美さんの負け惜しみは前回と同じく大好きだなと思う。「負け惜しみで輝くゲスト」大賞に選びたいぐらい。
 なんで聡美さんとの対決にワクワクしないのかは、聡美さんの言動に余裕が感じられないからなのかもしれない。なんかこう、無理に余裕ぶってる感じ?があって、それが話の中での扱いとかと比べると違和感あって、どうにも乗り切れなかったんだろうなぁ。
 週刊少年ジャンプの名作『BLEACH』の大ボス・藍染惣右介だって言ってるじゃないですか。


「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」



 マジでこれ。『BLEACH』のキャラだって、いらんことべらべら喋るけどやっぱり、強いヤツはちゃんと強く見えるじゃん。それはこれのおかげっすよ。オサレのおかげ。
 聡美さんにはぜひ、ジャンプを熟読してほしいもんっすな(´・ω・`)
 今なら作者本人が『BLEACH』フォロワーを公言する『呪術廻戦』がオススメ!(ダイレクトステマ)
 それはさておき、聡美さんの話。
 話の決着がついて負け惜しみの段階になると、話の中での扱いと聡美さんのキャラが一致するので、「あっ、こういう感じに見ればいいのね」とノリやすいというか。そんな感じ。
 一応、彼女はこれから取り調べを受けるところで終わって、これから逮捕できるのかとか公判維持できるのかとかもあるけど、個人的には「出番の大半は特に面白くなかったんで、もういいです……」が本音になる。
 聡美さんのキャラがそもそも自分と合わないのか、脚本なのか演出なのか演技なのか、何が問題なのかはわからないけど、再登場してくれることに見合うほどの強キャラ感は、残念ながら自分は感じられなかった。彼女は強敵なんかではありません、徹底して小物ですというならまた話は違うのかもしれないけど。
 でも、再度言うけど聡美さんの最後の負け惜しみは面白かった。これも繰り返しになるけど、さすが後妻業やってるだけあって、聡美さんの人物評って結構的確じゃないかなぁとか思ったりしてるんですよね。
 聡美さんの負け惜しみからマリコさんと土門さんがそれぞれの「生き方」について言及するわけですけど、私はこれこそが『科捜研』S19のふんわりテーマ(なにそれ)だと思ってるんですよ。
 ここから先は本当に私の暴走した妄想なので、今回や『科捜研』S19の感想と言えるかは怪しいところですが。

 そう、「生き方の選択」。もうちょっとピタッと当てはまったりカッコいい言い回しとかあったりするのかもしれませんが、語彙のない私ではこれが限界です。
 秋クール最終章~冬クール初回の、土門さんと蒲原刑事のあれこれなんて、まさしくそうだったと思うんです。
 それぞれ、「このままでいいのかな?」って悩んで、選んでるんですよね。
 で、思い返すと通常回も含め、「私はこの生き方を選ぶんだ」という選択をした人が出てくる回って、結構あったと思いませんか?
 ……いやまぁ、刑事ドラマでゲストメインに話を描けば、だいたいがそんな感じになるのかもしれないけど……
 とにかく、マリコさんに1年間という長期スパンを通して、「様々な人の生き方」を見せていくのはS19のふんわりとしたテーマだった……というのは、もしかしたら妄想が過ぎるのかもしれないけど、視聴していく中で自分が感じていたことでした。
 で、様々な人の「生き方の選択」を見た最後には、やっぱりマリコさん自身の「生き方の選択」を見せてほしかったんですよね。そこに言及するラストであってほしかったのです。
 今回のラストはまさしくそれだったので、「ほらなー! 私の考え、あってたんじゃないのこれ!? ひゃっほー気持ちいいぃぃぃぃぃぃ!!!!」って、ちょっとワケわからないアドレナリン的なものが分泌されてた気がします。
 たぶんこれは勘違いなんですけど。悲しい。つらい。もっと物語を咀嚼する力がほしい。もっとエンタメを摂取しなきゃ……
 そんな、自分の暴走した勘違いであることをわかった上で、ここからこの妄想を更に暴走させるわけなんですけど。

 今回ラストの「化け物」評は、メインライターである櫻井さん版の『科捜研』S19最終回だと思ってるんです。
 たとえ「化け物」呼ばわりの誹りを受けても、時に自分自身が自らの生き方に疑問を持ったとしても、使命として全うしていこうと覚悟した以上は、その生き方を変えることはない。できないとも言う。
 それは、とても覚悟がいる生き方の選択だと思う。そのヒロイックな選択は、ドラマとして描かれたらそりゃカッコいいと思うよ。マリコさんと土門さんが同じ選択をしているというのも、とてもエモいと思う。
 でも、そんな「化け物」についていく選択ができる人って、他にどれぐらいいるのかなぁとか思う。もしかしたらそれは、とても孤独な選択かもしれないじゃないですか。
 だって「化け物」の傍にいたい人なんて、そうそういないでしょう。あなたなら、「化け物」と呼ばれる人についていこうと思います? なんでマリコさんや土門さんは、あんなに覚悟ガン決まりなんじゃろな。
 私なんかはそんなのに耐えられそうにもないから、ふたりみたいな選択はできない。たぶん、できる人はそんなに多くない、とも思う。
 でも、マリコさんに土門さんという併走してくれる戦友がいるように、支えてくれたり、見守ってくれたり、助けてくれる人はいる。
 生き方の選択は違うものであったとしても、一緒に戦う仲間がいる。
 今回は『科捜研』S19、1年間の榊マリコの答え」だと思うんです。
 たとえ「化け物」であったとしても、榊マリコの生き方の選択はこれなんだという。
 でも、もっと視野を広げてみたらどうだろう?
 マリコさんがこの20年間で得たものはなんだろう?

 次回最終回は、『科捜研』の20年間全てをひっくるめた榊マリコの答え」だったとしたら、私は泣いて喜びます。
 この20年間でマリコさんが生きて感じて得てきたものが感じられる話になっていればなぁ、なんて、過剰すぎるかもしれない期待をしてしまいます。
 いやだって、この流れでそういう話になったら、マリコさんはもう疑いようがなくジャンプ主人公ですよ。

・友情(仲間の存在)
・(鑑定への)努力
・(事件解決という名の)勝利

 ほら! ジャンプ主人公じゃん!
 まぁ、実際のジャンプは、この3つをテーマに据えたことはないらしいってこの前、編集さんへのインタビューで読んだんだけど。なんか、勝手に生まれた俗説らしいよ。
 それはともかく、次回には期待してるんですよ! ってことです。
 ここまで妄想を読んでくださった優しい方は、本当にありがとうございました。


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