【科捜研の女 season19】第34話(最終回) 感想

科捜研の女
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Last File 20年目の榊マリコ

ゲスト:田中要次、河井青葉、東根作寿英、宮地真緒、比留間由哲、六角慎司、岡嶋秀昭、谷口高史、まつむら眞弓、平野潤也、山口竜央、多賀勝一、山本道俊、小野武彦

脚本:戸田山雅司
監督:西片友樹


 『10万円でできるかな』。1000円ガチャの元は取れるかなシリーズ。
 『科捜研』の劇伴をふんだんに使って謎の緊迫感を出してくるの草。川井憲次サウンドをバラエティで使うんじゃないよ!

 内容。沢口さんの可愛さが天井を知らない。かわいい。サンドウィッチマンもなんども「楽しい」「面白い」とべた褒め、挙げ句「一緒にロケ行きたい」と大絶賛の可愛さ&天然ボケ。バラエティに出演するとその天然さとかわいさで司会者を魅了する沢口さんの真骨頂が来た。かわいい。このだらしなく緩む己の頬をどうにかしたい。かわいい。
 全てが「かわいい」しか言えない感じだったが、個人的イチオシは「ということは……(ガチャの自販機から出てきた箱の中身は)物ですよね、きっと!
 あと、電気ビリビリアイテムを食らっても反応が上品な沢口さん、なんだけど二度目はさすがに「これ、(ビリビリ具合は)どの程度なんですか……?」「じゃあ(石井さんと藤ヶ谷さんの)ふたりで……」って嫌がってるの、いつもどんな無茶振りでも笑顔で応えてくれる沢口さんにしては珍しくて、でも可愛かった。
 石井さんが「おかしくないですか? ふたりでやるって……」とツッコむほどの沢口さんの嫌がりぶり、ちょっと申し訳ないんだけど可愛かったな……

 それ以外だと、どんな景品にもはしゃいでてホント可愛かった。マネーガンでお札飛ばして笑ってたり、シャボン玉ガンを飛ばしてカラオケ映像のモノマネしたり、ワニのおもちゃで風間さんに噛み付いたり、人形にはしゃいだり、ゲームに負けてお昼ごはんおごってくれたり、それでも笑顔だったり。
 ホントかわいい……「沢口さんはかわいい」という当たり前過ぎる前提を改めて再確認・堪能できる素晴らしいバラエティだった。かわいい。
 沢口さんだけ言及するとアレなので、風間さんと石井さんについても言うんだけど、おふたりとも素直にリアクションしてて、笑顔いっぱいでよかったなぁ。
 風間さんが沢口さんに主にツッコみ、石井さんが若者ならではの素直なリアクション係になっててよかった。風間さんが石井さんのこと「石井」って呼んでたの、普段の関係性が見えるようでいいな。さすがアニキ……!

 バラエティ的には、進行側が大物景品当てて終了とかいうとんでもないオチだったけど、それでもゲストのみなさんが道中楽しそうだったからよかったんだ。最後、締めに沢口さんが1000円ガチャTシャツ当ててたしな。
 また新シーズンをやる暁には、皆さんでなにかバラエティ出てほしいんだぜ。今度は『ミラクル9』『科捜研』チームとして出て、また上田にツッコミ受けてほしいw




 S19最後のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
 忙しい現代人に木曜夜8時はキツい、はずなのに結構リアタイ派も多くてすごい。皆さん、お疲れさまです。
 リアタイでも録画でも配信でも再放送でも愛される『科捜研』、その通年放送S19も今回がラスト!
 まず何より大きな事件・事故もなく終わって、本当に嬉しいしホッとしている。トラブルで放送が飛んじゃうようなことがなくて、本当に良かった。

 今回、最終回っ!


全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ


 この20年間で変わるもの、変わったもの、変わらないもの。





20じゃ収まりきらない見どころ



◆冒頭から暴走マリコさん


 『逆転裁判』感。マリコさん、意外にも?裁判に関わるのがメインの話ってそんなに多くないよね。
 ものすごいキャッチーな始まり方。そしてここから始まる本格ミステリ+法廷劇。と、戸田山脚本だぁーっ!




◆「Last File」


 サブタイの表記に泣ける。
 発表当初は「1年も何やるんだ……」とか思ってたりもしたんだけど、終わるとあっという間だったなぁ。




◆つかささんを首絞めで思い出すんじゃねぇよ!


 つかささん、再登場するのかなーと思ってたけどしなかったな。つかささん本人に面白みがあったかどうかはともかく、しそうな雰囲気だったのに。
 マリコさんと日野所長の手振りが酷い。これで悪意がないんだからもっと酷いw
 日野所長が首絞める前にやってた、頭の横で手をひらひらさせるアレはなんなんですかね。髪型を表してんのか?
 亜美ちゃんの「何か裏があったりして……」が一番悪意あるから酷いw 確かにつかささんのあのキツさは鮮烈で、亜美ちゃんがそう思うのも宜なるかなって感じではある。
 で、裏は一応あったにせよ、亜美ちゃんが想像してたようなギスギスした裏ではなかった。むしろめちゃくちゃほっこり案件だった。親バカ過ぎて紛らわしかっただけ。




◆マリコパパ来たる


 呂太くんはマリコパパに会ったことないからね。クリスマスSPはS13ですよ。6年半前って信じられます? ちなみに、共有スペースから椅子がなくなったのはS14。

呂太 「えっ!? 『父さん』って……?」
亜美 「マリコさんのお父さんで、日野所長の前の所長で……」
宇佐見「今は、科学鑑定観察所の科学監察官をやられてる……」

 こうして改めて説明されると、マリコパパって設定過多搭載キャラだなぁと思うw 属性が多すぎる。
 芝監察官もそうなんだけど、基本的にマリコパパって今の立場だと再登場=科捜研全体に関わるトラブルになってしまいがちだと思うんだが、それを上手いこと回避した再登場の仕方だったなぁと思う。それを親バカ精神、そこから今回のオチに繋げていくの、めちゃくちゃ綺麗ですげぇな……




◆マリコさんの科学バカスイッチ、オン!


亜美 「スイッチ入っちゃったみたいです」
日野 「煽っちゃダメ」

 もうこの時点で全てを察する皆さんが愛しい。日野所長もホント気苦労が絶えませんな。
 再鑑定を承諾したマリコさん、を受けての皆さんのリアクション。

日野所長 →マジかよ……と天を仰ぐ
宇佐見さん→日野所長を慌てて支える
亜美ちゃん→宇佐見さんの後ろから日野所長を心配する
呂太くん →マリコさんの科学バカぶりに拍手、その後、臨場の準備に行った?

 それぞれのリアクションがとても楽しい。
 日野所長的にはホント乙!って感じなんだけど、それでも強くは反対しないのは、マリコさんがそういう人間だと知っているから、そしてそれで明らかになる真実の存在を知っているから、でもあるのかなぁ。ホント苦労人だわ……




◆相変わらず知り合いの前だと親子感を出さない榊父娘


 その代わり、知り合いがいなくなったりお互いがピンチになったりすると、人目も憚らず強い絆を見せつけていく榊父娘。それはマリコパパが所長の頃からのお約束。
 マリコさんは年上男性に甘えてるとホントかわいい。マリコパパとのやり取りは、それがストレートにわかるんじゃないでしょうか。マリコパパがいた頃って、セットが開放的なことや作風の違いなんかもあるけど、雰囲気が明るいもんなぁ。




◆府県境で跳び跳ねる成人男性


 180センチの図体が飛び跳ねてるの、これ呂太くんじゃなかったら通報案件じゃないですか?
 でも跳び跳ねるまではいかなくても、県境に来たら皆これに似たようなことはやると思う。またいで何回も往復する、みたいなこと。やると思う。私はやる。なのであんまり呂太くんのことをどうこう言えないw




◆ファイル片手の蒲原刑事、不動産屋の営業みたいだな……


 特に意味はないんですが、そう思いました。
 だってスーツだし、他の科捜研メンバー3人はちゃんと白手袋してるのに、蒲原刑事だけ素手で別荘の扉触ったりしてるし……




◆亜美ちゃんが蒲原刑事にタメ口である


 そんなだから亜美ちゃんも蒲原刑事にタメ口をきくんですよ。仲いいことは良きかな。蒲原刑事も亜美ちゃんにタメ口なので、マジで仲がいい。




◆雷にビビる皆さん


 蒲原刑事は元から雷がよく鳴る所だと知っていたからビビらなかったっぽい。
 呂太くんが雷鳴に超ビビリ、亜美ちゃんも声こそ出さないまでもビックリする、ってのはおそらく大半の視聴者のキャラ解釈と一致しているのではなかろうかと思ったりするわけですが、マリコさんが小さく悲鳴あげてビビるの、意外だけどかわいいな……
 しかしここで意地の悪いツッコミをするなら、マリコさんが雷鳴でビビるの!?ってのはある。だってもはや爆発に対してビビるまでいかないリアクションじゃんマリコさんって……




◆宇佐見さんへプレゼントフォーユー


宇佐見「あっ……それは……どうも……」

 渡されたのは証拠品のシャベル。
 いくらマリコさんからといえど、こんなものを渡されてキレない宇佐見さんはマジ大人。苦笑いはしてても怒らない。ホント宇佐見さんも苦労人やでぇ。




◆20年間で変わるもの、変わらないもの


 今回の話は「変わるもの」と「変わらないもの」がきっぱりと分かれていて、あの雷冥荘や雷冥荘に残っていた証拠は、「変わらないもの」のメタファーなんじゃないかと思う。実際は、20年間でなんやかんやで汚染だのなんだので変質しちゃったりするんじゃなかろうかと素人は思うんだけど、今回はそういうところをつつく話ではないので!っていうアレ。東映公式じゃないけど、あそこは異世界なんですよ。

マリコ「たとえ20年という時間の壁があっても、科学は嘘をつかないわ」

 そして今回の話において、「人の思い」は変わる・変わらないの両方があったと思うけど、マリコさんの信念は後者。マリコさんの信念、これが揺らがないからこそ、マリコさんには人を惹きつける魅力が生まれるのかもしれない。




◆母親の制止より姉の叱咤の方がきくこともある


 かもしれない。
 姉と弟だと、姉の方が強いらしいっすね。うちは姉妹なんでわからないですけど。
 マリコさんの軽い「こらっ」では止まらない呂太くんの遊び心。しかし、亜美ちゃんの「証拠品で遊ばない!」が本当にお姉ちゃんムーブで笑った。これが……姉ショタ……!(違います)(ショタじゃない)




◆日野所長は銃器類を構えがち


 文書鑑定担当でありつつ、この科捜研ではそのスキルを活かして指紋担当だから、ってのはあるんだろうけど、思い返してみると日野所長は何かと銃器類を構えがちである。
 なんでじゃろ。決まるからかな。確かに、日野所長の構え方は本格的な気がする。素人目ですけども。




◆50の恵


 久しぶりに見た気がする。シミにしないぞっ




◆フォーマルな場のスーツ姿のマリコさんは美しいな……


 フォーマルな場のスーツ姿のマリコさんは美しいな……
 公判前整理手続の場のマリコさん、美の化身すぎてヤバない? 横顔が美の象徴すぎてヤバない?




◆ポエムやめろ!


 厨二病やめろ!
 私は浅学なものでなんでシェイクスピアだよ、としか思えないんだが、なんか文学的な悲劇だからとかそういうことなんですかね。魔女呼ばわりされるマリコさん。思えばマリコさんもこの20年間で、こういう厨二病患者とどれぐらい出会ったんだろうな……
 今回の裁判長、特に目立つようなところもなかった割にはマリコさんがもたらす怒涛の展開にしっかりついてきたり、的確に裁判を進行したり、芳賀さんの厨二病ポエムに怒りはするけどキレはしなかったりと、間違いなく今回のMVPは彼女だと思うw 私だったら公判前整理手続の時点でキレそう。




◆強い信念は周囲の理解あってこそ


マリコ「お言葉ですが……それ(忖度)はできません。私は20年前、この京都府警に来て、科学捜査に携わるようになりました。この20年間現場にいた人間として、過去の科学捜査に誤りがあればそれを正し、科学の限界と向き合いながら、自分たちに今、何ができるのかを問い続ける。その使命をおろそかにすることは、絶対にできません。鑑定の続きがありますので、失礼します」
藤倉 「……予想した通りの反応でしたね」
日野 「ええ。あれが榊マリコですから」

 マリコさんのブレない使命感。
 そしてそのマリコさんの言動を、先読みできるほどに理解している上司たち。「予想した通りの反応」ってことは、マリコさんがこう言うことをわかってた上で敢えて話したわけだもんなぁ。見方によっては意地が悪いw
 ラストの締め通り、マリコさんの強さはひとりでは活かせない。周りの優しさあってこそ、何よりの宝は仲間や同志である。それは今までも、そしてこれからもずっとブレない、『科捜研』の魅力なのでしょうね。




◆4人「えっ!?」


日野 「あっ……」

 失言の日野所長が可愛すぎるんだが? お口に手を当てちゃうの可愛すぎるんだが?




◆しれっと傍聴しているマリコさんたち


 よく裁判に間に合ったな……
 それに、マリコさんと亜美ちゃん呂太くんと3人もの外出、よく日野所長は許可したなぁ(すっとぼけ)。
 今回だけでも、日野所長の苦労が忍ばれます。日野所長は気苦労が絶えませんな……(定型句)




◆最終回なのに法廷劇+本格ミステリ!


 通年放送のラストなんだし、いつものスペシャルみたいに、「爆弾! 爆発! 大喝采! 超サスペンス!」にだって出来たはずなのに、最終回2時間スペシャルで画面に動きがあまりない法廷劇をメインにするって、最後の最後まで地味なところでもチャレンジングだよなぁと思う『科捜研』
 とはいえその動きのない法廷劇を傍聴するという形で、今回のメインゲストの人物相関図や事件の詳細の説明をしてるし、証言内容にインパクトがあるものも多かったので、退屈させない作りになってるのがホントすごい。ミステリのプロが描く2時間SPしゅごい……




◆男女関係の話題でリアクション過剰になる呂太くん


 ソワァ……としたり、キャッとなったり、男女関係の話題になったときの呂太くんの反応が面白い。
 私の中では呂太くんは女子会に出るようなモテ男なので、「何を純情ぶってんだオメー」ぐらいは思ってますw




◆ヤッパリオマエカ


 蒲原刑事のカタコトもこれが聞納めか。
 最終回のコラボルヴァンCMは、取調室版のみでした。結局、風丘先生の差し入れ版の方がレア度高かったってことになるのか。
 カンバラユルサン……(とばっちり)




◆日野所長の好み


 清純派がお好きな日野所長。
 確かに、今までの話にたまーに出てきた描写を見る限りでもそんな感じがする。
 ちょっとたぬき顔っぽい感じが好みなのかなぁとか思ってたけど、そういうわけじゃなくて清純派が好きなのか……そうか……




◆裁判とオウム


 といえば、GBAゲームの名作で今も尚移植作が人気の『逆転裁判』っすよね。終盤、裁判に乱入するのもそんな感じ。
 なので呂太くんがオウムに言及したとき、「まさか、本当にオウムに聞くとか……? いやでも、オウムを鑑定するぐらい……?」とか真面目に考えたのは私だけではないと思いたい。
 そういえば、『緊急取調室』でもオウムを取り調べ!?みたいな話をやってたな。ミステリとオウムは近しい。




◆土門さん、開始43分の重役出勤


 重役出勤もそうですし、今回は出番もワースト1位の少なさ。あまりの出番の無さに、土門さん限界オタクがそこらじゅうで死んでたぞ。
 まぁでも今回、考えてみると裁判員の人が死ぬ辺りまでは兵庫県警事案の再鑑定がメインだったわけで、ぶっちゃけ土門さんをメインに出しようがないのはある。蒲原刑事も「科捜研担当」って言われてるぐらいなのでちょこちょこ出てるけどその割には前半は出番少なめだと思うし。
 その代わり、マリコさんの思案顔から色々察したり、色々調べてくれたり、マリコパパと一緒に飲みに行ったりと約得ではあった土門さん。美味しいところだけ掻っ攫っていく……




◆心霊写真もどきにビビる呂太くん、にビビる蒲原刑事


 さすがに蒲原刑事は心霊写真もどきにビビってたわけじゃない、と信じてるw でも呂太くんほどじゃないにせよ、小さく悲鳴はあげてるんだよなぁ。
 しかし、180センチの体躯が自分にしがみついてきたら、そりゃビビると思う。むしろ一緒になって倒れなかった辺りが蒲原刑事さすが刑事。
 それでも、呂太くんも結構力強いのか、蒲原刑事が振りほどけなかったほどなんだけど……




◆これ、二次創作でよく見るやつ!


 土門さんとマリコパパが一緒に呑んでる図、これ二次創作でよく見るやつだ! 進○ゼミで習った!
 ぶっちゃけこれ、「娘さんを僕にください」のサツアイみたいなものでは……
 ただし、土門さんの場合は結婚とかじゃなく、「ずっと一緒に戦っていきたい同志として」なんだろうけど。
 とかいう与太話はともかく、このシーンは本当にええなぁ。このシーン、東映公式によるとめちゃくちゃテンポよく撮影が終わったそうで。それなのにこの味が出るの、ホント役者さんってしゅごい……

土門 「十分、公私混同です。京都まで来た一番の理由は、顔を見に来たかったから……それが本音でしょう」

 マリコパパ、相変わらずの親バカっぷりである。
 ここで敢えて「誰の」顔とか言わずとも、ちゃんとお互いに伝わってる、視聴者にも伝わるのがいいっすよね。ホント、マリコパパは親バカである。何度でも言うぞ。親バカ!
 そして、相変わらずのトラブルメーカーぶりでもある。作中では流されてたけど、それなりに親しい知り合いが死んでるんだよなぁマリコパパ……




◆マリコビームにサブタイを添える風丘先生


風丘 「来た……目力ビーム、20年分の重み……調べておきます、念のため」

 マリコビーム ~20年分の重み~
 なんかこう、高級レストランで出されるメニューみたいな。いや違うんだけど。




◆呂太くんのメガネonをアップにしていく


 胸ポケットに直接メガネを入れるのは、レンズが傷つくと思うからやめた方がいいと思うんだな。呂太くんらしいかわいいメガネケース使ってよ!(願望)
 それはともかく、「イケメンのメガネonの瞬間は画になるぜ……!」と「わかって」る感じがすごいw 呂太くんファンをワンシーンで殺していく制作陣である。ギャップ萌えは数ある萌えの中でも、王道かつ破壊力が凄まじいからな……




◆亜美「マリコさん! 男子のお宝、見つけちゃいました!」


 そんな報告のされ方、困るんですが!?
 なんなの、亜美ちゃんは男性の部屋に行ったら嬉々としてAVやエロ本探すタイプなんですか。なんかそんな気はするけど、それはちょっと残酷だからやめてあげてよ!
 薫子さんはグラビアアイドルだったらしいから、さすがにあのビデオテープはAVとかではないんだろうけども……『科捜研』はもはや小学生のお子さんも見るほどの国民的ドラマなので、ハメ撮り動画もAVも出せません。グラビア写真集や着替えの盗撮写真が限度。
 亜美ちゃんから薫子さんのビデオテープを受け取った蒲原刑事の方が戸惑ってるの草。こういうとき、蒲原刑事ならこういう反応するだろうな。
 蒲原刑事も呂太くんも、健康な成人男性なのでそりゃ性欲はあるんだろうけど、エロ本やAV見てるところは想像できないな……イケメンの条件は、その爽やかさなのかもしれない。理不尽。




◆出張費は出る


 なんだかんだ言いつつ、一応出張費は出るんだからまぁ……日野所長の気苦労が忍ばれますな。
 宇佐見さん、日野所長を労ってお茶淹れてくれるのはホントいい人だと思うんだけど、お茶を淹れても出張費は湧いて出てこないんだよなぁw 世の中は無情である。




◆マリコ「日野所長なら復元して現像できるはず」


亜美 「すごい信頼かつ無茶振り」

 もうこれは何度も言ってるけど、マリコさんの無茶振りって基本的に信頼の証だからなぁ。風丘先生しかり。めっちゃはた迷惑だとは思うw
 むしろマリコさんって、信頼関係を築けてない人とはちゃんと距離をとってる気がする。
 なんかそういうところ、確かに猫っぽいかもしれない……S19の猫回で「猫みたい」って言われてたもんな。




◆オウムにもちゃんと挨拶するマリコさん


 かわいい。




◆日野「我ながらよく復元できたと思うよ」


 すごい信頼かつ無茶振りの結果。
 本人申告通り、燃えかけたフィルムを復元するとかマジでよく復元できたよなぁ……日野所長はさすがだぜ!
 そんな日野所長を労うように、ペコっと頭を下げる蒲原刑事が好き。お前、ホントいいヤツだな……




◆山道を登る科捜研メンバー


 持ってる機材の大きさに差はあれど、若手組に比べて息ひとつ切らさない年長者組よ……
 マリコさんのパワフルさは何かと取り沙汰されるけど、宇佐見さんもまぁまぁスタミナがおかしい。宇佐見さんの場合は、元山岳部とかでなんか身体鍛えてそうなのはあるんだろうけど……




◆県境でご遺体が発見されたらどうなるの?


 佐伯本部長が気をもんで、藤倉刑事部長が真っ当にそれを突っぱねる。
 ホント、いつかの魔女SPじゃないけど、京都の山中って当たり前のように白骨が埋まってるな。
 最終回には名前しか出てこない佐伯本部長、絶好調で笑ったw 出てきてないのに、どんな様子なのかハッキリ想像できる……
 なんつーかここでご遺体が京都内にあったの、マリコさんとしては「もってる」って感じだし、犯人たちにとっては「ツイてない」って感じだな……
 もしもあと2メートルズレて兵庫県警案件になってたら、どうなってたんだろう。藤倉刑事部長の心労が増すだけじゃろうか。




◆スキップで科捜研に入ってくるアラフィフ美女


 風丘先生、マジでアヴァンギャルドだよな……若い。
 「緊迫感マックスな感じだった?」と、風丘先生が空気読めない入場をかますのはなんか珍しい気がする。
 そんな風丘先生、マリコさんの視界に入りたがってるのはなんなの。恋でもしてんの?
 S19最後の差し入れはこれなんだろう、シュークリーム? マドレーヌとかマフィン? わからん……




◆魔女が裁判をめちゃくちゃにしたぞー!


 マリコさんが魔女だと言ってた芳賀さんですが、確かに裁判の場をめちゃくちゃにする行いはまさしく魔女としか言いようがない気がする。
 実際、検事も弁護人もそっちのけで裁判の場を荒らすだけ荒らしていったって感じだし。裁判長が理解ある人じゃなかったらヤバかったと思うw 進行も的確だったしなー。ホント、今回のMVPは裁判長だった。




◆写真こそが真実を語れる


 この前日の『相棒』でディープフェイクの話をやっていたのでアレなんですけど、基本的に写真の証拠能力は高いと思います。
 そして、今回の作中人物たちが選んだそれぞれの芸術、文学・音楽・写真の中では、経年変化が一番少ないものだとも思う。
 被害者の選んだ「写真」とは、「変わらないもの」の象徴でありメタファーなのだと思います。だからこそ今回の決め手は写真にまつわるものだし、20年前の動機も写真。
 奥さんが望んだのは、被害者からの「変わらない」優しい眼差しだった。そのために結婚という「人生の選択」をしたんですよね。
 でも、その眼差しは他の人にも注がれるものだと知った。だからこその嫉妬と、激情。人の気持ちや心は移ろいやすくて、どうしても変わってしまうものなのかもしれない。
 そう考えると、犯人である奥さんがクラブに昔の写真を未だに飾ってるの、結構なホラーですよね。20年経っても変わらぬ「変わらない」眼差しへの執着。薄暗い情念を感じる。女は怖い……みたいな話じゃろか。

芳賀 「俺は、狩野が撮ったあの写真に負けたんじゃない。あの写真から真実を読み取った、あんたに負けたんだ」

 それを言うと芳賀さんのこのセリフもきっと、そういうことよね。
 科学捜査は日進月歩。変わりゆくものだけど、それを扱う者が変わらぬ情熱と信念を持っていなければ、正しく真実を読み解けない。少なくとも、この『科捜研』の世界では。
 芳賀さんたち3人の関係性の話でもあるのかもしれない。ああ、もうよくわからんな。読解力ほしいね。




◆またマリコさんがメディア露出してる……


 何度目だナウシカ。そうやってメディア露出度が高いから変な人に粘着されがちなのでは?

日野 「今回ばかりは、20年分疲れた気がするよ……」

 日野所長が20年分の疲労を抱えたら、またぶっ倒れるとかじゃなくて本当に白骨死体にでもなりかねないのでやめてくださいw




◆榊マリコここに在り


 ストレートに親バカぶりを披露していくマリコパパには参るね。これでいて、S6当初は多少マリコさんとギクシャクしてたってのが信じられんw

土門 「いえ……変わってません。榊は……何があっても」
伊知郎「……ほう……なるほど。変わらずにいられるってことはそれだけ、人に恵まれているっていうことかもしれませんな

 そりゃ外見だの対人での様子だのは多少なりとも変わっているかもしれないけど、マリコさんの本質はいつだって変わっていない。その本質があるから、マリコさんは人に恵まれるのかもしれない。それを土門さんの表情や言い方で確信するの、ホント粋だよなぁ。好き。

伊知郎「これからも、マリコのこと……」

 だからって、大事な娘を勝手に男性に任せようとすんなよマリコパパ!!!
 これ、二次創作でよく見たやつだ……土門さんに「娘をよろしく」するマリコパパの話、私はたくさん見た気がします。気のせいかもしれません。
 最後に笑みや握手を交わすところからも、もはや土門さんが父親公認になっちゃってる。ぶっちゃけマリコママ的にも公認だろうし、土門さん、もう両親へのサツアイを済ませちゃったんだな……気が早い……!
 この父親へのサツアイ、どういう意味合いのものかというのは視聴者各々が勝手に妄想するしかありませんが、前回を踏まえるとより一層エモくなるかもしれません。同じ生き方を選んだ同志によるサツアイ。
 まぁ、そんなことはさておき、「ん?」って首をかしげるマリコさんのかわいさが破壊力満点でした! ありがとうございました!と言って終わっておきます。娘になったマリコさんは本当にかわいい。





簡単雑感


 土門さん全っ然出てこなくて笑ったw いや嘘、寂しかった。
 だけど、実は他のレギュラーの出番も少なめだったと思う。日野所長とか宇佐見さんとか。
 でも、敢えて「榊マリコ」独演劇場にしたとも見える。

 前回までが「人生の選択」テーマの話だとするなら、今回は「人生の選択のその後」じゃないですかね。その後の「変わるもの、変わったもの、変わらないもの、変えられないもの」の話。
 被害者や犯人である奥さんもそうだけど、人の気持ちや心をずっと変えないままでいるのは難しい。
 でもマリコさんは、この20年間ずっと、科学に対する信念を失わずに正義を遂行してきた。
 前回の話では「化け物」呼ばわりすら受け入れてしまいそうな覚悟をもっていたことがわかったマリコさんたち。確かにマリコさんのフットワークとか色々がずば抜けてるのももちろんあるんだけど、周囲の人間とチームで事件解決に取り組んだり、暴走しがちなマリコさんを受け止めてくれる周囲がいてこその「榊マリコ」だったし、これからのマリコさんもそうなんだよ、という話とラスト。
 マリコさんを信頼してるからこそ、今回の土門さんはマリコさんを過剰にサポートしてくれるわけじゃなくて要所要所の手助けだけだし、周りもなんだかんだ言いつつ付き合ってくれる。
 それがこの京都府警の日常になっているくらいに、マリコさんは変わらないし、周りは変わっていくし変わらないままでもある。

 そんな「今までの日常のリフレイン」こそが20年間の結論であるみたいな、それっぽく言うとそんな感じじゃないかなぁみたいなそういう。
 「榊マリコは人に恵まれているからこそ正義を遂行できる」が、この20年間の結論なんじゃないかなぁ。
 最後のマリコパパのセリフで、一気に「友情・努力・勝利」を埋めて本当のジャンプ主人公になったマリコさんであった。
 ほらやっぱり、マリコさんはジャンプ主人公じゃん!
 もっと言うなら、『めだかボックス』ですよ。幼馴染の善吉という箍がある状態のめだかちゃんじゃん!
 この話はちょっとにとどめておこう。

 前回のラストから今回のラストに繋がっていると見るなら、これはだいぶ希望ある終わり方じゃないかなぁと思います。
 だって「化け物」呼ばわりも受け入れてしまいそうな覚悟を持ったマリコさんって、ホントにめだかちゃんじゃないけどいつかはその箍が外れてしまうかもしれないじゃないですか。
 そうしたら、強すぎる正義感で自らの身を滅ぼしてでも正義を遂行しようとした、あの落合刑事みたいになっちゃうかもしれない。死んでしまうかもしれない。落合刑事はマリコさんのネガ的存在だからね。
 でも、マリコさんには仲間や同志という箍がある。それがマリコさんを人間足らしめている存在なんですよ、という終わり方。
 これからもマリコさんはどんな「生き方の選択」をしても「化け物」なんかになったりしないし、仲間と一緒にやっていきます。そんな流れを思わせるラストは十分、通年放送の最後にふさわしい希望あるラストだったと思います。
 これで次シーズン以降にマリコさんが闇堕ちしたら泣くので、そこらへんはちょっとこう、やるにしてもマイルドにお願いしたい。と、日和ったことを言いますごめんなさい。

 そんなわけで、最後まで非常に楽しかったです。
 事件も二転三転して先が読めなくて本当に面白かった。よかった。
 残りはS19総括になりそうなので、感想まとめで。

 『科捜研』S19に関わった全ての方へ、1年間、本当にありがとうございました!










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