テレビ「この男は、自分の野心のためだけに生きてるのよ!」
テレビ「野心を持つことの何が悪いの? 私にも野心はあるわ!」
妹「……女にも野心がある。しかし女は、それを『夢』と呼ぶのです」
母「!?」
私「!?」
再放送の2サスを一緒に見ていたら、高校生の妹がいきなりこんなことを言い出してぎょっとしてしまったが、どうやら東京経済大学の広告のキャッチコピーらしい。電車の中で見たんだって。あ、ああ……そっか……
お姉ちゃん、てっきりもう妹が私より早く大人の階段登っちゃったのかと思ったよ……
あまりにビックリして、見ていた2サス再放送の内容がぶっ飛んだ。『狩矢父娘』シリーズって、最初の方は夏目くんがいないのか……
誰得2サス感想ー。
評価は
◎(名作!)
○(良作)
△(微妙)
×(ダメ)
検事・朝日奈耀子13
△
/ハ
ヘ⌒ヽフ
( ・ω・)<きょうはかつにされるの
{ U Ul
ヾ.,____,ノ
恐喝に次ぐ恐喝。みんな恐喝されすぎ、強請りすぎ、強請られすぎ、写真や映像に撮られすぎ。作り話の中でも恐喝。お前ら、そんなに恐喝好きか。
未來貴子が生粋のクズ。自己中心的な理由で3人も死に追いやった上に上辺だけの反省、間違い無くアレは死刑。そら朝日奈さんも「絶対にあなたを許さない!」するわな。
かといって、ほぼ無実のムチマキこと宮本真希の行動も(ついでに演技も)くっそウザかったんで、あんまり同情はできなかったり。おっぱいをもっと映してくれたらよかったのに。
ラストはアレ、ムチマキにストーカーして住居不法侵入までしちゃってた相島さんがフラれたって解釈でよろしいか。劇中では「ムチマキが相島さんの過去の罪を許したんだ」って好意的解釈されてましたけど、私にはどうしてもそんなポジティブな言葉には聞こえなかったけどなぁ。
話の筋には全く関係ないが、今回はヤマさんというか内藤さん出ずっぱりで嬉しかった。冒頭で相変わらず愛妻弁当持ってきてたり、まさかの病院嫌いが発覚したり(朝日奈検事はお医者さんなのに)、一緒に色々調べてくれる相変わらずの有能っぷりだったりで、いやぁ堪能しました。撮影時期が良かったんだろか。奥さんの役者さん変わってたけど、もう少し若い人おらんかったのか。20歳は年下のはずだし、あんな可愛い愛妻弁当作ってくれるような人には見えなかったな……
しかし、こういうことを男の人に言うのもアレだが、今回のヤマさんはかわいかった。あの風貌で「重大な病気だったらどうするんだよ(´・ω・`)」とか言って病院行かないとか、これは何推しなの。ねぇ、何推しなんですか? 結局ただの風邪だったし。
映画『アニメミライ2013』を見た。30分の短編アニメ×4本。結構人が多くて、平日の夜に見に行ったんだが7割ぐらい人が埋まっていた。
ということで、予告編を見ただけで見に行った、事前知識もアニメの知識もないド素人による超簡単感想。ネタバレもあるかもしれない。申し訳ない。
・『龍 -RYO-』
RYOたんがあざとかわゆい。龍馬さんに懐いていく過程がかわいい。
絵が綺麗。
話は……なんか、既に完成してるアニメのダイジェストっぽかった。
悠木碧さん(字あってる?)が、あんな声も出せるとは……
それ以外は、特に印象に残らんなぁ。1番最初だったのもあるが、全体的にインパクトに欠ける感じだった。
悪い意味で印象に残ったのは、RYOたんの猫耳でしょうか。そういうのがあるから、全体的に「あざとかわゆい」としか言い様がないんだよな。
・『アルヴ・レズル』
ラノベ原作の深夜アニメ第1話、といった感じ。
おっぱい。尻。裸。兄妹(じゃないかもしれない)のキス。そして謎組織とのバトル。
近未来というにはハイテクすぎる世界設定も、色々詰め込まれた専門用語も、ついでにヒロインがキタエリさんというところも、「ラノベ原作の深夜アニメ」っぽい。あれらは間違いなく初見じゃ消化できないが、なんとなくわかればいいってことなんだろうか。
水を被って電撃浴びても死なない主人公は、電気伝導率の低い鉄の男。鉄が実際に電気伝導率が低いかどうかの話ではない。
そして話のオチにケチをつけるようで大変申し訳ないが、あそこで「ポエム」はねーべやな……と。
・『デス・ビリヤード』
色々描写が荒かったような気はするし、そもそも話の展開はものすごくベタなんだが、「30分の短編アニメである」ことを意識しているのは、4作品の中でこれだけだった気がする。
いや、ちゃんとオチをつけているのは『リトルウィッチアカデミア』もそうなんだが、あっちはなんというかその後も続きそうな感じだったし。30分で終わることを意識していてそれが強かったのは、こっちの方だったかなぁ、と。
若い男の最後の吐露がアリかナシかで話の評価が決まりそう。私は吐露そのものはアリだと思っているけど、言葉の選び方がちょっと納得いかなかった派、ですかね。
・『リトルウィッチアカデミア』
健全かつ王道な魔女っ子アニメ第1話。
落ちこぼれで有名な存在に憧れる主人公、大人しく心配性な眼鏡っ娘、ローテンションで薬を操る子、ツンデレ優等生と取り巻き、今は陰の存在になった有名魔女。
そしてひょんなことから手に入れた、憧れの人のアイテムで窮地を脱出。
まさしく王道。文句のつけようがない王道。
絵がぐるんぐるん動くし、話の起承転結もしっかりしていていた。1番「アニメ」してたのはコレだと思う。
あまりに王道すぎて、くだらねーケチもつけらんねー的な感じです。よかったです。
個人的な評価は、
デス・ビリヤード>リトルウィッチアカデミア>アルヴ・レズル>龍-RYO-
でしょうか。あくまで単品として見た場合ね。王道すぎる王道より、ちょっと荒いぐらいの方が個人的に好み、というだけの話なので、評価自体はあまりアテにはしないでほしい。
これがコンペとかプレゼンで、選ばれた作品に続きがあります!とかだったらまた違うかな。
「30分の短編アニメである」ことを強く意識してたのが『デス・ビリヤード』ぐらいだった。
『龍-RYO-』はダイジェストだし、他2作品はこれから1クールやるアニメの第1話っぽい(ただし、『アルヴ・レズル』と『リトルウィッチアカデミア』は「第1話っぽい」のニュアンスが違う、とは言っておく)。それが悪いとは思わんが、やっぱ短編なら簡潔に完結してる方を選ぶよな、っていう。
驚いたこと。
声優さんが、アニメに全く詳しくない私でも知っているぐらい有名な人がいた。なんか勝手に新人声優さん中心かと思ってたんだが、めちゃベテランさんがいっぱいいたよ。
もうひとつ。ネタバレになるからタイトルは言わないけど、とある1本にまさかのはぐれ死が。途中まで殺意を持って襲いかかってたから純粋なはぐれ死とは呼べないかもしれないが、致命傷(?)がはぐれ死。まさか劇場、しかもアニメではぐれ死を見るとは思わなんだ。
それ以上に1番驚いたのは、Twitterに「『アニメミライ2013』見た。劇場の席が7割埋まってた」って書いただけで、公式アカウントから見た劇場を特定したリプが来たこと。どういうことなの……
身体が軽い……こんな幸せな気持ちで歩けるなんて初めて。
もう、何も怖くない。
今の心境は大体こんな感じなんですが、アカン、これ死亡フラグや。
そんな感じでこの春から、新生活始めます。別名「元の木阿弥」。4月ぐらいから、ちょっとパタパタするかも。
自分の中にある「嫌い」という感情は、己を縛る枷になる。「人の振り見て我が振り直せ」なんて、まさにそう。
それがいい方向に働くこともあるからその感情全てを否定するわけじゃないけど、物事を「好き」になれたら、きっともっと自由になれる。
わかっちゃいるつもりなんだが、難しいよね。特に私は、物事に対する選り好みが人一倍激しいので肝に免じておきたい。
久々に本屋に行ったら、ナンシー関の未掲載コラムの本と、中村うさぎとマツコ・デラックスの共著を見つけた。全部ハードカバーで合わせて4冊、買ってしまった。
マツコ・デラックスはぶっちゃけどうでもいいんだけど、ナンシー関と中村うさぎは学生時代の私の中に色々強烈なものを残していった人たちなので(「影響を受けた」だとおこがましい)、なんか懐かしくなった。
この人たちと、個人ブログやサイトだから名前は出さないけど2人、全部で4人。この人たちがいなかったら、今頃こうやってネットの片隅でぶつぶつとくっだらないことを書きためたりしてないんだろうなぁ、と思う。
皆さんがどう思ってらっしゃるかはわかりませんが、少なくとも私はブログもTwitterも楽しいです。嫌なこともあるけど。それでも、それを帳消しにしてくれるぐらいは楽しいつもりです。
こういうことをわざわざ改まって言うのは自意識過剰の極みみたいでこっ恥ずかしいんですが、いつもお付き合いいただいて、感謝です。