【警視庁捜査一課9係 season11】第2話 感想

警視庁捜査一課9係
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CASE2 殺人整体

ゲスト:白石美帆、川岡大次郎、渋谷飛鳥

脚本:瀧川晃代
監督:新村良二


整体って気持ちいいよね。最近行ってないけど。以前、「左右で足の長さが7ミリ違う」とか言われて矯正してもらったんですが、しばらく行ってないからまた身体が歪んでるような気がする。
というわけで、今回のサブタイと事件発生場所は「整体」。鍵は「カクレクマノミ」。

今回も感想いってみよう!





◆冒頭(正確には違うけど)から倫子ちゃんの手料理を朝から食べられている浅輪爆ぜろ!!!!!
料理美味そうだし!!!!
朝早くから起きて作ってもらってるとかなんだよそれ!!!!!
しかもお弁当まで作ってもらいやがって!!!!!
うがああああああ
「一汁三菜」は、改めて聞かされるとなんというか、心にグサッときますね。こ、心がけます……すみません……
倫子ちゃんからの「旦那さま」呼びや結婚雑誌(雑誌タイトルはそのままズバリ『マリッジ』)なんていう結婚へのプレッシャーに、ちょっと戸惑い気味の浅輪さん。
まあ、倫子ちゃんの態度の変化がいきなりかつあからさまなのでわからなくもないが、そろそろ浅輪さんは白黒ハッキリした方がいい。
……いやいや待て待て。なんか当たり前のように「これはある日のこと……」みたいな始まりになってますけども、結局、前回ラストのあのプロポーズに、浅輪さんはなんて返答したんだ。
そこが視聴者が一番知りたいところだろ! どーなんだよ浅輪! おい!
話には直接関係ないんだけど、浅輪さんの住んでるところ変わった? たぶん今回の話からするに、前回から今回までの間に浅輪さんと倫子ちゃんは再び同居し始めたわけだけども、なんか前シーズンまでとは住んでるところ違うよね? っていうか、前まではマンション住まいだったはずだけど、今回は(室内しか出てないけど)見てる限り、窓の作りとかからして一軒家か、マンションにしても結構広い1階の部屋な気がするんだけど……巡査部長に昇進したから思い切って、ってところなのかな。


◆事件発生時(最初の現場検証時)にサブタイが出る仕様に戻った。確か前シーズンはサブタイが出てなかったような。というか、前回も(2時間スペシャルだったから)そうか。
すっげー細かいことですが、割と重要です。私にとっては。


◆凶器のハンマーがなんで現場に? っていう質問に答えてあげた(「整体の道具ですよ。これでツボを押したり、叩いたりするんじゃないですか」)矢沢さんが、質問をした青柳さんにそのハンマーと同じもので叩かれるという悲劇。しかも2回。い、痛そう……


◆青ちゃんが! 「カモミール」とか「ゼラニウム」なんていうシャレオツな言葉を知ってたのか!
と、とてつもなく失礼な驚きが。
でも、正解はそれぞれ「ハイビスカス」「ラベンダー」
安定の青ちゃん知ったかぶりか……と思ったら、実は青ちゃんの観察力と記憶力はパねぇっていうage描写の前フリだったっていう。
そうだよなぁ、忘れがちにはなるけど9係の皆さんって基本的には優秀だもんなぁ。ってのを思い起こさせてくれますね。


◆浅輪「そういえば係長、こういうの飼ってるんですよね?」
え? そうなの? でも係長曰く、「僕が飼ってるのは淡水魚」らしいですが。
今までの話に、そんな話題って出たことあったっけ……
というか、シーズン8まで一緒に飲みに行ったことすらなかったはず(参考:season8第6話『127の殺意』)の浅輪さんが、謎だらけの(未来の)お義父さんのプライベートをよく知ってるな。それだけ付き合いが長くなったってことか。


◆今回の早瀬川先生は、さりげなく大事なこと(「被害者の死因は鈍器で複数回後頭部を殴打されたことによるもの」、要約)と、視聴者や小宮山・村瀬コンビに先入観を与える発言(「整体によるセクハラは明るみに出にくいらしい」的なこと)を1シーンで述べていて、とても大事な前フリしてやがりましたねっていう感じでお仕事お疲れ様でした。


◆(未来の)愛妻による手作り弁当をひとりで食べようとする浅輪さん爆ぜればいいのに。
お前なんか! 青柳さんと矢沢さんにずーっと冷やかされながらお弁当食べればいいんだ! くっそぅ! あのお弁当、ベタベタに甘々な愛情が溢れてるわけでもなくそれでいてどことなく可愛らしくて、ちくしょう羨ましいよぉおぉぉおおお! 爆ぜろ! すっげー爆ぜろ!
「卵焼きはアレ」で盛り上がる9係の皆さんが可愛かったので、これからも倫子ちゃんの愛妻弁当ネタは続いてほしいです。で、結局「アレ」って何?


◆青ちゃんによる、初回から引き続き今回も「小宮山さんの捜査割り振り分担を上手いことやり過ごす」→「捜査に行くふりで皆を遠ざける」→「実は自分だけ気づいてたことがあった」→「自分だけ抜け駆け捜査」の流れ。
安心安定の流れすぎて、矢沢さんの「おのれは……!」ってツッコミすら流れの一部。そういうところが大好きです。もちろん、捜査員としてはどうかと思うってのは置いといてw


◆岡部さんの話を聞きながらメモする村瀬さん、それ本当にちゃんとメモできてるのか? じーっと岡部さんの方にだけ視線向けてて(というか睨んでる?)、メモを全く見ていない。


◆音川美波さんについて、「言ってもいいのかしらー?」とか言いつつも、喜々として語るご近所さん怖い。
いっつも思うんだけど、どうしてご近所さんってあんなに他の家のことに詳しいんだろう。私は、というか我が家は皆そうなんですけど、本当にご近所さんのことを何にも知らないので。
どんな場合でも必ず、絶対ひとりは「ご近所のうわさ話に精通してる人」っているよね。何あの情報網。怖い。うちも何か噂されてたりするのかなぁ。


◆1回目のCM明け、音川さんの母校で彼女の過去について聞く→村瀬さんの「あんたって人は毎回毎回、本当にもう……」が微妙につながってないように思えたんだけど、私だけだろうか。なんかどこかシーンカットしたような唐突さを感じた。
あの態度からするに、青ちゃんが自分から皆に音川さんのことを報告したわけではない。ということは、矢沢さんが音川さんのことをチクった? が正解なのかな。
どうでもいいけど、そのときの矢沢さんのシャツが……目覚めんばかりの鮮烈なブルーでちょっとビックリ。ネクタイもなかなか派手だったし。
なんだよ、あのカラーセンス。誰が選んでんだ。前からたまに矢沢さんのシャツやネクタイってイカしたセンスなときがあるけど、アレって早苗ちゃんセレクトなのだろうか。


◆美波さんは引きこもりな上に、最初に音川さんの家へ行ったときは母親が美波さんとの接触を頑なに拒んでたのに、どうやって美波さんを警視庁の取調室まで連れだしたんだろうか。整体サロンには一緒に来たのに、母親が一緒に来たような描写もないし。
まあ、これに関しては事件当日の夜、美波さんが(事情があったとはいえ)ひとりで整体サロン近くの公園まで来たっていう話なので、「四六時中家にいるわけでも、家から出るのに親の助けがいるほどの引きこもりってわけでもない」ということで納得は可能なんですが。
その後、青ちゃんと矢沢さんが普通に美波さんの部屋を調べてるのは、割と違和感あったなぁ。母親の描写もなかったし。なんかああいう場合って、噛み付いてこられそうじゃん。「うちの娘は何もやましいことなんかしてません! 早く娘を帰してください!」とかなんとか。別にそういう描写を入れる意味は殆ど無いけど、なまじ最初に家に行った時の態度がアレなので、ちょっと気になりました。それだけです。


◆イルカのガラス製置物の裏のプリクラに気づいたのも青ちゃん。そこから美波さんに関する真実に気づき、美波さんを揺さぶって新事実を本人の口から引きずりだしたのも青ちゃん。今回、スポット回だったわけではないけど青ちゃんage回だったのか。
青ちゃん、こういうキャラだけど実は一番男女の機微に敏感だったりするよね。
妙子さんは元気なのだろうか。今期出るかなぁ。いや、今までのシーズンで出なかったことはなかった……よね? 倫子ちゃん以外のヒロイン枠で唯一シーズン皆勤賞、だよね?


◆確かに村瀬さんは「チャーム?」ってオウム返しに聞き返してたけど、それは別に「チャーム」という言葉の意味そのものがわからなかったわけじゃない……よね? あれは小宮山さんによる視聴者へ向けた説明、ってだけだよね? いや別にどっちでもいいんだけど。


◆律子さんと被害者のやり取りは、あまりに感情が噛み合ってなさすぎて、いっそ漫才でもやってんのかって感じだった。
唐突にカクレクマノミの世話してきた自分の苦労(※ただし律子さん視点での話)を恨み深く語りだすから、旦那さんも戸惑って「律子……どうしちゃったんだよ?」ってなるし、本人的には繋がってるつもりでも他者からすると脈絡なく、旦那さんへの深い愛情(※ただし律子さん視点での話)を語り出すから旦那さんも「急いでるから」とその場から逃げ出そうとするし、「あなたをセクハラで訴えるわ! セクハラ整体師になるか、私か、どっちか選びなさいよ!」ってキレだす律子さんの言葉がもうヤンデレだし、いきなりそんなこと言われたらそりゃあ旦那さんも「え?」ってなるわ。
いや、ある意味では理解しやすいやり取りなのかな。ヤンデレに執着される男性、という図。これは怖い。そりゃあ逃げ出す。私もこんな人が周りにいたら逃げる。怖いもん。
なので律子さんの「行かないで……行かないで……行かないで……!」ハンマーがつんは、あまりに感情と行動の揺り幅が大きすぎてちょっと笑えるんだけど、「ヤンデレに執着されたあるある」という意味では理解は可能。納得できるっていうわけではないんだけど。


◆それ以上にヤンデレだった、今回の真犯人・岡部さん。「共同経営者」という言葉にあれだけ執着している人、初めて見た。「恩を着せる」ということに自覚的な分、律子さんよりはある意味マシな気はするが。
しかし律子さんは、なんで店の客でしかない岡部さんの借金を全額肩代わりしたり、わざわざ仕事を紹介してくれたり、就職祝いにチャームをプレゼントしたりしたんだ。いくら旦那さんとのことを相談に乗ってくれたからって、それは行き過ぎでは。その結果がこれだよ!
なんというか、過剰に思わせぶりなことをして知らず知らずのうちにヤンデレを引き寄せ執着させてしまう、という意味では、今回の被害者も律子さんも似た者同士だった、ってことなのかもしれない。


◆海水魚に限らず、ペットって飼うの本当に大変なんだって聞きます。飼い主には知識もお金も時間も必要だって。私自身はペット飼ったことないんですけど、友人がペットをたくさん飼っているのでよくそんな話を聞きます。
つまり、ある程度健全な生活をしていないとペットを飼う資格はないということ。カクレクマノミという思い出の生き物が、そのまま彼女の生き方への改善策になってる、っていうのは、上手いなぁと思いました。


◆意地の悪い言い方をすると、あの倫子ちゃんの不気味なまでの結婚への浮かれっぷりっていうのは、自分が目指すパティシエへの道を一旦閉ざされたことによるもので、人生経験を積もうという(意識的にせよそうでないにせよ)思惑あってのことなので、倫子ちゃんの本心そのものではないんだよなぁ。あくまで「パティシエ」っていうワードがすごく纏わりついている。
どう見てもこのまま突っ走ってもいいことはないだろうけど、そこに倫子ちゃん本人が気づいているのか、っていうのは最大の問題だよね。浅輪さんは言わずもがなそれに気づいてるっぽいけど、ハッキリそこを指摘することは、少なくとも今の段階ではできなさそう。
逆に言うと、言い方は悪いがこの状況を利用しちゃえば、あっという間に念願叶って倫子ちゃんとの結婚というゴールにたどり着けるんだけど、たぶんそれも浅輪さんには出来ないと思う。良くも悪くも。
この足元がふわふわしている倫子ちゃんとそれに戸惑う浅輪さんのカップルが、どういう経験を経て、どういうところに落ち着くのか。それが今期の主なサブストーリー(ファン的にはメインストーリー)でしょうか。
まあなんにせよ言えるのは、私も倫子ちゃんが作ったビーフストロガノフとか三段弁当食べたいわよ!!!!! ってところでしょうか。私にも食べさせろ。



刑事ドラマのお約束、「1クールに1回はヤンデレ犯人を投入しなければならない」「女は怖いよ」のノルマを1回で達成。
今回の登場人物たちは、なんつーかそれぞれ人として大切なモノが欠落してるところがあってなぁ。
岡部さんは上で書いた通り。

律子さんは、被害者である旦那さんのことを「愛してる」「信じてる」と言いつつ同時に旦那さんを信じ切れずに憎んでると指摘されてたけど、それ以上に厄介な感じだったぞ、アレは。
だって自分が勝手に「捨てられる」と思い込んだだけなのに、自分とかつての教え子のどっちが大事なのかと迫るわ、セクハラ整体師の汚名を着せてまで自分のもとに縛り付けようとするわ、それをこじらせて殺害にまで至るわ、死んでも尚(自分に疑いを向けられないための偽装工作という面もあったかもしれんが)「セクハラ整体師」の汚名を着せて旦那さんの名を汚すわで。
何がそこまで彼女を負の方向に動かしたんだ。
「昔はどんな些細な事でも私に相談してくれた。主人の世界には、私しかいなかったから。でも気づいたら、主人は私を必要としなくなっていたんです」
「だからもう一度、昔みたいに戻りたかった。あの時みたいに主人の周りが敵ばかりになれば、必ず私のところに戻ってくる」

っていう言葉から明らかなように、結局は、「ここまで面倒見てあげたのに、恩知らず。自分の思い通りにならないならいらない」っていう、子どもの逆ギレを更にタチ悪くしたようなものなんだよなぁ。なんかすごく幼稚で、怖い。残酷だ。これは果たして愛と呼べるのかしら。
そこが疑問なので、係長のカクレクマノミによるご主人の真意(あくまで推測)をフォローするのに加えて、「あなたはどうしてご主人を信じてあげられなかったんですか」っていう説教が、微妙にピントがズレてる気がした。これはこんなに優しくフォローされるべきものじゃなく、もっと糾弾されてしかるべき自己中心的な行為だと思うんだけどなぁ。

で、10年前の話。
美波さんと被害者の10年前の話って、アレはたぶん休日のことだよね?
作中で休日だったとは明言されてないけど、美波さんの10年前の事件については「練習に向かう途中だった」としか明らかになってないし、学校がある平日に教師と制服姿の生徒が揃って江ノ島の水族館で遊んでたらそれはかなり目立つだろうしってことで、おそらくは休日練習に向かう途中だったんだと思う。
ということで被害者も、「まあ休日だし」みたいな気の緩み?みたいのもあって、美波さんの願いを叶える形で一緒に水族館で遊んであげたりしたんだろうけども、被害者にも教師としての危機意識が微妙になかったってのは問題だよなぁ、とも思う。
もうちょっと被害者側にも「思春期の異性と関わる職業の危険性」みたいなのがあれば、たぶん現実は違ったものになってた気がする。
たぶん被害者もそれがわかってたから、特に反論とかせずに黙って退職しちゃったんだろうけど、そこはせめて真相をきちんと周囲に説明していれば、後々の美波さんや自分のためになったと思うんだよなあ。

美波さんは、自分の事情だけで後先も考えず休日に教師を連れだして振り回したってところで相当アレだし、その結果、気持ちは理解できなくもないけども真実を喋らず口をつぐんでしまったことが原因で被害者の人生を相当大きく変えてしまった、っていう事実がなぁ。
そしてこれは彼女だけの問題じゃないけど、それが結果的に今回の事件の引き金だったと言える。
最後に彼女が反省して事実を受け止め、立ち直ってくれそうなことだけが今回の唯一の救い……なのかな。

なんというのか、それぞれの行動の結果が違うとはいえ、誰もが「相手のことを本当の意味で思いやることが出来なかった」故の悲劇って感じ。話し合うことの大切さを教えてくれる話ではあった。しかし、なんでこうなった。登場人物が選んだ行動が、常に最悪の一手になってたって感じ。そうじゃないと殺人までは起きないか。

とか長々書きましたが、話としてはなんか捻りすぎた感アリアリで、面白みはあまり……捜査自体も、割合淡々と進んでたし。
それと私の読解力不足かもしれませんが、結局律子さんは岡部さんが自供するまで、彼女が真犯人だと知らなかったんだろうか。なんかそれだと色々矛盾があるような気がする。


そんな感じで次回ぃぃぃぃぃぃ!


絵の具まみれの死体! なんかグロいぞ!
村瀬さんによる「小宮山くん、ついにオカルト的なモノに手を出してしまったのか」ってなんだ?
サブタイは「カラフルな殺人」(現時点)。なんかコミカルなタイトルだけど、一体どうなる?

ってなわけで、次回以降も期待! してますよっ。

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