【科捜研の女 season21】第1話 感想

科捜研の女
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第1話 榊マリコの選択

さらばマリコ!? 異動…元夫が急接近!! 波乱のスタート

ゲスト:渡辺いっけい、沢城みゆき、田邊和也、東山龍平、松本海希、中村凜太郎

脚本:戸田山雅司
監督:田﨑竜太

 今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
 選択肢が雑。「S3最終回で見た」とか「再放送で見た」とかがない。なので、「知ってる」か「知らない」かぐらいしか参考にならない。
 そんな雑なアンケートですが、こんな結果になりました。としか言えない……雑なアンケートをやったツケである。もっと事前に選択肢は精査しなければいけないという好例。反面教師にしてください。
 「知ってる(けど見たことはない)」人も「知らない(誰だお前!)」の人もいる。20年の月日は長い。
 そんな倉橋さんが出てきた、今回!

 ※当ブログでは劇場版のネタバレを多大に含む可能性があります。
  少なくとも、1回は観ていることが前提での感想です。
  観てない人はそれを了承の上、読んでね!

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 土門さんは意地っ張りなのでルカリオ向きの性格です(タイプも鋼・格闘だし)。

この話の見どころ

◆劇場版の劇伴だ!

 サントラで言うところの『秘密基地』でいいのかな。関係ないけど、劇場版でこの音楽が流れる加賀野教授の研究室のシーンはどうしても笑う。いくらなんでも 特撮の悪役っぽさがすごいんだよw
 それ以外にも、劇場版のサントラがちらほら流れていましたね。S21は劇場版のサントラも解禁していくということなんでしょう。劇場版のサントラも大好評発売中! ぜひ買おう!(ダイレクトステマ)

◆血まみれマリコさん

 で、血を流して倒れているマリコさんは何事かというと、科学捜査臨時講習の一コマ。榊教官、だって。

マリコ「外見が刺殺を疑わせる状況でも、死因が判明する前、遺体の口に顔を近づけるのは危険です。青酸毒などで二次被害が出る可能性があるからです」

 厳しいけど、教官のマリコさんは正しいことしか教えなさそう。藤倉刑事部長が言ってた無茶なやり方は……うーん……w

呂太 「ねぇねぇねぇ。あの倉橋さんって人、警察庁のお偉いさんだよね?」
日野 「刑事指導連絡室の室長で、マリコくんの元ダン」
亜美 「去年のダイエット菌事件で、散々こき使ってましたけど」

 たぶん実習を見学してるんだと思うんだけど、なんかこの位置だと覗き見にしか見えないよw
 マリコさんの元旦那、科捜研内で超有名人じゃん。つまり劇場版であの怒涛の無茶振りをしてた相手が元旦那であること、みんな知ってるんだな。この様子だと、情報源はマリコパパかな。ぽろっと「元旦那をここまでこき使うとはねぇ……」みたいに言ったのだと妄想。特に無茶ぶりの規模がすごかった劇場版でマリコさんにこき使われた人トップ3には入ってるよね、倉橋さん。

宇佐見「ああ! その時の借りを返すために、科学捜査の臨時講習を引き受けたってわけですか」

 そうなんだ? マリコさん、そういうところは義理堅いのか。
 いや、自分的にも興味がある(科学捜査の講習)から引き受けただけかもしれない。これがマリコさん並の無茶振り返しだったら、マリコさんは引き受けただろうか。わからんw

◆倉橋「使う?」

 これが沢口さんが言ってた、ハンカチのアドリブシーンなのかな。マリコさんの「ありがと」が、すごく生っぽい、いや素っぽくてめちゃいいな。好き。倉橋さんには気を許してるんだなぁとわかる一コマ。
 でも、ハンカチであの血糊拭いていいの!? みたいなことは思うw 血糊って水で落ちるのかな……?

◆宇佐見さんと呂太くんがイケメン

 そんなことはとっくに知ってる、と言われそうだが、この2人がイケメンである。特に宇佐見さん、髪の毛さっぱりして劇場版よりイケメンじゃないか?
 やっぱり髪の毛はさっぱりしてる方がいいよ。好みの問題かもしれないが。でも髪の毛は人の印象の7割ぐらいを担うって話もあるわけだし。さっぱりしましょ!

◆OPカッコいい!

 毎年言ってる気がするが、OP気合入ってるな! カッコいい!

◆マリコ「科捜研の仕事は、私の天職だと思っています」

日野 「だったら、無理に引き受けなくても……」
マリコ「同時に、科捜研で20年以上にわたって培った現場での科学捜査の経験を若い世代に伝えることも、大変価値のあることだとも思います」

 日野所長、普段はマリコさんのことを「トラブルメーカー」だと思ってそうなのに、こういうときは引き止めるの、ホント所員思いなんだなぁとわかってホッコリする。乾くんの時も相馬くんの時も、1回は引き止めてたもんね。
 で、マリコさんの話。これは本当にそうだと思う。いくらマリコさんひとりが優秀でも、マリコさんが仕事を退職したときにそれは失われてしまう。ならばそれを若い世代に伝えることは、とても大切なことだと思う。マリコさんもそれをわかってるようで、ちょっと安心しました。
 それを『科捜研の女』の中でやるかどうかはさておき、やっぱりマリコさんを継ぐ者はいてほしいなぁと思う次第です。
 いや、あくまでドラマ内の話ですよ。ネオ『科捜研』をやってほしいって意味じゃないよ!?(某週刊誌ネタ。その語感にめっちゃ笑いました。)

◆藤倉刑事部長は見守る

藤倉 「鑑識から刑事部長になった自分だから言うわけじゃないが、あえて違う道に乗り換えることで、可能性が広がることもある。3ヶ月、じっくり考えてみたらどうだ?」

 ふ、藤倉刑事部長が優しい……
 いや別に、いつもいつも厳しい方だとは思ってないですけど、こういうときにはホント的確な助言をくれるんだよなぁ。だから好き!

◆土門「また何かやらかしたのか?」

 だとしたら、土門さんが知らないわけないと思うんですけどどうなんですかね。
 っていうか、土門さんは人のこと言えるんですかね……と思ったけど、最近は異動騒ぎだのなんだので呼ばれることもあったか。ならまぁ、うん、でも人のこと言えないと思うよ土門さんw

マリコ「藤倉刑事部長に呼ばれたからって、いつもいつも怒られてるわけじゃないわよ」

 ホントですよ。でもマリコさんの場合は、怒られてる率高めだよね(酷い)。

土門 「ほう。だったら?」

 気になるなら素直に聞けばいいのに。土門さんのいけず!

◆マリコ「拓也……」

 後ろの土門さんがムッとしてる芸細。劇場版であの「拓也~!」を聞いていたのかどうか。あれはタイミング的には、ギリギリ聞いてないのかな、土門さんは。
 「別れた妻に何の話?」で微妙な顔してんじゃねーよ! 気になるなら聞けばいいじゃん! 土門さんの意地っ張り!!!!!

◆わらじ亭

 (´;ω;`)ブワッ

◆倉橋「だが、マリコにしか頼めないんだ」

 お前、倉橋さん、ズルいな~!
 トレンディドラマ風の今回でこういうこと言い方するの、ズルいな!
 マリコさんだったら断るはずがない、とわかっててこういう言い方してるんだろ。ズルいよw

マリコ「……わかった。私と土門さんで調べてみる」
倉橋 「土門……? うん」

 サラッと名前が出てくるマリコさんと土門さんの強固な信頼関係。
 ここで倉橋さんが微妙に戸惑っているのは、「あのダイエット菌事件で違法捜査した刑事と……? 大丈夫かよ」の戸惑いなのか、トレンディドラマ風に「今の男の影に戸惑う昔の男」なのか。どちらに取るかは、あなた次第です。

◆マリコ「だけど、倉橋室長の話では……」

 さすがに皆の前で「拓也」呼びはしないのか。そういう配慮は出来るのか。マリコさんでも出来るのか!
 でも、別れた夫を未だに「拓也」呼びしてるって、結構だよね。倉橋さん側も「マリコ」だし。嫌い合って別れたわけじゃないにせよ、もう25年は経ってるわけだし。この2人は、ホントにどういう夫婦だったんだべか……

◆蒲原「だからって……俺ですか?」

 そうです。君です。
 というわけで、初回からマリコさんの犬・ポチとして頑張る蒲原刑事であった。いいんじゃないでしょうか、マリコさんのポチポジションは人気の証だし(そうなの?)。

マリコ「20年培った現場での科学捜査の経験、私がきっちり教えてあげる」

 年上女性×年下男性……これは、えっちな予感!
 普通はね。でも、マリコさんだからね。

マリコ「5日経っても残っている証拠を見つけたら、お手柄よ」
蒲原 「やっぱりスパルタ教師だよ。わかってたよ……」

 まぁ、S15からの正義の話でも、マリコさんはスパルタだったしな……(言わずもがな、土門さんもスパルタ)

◆マリコ「土門さん!」

 あらすじにあった「マリコが拉致される」ってこれかい! 蒲原刑事も一緒じゃん!
 河原町署の組対に連れ込まれたマリコさんが、土門さんを見た途端にホッとしてるのはなんかこう、キュンとしますね。わかる。土門さんを見ると安心する。土門さんカッコいい!
 っていうか、土門さんの登場タイミングとかを見るに、土門さんはどこかで待機してた? それとも、土門さん側の捜査が終わってちょうど合流しようとしてた? めちゃくちゃタイミングのいい登場だったよね。

◆土門さんが科捜研に……いる!

 劇場版じゃ来なかったからな。久しぶりな気がする。
 実際久しぶりではあると思う。共有スペースにいたのはS20-2以来じゃない? マリコさんの研究室にはS20-8で来てたけど。
 土門さん、S21での出席率は如何ほどになりそうですかね。たぶん後半になったら『一課長』に備えられると思うんで、ぶっちゃけそこまで期待はしてないんですが、S20並(約3分の1欠席)みたいなことがあると悲しいので、今期はもうちょっとあると嬉しいです。よろしくお願いします。

◆日野所長の気苦労

 「無理して異動しなくていい」(要約)と言った部下がこんな勝手なことしてるんだから、日野所長の気苦労も耐えないよなぁと思う次第です。
 でも、それがマリコさんだから仕方ない。

◆沢城みゆきさん!

 あなたの沢城みゆきさんはどこから? 私は『Go!プリンセスプリキュア』のキュアスカーレットから。名作なので、みんな見よう。
 お名前を知らなくても、声を聞けば一度は聞いたことがあるはず。ルパンの不二子ちゃんだし。『報道ステーション』でもナレーションやってるんだっけ?
 マリコさん、っていうか沢口さんより小柄で驚いた。なのにあんな力強い声も出せるんだ!って。やっぱり声優さんはすごい。
 声優さんをゲストに呼ぶのは、S3のみやむーとかもあるので、ここ最近の流れではない。声優さんは元々俳優さんであることも多いらしいから、実写ドラマにも呼びやすいんだろうか。

◆あなたは上? 中? 下?

水城 「よく言うでしょ。人の一生で金を残すのは下、業績を残すのは中、人を残すのが上だって」

 そういう意味では、マリコさんはすでに上と言えると思うんだな。少なくとも、マリコさんに影響を受けて道を変えた若手は数多くいるわけで(相馬さんが一番わかりやすい)。
 倉橋さんの言う通り、マリコさんはマリコさんが思っている以上に優秀で、人に影響を与えているんだと私は思います。
 翻って自分はというと、金も残せていないので、下の下ですかね……自分で言ってて虚しいけど……

◆ねじれの位置

 同じ平面にない線の関係。交わることも平行になることもない。なんか、やったようなやってないような……
 それを夫婦の関係に喩えた水城さんですが、マリコさんにはどう響いたのか……

◆藤倉「榊。たとえ東京行ってもこういう無茶なやり方、教えるな」

 藤倉刑事部長にしては珍しく、土門さんに配慮せずにぽろっと東京行き漏らしたな。藤倉刑事部長はこういうこと、めちゃくちゃ配慮してそうなイメージ。
 なんじゃろ、「こいつらの関係なら、もう異動するかもしれない話はしているだろう」ということなんだろうか。
 残念! 話してなかった! おかげで土門さんがめっちゃ気にする事態になった!

◆亜美・呂太「ラジャー!」

 若手2人揃っての「ラジャー!」がかわいかった。
 それだけです。

◆蒲原「いいんですか? 土門さん。マリコさんが東京に行って……」

土門 「余計なこと考えるな。行くぞ」

 蒲原刑事にはこう言ったのにな! 土門さんの意地っ張り! 特攻下がる性格!(ポケモン脳)
 っていうか蒲原刑事、土門さんが異動した時は「上の命令は絶対だから仕方ないんだ……」みたいな反応だったのに、マリコさんの時は土門さんに「いいんですか!?」とか言うんだな。
 まぁ、土門さんの時とは違って、本人に選択の余地があるってのが大きいんだろうけど。しかしマリコさんにも懐いてる証拠でもある。さすがマリコさんのポチ(さすが?)。

◆S21最初のマリコビーム

 最近、マリコビームを会得したと噂の蒲原刑事に向けて。本物のビームはこうやるんだよと言わんばかりの眼力。蒲原刑事は逃げられない!

蒲原 「はあ? 捜してって……無茶振りすぎませんか!?」

 蒲原刑事、初回からマリコさんのスパルタ指導を受けるわ、無茶振りを受けるわで着々とマリコさんのポチポジションを我が物にしている。人気のある証だ。よかったねw(本人はよくない)

◆スマホを拾っただけなのに

 映画かな?
 デリバリーサービス。最新のウーバーイーツも取り入れるさすが『科捜研』
 スマホを拾ったら、すぐに交番へ。そういうことですな。人のスマホなんて、怖くて触れないよなぁ。

◆土門「それより、どうするつもりだ?」

 蒲原刑事にはあんな風に言っといて! 土門さんの意地っ張り! 意地っ張り!

◆ルヴァンプライムコラボCMとコラボキャンペーン

 仕様は劇場版とS21の間ぐらいかな。
 呂太くんはお外、亜美ちゃんはテレワーク、宇佐見さんはまたもやパティシエ。
 こちらでも見られるよ!

 今年もやるよ! ルヴァンプライムを食べながら科捜研の女を観よう!キャンペーン2
 今年は科捜研メンバーそれぞれが美味しさ鑑定済み!?のレシピも動画で公開中!

 詳しくは上記のキャンペーンサイトへ!
 私はヤマザキビスケットの回し者ではありませんw

◆トレンディー? な対面

 なんでわざわざ南禅寺に呼び出すんだ土門さん。いや別に場所はどうでもいいか。そうか。
 一応、土門さんが倉橋さんを呼び出した理由は捜査上の理由ってことでよかったw あらすじで見たときには、どんな理由で呼び出すのかとドキドキしてたもので……
 でも、「あとひとつだけ」と引き止めた土門さんが倉橋さんに訪ねたことは、

土門 「榊を本気で、警察庁に連れて行くつもりですか?」

 ここでCM入れるのかよー! マジかよー! BGM止めるのかよー! トレンディー!
 いや、トレンディードラマとか知らんけど。だってトレンディードラマって、80~90年代じゃろ? 私、生まれてなかったり赤ん坊だったりだよ。
 CM明けの倉橋さんの答えは、

倉橋 「それは……マリコが決めることだから」

 この答えは確かに正解なんだけど、やっぱりズルい人だよなぁ、というのが私の印象ですw
 お前の! 思惑を! 聞いてるんだよ!
 と、私ならキレそうw
 マリコさんへの頼み方といい、こういう受け答えする人は嫌われるぞ倉橋さんw
 なんか、昔の倉橋さんならこういう答え方したんだろうかと。少なくともS3最終回までの倉橋さんなら、こういう答え方しなかった気がするんだよなぁ。20年経った歳月の重さを感じるのですわ。キャリアってやーね!(そうじゃない)

◆蒲原刑事、面目躍如

 俺はマリコさんのポチだけで終わる男じゃない! とばかりに、元刑事の違法カジノ用心棒・桑名さんを引っ捕らえる蒲原刑事。そういえばこの人、元々は組対に憧れてたぐらいだから格闘戦は強いはずなんだよな……と思い起こさせるシーン。S15のツッパリ加減を思い出すね!(ニッコリ)
 その後の取調室での荒れ具合も、初期のツッパリ加減を思い出させます。まぁ、こうやって荒れるようになったのは、土門さんに憧れるようになってからだけどね。

◆イケオジ宇佐見さんの老眼鏡

 さっぱりした髪型にめちゃくちゃ合ってますね。老眼鏡が似合うイケオジ。いいな……

◆呂太「チョーク? 今どき珍しいよね」

 そうなの!?
 もしかして、今はもう学校でもチョーク使わないんですか!?
 そうなの……?

◆50の恵コラボCM

 マリコさん・亜美ちゃん・呂太くんの並び。初めてテレビで見た。
 誤解されがちだが、「50の恵」は50代の意味じゃなくて、「50種類の成分」の意味らしい。
 そして「これは……事件だわ」。自分からモノマネに寄せていくスタイル(本編じゃないからセーフ)。

◆きっと人の人生は

マリコ「前に自分と立岡さんは『ねじれの位置』だとおっしゃいました。でも、人の人生は直線じゃなくて、曲がったり折れたりしながら進むものなんじゃありませんか?」

 それは20年以上科捜研に務めて、様々な人の人生に関わってきたマリコさんだから言うことができるんだろうなぁ。
 色々と曲がったり折れたりしながらも、どこかで人は何かと平行になったり、誰かと交わったりしながら生きていく。そういうことなのかもしれないね。

◆犯人は殺し屋

 『相棒』S19最終回で殺し屋やってた人だよね? めっちゃ印象的だったから覚えてたわ。
 布製の時計のベルトが珍しい、ってのはどうなんだろう。安物だったりしたんじゃない?(違うよ)
 真相解明シーンに、宇佐見さんと蒲原刑事だけじゃなくて藤倉刑事部長もいるという事態。警察庁も絡んでるから、やっぱりそれなりに大きい事件なんだよね今回。藤倉刑事部長に問い詰められたい。

◆マリコさんの異動の顛末

 警察庁の方から取り下げてきてオジャン。
 図らずも、過去の土門さんと似たような理由でオジャンになってて草。土門さんとお揃いになっちゃったわね!(劇場版)

マリコ「わかりました。それでは今まで通り、科捜研で仕事に精進させていただきます」

 そういうマリコさんの晴れやかな顔からして、心づもりは決まってたんだと思う。
 それはわかるんだが、私ははっきりとマリコさんが選択するところも見たかったぞ……
 そんなマリコさんを見守る日野所長と藤倉刑事部長の表情が好対照、なんだけど、まぁ本音は一緒でしょう。藤倉刑事部長がツンデレというだけです。劇場版の最後の表情でもわかりますね。ツンデレ!

◆屋上シーンは渡さねぇ!

倉橋 「お前を背負い込むのは、一度で結構だ」
マリコ「……こっちもよ!」

 マリコさんと倉橋さんが屋上で仲良くやってるのを察知したのか、土門さんがまたもやいいタイミングで登場。屋上シーンは渡さねぇ! ってことですかー!?(たぶん違うよ)

倉橋 「土門さんでしたよね? これからもよろしく頼みます、マリコのこと」
マリコ「え?」
倉橋 「こいつには、ここの水がよっぽど合ってるみたいだから」

 ちらっとマリコさんを見てからのこのセリフ、倉橋さんの真意が気になる。
 土門さんのことは覚えてた(南禅寺でのシーン)から、わらじ亭でマリコさんが名前を当然のように出したときにその関係性に気づいたか、或いは南禅寺に呼び出されてトレンディー(?)したときに気づいたかどうかってところなんだろうけど……
 わざわざ科捜研じゃなくて土門さんにだけ言ったってことは、まあ、南禅寺に呼び出されてトレンディー(?)したときのことが、倉橋さん的には印象的だったってことなのかな。それでも、視聴者がゲスの勘ぐりするようなトレンディーな感じじゃなくて、ホントに仕事仲間として「よろしく」なんだろうけども。
 それでも、父親と元旦那から「よろしく」される榊マリコよ……土門さんも憎まれ口であろうともそれを断らない以上、ホントにマリコさんって人を魅了する力があるってことなんだろうね。

◆あなたの生き方は

土門 「だが、俺にはお前の人生は、どこまでも真っ直ぐに進んでいるようにしか思えないがな」
マリコ「お互い様でしょ?」
土門 「え?」
マリコ「あっ、飛行機雲!」

 エモい。
 マリコさんの生き方が真っ直ぐなのは視聴者も認めるところだと思うけど、そんなマリコさんに「お互い様でしょ?」と認められる土門さんも、また直線なんだね。平行線、だからこその戦友。交わらないからこその戦友。エモいな……

◆配信告知と次番組告知

 さすが沢口さんは、他の人が間違いがちな「TVer」の発音が正しい。でも「ABEMA」が思ってたのと違う……いや、私が間違ってる……?
 「DoctorX」の効果音、アレなんだべ。

簡単雑感

 初回から濃いな!
 濃くて盛りだくさんで面白かったけど、でもマリコさんの「選択」ははっきり見たかったぞ……というワガママ。
 直近で言うなら土門さん・蒲原刑事と、2人は曲がりなりにも「選択」してたんですよね。でもマリコさんのはふわーっとなかったことになっちまったので残念でござる。
 だって猶予は3ヶ月だって言ったじゃん! 引っ張ると思うじゃん! 今期のテーマだって思うじゃん! 違ったじゃん! 残念じゃんじゃん!
 いやまだだ。まだ諦めてないぞ。今期のラストあたりに、またマリコさんが何かしらの選択をする場面が来るに違いない……!
 と、自分の過去の感想からくる妄想が膨らんでますw

 土門さんvs倉橋さんのトレンディーな対決。思ったよりトレンディーだったような、そうでもないような……
 土門さんが意地っ張りなのはよくわかりましたw ポケモン対戦では重宝される性格ですんで、土門さんはバリバリ育成したい。ルカリオあたりに「どもんさん」ってつけようかな。
 倉橋さん、また出てきてもいいんだけど、どうやって出すかが問題だよな。やっぱり、またマリコさんの異動話を引っさげてきてもいいんだよ。またかよwって言われてもいいんだよ。
 まぁでも、最後の「飛行機雲!」がめちゃエモだったんでよかったです。マリコさんと土門さんは飛行機雲。どこまでも交わらない平行線の戦友、ずっと隣り合っているけれど、風が吹けば壊れてしまうような儚い関係性。エモいじゃないですか……!
 いいんです。同じどもマリでも、ども×マリはpixivで楽しむので。本編はども+マリで楽しむので。本編にまでども×マリを求めるヤツは欲張りなんですよ。pixivにこもってろ!!!!!!!

次回予告とか。

 次回は1週空いて、10月28日!
 またしても劇場版よりの刺客(?)、秦さん登場!
 これは嬉しい。劇場版後の秦さんは見たかったんだよね。
 秦さんはどうやら、助教から特殊清掃業の人になったようで……?
 劇場版から、一体どうしてそのようなことに? 気になる!
 ちなみに、S21の公式サイトでは「助教授」になってるけど、「助教」と「助教授(准教授)」は全然違うものだよ。詳しくはググろう!

 ってなわけで、劇場版からのキャラも続々登場するらしいS21。
 今回、1週間空いちゃって暇な人は、ぜひ劇場版を見に行こう!
 →まだ上映している映画館は、劇場版公式でチェック!
 だいぶ上映終了しちゃってるので、近場に映画館がない人は、科捜研の女 ‐劇場版‐ (宝島社文庫)(アフィリンクだよ)を買って読みましょう!

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