【ミリしら】
「ある物事について、1ミリも知らない」の略。
ということで、タイトル通りです。
『科捜研の女』ミリしらの友人2人に劇場版を見せたら、どうなるのか!?
ムビチケを大量購入したので、「奢るから!一緒に観て!!!!!」とお願いして、一緒に観てもらいました。余談ですが、コロナ禍なんで久々に友人たちに会いました。LINEでお話はしてるんだけどねぇ。直接会うのは2年ぶりぐらい?
果たして『科捜研』ミリしらの友人たちは、劇場版を面白いと思ってくれるのか!? 検証記事です。
※感想等は一字一句正確なものではないので、ニュアンスで読んでください。
※この記事はフィクションも含まれます。あまり真に受けないでください。
登場人物紹介
◆Hちゃん(以下、H)
私の数少ない友人。某名探偵のオタク。赤井さんとか安室さんとかが好き。なので今年の劇場版は10回程観たらしい。もちろん?脚本の櫻井さんのことは知っている。名探偵劇場版のBDは購入予定。オシャレ。
◆Mっち(以下、M)
私の数少ない友人。どちらかと言えば映像より本が好き。紙の本大好きなので、劇場版のノベライズを買って渡しておきました。映画を観るのは某ドラ○エ以来であり、その映画を観たことはトラウマになっているらしい。
事前質問
Q1.『科捜研の女』について、どれぐらい知っていますか?
H「再放送をやってるのは知ってる。マリコさんと土門さん、あとマリコさんの元旦那がいっけいだってことは知ってる。それぐらい」
M「事前の下調べは一切してないです!」
Q2.『科捜研の女』劇場版について、どれぐらい知っていますか?
H「声優のじゅんじゅん(=福山潤さん)が出るのはニュースで見た」
M「事前の下調べは一切してないです!」
Q3.学生時代、理科や科学の成績や興味はどうでしたか?
H「酸性とかアルカリ性はわかるよ! あと、地学とかは面白かったなーって記憶」
M「中学時代のあまり好きじゃなかった先生を思い出す。あと、生物の授業の解剖で『うっ』ってなったこととか」
そんな二人に、『科捜研』劇場版を見せたら果たしてどういう反応になるのか……!?
ドキドキしながら劇場へ。
『科捜研』ミリしらの友達と劇場版観てきます! pic.twitter.com/D9Iu5JADJY
— そらいろ (@akanegarnet) September 19, 2021
鑑賞後
予告を観終わり、東映マークが出てきた瞬間、
「あっ。もう逃げられない」
そんな覚悟が決まりました。
もしかしたら趣味に合わなくて、この映画のことをけちょんけちょんに貶されてしまうかもしれない……そんな覚悟が。
まぁ、そんな覚悟は映画観て3分で消えたんですけどね。『科捜研』劇場版面白いから! 夢中になっちゃう!
で、エンドロールが終わって、劇場が明るくなり……
劇場を出て、Hちゃんが一言。
H「面白かった」
よ、よかった~~~~~~!!!!!
そしてMっちも。
M「うん。面白かった」
よかった~~~~~~~~!!!!!!!!!
H「ぶっちゃけるとあんまり期待してなかったんだけど、始まって5分で『あ、これは面白いわ』ってなった」
ありがとう!!!!!!!
本来なら、詳しい感想を聞き出すために茶でもしばきたかったのですが、このご時世なのでそれは叶わず。
なので帰り道に聞ける範囲だけ聞き、後はLINEで私が質問を送って、それに答えて貰う形にしました。
帰り道で感想を聞いた結果が、こちら。
『科捜研』ミリしらの友達と劇場版観てきました! 「面白かった」ゲットしました! 「結局、伊東四朗はなんだったの?昔出てたの?」って聞かれました。他、感想は後ほどLINEで聞きます!
— そらいろ (@akanegarnet) September 19, 2021
『科捜研』ミリしらの友達が、劇場版作中の時間感覚とカプセルの大きさにツッコミ入れてました。
— そらいろ (@akanegarnet) September 19, 2021
やっぱり、初見でもみんなツッコミを入れる京都⇔東京の2往復とカプセルの大きさ。
Hちゃんいわく、「飛行機とか使ったのかもしれないけど、経理担当の人、ガチギレ案件じゃない?」とのことでした。光子さん……!
ということで、以下はLINEでの聞き取り結果です!
聞きたいことはたくさんあったけど、あまり多く聞くのも……と思い、8つに絞りました。かゆいところに手が届かない質問だったらスマンよ。
(Hちゃんは何故か敬語になってます)
鑑賞後の詳細な感想
Q1.映画の感想をご自由に書いてください
H「面白かったです!
事前知識もほとんどなく登場人物もよく分かっていませんでしたが、それでも充分に楽しめる内容でした。テンポよく話が進むので、ハラハラドキドキ、時にニヤニヤしながら鑑賞しました。
そう言えばマリコさんの着メロが鉄腕アトムなのは、アトムが「科学の子」だからかって2回目が鳴った時に気付きました
もっと淡々と進むのかなと思っていたら、意外と熱い展開で驚いた。『科学スポ根』というか。
20年間もやっているので、それだけマリコさんの人脈がエグっ!って思いました。あと、自分にはわからないけど、きっとこれは胸アツ展開なんだろうなぁとも。」
M「人体のブラックボックスを解いていく感じがとてもすごいなと思いました。あと、変死すると、葬儀が出来ないのも悲しいなと感じました。」
Q2.主人公・榊マリコについて、どう思いましたか?
H「とても魅力的な女性ですね。良い意味で悪い意味でも(笑)
マリコさんの人脈がえぐい、…じゃなくて広さを充分に活かし、事件解決のためとはいえ容赦なさ過ぎ!(笑)
でもそれが過去の登場人物に役割を与える事になって、展開が更に熱く盛り上がる要因になったと思います!」
M「押しが強い、人使い荒い感じなので同僚、友人ならともかく、上司だと困惑するかも。周りの方たちも優秀なようで環境と人脈に恵まれた善良な人物と思う。」
Q3.劇場版の敵役である佐々木蔵之介さん演じる加賀野教授について、どう思いましたか?
H「出てきた瞬間、キャー!蔵さまー!!と思って見てました(笑)
ダイエット菌が実用化されればノーベル賞受賞間違いなし!!それぐらい人類にとって画期的な研究に違いありません。
映画からの印象では、不都合な真実に気づいた他の科学者へ犯人の女の子にそう仕向けたかどうかは判りませんでしたが、科学者として追究したいものがあったのだと思います。是非またマリコさんと科学者対決してほしいです。
ちなみに蔵様のご実家は酒蔵でしたね、これも菌つながりなのでしょうか?(笑)」」
M「研究者としての情熱が熱い人だなと感じた。
ただ、見たくない事実を観ずに、押し進めるのはやっぱり金銭目的に見えてしまうし、安易にマスコミを通じておおっぴらにして、専門以外はダメダメで亭主関白系統なのかしらと感じた。」
Q4.マリコさんと土門さんの関係性について、どう思いましたか?
H「ニヤニヤしました。
長年の付き合いだからこそ相手の考えが理解できる、まさしく相棒!
時に友人、恋人、夫婦のような信頼関係で視聴者を長年トリコにしてきたのがよくわかります。」
M「心強い相棒。ツーでカーな感覚?でも囮捜査は違法です。何がなんでも止めさせてください。」
Q5.マリコさんと倉橋さん(元夫)のシーンについて、どう思いましたか?
H「こちらもニヤニヤしました 。
倉橋さんが登場した時、黒のスーツでビシッと決まってて格好よかったです。その後マリコさんが走り出して倉橋さんに会いに行かれた時は、まるで少女のようでした( 〃▽〃)
この二人は既に夫婦ではないけれど、確かな信頼関係と愛情がそこにはあるんだと思いました。」
M「関係性がわからなかったけれど、元夫婦で、あと腐れなく良い関係なのは職場的にもホッとするだろうなと思った。とはいえ、早速こき使っちゃって大丈夫かいな?(苦笑)」
Q6.その他、印象的だったシーンやキャラクター等について、教えてください
H「映像が全体的に綺麗で見やすかったです。
一連の科学捜査の場面ではテロップでさらっと次から次へと描写される程度でしたが、かえって鮮明な効果を与えたと思います。
またお父さんとは別の組織の人間でありながら、科学者として捜査協力の流れは非常に胸熱な展開でした。
あと佐沢さんの鋼メンタルは見習いたいと思いました(笑)」
M「最後の飛び降りシーン、清水寺と勘違いしてごめんなさい。夜景の紅葉が美しかった。
和傘に落ちるシーンで、和傘が壊れた!大変!と思ってごめんなさい。和傘が美しくて見とれてしまった。」
Q7.10/14(木)20:00~、シーズン21の放送がスタートします。劇場版を観たことで、TV版も観たくなりましたか?なりましたよね?
H「テレビつけてて他に見るものが無かったら見たいなと思うくらいには前向きです!( ・`д・´)キリッ」
M「TVはそもそも興味ないんでごめんなさい。」
Q8.その他、なにか話でわからないところはありましたか?
H「勢いで見られたから、登場人物たちのことがわからなくても気にはならなかった。ただ、『伊東四朗はなんだったんだろう……』とは思っていた。後々また出てくるか、昔に出てきたことのあるお偉いさんだと思っていた」
M「んー、科捜研の人物関係はそんなに気になるところはなかった。助教の女性が匂わせだけで終わったのは、まんまと引っかけられたぜて感じ。
あえて言うなら、菌とかウイルスってなぜ他の仲間が胃酸やら人体の抗体でやられたと知るのか。対抗策としてすぐに進化することが恐ろしいなって思う。」
結論
『科捜研』劇場版の魅力は、『科捜研』ミリしらの人にも伝わる。
で、いいんじゃないでしょうか。
Q7.については、私の布教力不足だっただけなので……
あとは、元々私たち3人は趣味は合わない方である。
なのに、『科捜研』劇場版に関しては好意的な感想をもらえた。これってすごいことじゃないか!?
どれだけこの『科捜研』劇場版が面白いか、魅力を持っているかということですよね。
文章力がないので「すごい!」しか言えないんですが、やっぱりすごいよ『科捜研』劇場版!
そんなわけで。
『科捜研』初見の人にも間違いなくオススメできる「『科捜研の女』劇場版」。
観ようかどうか迷ってるあなた、ぜひ観に行きましょう!
大作が公開されて上映回数も少なくなってきているけど、まだまだ上映しているところは多い。ぜひぜひ、観に行きましょう!
協力してくれたHちゃんとMっち、ありがとうございました!