第7話 京都~東京~仙台…800キロの遠隔殺人!? 妹のため…200万人に復讐生配信!!
ゲスト:阿部進之介、亀山貴也、須藤公一、石橋蓮司
脚本:及川拓郎
監督:及川拓郎
月刊テレビ雑誌より、最終回は3月14日の全10話。
最終回は2時間じゃないけど、9・10話が続き物っぽいので楽しみやで。
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内海おにいさんことだいすけお兄さんのインタビュー。
仲良さそうな現場で何より。
沢村一樹が普通にイケメン過ぎて、もはや悔しさも起こらないw イケメンはパワー……
#刑事ゼロ
第7話は時矢さんと佐相さんがケンカする話。
あなたが見てみたい『刑事ゼロ』のコンビは?— そらいろ (@akanegarnet) February 17, 2019
今回のアンケート結果です。投票してくださった方、ありがとうございました!
旧時矢・福知トップ。なんだよ皆、そんなにイケオジ大好きかよ!
でも、実は旧時矢・佐相さんが一番伸びがすごかった。最初はそんなでもなかったのに、ぐーっと票を伸ばしてた。
結果としては「旧時矢刑事強いな……」っていう、「イケメンはパワー」って話なんですけど。やっぱ視聴者的には、一度は回想じゃなく捜査してる旧時矢刑事も見てみたいよねぇ。叶うのかしら。
そんなわけで今回!
1回目のCMまで
◆開幕OP
今回はいきなりOP突入しちゃったので。
なんで毎回OPまでで区切ってるかといえば、1回目のCMまでの情報量(ツッコミポイント)が多いことと、1回目のCMまでが一番尺が長いから。
なのでこういうことされると、リズムが崩れますw
半分冗談です。
◆2019年2月13日 午後11時57分
久々にわかりやすく日付がわかるものが出た。ここ最近の話はあまりなかった、というか私が見つけられなかったので。
2月14日に集団自殺。何もバレンタインに自殺させなくてもいいじゃん……失恋者専用サイトからおびき出した人たちを自殺に導いた話だから、恋愛イベントの日に決行させたってことなんじゃろか。エグい。
『威風堂々』に合わせてポエムを呟きながら同時自殺。怖いよぉ。血がびしゃびしゃ。
初回のアレもそうだけど、夜8時枠にしては結構ギリギリだよね。血糊の色が明るいから逆に助かってる。これで変に赤黒かったらアンタ……
◆時矢さんがめくるアルバム
初回でも気にしてた、1枚しか写真がないアルバム。
時矢さんはそこから、「自分はこの20年間で何をしてきたのだろう」という不安に苛まされている(そこから今回の佐相ちゃんの喧嘩と繋がる)ようだが、写真ひとつでそんな不安になることはない……と思うよ。
自分が写る写真を撮らない、残さないとか、陰キャには普通ですって。
……まぁ、旧時矢刑事が陰キャだったら、それはそれで嫌ですけど……かといって、パリピ陽キャうぇーいとかでも困るけど……
◆掃除に励む根本係長と
腰痛に耐えながら雑巾がけまでする根本係長、偉いなぁ。いくらヒラメだからって、お偉いさんの前だからって、ここまで出来るならそれはもう立派に長所だと思う。
そして、職場のデスクをあそこまで散らかせるのもある意味で才能だと思うんよ、時矢さん。私も相当だらしないし私室なんてとても人様にはお見せできないが、職場のデスクだけは一応綺麗にしてあるぞ……
念の為、想像でフォローするけど、旧時矢刑事もそこまで片付けが得意だった気がしない。だって初回で映った自室も結構散らかってたし。あの時はまだ現時矢さんも記憶喪失になったばかりだし、さすがに数日(2~3日)であんな風になるとは思えないんだよな……
なので案外、旧時矢刑事もプライベートじゃだらしなかったかもよ? と、私なんかは思ってるんですが、どうなんでしょう。だって旧時矢刑事のプライベートなんて、今のレギュラー陣じゃ生田目叔父さんと元奥さんの奥畑さんしか知らんじゃろうし。仕事がバリバリできる人でも、プライベートまでスマートとは限らんでしょ。
◆佐相「ちょっと、いいですか?」
佐相ちゃんっていうか瀧本さんの「こっち来いや」顔、すごいイケメンで大好きw
瀧本さん、見た目はめっちゃ美人なのに動きの端々が下手な男性よりイケメンだから困る。なんか男装して壁ドンされたら女性の半分ぐらい落ちそう。好き。
……佐相ちゃんの闇深オタクノートは本当に闇が深い気がするのであんまり見ないことにしたいんだが、初回では見えなかった部分も見えるね。開いてるのは初回と同じページかな。
・冬でもアイスを食べる
・右利き
・右の二の腕にホクロがある
・身長182.3cm
・中国語を習っていた
・好きな武将は織田信長
・ハンカチの色は白が多い
・ハードボイルド映画が好き
・カラオケが苦手
・視力が両目共に1.2
・焼きいもが好き
・おひつじ座
・メールより手紙派
・生まれた時の体重は3478グラム 安産だった
・1日2~3時間しか寝ない
・スキーが得意
・中学時代のあだ名は「トキちゃん」
・几帳面
・サッカーより野球が好き。少年野球をしていた
・バレンタインデーにチョコを23個もらったことがある
・ロッカーの扉の裏に「根性と情熱」と(ここから読めない)
・柔道四段、空手三段
こうしてみると、旧時矢刑事のイメージは間違いなくハードボイルド小説の探偵なんだろうけど、多分にパロディ要素があるというか。ガチガチの本格ハードボイルドっていうよりは神宮寺三郎みたいな、オマージュ・パロディ色が濃いイメージな気がする。
今回、改めて佐相ちゃんの旧時矢刑事崇拝っぷりがわかるわけですけど、もしかしたら旧時矢刑事だってお茶目な一面があったかもしれないよ。
だって、本当に佐相ちゃんが崇拝するような完璧超人だったら、そもそもこんなに個人情報がダダ漏れにならないでしょ。
まあ、この佐相ちゃん調べもだいぶ怪しいんだけどな。未だに「おひつじ座」表記が直ってないし(時矢さんは本人申告@初回では「12月24日生まれ」なので山羊座のはず)。
◆佐相ちゃんの生活指導@取調室
佐相 「私の知っている時矢1号は高貴で尊くて崇高で優雅で……! 生きとし生けるもの全ての憧れと言っても過言ではありませんでした」
時矢 「過言だよ」
ここは時矢さんが正解w 佐相ちゃん、その物言いはただのオタクやで。しかも、オタクでも普通は人目を気にして人前、しかも推し本人の前でなんか絶対に言わない類のそれやで。
それを(別人格みたいなものとはいえ)本人に言える佐相ちゃんの神経太すぎィ!
佐相 「なのになんですか。今のガサツさは! ただの老けた子ども! 言うなれば、オッサン子どもじゃないですか! 大体……本当に思い出す気あるんですか?」
オッサン子ども。まあ、確かに……リアクションとか、とてもアラフィフには見えないよね。イケメンはパワーだから許されてるけど、そこらへんのアラフィフがやったらオッサン子どもじゃ済まんよね、時矢さんのアレは。
対して時矢さんが持ち出した佐相さんへの罵倒……になってないアレは、「まっすぐしっかりさん」。disのボキャブラリーがない。超善人。ネット民はこういう善性を見習わなきゃいけない。ネット民は逆にdisのボキャブラリーだけは豊富だからな……disのボキャブラリーなんて、ない方がいいと思うし。
今回の記憶喪失前・後は「時矢1号」「時矢V3」。仮面ライダーはよくわからんが、2号はダメなんですか!
今の仮面ライダーも、ある意味では、将来の主人公が今とは考えられない人格になる、までの道のりの話。じゃあ時矢さんV3はソウゴで、時矢刑事1号はジオウだったのか……そう考えると若干しっくり来る、気もする。時矢さんV3も時矢1号の道のりを遠回りしながら辿ってる面もあると思うし。
どっちにせよ、時矢さんは大人げないし、佐相ちゃんも自分の理想を押し付けすぎってところで大人気ない。
まあ、喧嘩回はバディものの王道ですから。今回は実質、プリキュアシリーズ序盤の必須イベントみたいなもんですよ。
◆有給中!! 連絡して来た奴はしばくぞ!!
福知刑事は有給中。ベテラン陣はローテでお休みとってんのか。優雅だなw
そんなわけで、急造・佐相ちゃんと内海お兄さんのバディ。これはこれで時矢佐相コンビとは違う微笑ましさがある。どっちもひよっこっぽくて。でも内海おにいさんは、なんだかんだで刑事になってから7年ぐらいは経ってる設定なのよな。なのにこのフレッシュさはなんなんだ……
内海 「佐相ちゃん。リードするのは、俺だ!」
本人がいないところでもしっかり影響を受けてる素直さがフレッシュさの秘訣だろうか。普段、あんなに端々で毒吐いてても、なんだかんだで福知さんが好きな内海お兄さんが好きだよw 佐相ちゃんは若干引いてたけど。
『刑事ゼロ』のレギュラー陣の皆さんって、端々に可愛げ・可愛らしさがあっていいよね。好き。
◆3年前にも会ったことがある山之辺刑事とのエンカウント
普段なら佐相ちゃんが切り抜けてくれるけど、今回はいないので自分でなんとかするしかない。
でも、時矢V3の切り抜け方には佐相ちゃんが今までやってきたやり方が垣間見えるのが可愛らしい。
でも、それで騙されてくれる山之辺刑事もなんだかんだでいい人だよな……ってのはあるけど。いい人っつーか、人がいいっつーか。
◆時矢「おっさん子どもでも1人でやれるってところを、真っ直ぐしっかりさんに見せつけてやりますよ」
山之辺刑事がめっちゃ困ってる。不安そう。そりゃ誰でもそうなるわ。
この時点で山之辺刑事は取り返しの付かないことをしていてもう後がない中で時矢さんにすがりに来たわけで、そんな中で時矢さんがこんな有様だったら、私だったらもう泣くと思う。それかキレる。「真面目にやれよ!」って。
◆くぎゅうううううううううう
……まさかテレ朝刑事ドラマ、しかも木ミス枠のドラマに対して「くぎゅうううううううううう」とか言うことになるとは思わなかった。
しかもVチューバーの声で。そもそもVチューバーとか、20~30代でも知らん人は知らんじゃろw 私もよくわかってなかった。一周回ってお年寄りとかには「怪獣特撮の着ぐるみみたいなもん」って言えば通りはよさそうな気すらする。
月影カレンちゃんを見る佐相ちゃんの目。冷たい。これが世間一般のオタク趣味への眼差しですよ。オタクは市民権なんて得てない。それを我々オタクは心得て生きていかねばならんな。そう思わせてくれるヒトコマ。
そして、今回の事件の設定を説明するために明らかになった、背川さんYouTuber計画(実行中)。背川さんから「中の人」「情弱」「Vチューバー」とかいうオタクワードがずらずらと出てくる。
なんなん? 時矢さんの周りは、ガチオタ(佐相ちゃん)とか背川さん(イマドキオタク)とか、オタクばっかなの? ろくな人いないじゃん!
度々「旧時矢刑事は大人気」とか言われてますけど、その信頼性がどんどん揺らいでくる気がする。刑事としての手腕はともかく、ファン層に偏りが見られるのは気のせいでしょうかね……
佐相 「えっ! ということは、この子(月影カレン)がこの人(田所健三さん)なわけですか……うーん、すごい世の中になりましたね……」
そこで本音を語らぬ優しい世界。カレンちゃんと中の人を連続して映すのは非情。現実を映すのは止めて差し上げろ。
背川 「私、YouTuber目指してるから。料理チャンネルで一攫千金! 現在、登録者数3人。」
そこで雑談とか過激系の動画じゃなく、「料理チャンネル」っていう良心的な題材を選んでる辺りが、背川さんは賢明だし良心的。料理題材とかめっちゃ文句やケチもつけられそうだが、よっぽどのことしなきゃ炎上はしないだろうから、誰も傷つかない優しいチャンネルだと思う。
私もチャンネル登録していいですか? 4人目の視聴者になります!
……でも、警察官は副業ダメだと思うけどな……顔出しは特に。背川さんは顔出ししてんのかな。どうなんじゃろ。
2回目のCMまで
◆ポエムを朗読するくぎゅ
まあ読んでるのは田所さんってことなんだけども、ってことはこれ、ボイチェンで変えた声ってことだよな。
リアルタイムでくぎゅボイスになれるボイチェン。
いくら出せば買えるんだろうな。たぶん、どんな値をつけても買うやついるだろ。で、ツンデレ台詞言って(言わせて)さ。
くぎゅボイスのツンデレキャラっつーと、私は「うるさいうるさいうるさい!」まで遡るわけだが、やはり有名所はそこらへんなんじゃろか。くぎゅボイス=ツンデレの代名詞みたいな時代もあった気がするが、言われてみるとパッと浮かばなくなった気がする。時の流れは早い……
◆くぎゅが! くぎゅがああああああ!
カメラとマイク切ったなら、パソコン操作しない限り配信はされねーだろ定期。ツッコむのは野暮。
生で死体を見ちゃった皆さんのトラウマ案件。実際に起きたらこれ、どうなるんじゃろな。ミラーとか出回るんじゃろうか……
配信画面に映った一瞬で場所を特定する時矢さん。時矢さんの記憶の引き出しすごいな……って、記憶喪失の人に言う台詞じゃないんだろうけど。
で、ホテル特定のくだりを一気にがーっと言う沢村一樹すげぇ、みたいな話でもある。あれ、変にゆっくり言うことも出来ないし、すごい大変そう。
凶悪犯の元へ向かうので拳銃携帯許可取れ、緊急配備しろと指示は一応的確な根本係長。のほほんとしてるしヒラメだけど、悪い人とか悪い警察官じゃないから好きだ。
3回目のCMまで
◆有給中の福知さんが
5文字の感謝、8文字の絆、9文字の誓い、5文字の約束。
こんな派手な事件の時にお休みとか、福知さんもついてねーなーと思ったんだけど、美人と27文字の旅行中ならそりゃしょーがない。
そりゃー「有給中!! 連絡して来た奴はしばくぞ!!」って書き残すよな。こんな素敵な旅行は邪魔されたくない。CMと連動してるのすごいw 偶然なんだと思うけど。
◆佐相「ちょっと何言ってるか全然わかんないです」
榊原 「あんなハゲで小太りのオッサンがカレンちゃんなわけないでしょ。エモくて尊いカレンちゃんがバ美肉なわけないんだよ!」
正確に書くなら字幕では「バビニク」なんですが、それはまぁ、最後の良心と取っておく。何に対しての良心かはともかく。
この台詞の意味は各々でググってもらうとして。っつーか私もよくわかってないけど、「バ美肉」はこの使い方であってんのか?
本筋からは逸れるけど、今回の時矢さんと佐相ちゃんの喧嘩って、この殺人事件に近いところあるよね。
「私の推しがこんなにダメ親父なわけがない」、的な。理想をこじらせてる的な面で言えば、佐相ちゃんも十分危ないw 刑事でよかったよ。
◆根本「……ったく。なんで殺しちまうかなぁ……」
そういう問題じゃない、と言いかけて、いやでも確かに……と納得する台詞。
推しが自分の理想の姿じゃない、っつーてわだかまりとか負の感情を抱くまでは仕方ない、暴言吐いたりぶん殴ったりまでは、納得はしないが理解はする。
でも、それでも殺人はダメ・ゼッタイ。取り返しがつかないんだから。
そう考えると、やっぱり「佐相ちゃんは刑事でよかったよ……」みたいな感想になるw 推しへの幻想をこじらせてても、殺意までは抱かないからな。そのオタク気質を上手いこと昇華できる環境でよかった。
◆知ったかぶりする佐相ちゃん、かわいい……
「オンラインサロン」を知ったかぶりする。覚えたばかりの「情弱」を使って時矢さんを煽る。悪い子! でもかわいい大好き!
ラストまで
◆時矢「ちょっと、端っこ歩けよ、端っこ……俺、真ん中歩きたいんだから!」
「女性の扱いに手慣れている」らしい旧時矢刑事は今は昔。これが51歳と29歳のやり取りですよ。かわいい。旧時矢刑事と佐相さんだったら、絶対こんなやり取りにならんだろうしなぁ。
しかしこれは沢村一樹と瀧本美織さんだから許されているのであって、実際にやられたら結構引くけどな……
◆(犯人は)7人いる!
ネットコミュニティの暴走と罪悪感の消失。数人の集合知で犯罪を作り上げてしまう。
今となってはあるあるネタになってるのかもしれないけど、私にとってはいつまでもこの元ネタは『金田一少年』です。『金田一少年』の方はパソコン通信の時代だけど、あれは本当に名作。トリックもガチで面白いので、そのネタが一発でわかってしまう電子書籍版ではなく、紙で読んでほしい。
◆3年前の事件は集合知、今回は復讐鬼
煽り耐性ゼロの田所。リアルキーボードクラッシャーじゃん。あそこまでいくとデスククラッシャー? なんにせよ、Vチューバー用の機材とか決して安くないだろうに景気よく壊していくなぁ。勿体無い。
3年前の事件で自殺に誘導された被害者の中の生き残りの家族である山之辺刑事が今回の犯人。
集団自殺事件とバ美肉にお怒りの脅迫状が最悪のタイミングで結びつく。それが元で田所本人が殺されたりするんだから、因果応報というかなんというか……
実際、兵藤を何か罪に問えるのだろうか。「セブン」は(立件できるかとかはともかく)自殺幇助なんだろうけど、兵藤は……どうなんだろう。
◆時矢「違和感を“覚えて”はいたんですよね」
ここで時矢さんがちらっと佐相ちゃんの方を伺ってるのが細かい。今の時矢さんの中には、間違いなく佐相ちゃんの存在が息づいている。
山之辺刑事が犯人だと気づいてたなら、最初からもう少し警戒しとこうよとも思わんでもない。が、山之辺刑事と橘水樹さんの繋がりは発砲直前の根本係長からの電話で確信を得たわけで、確信がない状態では疑いたくなかった、ってことなんかね。現時矢さんっぽい。
◆熱い時矢イズム
時矢 「セブンは力の誇示のために。あなたは妹のために……理由なんかどうだっていいよ! 弱みに付け込んで、人の人生を奪うなんて、あんたのやってることはセブンと同じじゃないか!」
「俺たちは刑事なんだよ! 罪によって傷つけられた人を助けるのが、俺たちの仕事だろう!」
「撃つなら、俺を撃てばいいよ。誰かを裁けば気が晴れるんでしょ? だったら俺を撃てばいいよ! 3年前に真犯人を暴けなかった無能な刑事なんだから!」
現時矢さんのイケメン大喜利。
ここで佐相ちゃんも出張るので単純に「キャー時矢サンカッコイイー」にならないんだけども、まずここで自分が傷ついてでも誰かを守らなければとする刑事の在り方は、旧時矢刑事が過去にやってたことなんだよね。第4話の過去話で、ナイフ握って刃傷沙汰を食い止めたのと同じ構図だもの。
間違いなく、現時矢さんの中にも旧時矢刑事の刑事魂は残っている。今はちょっとそれが見えにくくなってるけど……熱い時矢イズム、間違いなくイケメンである。
……まぁ、そういう細かいアレコレを抜きにしても、「そりゃあ、沢村一樹みたいなイケメンに背中で守ってもらえたらキュンと来るよな」みたいな話である。佐相ちゃんが堕ちた瞬間。ガチオタぁ!
◆撃つなよ! 撃つなよ! どうぞどうぞ
ダチョウ倶楽部じゃねーから!
実力行使で時矢さんを引き下がらせようとする佐相ちゃんが、ガチで時矢さんの首を締めに行ってて草。仮にも推しの身体にすることじゃないw 佐相ちゃん過激派すぎるじゃろ。
こんな喧嘩コントを見て、毒気を抜かれる山之辺刑事。実際をもうちょっと詳しく言うなら「自分と妹のことを思い出したから」なんだけど、でも追い込まれた状態でああいうコントを見せられたら、気が抜けちゃうのもわからんでもない。それか逆ギレするかの二択だと思うw
やはりダチョウ倶楽部は偉大。だから違うって!
時矢 「山之辺さん。……僕たちは必ず、残りの5人を特定します。あなたの妹さんを傷つけた『セブン』を……必ず!」
これ言ってくれてよかった。下手な話だと、残りの5人はまるっと放置とかあるからね。言うと言わないとじゃ天地の差がありますよ。
しかも「僕たち」ですからね。ちゃんと佐相ちゃんの方も見てる。それだけじゃなく、京都府警捜査一課として、刑事としてって決意表明なんだよね。やっぱ時矢さん、熱いわ。
◆最後は仲直り……ですよね?
佐相ちゃんが素直に「ありがとうございます。かばってくれて」ってデレた。信者のデレ。これが現時矢さんにも発揮されるんだから、もし旧時矢刑事を目の当たりにしたら、佐相ちゃんはどうなってしまうんだ……
時矢 「時矢1号がね、どんな人間だったかわからないけど、これだけははっきり言える。今回の事件は、佐相さんがいなかったら、解決できなかった。やっぱり俺には、佐相さんの力が必要なんだよ」
ここまででやめておけば、信者の愛が報われた泣ける台詞だったのになぁ。
時矢 「外付けハードディスクとして。だってほら、初めて会った人に、どう対処していいかわからないしさ、もしかしたらそれでね、バレちゃうかもしれないし」
時矢さん最低w
でもこの「外付けハードディスク」発言自体は、佐相ちゃん本人が言ってるからなぁ……いやでも、タイミングってものを考えないとね。物は言いよう、というより、物はタイミング。
女性の扱いに手慣れていたのも、今は昔。いっそ時矢さんも、Vチューバー的に中身をイケメンに吹き替えてもらった方がいいかもしれんな……
◆素敵なプレゼントのお知らせ!
主題歌が収録されたアルバムを20名にプレゼント!
でもこのアルバム、発売日4月とかじゃなかったっけ? と調べたら、4月17日でした。
なのでその分か、応募期間は3月31日までと長め。
イエモンのアルバムだし、これは倍率高そうだ……当たった人は超ラッキー。
ざっくり雑感。
プリキュアじゃん!!!!!
毎年序盤恒例の喧嘩回じゃん。私はスイプリ大好きです。
まー、確かに時矢さんはミステリ的な事件を推理力でぶっ飛ばしてるし、関係者の心は説得で救済してるし、言ってしまえばプリキュアみたいなもんかもしれない。ちょうどこの前のはぐプリでは地球全員がプリキュア展開もあったわけだし、時矢さんと佐相ちゃんがプリキュアでも、誰も何も言えない。仕方ない。
プリティでキュアキュアな喧嘩をサブカルとえげつない事件でコーティングしてみた回。
推しに幻想を抱くことも押し付けるのも程々に、でも開き直っちゃダメだぜ……ってところでしょうか。デスクは本気で片付けようw
自殺幇助のプロセスが簡略化されてるのはしゃーないよなぁと思う。つい最近、ジャンプの連載でも人を自殺に導く犯罪者が出てくる話があったけど、アレも過程は省略されてた。嘘でも真似されたらやべーし、ってことだな。現実は創作より非情。
今回の山之辺さんは、本人が追い込まれる理由もわかるけど、でもやっちゃいけないことをやったよね、というのがわかりやすくてよかった。自殺に導かれた3人は、彼が抱くものには何も関係なかったわけだから。
もしかしたら自殺を図った妹さん自身への怒りがねじ曲がって、同じように自殺願望を抱いた若い女性に向かって暴発した、というのもあるかもしれないけど、でもそれでも無関係な人を巻き込んで復讐するなんてのは間違ってる。
あと、最近最終回を迎えた『ROUTE END』って漫画を思い出したり、なんか自分の中にある創作物の記憶が断片的に蘇ってくる感覚が面白くて楽しかった。
そうでなくても『刑事ゼロ』は本格・新本格系からのパロディ・オマージュが多そうだし、こういう方面への知識が多ければ多いほど楽しめそうだよね。知識がない自分を恨みたくなるレベルでw
次回予告とか。
佐相ちゃんのお父さんが殺人の容疑者に!
しかも佐相ちゃんのお母さんは京都地検の女!
捜査を外された佐相ちゃんに代わって、福知さんと組んだ時矢さんが真実を探して奔走する!
佐相ちゃんの父親が小倉久寛、母親がかとうかずこ。
……その、佐相ちゃんはお母さん似なのかな? それとも、隔世遺伝なのかな?
何はともあれ、どうするどうなる佐相ちゃん!
そんな感じで、次回以降も期待! しておりますよ!