【刑事ゼロ】第8話 感想

刑事ゼロ
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第8話 殺人犯は私の父!? 雪の京都に消えた美女…ついにバレた記憶喪失!!

ゲスト:かとうかず子、小倉久寛、篠塚勝

脚本:戸田山雅司
監督:及川拓郎




 正解は「DVDだけ出た」。発売予定日は7/2。
 自分の好き作品が円盤出すことに無縁すぎてわからなかったんですが、今どき映像作品の円盤をリリースするときはBlue-rayも出すもんなんですね。
 木ミス枠の作品として見たらDVD出すだけで破格の待遇なわけですが、いやもうそれ自体が時代遅れですからー! というアレ。今どきはブルーですよレイですよ。
 とにかく、DVD発売おめでとう。これが破格の待遇であるのがマジ泣ける。ちなみに木ミス枠としては、『科捜研』S7、『853』に次いで3つ目のDVDリリースです。大マジ。


OPまで


◆開幕追跡劇。


 狭い路地の追跡はなんつーか、ワクワクしますね。
 相変わらずドスのきいた声がカッコいい佐相ちゃん。
 に対して、時矢さんは年齢のせいか初っ端からバテ気味。
 でもビフォー時矢刑事なら、なんか息も切らさず、むしろ佐相ちゃんを追い抜いてさっさと逮捕してそうな気がする。スマートが服着て歩いてるみたいな感じじゃろ、ビフォー時矢刑事って。
 特に時矢さんは精神的なショックが元の記憶喪失だけに、メンタル面での不調がここまで身体面にも影響及ぼしてそうなのは、なんというか「結構この記憶喪失、深刻なんでは……」とか思ってしまう。最終回まで見ても、割と根深いよね時矢さんの記憶喪失。




◆佐相「1、2、3!」


 相変わらずフィジカルが強い佐相ちゃん。相手もしぶといし身軽さなら負けてなかったが、組み合ったら佐相ちゃんの方が強かった。すごい。
 この掛け声かけて相手を制圧するの、逮捕術をマニュアル通りやってる(そして強い)って感じで、佐相ちゃんのキャラがわかりやすくて超好き。佐相ちゃんはセンスは元々ある程度あるんだろうけど、それにプラスして淡々と訓練積んでるからめっちゃ強くなってそうなイメージ。好き!
 細かいこと言うと、「3!」で声のドスに拍車がかかるのがもっと好きです。




◆佐相「disられてるのに呑気に納得しないでください。そういうの私、嫌なんです。……似てるから……」


 後の展開でこれは自身の父親と重ね合わせているからってのが判明しますけど、そう考えると、なんだかんだでアフター時矢さんを放っておけなくなる佐相ちゃんは結構なファザコンってことなのか……




◆高級料亭で親子会食


 佐相ちゃん、一般的というか庶民的なご家庭かと思いきや、お父さんとは別れててお母さんは超エリート検察官というなかなか濃ゆいご家庭で驚き。
 っつーか、高級料亭に来ることに結構慣れてるっぽくて、佐相ちゃんが一気に私たちとは違う世界の住民に。佐相ちゃんはオタク仲間だと思ってたのに……

貴和子「裁判官や、私たち検察官のように、個人が法を司る法廷と違い、日本の警察は、組織捜査を重んじるあまり」
佐相 「『腐敗を生みやすい構造になっている』……聞き飽きた……」

 後に佐相ちゃん本人が言う通り、佐相ちゃんの中ではモダン時矢さんは父親、クラシック時矢刑事は母親に重なるところがある。もしかしたら、新時矢さんに期待をかけてニコイチでやっていくことを選んだ初回当時の佐相ちゃんも、似たようなことを考えてたかもしれない。母親からの刷り込みで。
 で、佐相ちゃんの中にあるそんな「聞き飽きた」考えをぶっ壊していくのが「呑気」な父親、なのかもしれない。
 「どちらを尊敬しているか」と問われたら間違いなく佐相ちゃんはお母さんと旧時矢刑事を挙げると思うけど、「どちらが好きか」と訊かれたら、めちゃくちゃ迷って選べない、って感じなのか。佐相ちゃんはファザコンでマザコン。
 それはともかく、佐相ちゃんは親御さんのことが大好きだな。いいことだ。




◆遺伝の奇跡


 佐相ちゃんの母親がかとうかず子はいいとしてだ。
 父親が小倉久寛。
 小倉さんが好きかどうかとかじゃなくて、いくらなんでも小倉久寛から佐相ちゃんは産まれないでしょ!
 どんな遺伝のミラクルなんだ……




◆福知「往年の名コンビ……復活だな!」


 時矢さんの真顔……
 この後には時矢さんに面子として数えられてないし、福知さん不憫だな……
 っつーか、いつの間にか福知さんが時矢さん大好きになってて笑う。今回とか、佐相ちゃんを助けようとしてるのもなんか(時矢さんを出し抜こう的な)意図があるかと思ってたら、そんなことはなかった。真っ当に助けようとしてた。
 なんかごめん、福知さん。





1回目のCMまで


◆過剰に空気を読む根本係長と空気読まない内海さん


 空気読まなくても、「なんで名字違うの?」なんていうどう考えてもデリケートになりそうな話題を臆せず聞けるのは、これはむしろ内海さんの才能な気がする。頑張って磨こう。
 根本係長なりに佐相ちゃんを気遣ってるのはかわいい。それが上手くいってるとは言えないけどw

佐相「いえ。無理に事件の話題を避けないでください。根本係長の『気を遣ってるんだ』オーラは、逆に痛いですから」

 だからって、こんな厳しく言うことないじゃん佐相ちゃん!
 若干、根本係長に同情してしまう。こういうとき、自分が根本係長みたいにならない自信がない。その後、思わずポロッと「恨んで殺害したのか……」って漏らしたことといい、やらかさない自信がない。つれぇわw




◆福知「何が『ダイイングメッセージ』だよお前」


 曲がりなりにもミステリでそれ言っちゃうのはちょっと……w
 ありがちな話ではあるけど、死に際にそんな凝ったメッセージを残すわけがないって話。
 でも、そんなのわかるわけないじゃんな。誰も死んだことないわけだし、もしかしたら出来るかもよ。




◆時矢「福知」


福知「指差すなこの野郎」

 素で笑ってない? 福知さんっつーか寺島さん。
 でも今回の現場検証を見ている限り、確かに福知さんと時矢さんは相性いいのかも……と思う。
 まあ、あくまでモダン時矢さんとであって、クラシック時矢刑事とはどうだったかはわからないけども。クラシック時矢刑事と福知さんの捜査、マジで見てみたいよな。回想でいいから見てみたいわー。





2回目のCMまで


◆刑法かるた


 父親と刑法のあてっこ。こんな小学生は嫌だ。
 でも佐相ちゃんの子ども時代と考えるとかわいい、かわいくない?
 小さい頃から記憶することが得意なんだ、ってのも、かわいい、かわいくない?




◆奥畑弁護士は優しい。


 この時点だと、第2話のときしか面識がないはずなのに、佐相ちゃんに優しい。時矢さんの元妻だからとか貴和子さんと面識があるからとかっていうか、たぶん根っこからそういう人なんじゃないかなぁとか思う。こういう人じゃなかったら、時矢刑事とは付き合えなさそうだし。
 記憶を失った時矢さんの方が、奥畑弁護士との相性はいいんじゃないか疑惑。ゼロからやり直したのは、時矢さんの刑事人生だけじゃないんだよなぁ……
 全然関係ないけど、佐相ちゃんのお母さんの貴和子さんは公判検事なので、京都地検のあの女性とはポジションが違います。これはカンじゃなくてホント。




◆福知△


福知「時矢! 肝心なもの、忘れてんぞ。」
時矢「……え?」
福知「大事な相方、置いていく気か?」

 ふ、福知△……!
 渋い声の「頑張れよ」とか、最終章を間近にイケメンポイントを稼いでいく福知さん。いやまぁ、元から嫌なヤツだったなんて思ってないけどもw




◆スポーツバーのバイトの大迫さん


 ハンパないって!
 ぼそっと時矢さんが「どっかで聞いた名前だね……」って言ってるの笑う。
 ちなみに聞き込みされてた人は「香川」さん。
 放送当時は時事ネタだったからね……





3回目のCMまで


◆モダンとクラシック


 次回、時矢さん本人にツッコまれるけど、よく毎回毎回こんな風にネタが尽きないなと思う記憶喪失前後表現。佐相ちゃん、類語辞典とか対義語辞典とか、そういうやつを持ち歩いてたりするんだろうか……




◆佐相ちゃんのホンネ


 前回、時矢さんとケンカしたことでホンネで話せるようになった佐相ちゃん。相棒なんだから!
 でも時矢さんは、その相棒のことを前回最後に「外付けHDD」呼ばわりしたんだけどな……(それは言わないお約束)




◆ダメダメダメ


 他人の事務所の資料を勝手に漁る(しかも本人の前の前で)時矢さん、初回で他人のパソコンを勝手に見た上に「もう刑事辞めるつもりだからセーフ」(意訳)と宣った時矢さんと変わりなくてすごい安心するw 何ひとつとして「大丈夫」じゃないところがすごいw
 佐相ちゃんを法律や規則から開放したように、時矢さん本人もまた自由。
 なんだけど、最終章でまさかあんなもの背負うとは思わんじゃんか。





ラストまで


◆何故か謎解きの場に呼ばれる縁切り屋のふたり


 最後まで解決してみても、特に呼ばれる理由はなかった。
 金戸さんと一緒にいたと言うだけなら、別に呼ぶ必要はなかったんだよなぁ……




◆ガチギレ福知さん


 犯人の身勝手過ぎる言い分に怒ってくれる福知さんマジいい人。
 その福知さんに犯人がぶっ倒されてましたけど、あの言い分は意地はってた佐相ちゃんの言い分とイコールなんですよね。滅私奉公する金戸さんが嫌い。
 そんな意地張り佐相ちゃんとイコールの犯人をぶっ飛ばしたので、残ったのは素直な佐相ちゃんなわけですね。あの髪を下ろした佐相ちゃんは浄化された佐相ちゃん。髪下ろしてデレる佐相ちゃんいいぞ~




◆貴和子さんは、これは……ツンデレ?


 いや、なんじゃろ。ツンデレではない? いやなんじゃろか……
 いい話……なんだろうけど、それで佐相ちゃんの貴重な子ども時代を犠牲にしたんだとしたら、金戸さんはアホだと思うよ。17年間も子どもの成長を間近で見られなかったなんて、それは親として一番後悔することじゃないかなぁ。佐相ちゃんの気持ちはどうするんだよ!
 そりゃ佐相ちゃんに「バカ!」って言われますわ。こんなかわいい子より大切なものがあったんか……バカ!
 でも貴和子さんが頑張ったのはわかるだけに。ええい、バカ!




◆奥畑弁護士にあっさりバレる時矢さんの記憶喪失


 察するのも鋭すぎるし、理解が早すぎてビビる。さすが元妻。
 「……バレちゃった」じゃねーんですよ!
 まぁでも、逆に言えばよくここまで奥畑さん以外にバレなかったな、ではある。もっと身近にいた13係の皆さんにはバレなかったんだもんな。佐相ちゃんのサポート力とんでもねーわ、って話。





ざっくり雑感。


 佐相ちゃんデレ回。ファザコン回。
 この話は流れからして時矢さんとのケンカ回の後じゃないとできないけど、最終回間近はちょっと遅かった気も、する。
 クール中盤に見たかったよな……とは思う。ケンカ回ともども。
 でもこれは私が時矢佐相コンビが好きすぎて、「ケンカと佐相ちゃん回を経た後のこのコンビの捜査を、最終回以外でも見たかった……」みたいな贔屓目がたぶんにあるのは認めるw
 奥畑弁護士の察しのよさと人の良さが眩しい。『刑事ゼロ』作中内でも、結構な良心的存在だよなぁ。
 このシリーズには珍しく、ミステリ的な捻りがあるというよりはスタンダードに刑事ドラマだった。佐相ちゃんのドラマを描くには、変に捻り入れないほうがいいって感じだったのかな。
 それでも、福知さんの熱血デレをはじめとした13係メンバー+奥畑さんの優しさがかわいすぎたのでいいです。最終回に向けた福知さんのイメージ確変ぶりがエグいw
 あとは佐相ちゃんのファザコン・マザコンっぷり。特にファザコンっぷりですよね。お母さんだって頑張ってたのに……w


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