そんなこんなで、7月5日にあった『遺留捜査』の初回試写会に行って参りました。
なんか7日の午前5時まで情報公開すんなとお達しがあったんで、今。
ここから先はうろ覚えのうんちゃらかんちゃら。当然、イベント中の撮影・録画・録音も禁止だったし、メモも取ってない。
もう1日以上経つと、記憶が保たない……もっと記憶力がほしい……
そんな感じでもよろしければ。
まずは本編試写。
こっちも縛りがあって、「ネタバレ防止で第1話のあらすじ以上のこと喋んな」(要約)って言われてるので、船舶ジャックの辺りで印象的だったこととか、その他当たり障りのないところを書きます。
罪のないパンダがぁー!(開幕)
制作発表でも「京都にはすごい科捜研の人がいるから大丈夫かなと思ったけどなんとか生きてます」と同局同枠の人気ドラマ『科捜研の女』を引き合いにアピールしていた甲本さんですが、
村木「京都の科捜研は現場に出るんですねー」
ってなわけで、お馴染み『SRI』夏場のロゴ入り黒ベスト着用→会場笑う
『科捜研』でもお馴染みの衣装、小道具、セットが多数……ってか、東映京都か。そして初回の監督は、『科捜研』でもお馴染みの兼崎監督。
試写会中、笑いが多く起きてたのはやはり村木さん関連。みんな、村木さん大好きだな。私も大好きだ。報われてほしい。
船舶ジャックが起きてもひとりで平然とちょろちょろしてる糸村さんに、初のSPドラマの病院ジャック回を思い出す。肝っ玉座りすぎだろ。
手旗信号の糸村さんワロタ。そしてこれを現代の利器(スマホ)ありとはいえ、ぶっつけで解読できる栗山千明は有能……なんだろうか。
で。
割と作品の雰囲気がseason1に戻ってた気がしたんだけど、これはパートナーの栗山千明効果だろうか。
月島時代だと、女性のパートナー的な立ち位置は水沢課長だけど、水沢課長は上司でオカンだったからそれともまたちょっと違うし。
それも含め初回なのもあってか、season1と月島時代のミックス感があった。
これはあらすじにあるからネタバレではないと思うが、初回の糸村さんはまだ「月島中央署」の人なので、余所者なんですよね。だから当然ながら「余所者」として扱われてはいるところはseason1っぽいんだけど、かと言ってそこまで邪険にされているワケでもない、というのが月島時代っぽい感じ。伝わるだろうか。
主題歌は相変わらずの涙腺ブレイカー。これは上川さんもトークショーで言ってたw
ものすっごく正直に言うと、試写会なので途中でCMもないし集中力が保たなくなって、途中で「字幕くれ」「相関図くれ」みたいにはなってた。これは私がバカなせい。本放送と録画でもう一度、二度くらいじっくり観たい。
それもあって捜査面や事件面ではあまり納得のいく話ではなかったし、若干、いや結構ダレた気もするが、ゲストの伊東四朗の存在感が凄まじいのと、ハイパー主題歌補正で見る価値あり。これだけでも涙腺が揺さぶられると思う。
とりあえず、初回の主題歌目当てだけでも、ぜひぜひ見てほしい。
あと目を引いた(私の乏しい記憶力でも覚えている)のは、安定した糸村さん・村木さんの掛け合い、ぬるっとした糸村さんの存在感や妙にキビキビした動きで「本当に糸村さんが帰ってきた……!」ってなれるところ。糸村さんって、やっぱり独特の存在感がありすぎるよなw
以下は上川さん単独のトークショー。本編試写中にあったマスコミ向け制作発表の後に行われたらしく、30分くらいだったのかな。あっという間だった。
その流れからなのか、糸村ルックで登場の上川さん。
司会からの質問や言葉や状況に、ひとつひとつ丁寧に言葉を考えながら話していた(ように見えた)のが印象的でした。「喋りが上手いなぁ」というよりは、「誠実に話そうとされてるなぁ」という感じを受けました。
以下、思い出せる限りのトーク内容。これもうろ覚え。ニュアンスで読んでね。
・season3が終わったあと、SPドラマが続いたので「もしかして、『遺留捜査』はこれからSPドラマでお届けする形になるのかな」と思っていたが、まさかまた1クールやれるとは思ってもいなかった。
糸村という役をやるときは、いつも「またやれるんだ」という思いがある。
なので背筋を正してやりたい今日この頃です(上川さん談)。
・会場の皆さんから、初回の感想と一緒に集めた「上川さんへの質問」。
村木さん関連の質問が多かったらしい。
Q.甲本さんのどういうところが好き?
A.「村木さん役の甲本さんとは同級生(同い年)だけど、価値観が違うところが好き」
・そのおかげで、糸村さんと村木さんの掛け合いはどんどん膨らんでいくことが多いそうで。
実は村木さんとのシーンは台本通りだったことがないとのこと。
「脚本家の方にはありがたくも申し訳ないが、監督や甲本さんと相談し、色々付け足したりしている。村木さんの最後の反応は、OAを見て知ることも多い」(上川さん談)
・京都の夏の撮影は暑いけど、辛いとは言わない!
設定や台本にはそんなこと一行も書いてないのに、糸村はいつもスーツを着ている。
暑いけどしれっとしたままスーツを脱がない糸村ができたのは、season2のマラソンランナーの話のアレのせいではないか(上川さん談)。あそこでスーツを脱いでおけば、今回もスーツを脱げる糸村になれたと思う、とのこと。
中(上川さん)は「暑いなぁ」と思っているが、糸村さんはどう思っているのか……「マイペース」なのか「鈍感」なのか、判断がつきかねる、と上川さんは仰ってました。確かに、糸村さんはいつもあの格好だよな……
・私は寡聞にして存じ上げなかったのですが、上川さんは愛犬家なのですね。
ということで、かわいがっているワンちゃんに関する質問も。
Q.どうやったらそんなにいい子になるんですか?
A.ちゃんとした学校(があるらしい)で躾けてもらったからです!(笑)
ネットで調べると色々出るから調べてみるといいです、と、ドラマには全く関係ないのに真面目に答えてる上川さんいい人かw
・こんな質問も。
Q.現場はどんな雰囲気ですか?
A.「とてもいい雰囲気であるという前提の上で言いますが、みんな好きにやってます。次のシーンの台本を確認していたり、話していたり……」
Q.空き時間は何をしていますか?
A.「甲本とは先程も言った通りシーンの打ち合わせをしたり……ひとりのときは、文字を読んでいます。台本だと言えたら真面目でカッコいいんですが、違います。なんでもいいんです。缶の裏とかの文字でもなんでも。何もせず、ぼーっとしているのに耐えられない。文字を読むと気が紛れる」(要約)
思い出せるのはこれぐらいかな……
あとは写真とか。
(おそらく非売品?の)クリアファイルをもらったぞー
しかし、クリアファイルを折り曲げないで持ち運べないことに定評のある私なので、既にベコベコである。せっかくカッコいいのに。やめて。
こういうステージで上川さんが喋ってたよ的な。
試写会中は後ろが閉まってる状態で、トークショー中は開いてた。
当日、テレ朝アトリウム内にあった、制作会見のセット。
皆さんの願いの短冊も。個性出てますな。
で、アトリウムの看板? 垂れ幕?
とりあえず、やっぱりデカい……
そんな感じで、『遺留捜査』初回は7月13日(木)の夜8時、2時間SPでスタート!
遺留品に込められた3分間の真実を、あなたも毎週楽しみましょう! ぜひに!