【科捜研の女 season16】第6話 感想

科捜研の女
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File.6 咲かない菊の謎

ゲスト:青山倫子、鷲尾真知子、須田邦裕、草野康太、幸田尚子、木下政治

脚本:松本美弥子
監督:兼崎涼介

(撮影5分前)出演者の「色」にも注目 テレビ朝日・関拓也:朝日新聞デジタル

なんかもう最近では、「死ななきゃいい」って思ってます。
あと、話が面白ければそれでいい。

それはともかく、衣装のテーマカラーが公式で明言されたのって初めてだっけか。土門さんはえんじ色がテーマカラーってことでいいんかね。
たぶん、衣装のテーマカラーはブログを見ている方に教えてもらわなかったら、未だにPC女子の黄色とマリコさんの赤ぐらいしかわかんなかったと思うw
教えてくださった方、ありがとうございます。日野所長の茶色はたぶん、教えていただかなかったらずっと気づかなかったと思います。

はい本題! はい今回!


◆話には全く関係ないんですけど、なんか今回のマリコさん、やたら声が低い、というか掠れてなかったですか? 風邪?
あの、今回のマリコさんの声……とっても好みです……なんか色っぽかったです……素敵です……
本当に関係ない。

◆被害者の妻・みさきさんに掴みかかられる宇佐見さん。猫回4話以来の宇佐見さん受難。
でもイケメンだから若奥さんに掴みかかられてると、なんか色恋沙汰の揉め事にも見える。そんな私はただの2サス好き。他のドラマだったら風間トオルが女性に掴みかかられてたら9割8分ぐらいの確率で色恋沙汰の話だよな……みたいな偏見がある。

◆なんか最近、やたら風丘先生の「開いてみましょうね」がマリコさんにキャンセルされるな。
そして最近では、もはや風丘先生には無言で、見つめるだけで「はい。調べてみます。念のため」を強要しているマリコさん。
いや本当、何度だって言うけど、風丘先生断ってもいいんですよ。マリコさんも、せめて「お願いします」ぐらいは言おうぜ。前は言ってたじゃないか。

◆マリコ「死因は、吸引性の窒息死。刺された傷が頸動脈から気管にまで達していたため、血液が気道から肺に吸引されて呼吸困難を起こし、死に至ったものと思われます」
4回も刺された上に、すっごい苦しそうな死に方だ。嫌だな……
殺されるのがそもそも嫌だ、っつーのはさておき、この死に方はしたくないな。

◆最近、やたら相馬さんのリアクション、というか顔芸が面白い。
蒲原青年が来た時の反応も、なんか無駄に濃い。蒲原青年は相馬さんを見返してるだけで特にリアクションしてないのがまた。

◆匿名のタレコミ1本で、証拠もないのに、娘を亡くしたばかりの母親を取り調べする警察……
バンバン
よく訴えられなかったな。

◆花粉を調べる皆さん。そういやこの土曜、ちょうどこの前の東尋坊『科捜研』を再放送してたな……
宇佐見「これは?」
亜美 「なでしこ!」
マリコ「うん!」
ここのマリコさんが、今回の最萌マリコさんだと思います。なんでめっちゃ笑顔なんだ。かわいい。
草花の知識にも長ける宇佐見さん。実際、この人の弱点ってなんだろう。苦手分野とかあるんだろうか……なんでも笑顔でさらっとこなしてそう。

◆和傘が展示してある和風カフェ(近々レストランになる予定だった)。京野菜料理がメイン。
確かに売れそう。観光雑誌とかに取り上げられて、連日賑わってそうだ。お高そう。
でも、夜間営業はメリットがあるのかよくわからんな。光の影響はさておき、あれだけの機材を使ってたら夜間営業の売上とライトアップの費用、釣り合い取れるんだろうか……これからの季節にイルミネーションでもないライトアップして草花を見せても、そんなに綺麗になるとは思えないし……そもそも、あんなカーっと明るく照らすんじゃなくて、もう少し暖かみのある色合いや、草花や和傘を引き立てるような色味で照らせばいいのに……
とか、全く関係ないことを。
ダメだ今回、本当に関係ないことしか考えてないやw

◆相馬「その、『姻族ほにゃらら』ってなんなんですか?」
日野所長のよくわかる姻族関係終了届講座。ホワイトボードに書かれた字が綺麗。
相馬「うーん。所長がずいぶん詳しいってことは、嫁姑でかなり苦労してるってことだ」
ここで発揮される相馬さんの推理力。そういや所長、一応東京から単身赴任中って設定があったんだよな……っていうか、そろそろ孫とかいてもおかしくない歳なんだよな多分……
亜美「『三行半』ってなんですか」
ggrks

◆ホワイトボード回転で日野所長がぐるっと回る羽目になったところ、なんかかわいかったなぁ。マリコさんも日野所長も。なんだろ、楽しそうだよね。

◆蒲原青年がホワイトボードに事件の時系列を整理しているときのBGM、たぶん今期からの新規音楽だと思うんですが(シーズン16中では何回かかかってるはず)、すっごい好きです。ミステリアスでカッコいい。
サントラ第三弾……と、言霊は現実になる例を知っているので言い続けます。メインテーマももちろん好きなんだけど、それ以外の捜査・鑑定中BGMでも結構心を撃ち抜かれるような音楽があるんだ。川井憲次さん好きだ。

◆相馬「きゃんばら刑事さー」
「木島っち」の次は「きゃんばら刑事」。若干「木島っち」よりは距離がある呼び方なところが、そのままこの2人の距離感っぽくてわかりやすいっすね。
序盤の日野所長もそうなんだけど、今回、人物写真や証拠写真を使ってバシッと説明シーンを映しているのが印象的でした。なんつーかこう、変な再現・想像の映像を作られるより、皆さんが色々考えていることも含めてわかりやすいっていうか。

◆マリコ「咲くはずのものが咲いていない……何か原因があるはずです」
有名な名探偵みたいなことを言い出したな。
でも実際の捜査でも、「有形」の証拠と「無形」の証拠、どちらも重要だって『9係』の監修をしている方が仰ってた。「ある」ことも「ない」ことも重要なんだって。
つまりマリコさんの言ってることは、実はものすごく重要な見方、ってことですね。

◆敬子「そんなに……秋生や私のことが憎かったんでしょうか?」
最終的にはそれはみさきさんの想いの裏返しって話になってましたけど、でも敬子さんは人前でみさきさんに「もっとちゃんとした嫁がそばにいてくれれば……秋生はこんなことにならなかったんじゃないの!?」とか言ってたしなぁ。普通の関係だったら、少なくとも人前でこんなキツい言葉は出てこないだろう。みさきさんの反応も、あれは初めてああいうことを言われたって感じには見えなかったし。

「もしかして、みさきさんが……」って思い詰めてる敬子さんに言う台詞が、「庭を調べさせてください」だもんな、マリコさん。
このあとの傘を調べるくだりといい、なんかマリコさんはもう少し、会話におけるワンクッションというか前置きというものを重視した方がいいと思うんだ。それか、建前でもなんでもいいから、「みさきさんについて知るために」とかなんとか、一言付け加えるとか。

◆咲かない菊の謎はライトアップのせい。
植物ほど敏感ではないにせよ、人間も光による影響は受けるものだって言いますよね。日照時間の短い冬は、鬱っぽくなる人が結構いらっしゃるとか。
光は大事。太陽光めっちゃ大事。
……これも話には関係ないな。今回、いつも以上に話に関係ない与太話ばっかり書いてる気がする。

◆科捜研内での階段で謎決めポーズを取る相馬さんが邪魔で、宇佐見さんが一瞬戸惑ってたところがなんかツボです。
そして階段の上から手すりを乗り越えバッと飛び降りる相馬さん。「俺、アクションもいけますよ」ってことか。そういや、センチメンタル・マリコ回では爆風でふっとばされて階段から落ちてたよな。無傷だったが。

「害虫駆除の必需品! アザミウマ類や大型チョウ目害虫を眠るように殺す!」
殺虫剤のキャッチコピーに、「眠るように殺す」は果たして正しいんだろうか……
スーツ姿の宇佐見さんが、マリコさんと一緒に聞き込みに行ってる。珍しい光景だ。イケメンと美女。普通に歩いてるだけでも目立ちそうだなこの2人だと。

◆本日の風丘先生の差し入れは、京野菜シュークリーム。なんか実際にある商品らしいっすね。
万願寺とうがらし・丹波栗・紫ずきん。じゃあ私、万願寺とうがらしと丹波栗で。
風丘「で、マリコさんにはこれ」
前からずっと思ってたんだけど、「には」って言い方すると、まるでマリコさんにはお菓子なしみたいなニュアンスを感じる。
でもマリコさん的には、風丘先生の報告の方が重要だし大好物なんだろうな……
マリコさんが直近で風丘先生からの差し入れをきちんと食べてた(と推察される)の、いつだろう。パッと浮かぶのは、去年の正月スペシャル冒頭とかだろうか。

◆敬子さんが「やっと傘が仕上がった」(要約)っつーてんのに、マリコさんは躊躇いなく「その傘、分解させてください」って言うのな。しかも、「調べさせてください」とかじゃなくていきなり「分解させてください」。話が直すぎない?
敬子さんが落ち着いてマリコさんの話を聞いてくれてたからよかったけど、相手が相手なら掴みかかられるどころじゃすまんよなこれ。
いやホント、マリコさんはもうちょっと会話における順序とか回り道とかを考えた方がいいっすよ。

◆和傘が分解されるという光景、ドラマじゃなくてもなかなか見られないよなぁ。貴重な映像だ。
和傘に関するエピソードは、東映公式でチェックチェック。今回、「和傘監修」までついてものすごく扱いが徹底されていたようですよ。

◆容疑者3人のサンプル(口をつけた小皿)って、それはどこからどうやって持ってきたんだ。まさか勝手に持ってきたんじゃないだろうな。いいのか、それ。

◆50代に見えない沢口靖子が50代の肌の悩みを語る「50の恵」である。

◆みさきさん、そういう趣味でもあんの?
あんな手間かかる縛り方、趣味でも入ってないとやらないよな……人を縛るってだけでも一苦労だろうに。
縛った犯人の髪を掴んでナイフを向けるみさきさんの構図がバリ決まってる。やっぱり、そういう趣味があったんじゃ……

「バカ言ってんじゃねぇぞ。死んだ娘のために、生きてる仲間、犠牲にするのかよ!」
頸動脈を4回も刺された動機がこれ。すげーな、なんでもっと話し合いの精神を持たないんだ。何回も同じやり取りをした中でカッとなって、でもなさそうだし。
「考え直してくれ」或いは「もっと話し合おう」とかの言葉は、この人の中にはなかったんだろうか。なんか積もり積もったものでもあったのか。そうだとしても、どうかと思うけど。

◆蒲原青年ってもともとがソタイの人だからか、取調室だと結構威圧感あるなと思う。
「お前は自分が成功することしか考えていない、偽善者だ」って、なんか話のニュアンス的にはあまりピンとこない言い回しだなと思う。「自己中心的だ」とかならわかりやすいのかな。

◆警官たちに外すようにお願いしたり、「あの傘が守ってくれるさ」「雨はいずれ上がる」」とか「珍しい」ことを言う土門さん。
なんだろ、マリコさんに影響されてんのかな。めっちゃロマンチックポエムだ。

視聴者全員がツッコんだはずですが、これって和傘壊して持ち去った方が早いよな。
全体的に「2サスだ……」って感じでした。それも、ちょっと途中でながら見しちゃう感じの2サス。
マリコさんの、自分の要求からストレートに言うところは面白かったです。ああいう物言いをしても自分の目的は果たしている辺り、マリコさんのコミュニケーションスキルって、私のようなコミュ障では計れないレベルの高次元にあるのかもしれない。真似出来ない。羨ましい。

次回!

連続爆破事件発生!
日野所長、たとえ爆破されても、あなたのことは決して忘れません。

ってな感じで! 次回以降も期待! しておりますよ!

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