もう皆さんご存知だとは思いますが。
ということで、上記の東映サイトでジャケ写+収録曲リストが掲載されています。
全37曲収録、ということで第一弾より若干収録曲数は減ったけども、その分、1曲が長くなったのかしらん。よくわからんが。
東映公式にも書いてあるけど“約5年半ぶり”にサントラ第2弾。すげぇ。
当たり前にさらーっと流しそうになってるけど、「5年半ぶりに久々の公式グッズが出る」っていう響きが色々な意味ですごいと思います。そんなに長い間公式でグッズが出てなかったという事実も、それに慣れちゃってて発表されただけで沸き立ってる訓練されたファンたちも、そもそもそんなに長い間ドラマが続いているということ自体もすごいと思います。
内容的には、season11~15のメインテーマを中心にそのシーズンに出てきた対立キャラ(芝管理官・藤倉刑事部長・死神落合刑事)のテーマ曲なんかもあり、盛り沢山っぽいですね。メインテーマはスマホの着信音にしたい。
なんか第1弾より、ちゃんと……と言うと失礼だけど、割とカッコよくきちんと曲にタイトルがつけられている印象。タイトル見て「あ、あの曲か!」とわかるのもあり、「なにこれ? でも興味をそそるなぁ」っていうタイトルもあり。
しかし、上記サイトの「中でもおすすめはやはり、榊マリコたちの鑑定シーンに流れているあの壮大なテーマ曲。これをかければ、仕事も家事もはかどること間違いありません。」には草。まあ、確かに……サントラ買った人なら、一度は作業中に科捜研のテーマ曲流すよね。わかるわかる。皆やる。そして無駄にノリノリになっちゃったりするよね。わかるわかる。皆やります。
兎にも角にも、これでファンたちの声という名の言霊の存在が証明されたので、今度は「全シーズンDVD化希望! 金なら出す!」と叫び続けたいと思います。出さなきゃ売れないですよ! と、なんか色んな意味で叶いそうもない望みだけども捨てたくはない。そんな感じ。
発売日は2016年4月27日(予定)。
……ぽ、ポシャったりしないだろうな……(『京都迷宮案内』の悪夢)
忘れないうちに、Amazonその他でレッツ予約! ですよ!
別に発売日にCDショップへ駆け込んでもいいけどさ! たぶん置いてないぞ!
誰得2サス感想ー。
評価は
◎(名作!)
○(良作)
△(微妙)
×(ダメ)
京都南署鑑識ファイル10
△
もう10作目にもなって「りっちゃん鑑識成長物語」やってるワケにもいかないし、いつまでも「お父さんが!」とか言わせるワケにもいかないだろうから、別方面での話を開拓しなきゃいけないのは分かるんだけど、主任にその役をさせると稔侍の圧倒的存在感でストーリー塗りつぶしちゃうんだなっていうのがよくわかりました。
なんか主役のりっちゃん含めて、みんな今回割と大人しかったし、物分かりもよかったような気がする。そうじゃないと無駄に回り道するのもわかるんですけど。別に主役がそこまで活躍しろとも言わんけど、今回解決できたのって本当にたまたまというか犯人が焦ってうっかりしただけというか、なんというか。
今回の事件、主任的には少し肩の荷が下りただろうけど、他の関係者は誰ひとりとして幸せになってないんだよね。ある意味では因果応報とはいえ、あの誘拐された娘さん自身には何の罪もなかったのになぁ。復讐の無意味さを訴えるには、ああいう感じにするしかなかったのかしら。
ところで、歳を考えれば仕方ないとはいえ、稔侍にどことなく死相が見えたんですけど……存在感は相変わらずだったけど、なんか、あんなヨボヨボだったっけ? 歳の割に動きがシャキシャキしてるのが稔侍だと思ってたんですが、作中の雰囲気もあるとはいえなんか元気なかったような。大丈夫かいな。
『逆転裁判 ~その真実、異議あり!~』第1話『はじめての逆転』を見たよ。原作でも第1話のアレ。
視聴者に推理させる余地はなく、流れるようなサクサク進行により判決、次回への布石まで進んでましたが、30分枠の中に第1話を収めるなら、これぐらい駆け足にならざるを得ないんじゃないでしょうか。
少なくとも私としては、「あ、確かにこれは『逆転裁判』のアニメ化だ」って感じでした。キャラの動きがゲームを上手いこと補完してたというか。矢張の動きとかなるほどくんのリアクションとかは再現度高かったし、千尋さんの原作にはない(はずの)ツッコミ台詞も、確かに作中でも言ってそうな感じだったし。
その分、「絶体絶命の状況から逆転した!」みたいな胸熱感というか、ドキドキ感みたいなものは今回にはなかったなぁ。なんだろ、原作知らない人がアニメ第1話を見たら「え……? そんなこともわからずに逮捕してたの……?」とか言われそう。いやまあ、実際ゲーム中でもそうなんですけど。
なるほどくんが「アイツ(矢張)はいつもちょっと運が悪いだけ」って言ってて、これは確かゲーム中でも言ってたんだけど、「そういや『逆転、そしてサヨナラ』で真実を知るまでは、矢張のこと信じてたんだよなぁ」ってちょっと遠い目をしてみる。それが『3』では「嘘つけ! ただの矢張だろ」になるんだから、人間って怖い。いや、これはなるほどくんと矢張の問題か。
意図的なのか放送開始時期に合わせただけなのかはわかりませんが、
・冒頭で街中に桜が咲いていた
・(今回は作中で説明はなかったけど)『逆転裁判』中の裁判制度を考えると、事件発生後の矢張逮捕翌日にあの裁判があった
ってことを踏まえると、原作の段階であったサマータイムに関する問題が綺麗に片付くので、そこは上手いこと処理というか対処してたなーと逆に感心してしまいました。
一応、第1話の正確な発生日時って、ゲームじゃ夏なんだよね。別に話自体は元から全然夏らしくないし、これでサマータイムに関する問題が片付くので、そこは良改変だったんではと思いますです。ほらタクシュー、物を知らないから(『2』のコラムより)。それに『1』では『逆転、そしてサヨナラ』以外は特に季節感のある話がないし。
山野の逆ギレ発言の勢いになるほどくんが物理的にぶっ飛ばされてたり、逆になるほどくんの追求が山野をぶっ飛ばしてブレイクさせてたり、ゲームの演出(DS版含む)や音楽もちょこちょこ取り入れてて、「へー、ゲームじゃよくわからんけど法廷ってこんな作りなんだー」っていう細かいところも面白かったし。あのモニターは便利だな。裁判長の木槌が小さかったのは違和感あったけど。
明確な不満点を挙げるとすれば、
・千尋さんの声が普通に落ち着いてて大人っぽくて色っぽい
・なんか絵がところどころ違和感(動きはいいけど立ってる絵とかがなんかこう……変)
・山野のカツラ投げがなかった
・OPとED
これぐらいです。
なんか巷では「声が違和感」と言われてるらしいですが、なるほどくん・矢張・裁判長・亜内検事・山野は割とすんなり「あ、こういう声でこう動くんだ、こう喋るんだ」と納得できました。ちょっと矢張がうるさかったかな? でもキャラを考えれば納得。千尋さんも動きや台詞に関しては全く違和感なかったです。
千尋さんの声は、むしろ『3』のアレが違和感と言われりゃそうなんだけど、一応ゲーム中じゃもっと高い可愛らしい声なんだよなぁ。新人時代の千尋さんにはあの声でもいいんだけど、確かにお師匠さんとしての千尋さんには合わないよなぁ、あの声。これは『3』発売当時にも思ったし、他のユーザーたちもそう言ってた気がするが。そう考えると、今回のアニメの声は決して間違ってはない。
たぶん「声に違和感」って言ってる人はなるほどくんの声に関してそう言っていて、それは今までゲームのPVや『特選法廷』、他のゲームとのコラボや『5』ではずっと違う人が声を当ててたから違和感を感じるんだと思う。
で、それをわかった上でこれを言うと声優さんのファンには怒られるかもしれないけど、アニメのなるほどくんの声と今までのPVとかやってた方の声って、割と声質似てない? アニメや声優さんに詳しくないヤツが言ってる戯れ言なんで、詳しい方には引っ叩かれそうな意見なんですけど、ズブの素人からしたら特に違和感は無いです。それを言い出したら、原作ゲームの『1』の時点で上記の人と違うんで、そこは別に。
演技的にも声的にも、どれもそれぞれ「なるほどくん」らしくていいですよね、って思います。
ズブの素人である私には、目につきやすい絵の違和感……というか、ぶっちゃけちょっと崩れかかったような絵の方が気になりました。その分は動かしてフォローしてた気はするんだけど、立ってるだけのシーンとかで違和感のある絵(『逆転裁判』がどうこうではなくて、普通に見てて違和感のある絵)はちょっとどうかと……ううん。難しいね、アニメって。
何より問題だったのは、山野のカツラ投げがなかったことですよ。これは許されない。ぶっちゃけ『はじめての逆転』、いや『1』の三大見どころのひとつが損なわれたのと同じですよ。何事も掴みが肝心だっていうのに。これは決して許されない。でも、一応アニメでもカツラだったのな。なら何故、山野のカツラ投げがなかったんだ……
で、OPとED。
OPはなんというか、真っ当にセンス無いな! 歌は別にタイアップならこんなもんかな、ぐらいの感じなんですが、アニメーションが目を見張るほどダセぇ! なんだアレ! 特に『逆転裁判』っぽくもないし。
EDも、タイアップなのでこんなもんかもしれませんが特に内容と合ってるわけじゃないし、今回次回予告にしか出番のなかった真宵ちゃんが、まるでそんじょそこらの普通の美少女ヒロインみたいな扱いで……
いや、確かに真宵ちゃんはなるほどくん時代の『逆転裁判』におけるヒロインだし、ヒメサマンのモデルになるぐらいで本土坊さんからも「スタイルはちょっとアレだけど顔はまあまあ」という評価をいただくぐらい見た目自体は悪く無い設定……のはず……だけど、もっとこう、一筋縄ではいかない正統派じゃない可愛さが真宵ちゃんの魅力じゃないか! 一緒にいてこそどんどん愛着がわいてくるタイプのヒロインじゃないか! なんかED見てる限りだと、普通にヒロインやってるんだけど……大丈夫か……ゲーム中でもヒロインはやってるけど、なんかこう……違うのよ。「うわぁ、かわいい!」っていう正統派ヒロインじゃないのよ。真宵ちゃんのかわいさは、もっとこうじんわり染み渡るというか、ある時唐突に訪れる感じなんです。わかってくれませんか。
と、つらつら述べましたが、基本的には初回なんであーだこーだ言う感じじゃなかったです。本番は次回からっすな。千尋さんが死んで真宵ちゃんとイトノコ刑事が出てきてどーなる、みたいな。そんな感じ。御剣検事は次々回ぐらいに登場なのかな、たぶん。
とりあえず、前にも言いましたが『逆転のトノサマン』が今のところ一番楽しみです。叶うはずのない高望みを言うと、『逆転のトノサマン』回だけはOPかEDをトノサマン関連にしてほしい。ダメですかね。あのシュールなビジュアルが動きまわるのをじっくり見たいんですけど。
最近、近所のセブン-イレブンで『炙りサーモン』をしょっちゅう大量購入しているので、そろそろなんらかのあだ名を付けられている頃かもしれません。アレ、美味しいよね。
あ、『なるほど逆転裁判!』と『2』『3』の攻略本を買い戻しました。
『なるほど逆転裁判!』、そういやGBA版公式サイトコラムも収録されてたんだよなー、GBA版の公式サイトが閉鎖された今となっては貴重なシロモノだよなー、なんて思ったり。岩元さんの絵日記コラムが読めるのが『なるほど逆転裁判!』だけ! これで岩元さんのファンになった人も多いはず。
ドリマガの連載も、コラムも掛け合いも末包さんのイラストもいい感じだし。ただ、読者からのハガキコーナーが、約10年前のシロモノだからかどうかは知りませんが、他人が読んでてどことなく恥ずかしいような感じもある。雑誌の読者投稿コーナーって、こんなもんでしたっけ。
そんな最近です。
……今回、『逆転裁判』関連の話ばっかりしてるな。まあ、そんな時もあるよ。
『1』~『3』、『蘇る』まではリアルタイムで追っかけてたので、思い入れがあるんです。それが本当に2016年になってアニメ化されて(『1』の時代設定は2016年)、なんか感慨深いんです。タクシューの野望がある意味、叶ってる(リメイクじゃないんだけど)。すげーなぁ。