第2話 殺人デザイナー
ゲスト:梶原ひかり、池亀未紘、久保田秀敏、広山詞葉、堀丞、佐藤乃莉
脚本:瀧川晃代
監督:細川光信
「正義」ってなんだよ(憤怒)
この話の見どころ
◆HNで呼び合う女性2人
なんかホテルのロビー?的なところで、HNで呼び合う女性2人。
オタクじゃん……オタク仲間でオフ会やってるやつじゃん……私はまだマトモな方のHNだと自負してますが、ギリシャ神話とかから名付けたやつなんかの厨二病ちっくなこれらとか、今回は違うけど変態性の高いHNとかは人前で呼ばれたら死ねるだろうな。
あんなところで、デカ目のノートPC広げてたらすげー目立つと思うんだけど、なんでホテルのロビー集合なんだろうな。どこかレンタルスペースでも借りたらいいのに。
◆Mi-mo
なんか有名なアパレルメーカーらしい。
メンズもあるらしいから浅輪さんは知ってたのだろうか。それとも、倫子ちゃんが好きだからとかだろうか。
小宮山さんはMi-moが好き。まさか自撮り写真まで持ってるとはな……
◆村瀬「全然覚えてない」
そういうところだよ村瀬さん。なんならちょっと言い方に力入ってるのはなんなんだw
だから舌打ちされて足踏まれるんだよ。やりすぎだとは思うが。
◆小宮山「若いからできるのよ」
村瀬 「えっ……?」
素肌にジャケットの2.5次元俳優を見た村瀬さん、に対する一言。
これは……どういう意味……?
◆正義の味方
ディケー・エウノミア・エイレーネ。テミスの娘・三姉妹。
ネット自警団……鬼女じゃん!!!!!!
結果的にこの人たちがやってたことは「正義」ではなかった、ということになったけども、事件に無関係だったエウノミアがそのことを自覚したかどうか、今までの行いを自省したのかどうかもわからないまま。
それって、いいのだろうか……
◆それはそれとしてパワハラじゃない!?
英子さんのあれは、事件は事件、塔子さんの本性は本性としてパワハラじゃないの?
今回の話がどうであれ、それは自覚しなきゃダメじゃないかな英子さん……
英子さんのプライドもまたデザイナーの「正義」とおけば、今回の話に絡ませて自省させることだってできたかもしれないのにな。残念。
◆大量の裏取りを嫌がる皆さん
村瀬 「よし。じゃあ俺たちは杉山英子をあたろう」
小宮山「そうね。ごめんね」
新藤 「えっ? あっ、じゃあ青柳さんたち……」
青柳 「いや、俺たちは結城翔な。生い立ちがよくわかってないから、調べなきゃいけないのな」
矢沢 「ああ、あのほら、付き人の高橋ってのもなんか隠してそうで怪しいですしね」
(中略)
新藤 「なおぽん先輩」
浅輪 「新藤、よせよ、その呼び方は……」
新藤 「いやいやいやいやいや……」
浅輪 「俺、ちょっと2人が気になるから行ってくる……」
新藤 「マジっすか!」
国木田「……あっ。俺さ、エンジニアと会う約束してるんだ」
エイレーネとエウノミアが調べた裏取りを嫌がる特捜班の皆さん。
さて、誰の言い訳が一番ひどいでしょーかっ。みんな結構ひどいけどw
◆何故か自撮りを持ち歩く小宮山さん
その上、あんなモデルポーズをとれるってことは、小宮山さんは自分のビジュアルを自覚してるんだな……だから今のファッショナブル刑事ぶりなのかな。
◆朱雀屋の大福
国木田班長が、和菓子をわざわざ買ってきてくれるただの温厚なおじちゃんになってる……
今回、一番の不満は国木田班長が面白おじちゃんになってたことです。ちょこちょこ調べ物したり、名言を吐いたりはしてたけど、違うんだよ私が好きになった国木田班長は、もっとこう……こう……!(知らんがな)
◆正義の扱いについて
早瀬川「『正義』って中毒性があるからね。(中略)人の脳って、悪い人を見つけて罰することに快感を覚えるようにできてるんだって。真面目であればあるほど理不尽なことを許せないから、その快楽にはまってしまう。自分が正義だと思ったとき、人はどこまでも残酷になれるから」
国木田「正義は振り上げた時に、形を変えて凶器にもなる。厄介なもんですよ」
1話に続き「正義」の話ではあるけど、また毛色の違う話でもある。
あなたの「正義」は本当に正しいかどうか? それを自省するのが本当の「正義」かも……?
◆ガッツポーズするむらこみ
かわいい。
第1話で村瀬さんと青ちゃんのやり取りに「張り合いすぎ」って言ってた小宮山さんがこれだもんなw
◆お肌つるっつる髪の毛さらっさら
写真の男にそう言う小宮山さん、を見やる村瀬さん。
わかる。わかるぞその気持ち。小宮山さん、どうしたのw
◆佐久間「聞かれるかと思って、調べておきました」
浅輪さんの疑問に先回りして調べておいた佐久間くん、年々優秀になっていくな。
それだけ無茶振りされ慣れてきた、ということでもある。鑑識・科捜研の皆さんはどこも大変だ……
◆浅輪「そんなことより」
浅輪さんがどんどんテレ朝刑事ドラマ主人公色に染まっていく。そんなところは染まらなくていいんだよw
新藤くん、今回は裏でずっと頑張ってたんだな。その後も街を走り回ってたんだろうし。お疲れ様。
◆結城翔の立ち寄り先を教えてくれる青ちゃん
細かいところだけど、浅輪さんの様子からただならぬ様子を感じたのか、何も言わず聞かずにさっと情報を渡してくれる青ちゃんがカッコよかった。
青ちゃんって、結構浅輪さんのこと信頼してるよな……と感じることがある。ちゃんと実力を認めてるというか。いや、特捜班の皆、ちゃんと浅輪さんの魅力はわかってると思うけど。
浅輪さんの「年上男性キラー」ぶりが、青ちゃんにも適用されてるのかもしれない。青ちゃんも浅輪さんの攻略対象だったのか……
◆キュアなおぽん
真犯人・真央さんへの言葉の浄化力が半端ない。視聴者がこのお母さんへの思うところはさておき、真央さんの心には響いたようで。
これ、なんかいつかも感じたなぁと思ったけど、『殺しのオムライス』だな。この浄化力、実質プリキュアじゃん。キュアなおぽん……
◆スイーツおじさん
国木田班長って、甘いもの控えてなかったっけ?(昨年の最終回)
いや、デレて嗜好が変わったのかもしれない。けども、国木田班長を面白おじさんみたいにするのは……やめて……お願い……
簡単雑感
なんか「お母さんは君に幸せに生きてもらいたかっただけだよ!」にしたことで、多くの話がボケた気がする今回。
上でも書いたけど、エウノミアの久美さんが何のお咎めもなく、自省することもなく終わったのはいいのかよって思うし、英子さんのあれはパワハラでしょって思うし。
人情噺にするのはいいんだけど、描かなきゃいけない大切なことは他にもあったんじゃないですかね……それが『特捜9』の「正義」じゃないんか?
次回予告とか。
次回は村瀬さん主人公!?
ポケットに入っていた謎のイヤリングが鍵?
「刑事にとって何もない1日……最高じゃないですか」
まさか、『9係』の頃に渡瀬恒彦さんも「そんな回があってもいいかもね」と仰ってた、「事件の起きない『9』シリーズ」が見られるのか!?
次回の脚本はおなじみ徳永さんと、先日亡くなられた金丸Pの共同名義。
金丸Pがあの楽しい東映公式を更新されてたので、今期はどうやら更新なしのようです。それを見ると、「ああ……」ってなっちゃうよな……