【科捜研の女 season20】第3話 感想

科捜研の女
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第3話 世界一辛い殺人

ゲスト:波岡一喜、鈴木亜美、大浦龍宇一、伊庭剛、英智佳、国木田かっぱ、荒田陽向

脚本:松本美弥子
監督:田崎竜太

 今回の『科捜でん』は「デビルズボトル実験」。
 ビビる沢口さんが見られます(最低の感想)。ビビる沢口さんかわいい(最低の感想)。

 今回のアンケートです。投票してくださった方、ありがとうございました!
 そんなわけで蒲原刑事がトップ。そんな皆さんは、今回の話の蒲原刑事のリアクションをちゃんとわかってたんですね。さすがです。
 2位は呂太くん、3位がマリコさん、4位が風丘先生になりました。
 男性陣と女性陣の票差がエグい。この差はなんなのか。慢心、環境の差なのか……(冗談です)

 ってことで、辛味を科学する今回!

全く伝える気がないから公式をちゃんと読んでほしいあらすじ

 『食戟のソーマ』かな?

20の見どころ

◆1.仕事中にテレビ見て手を止めるなんていいご身分だな!

 事件が起きてないときはゆるい雰囲気の科捜研。雑談で手を止めるなんていいご身分だな! 事件起きててもゆるい時がある? それは……また別の話ですし……
 亜美ちゃんは辛いもの好き、日野所長は苦手。あー、なんとなくわかる。
 で、亜美ちゃんの不用意な発言により、マリコさんのスイッチオン。

マリコ「『おいしい』というか……まず、辛さは味ではありません」
日野 「ん?」
マリコ「味覚とは、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の5つで、下に存在する味蕾で受容されるの。対して辛味の受容体は口腔内のみならず……」
亜美 「聞いた私が悪かったです!」
マリコ「……全身に分布している」

 止めたのに言い切るまでは続くマリコさんの辛味科学。
 日野所長が苦笑してて笑う。亜美ちゃんの反応より日野所長の苦笑の方がまだ優しい。亜美ちゃんって、意外とマリコさんに対してはキレキレのツッコミ入れるよね。

◆2.今回のOPテーマはS18

 あれっ、初回で使ったじゃん。被らないようにとかそういう配慮は特に無いのか。そうか。
 でもOPテーマ曲は固定じゃないっぽいんで、これは気にして見てみるといい……かも。気にしたところでみたいなところはあるかもだが。

◆3.スコヴィル

 辛さを表す値のこと。
 なんか響きがかわいいよね。スコヴィル。

◆4.マリコ「じゃあ入門します。この人たちと同じの、2つください」

 しれっと蒲原刑事を巻き込むマリコさんは鬼畜。知ってた。
 食べる前から嫌そうな顔してた蒲原刑事は案の定辛いものは苦手、に対して、平然とバクバク食べてるマリコさん。

蒲原 「マリコさん……辛くないんですか?」
マリコ「辛いわね。山椒のサンショオールと、キサントキシンに起因するしびれが、唐辛子のカプサイシンの刺激を倍増させていますね」

 マリコさん、神の舌でも持ってんの? 『食戟のソーマ』の薙切一族じゃん。どっちかってーとアリスなのかな。科学だし(誰もわからない漫画ネタ)。
 常々「マリコさんは五感が鋭い、味覚はしらんけど」と言ってきましたが、どうやら味覚も鋭いことが判明。そして辛味にも耐性がある。でも実は沢口さんご本人は辛味が苦手。ソースは数年前の「ウチくる!?」。
 そう、マリコさんは他の刑事ドラマ主人公とかと違わず、感覚は鋭敏なんである。それをアウトプットするのがドヘタなだけで……

◆5.おじいちゃんと孫

 日野所長、今回は珍しく外にたくさん出ていた。よかよか。日野所長も黄色ジャンパーを着ましょうねぇ。次回も着てるみたいだし、なんか日野所長もお外出たい時期なのかな。おじいちゃん、お散歩行きましょうねー(違う)。
 それについてくる孫の呂太くん。「からーい」とか喋り方があざとい。上目遣いがあざとい。180センチの上目遣い。落ちる人は落ちるやつだこれ。
 そういえば、日野所長と呂太くんだけの組み合わせで外出るのは初でいいのかな。マリコさんが一緒とかはあったと思うけど。ふたりだけだと、ますますおじいちゃんと孫だな……

◆6.堺田「あんた、何者だ?」

 漫画だったら、この次は完全にマリコさんがばーんとデカいコマで決めシーンやってそうな前振りのセリフで笑った。榊マリコ……科学者よ!みたいなノリ。
 堺田さんの料理の真髄を見極める科学の味覚、やっぱりこれ『食戟のソーマ』じゃない?

◆7.今回大忙しの宇佐見さん

 鑑定も多いし、呂太くんには茶化されるし、後で格付けもどきにつきあわされるし、辛味についての解説はするし。できる男は役目が多くて大変だ。

◆8.蒲原おこなの?

宇佐見「カプサイシンは脂溶性。油に溶けるからね。牛乳や生クリームと一緒に摂取すると、カプサイシンが乳脂肪に溶けて、辛さが和らぐんだ」
呂太 「あっ……だからカレー屋さんにラッシー出てくるんだ!」
蒲原 「水じゃダメなんですか?」
宇佐見「ああ……カプサイシンは、水には溶けないんだ」
蒲原 「道理で……激辛鍋食べさせられたとき、いくら水飲んでも辛味がとれなかったわけだ!」

 蒲原刑事、おこなの?
 っていうか、あれ「食べさせられた」認識なんだ。捜査のために、進んで食べた……とか、そういうわけじゃないのね。あくまでマリコさんに巻き込まれた認識なんだw

◆9.土門さん、重役出勤

 開始後約18分経っての登場。重役出勤にも程があるって!
 だけじゃなく、出番自体も少なくてあとは取調室と屋上だけ。
 撮影した時期が時期なんだろうけど、これだったら土門さん完全不在でもそんな変わらんな……
 っていうか、このレベルの事件だったら土門さんが出張るまでもなかったんじゃない? まである。「土門さん引っ張り出すなら、それなりに手が込んだ事件か土門さん使って面白いことしないとね」が今期初回と2話。そのハードル、高すぎないか?
 出番の少なさからどんどん神格化されていく土門さん。ますます木場さん化が進む土門さんである。そろそろマジで死ぬんちゃうか土門さん。

◆10.それとって

 ×警察の人が料理しない
 ○マリコさんが料理しない
 その前に、「それ」じゃなくて具体的に取ってほしいもの言ってほしい。「テーブルの上に○○があるから取ってほしい」って言えよ!(察しが悪い仲間のワガママ)
 このシーン、なんか意味あるのかなって思ってたら特にこの後のシーンには関係なかった。マリコさんの指紋がついたピーラーが何かの鍵になるのかとか思ってた。全然違った。

◆11.仲いいね若手

 呂太くんと蒲原刑事が並んでマリコさんたちを指差してた。呂太くんはともかく、めっちゃ気安いね蒲原刑事。
 登場初期の尖りぶりからは考えられない気安さだった今回の蒲原刑事。今のお前に、登場初期のお前を見せてやろうか!

◆12.科捜研格付けチェック

 今回のメインイベント。
 どう見ても格付けだこれー! 内藤さんを呼べー!
 目隠しはともかくとして、1番2番の札はどこからどうやって人数分用意したの。何を想定してどういう意味の用意なのそれ!?

◆13.違いのわかる男

 若手のせいで格付けもどきに巻き込まれる宇佐見さん、災難だな……
 そんなこんなで、若手とは文字通り格が違うことを見せつけていく宇佐見さん。グルメの沽券は守られた!

日野 「さすが、違いのわかる男!」

 さすがルヴァンプライムのCMでメインを張る男。ネ○カフェゴール○ブレンドのCMもいけそう。ダバダバダー♪

◆14.蒲原「最近、辛いものばっかり食べさせられてたんですよー!」

 よく通る声で何を言っとるんだね君は。
 ってなわけで風丘先生の今回の差し入れは、紅月堂の激辛煎餅! 残念!
 その後、激辛煎餅を食べて蒲原刑事が跳ねてた。蒲原の「はねる」! しかし何も起こらない。
 そもそも、他部署の差し入れに手を出すからこういうことになるんではないでしょうか。これを機に、蒲原刑事は少し反省しろくださいw

風丘 「辛いもの食べるとさ、なんか元気出るんだよね。お茶にも合うし!」

 甘味も辛味もいける風丘先生、サイッキョ。やはり風丘先生がナンバーワン!

◆15.突然白衣を脱ぐマリコさんがえっちなんですが!?

 突然白衣を脱ぐマリコさんがえっちなんですが!? 私に毒です! ドキドキしちゃう!
 科捜研を飛び出していくマリコさん、にぽかーんとしてる風丘先生に笑っちゃうんだけど、慣れてる日野所長と宇佐見さんにも笑う。宇佐見さんなんて「いつものこと」としてしれーっとすぐまた自分の手元に視線戻してるし。こんなん笑うわw

◆16.希美さんは昔は辛いもの苦手だった

 のに、人気ブロガーになるぐらい、そしてコンテストで優勝するぐらい美味しい旨辛料理を作れるようになる……ってかなりドラマティックだと思うんだけど、なんか今回は希美さん方面のドラマはバッサリ切られてたな。堺田さんのドラマと一緒に描いてたらくどかったんだろうか。
 堺田さんと希美さんの現在はそこまで興味ないんだけど、その辛味克服のドラマはちょっと気になるんですけど。なんでそこを描かなかったんだろう。

◆17.ピーちゃん

マリコ「このインコ……」
亜美 「ピーちゃんです」

 めっちゃ速攻で訂正していくので笑った。そしてその後も、マリコさんは亜美ちゃんを気にしてちゃんと「ピーちゃん」って呼ぶのでもっと笑った。マリコさんすら恐れるツッコミ女王・亜美ちゃん……!
 マリコさん×ピーちゃんは無限大のかわいい。インコには優しいマリコさん、これはテストに出ます。
 ピーちゃん、どうやら俳優鳥?なのかな。堂々とした演技ぶり、めちゃくちゃカッコかわいかったぜ!

◆18.傷口に激辛唐辛子

 「傷口に塩」レベルじゃなく、痛いってレベルでもなさそう。拷問に使われそうなレベル。そりゃ富永先生も悲鳴あげますわ。
 ノートパソコンは鈍器。最近の軽量化されてるやつじゃないからダメだった。

◆19.蒲原刑事でも食べられる旨辛料理

 マリコさん・亜美ちゃん・蒲原刑事ってどういう組み合わせ?
 希美さんが来てなんかいい感じになって終わり。そうか……

◆20.辛党の人は

土門 「辛さに強い人間は、脳へ伝達される危険信号をキャッチしにくいってことじゃないのか?」
マリコ「えっ?」
土門 「お前が無鉄砲な理由がよくわかった」

 それを言うなら、土門さんも辛党ってことになる。土門さんが無鉄砲じゃない、なんてどの口にも言わせませんけど!?

マリコ「いけない?」
土門 「ハハハハ。いいよ、もう……」

 そうやってマリコさんの無鉄砲さを認めたからには、いつでもフォローできるようにちゃんと出席率を戻しておいてくださいよ。お願いします。

簡単雑感

 「蒲原刑事頑張ったね」ぐらいしか言うことがない。
 なんか、2話までと違ってめちゃくちゃテンポ悪かった気がする。心なし、皆さんのセリフを言う速度もゆっくりしすぎじゃなかった? 間を取りすぎというか。
 私、普段はあまり「テンポが悪い」って言葉を使いたくないんですよ。何故ならこれ、便利ワードなので。テンポってかなり主観的かつ好みによるもので、極論、「今の私が楽しめてない」が「テンポ悪い」ってことなんだけど、それ言っちゃうとなんか批判した気になっちゃうからあまり使いたくない。
 でも、今回は「ルヴァンプライムのCMの方がテンポいいな……」とまで思っちゃったので、ちょっと言わせてほしい。テンポ悪くなかった?
 手が込んだ話だった初回、丁寧に手口を追う中で面白を入れてきた2話とは違い、前半の20分の段階でほぼ要素は揃ってて、あとは堺田さんがピーちゃん出せばもっと早く解決してたみたいな、そういう薄味さだった。
 人情噺も、なんか堺田さんのも希美さんのも薄味。被害者はひたすら可哀想だったが、不正を告発しようとする→相手に「待ってくれ」と掴みかかられる→「離せ!」のくだりを人を変えて2度もやって死にましたってのはさすがにないんじゃないか。
 蒲原刑事が激辛で悶えてたとか格付けもどきとかは、ぶっちゃけ遊びだからなぁ。しかも、面白がその場限りの遊び。それが悪いとは言わないけど、それだけでは「話が面白い」にはならないと思う。
 はい、要するに「私は今回が気に食わない」をそれっぽく語るとこうなります。だからテンポを語るなんて嫌なんだ。ファッキーン、テンポー!

次回予告とか。

 二度寝マリコさん。シーズン開始前の特報で見たぞ。
 そして検死台の上のマリコさん。なんなのこれ。マリコさん、とうとう年貢の納め時か?
 次回のテーマは「睡眠」! あなたはちゃんと眠れてますか?

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