【新・おみやさん】第4話 感想

(新)おみやさん
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FILE.4 19年目の殺人連鎖!京都鴨川…父を待つ娘の愛と憎悪

ゲスト:梅沢富美男、高橋かおり、二宮星

脚本:塩田千種
監督:山下智彦

たぶんもうそろそろ姫野さんはキャラ的にキツいんじゃなかろうかと、ファン歴の浅い私でもそう思う。


◆茅野さんと星野さんが……中年に無理させたらアカン。
高岡くんは若いからなぁ。

「何、警察みたいなこと言ってんだ!」→警察です
「俺を誰だと思ってんだ! ラーメン屋だぞ!」→でも連れていきます
姫野さんって鴨川東署に結構お世話になってるはずなのに、イマイチ信用ないな。なんでじゃろ。トラブルメーカーだからか。

◆冒頭で資料課が運んでたモノってアレ何? いや、資料なんだろうけど。

「アレが噂の姫野さん?」
噂のって。すずさん、本当に姫野さんのことを気に入ってるんだな。なんたって「おみやさんの大親友」呼ばわりだもんな。
しかも「温和で懐のふかーい」って……それは……なぁ。それは勘違いだよなぁ。

◆緑川課長の苦労がすげぇわかる。物語の主人公として見ているから許せるけど、そうじゃなかったらこれは私だったら胃腸が痛むw

◆琉璃ちゃんかわいい。あざといぐらいかわいい。生意気なところがまたたまらんね。おねえさんと遊びませんかー! お父さんがわりになってあげるよぉー!
「凶」より「京」の方がカッコいいと思うよ。私は。
しかし、本当は「父」って書きたかったんじゃないかなとか考えると、ものすごく胸が締め付けられるね。
ということで、琉璃ちゃんは私のものということで手を打たないか。ダメか、そうか。

「私ってやっぱり、頭が軽そうに見えるんでしょうか?」「大丈夫! 時々だから」
どこもフォローになってないフォローを真顔でしちゃうおみやさん素敵。

「『ごめんなちゃい』とでも言ってみたらどうだ!」「はい、ごめんなちゃい!」「本当に言いやがった……」
何このアドリブ連鎖。むしろアドリブじゃなかったら困る。

◆姫野さんの前だと、おみやさんの一人称が珍しく「俺」になる。

◆緑川課長、いい上司なんだと思うんだけど、立場的にどうしても噛ませ犬になっちゃって可哀想だなぁとか思っちゃうのは私だけなんだろうか。

◆すずさんの慌てっぷりが半端無い。しかし、手甲とかをプレゼントする辺り、そういう意味では優しい……のか?
しかしちはるちゃんの選択は自転車。楽しそうに漕いでましたけど、そうか、この子免許持ってないのか……というのがポイント。確か洋子ちゃんは免許持ってたはずだけど、ちはるちゃんは持ってなさそう。ってことは、これからは長距離移動する際はタクシーか刑事課が運転するパトカーで移動することになるのかな。そんなどうでもいいことが心配になった。

◆姫野さんの写真、めっちゃ人相悪いな。こういう写真で愛想よくニコニコしてても不気味ではあるが。

◆CDのジャケットの男って……いや、誰か気づけよ捜査陣。案外気づかないものなのか?

◆階段からのおみや死の確率99%を超える超危険地域・京都鴨川東署管内で階段から落ちて無事な姫野さんの生命力と運。

◆どんなにダメでも、父親は父親。子は親を嫌いにはなれない……そんなもん、なんですかねぇ。
いや、だって。
・はずみとはいえ、妻を刺す(死んでないけど)
・その後、逃げ出す(自首しろよ)
・「どうしようか」とか泣いてたら子に突き落とされる(当たり前だ)
・その後、賭け事から足を洗ったはずなのにまた賭け事で借金こさえて犯罪に利用される(どうしようもねぇな)
・で、そのせいで娘が危ない目に遭いかける(これはなぁ……)
・それのせいで殺人を犯す(お前なぁ)
・娘に会いたい一心で、全ての罪を姫野さんに着せる(本当にどうしようもねぇな)
ねぇ、こんな親でも嫌いになれないものなの?
これはさすがに姫野さんもキレていい。ラリアットぐらいキメていいぞ。私が許す。

◆かといって、被害者の美山も同情できる類の人間ではないので、もう今回の登場人物は琉璃ちゃん以外全員アレってことでいいよ。
しかし琉璃ちゃんも琉璃ちゃんで、「親は捨てる!」って言ってましたけど、親って捨てられるものですかねぇ。嫌いになれるかどうかじゃなくて、捨てられるものなのかなぁ。どうなんでしょ。

同情できる人間がいないという意味では、割と現実味のあるお話だったかなぁと思うんですが、お話としてはなんつか、ロマンっつーか情緒っつーかそういうものがないよね。出来不出来とは別の意味で。

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