【科捜研の女’11】第14話 感想

科捜研の女
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ep.14 京都老舗殺人事件! 味の鑑定…和菓子職人vs科捜研!!

ゲスト:岡田義徳、栗塚旭

脚本:櫻井武晴
監督:濱龍也

今回のサブタイ、『科捜研ティータイム』でいいんじゃないかね。


ってぐらいに、捜査からやる気を感じられなかったんですが、私だけですかね。だって和菓子の指紋が決め手って……いつもならとっくに調べてるレベルじゃん。
それを埋める外堀(味噌だのみりんだの)で回り道している間に、気になってたならまず和菓子を徹底的に調べればよかったじゃん。っつーかそもそもそれ、ナマモノでしょ? 下手したらすぐに固くなったりカビたりするよね? なんで最初っから徹底的に調べようとしないの? いつものマリコさんらしくないよ。
和菓子の指紋は最初から調べていて、それを犯人にぶつける。しかし適当に言い訳されてかわされた。どうすればいいか。そこで閃いて味の鑑定に移る……とかじゃダメだったの? そっちの方が、話の運びはスムーズだっただろうし、話として描こうとした(であろう)ものも今のままそのまま描けると思うんですが、ダメなんすかね。
なんかこう、イマイチ犯人を追い詰めてる感が薄くてなぁ。勝手にマリコさんたちが回り道してただけな気がする。私だけなのか?
本当は和菓子でティータイムしたかっただけじゃねーのか、マリコさんたち。ぶっちゃけ、捜査してるっていうよりは和菓子でティータイムしている印象の方が強かったし。

と、話そのものは嫌いじゃないし、そんなに破綻したものじゃないんだろうけど、その一点だけが無茶苦茶浮いてて気になった。もし今回が、「マリコさんたちが和気藹々とティータイムするところを描くための回です」っていうなら可。ほのぼの萌え(*´∀`*)
実際のところは、私が期待したものとは違ったっていうのがデカいんだろうけどね。だって犯人とガチンコでやりあうと思ってたんだもん……科学鑑定でガチンコで追い詰めると思ってたんだもん……

以下、小ネタ。

◆今日のタイトルバックは緑色。

◆現場からの押収物をきちんと把握している相馬△
いや当たり前でしょとか言われたらそうかもしれんけど。

◆正座ができない現代っ子な権藤さん。楽にしていいのよ。

「僕とマリコさんが採取した微物の鑑定結果です」
いや……間違ってないんだけど……なんかこう、言い方が相馬くんっぽいなと。

◆それが閃きの元になるとはいえ、わざわざデパートと本店で買ってくる風丘先生、乙です。

◆科捜研格付けチェック 味見編
味の違いがわかる人たち→日野さん、宇佐見さん、風丘先生
味の違いがわからない人たち→相馬くん、泰乃ちゃん(マリコさん?)
マリコさんは微妙なところだけど、「味が変わるって……この4つ、同じ材料ですよね」とか言っちゃってる辺り、日野さんたちほどコダワリはなさそう。まぁ、料理音痴だしな。
1回、中の人たち、『芸能人格付けチェック』に出ないかなぁ。なんて思ったり。

◆そして『懐中屋』の本店がお気に召したらしい風丘先生、4種類×6個、全部で24個お買い上げー。
そこでたまたま凶器に関しての重大発見をしちゃう風丘先生。乙です。

◆役所と礼状があれば家宅捜索できるって怖ぇなぁ。

◆日野さんの「君(泰乃ちゃん)、味音痴でしょ」に対して慌ててフォローする相馬くん。根はいいヤツだとわかるヒトコマ。

◆四代目は人を育てるのがド下手クソだったんだな。
専務は専務なりに努力してたのがわかっていつつも、それを口に出すことができなかった。そうしたら、また息子の二の舞になるんじゃないかと思ったから。
四代目はあえて悪者になった(つもりだった)。でも、それが専務に伝わることはなかった。
四代目は専務を認めていないわけじゃなかった。だからこそ許せないことがあった。それだけの話だったのに、すれ違うとこうなってしまうんですね。
正直、土門さんが専務に言った最後の言葉はいらんかったと思うのよね。一方的に専務が悪者にされているように見えるし、そこらへんは、見ていたらわかるわけだから。あえて追い打ちかける必要ないじゃない? 私はそう思うよ。

はい、次週!
戸田山脚本×森本監督!
泰乃ちゃん主役(?)!
大掛かりな事件!
津川雅彦さん再登場!
そしてどうやら2週連続話!
サブタイは『マリコ最後の事件へ VS過去から来た爆弾魔 海から遠い海水成分』
さ、最後の事件って……やめろよ、そういうフラグ立てるの。次シーズンで『おみやさん』みたいなリニューアルがあるんじゃないかとビクビクするからやめれよ。
とにもかくにも、次回にも期待しておりますですよ!

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