【京都地検の女9】第3話 感想

京都地検の女
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第3話 アベノミクスの光と影…金! 男女! 欲望! 7キロ先の殺人を目撃した理由!!

ゲスト:北見敏之、深水三章、山崎裕太、大和田美帆、小柳友貴美

脚本:西岡琢也
監督:藤岡浩二郎


『TVぴあ』『TV LIFE』に名取裕子さんのミニインタビューがあったよ。気になる方は要チェック。

ということで今週の感想。





◆初っ端朝っぱらからご機嫌で始業前の掃除をする井森さん。こんな人なのか。相変わらず時間には厳しいけど。
「人間にはひとりひとり豊穣な歴史があり、しかし、残念ながらそれが次々に忘れ去られ、時代が更新されていく! 世の中とは、無情なものです!」
「検事。私今自著伝を執筆中ですので、できましたら検事に一冊プレゼントいたします。これが、涙無くしては読めない感動作になっている!」
「“私の人生、悲しき人生”」(何語だろう、これ)

なんか井森さんって、前任の太田さんとはまた違う意味で屈折してるよね。抑圧されてるっていうか。その分、スイッチ入ると変な方向に飛んじゃうっていうか。
前々から試験的に導入はされてたけど、今期『京都地検』からスタート時間がデフォルトで19時58分になったっぽい(一部地域除く)からか、最初の2分間はコントタイムに当てられるってことになったのかな。少なくとも『京都地検』は。それでも本筋と関係ないことはやってないけどw


◆友子ちゃんは裁判官志望。
鶴丸さんのお父さんの話って、今までの話の中で出てきてたっけか。なんか同じく名取さん主演の『法医学教室』の早紀さんが法医学者を目指した理由とごっちゃになってて、どうだったかよく覚えてない。


◆あの闇金ヤクザの女って、この前の『9係』でクソ婦警やってた人だよな。岡江久美子の娘。うーむ、やはり地味な人だ……


◆ガチで夏風邪ひいててダウンしちゃったらしい池内さん。確かに初回、なんか風邪っぽい声だったよな。池内さんっていうか益岡さん。


◆若い女性相手でもヤクザとつきあうような女相手には容赦なく脅す成増△。


「私はヘビほど冷たくはなく、ヘビほどクネクネもしていない! あくまでも自己判断ですが」
こんな台詞を大真面目に言える井森さん、本当にいいキャラだな。私は好きだよ。
ついでに言うと、川喜多と本当にいいコンビで仲良くていいよね。
井森「川喜多、ダブルブロックスタンバイ!」
川喜多「ラジャー!」
鶴丸さんの動きに合わせて動く、2人のあの奇怪な動き。何あのクネクネした動き。いやヘビとまではいかないけど。
井森「川喜多……ダブルブロック解除」
川喜多「ラジャー」
井森「ロックオン!」(鍵をかける)
でも次のシーンではもう外にいる鶴丸さん。果たして井森事務官の課した仕事をやり終えてから来たのか、はたまた裏技を使って抜け出してきたか。どう見ても後者だけど。


「善良な市民」という言葉にやたら突っかかる鶴丸さん。
確かに、この言葉をタテに行動を起こす輩にロクなヤツはいなさそうだ。


◆あの殺された闇金ヤクザさんは、腕立て伏せをしたりカエルのように飛び回ったり、なんかやたらコミカルな人だね。面白いな。


◆蟹江敬三さんみたいな渋くてカッコいいオジサマ上司に思い切り甘やかされてみたい。完全に余談です。


「検事さん。みんな検事さんみたいに、心も身体も健全で前向きで一生懸命な人ばかりじゃないんです。能力だって様々。身体悪くて動けなくて、健常者の世話になっている人ばかりが弱者じゃない。実は、宇田川さんたちみたいな人が、一番難しいんですよ」
重たい台詞を吐くケースワーカーさんですが、鶴丸さんの「主婦の勘」宣言に「……なんですか、それ」とかツッコんだりとなんか色々いいキャラしてた。また出たりは……いや、やっぱいいです。
ただ、ケースワーカーさんの言葉が世相を反映した真実だとしても、私はこの言葉はただの「逃げ」であって思っていても口にしちゃいけない言葉だと思うけどね。要するにこれって、「私は弱者だから。他者から施しを受けてもいいんだ」っていう開き直りの言葉じゃないかと思うんです。
「弱さは振りかざした途端に暴力になる」。今回の宇田川さんたちが関わっていた貧困ビジネスという犯罪はまさしくそういうことなんじゃないかと思う。


◆今回のたまちゃんジュースもなんなのかわからなかった。材料らしきものが書いてあったり、「ゴマでゴマかす」とかあったけど。なんだべな。


「金はないけど野垂れ死には嫌だ。しかし、ホームレスにはなりたくない。だったら生活保護申請するしかないでしょ」
「いつ(申請)するの? 今でしょ!」……と、宇田川さんが言ったかどうかは定かではない。


◆なんかあのヤクザの情婦……いや、あの、ユカリさん?のパンチがものすごく迫力なくて逆に笑っちゃった。


◆ラタトゥイユ、美味しいよね。ウチの母もよく作ってくれます。


◆父親からの1日2、3通のメールすらも嫌がる友子ちゃん、何がそんなに嫌なのかと思えば、寺を継げと言われるのが嫌だという。確かに毎日2、3通もそんなことを(しかもグダグダと)言われ続けるのは嫌だよなあ。でも着信拒否しない辺り、情が残ってないわけでもないようだ。友子ちゃん、優しい。
ご住職の検査騒ぎで考えが凝り固まっちゃってる成増さんはともかく、ご住職本人は友子ちゃんの意思を尊重してくれそうな気はする。
「祈りませんよ。ウチはお寺だから、拝むんです」
こんな屁理屈言ってるし、まあ確かに成増さんは長生きしそうだな……
友子ちゃんを部下(平林)の嫁にやってでも、そんなに友子ちゃんに寺を継がせたいんか……


◆平林、今時のチャラ男だな。鏡を見ながら髪を整えたり、リップクリームまで塗ってやがる! それにインカム使ってるし。
いや別にいいよ。だからこそ彼女が3人もいた(去年最終話)んだろうし。


◆始業時間15分前を過ぎてもまだ来ていない井森さん、実は大して時間には厳格ではない説。というか、自分に甘いというか。
鶴丸さんを本当に心配していたっぽい上に、本人の「静粛に」を厳格に守る辺り、本当にいい人たちだ、この事務官と見習いは。



別にサブタイの「アベノミクス」は特に関係ないっていう。
昔は映画(ちょっとHなヤツ、ってことは日活ロマンポルノ的なヤツ?)のプロデューサーで大金を動かす立場だった宇田川さん。
また映画を撮るという夢を抱いて生きていて、もうシナリオも作ってあるという。
その夢のために、これ以上落ちぶれたくもないし勿論野垂れ死にしたくもない。
今回の話は、宇田川さんというひとりの男の話だったのだなあ。
そんな精神的に落ちぶれてしまった男に一喝できる鶴丸さんは強いな。優しい。どこまでも理想に生きていける人だ。
「(略)あなたは完全に麻痺し、堕落している」
「『生きられない』って、勝手に思い込んでるだけよ! 赤松たちに楽な逃げ道を教えられて、『俺の人生、もうこれでいいんだ』って無様に投げ出しただけ」

こうやって強く正しく生きていけるから、本当に成増さんの言う通り痛い目見ちゃったっていう。
そういう意味じゃ、確かにケースワーカーさんの言う通りで鶴丸さんは「弱者の気持ち」はわかんないのかも。本当にそれが「弱者」なのかはわからんが。「弱者のフリをした強かなヤツ」かもしれんしね。今回の宇田川さんは、個人的には後者だと思ってます。
病室に飾られたメッセージカードつきの花束、鶴丸さんを襲った連中を早速逮捕した京都府警の方々、それらが示すように鶴丸さんは何より周囲に恵まれているが故に余裕がある。そこらへんこそが度々言われる「お節介」の源。
でもその「お節介」が、今回の宇田川さんの心も救った。最後に鶴丸さんに台本を送ってきてくれた、まだ夢は諦めていない。
周りに恵まれるというのは何より幸せなことだよなあ、なんて最近の鶴丸さんを見ていると思う。ここ最近、特に鶴丸さんが自己犠牲的になっているというか、それが正解だと思えばその道がどんなものでも突き進んでいくっていうか。まさしく「正義の暴走」をしていてむしろ怖い。
そのちょっと変わったかも、なところは『TV LIFE』のミニインタビューで語っていたところかもしれない。
まあ、ものすごく見当違いな見方かもしれんね。

次回!

次回は一週お休みの8月15日!
そして夜7時スタートの2時間スペシャルですよ!
録画予約その他諸々、お間違えないように!

そして脚本は刑事ドラマ界のゆうこりんこと岩下悠子! つまり主演の名取裕子さんとの「ゆうこりんコンビ」なわけですな!
ゆうこりんコンビの2時間スペシャルは第6シーズン以来か。あの話、結構好きだったぜ。
なんかキャスティングが豪華!
シェアハウス放火事件!
シーズン途中の2時間スペシャルって木ミス枠全体でも初だよな。1シーズンに2回、2時間スペシャルがあるってことは全8回がいいとこかな……多くは望むまい……でも同じく1シーズンに2時間スペシャルが2回あった『科捜研』第10シーズン(同じく夏クール)は全10回だったし、全9回ぐらいは期待したい……んだけどなあ。
一体どうなるんだ、キバヤシ! 色々な意味で!

ってなわけで、8月15日の夜7時からも期待! 超期待!

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