CASE7 殺人法廷
ゲスト:姿晴香、近江谷太朗、中川晴樹、金子裕、小田桐一、皆川玲奈、野元学二、前沢保美
脚本:真部千晶
監督:杉村六郎
最後の妹さんの何のフォローにもなってないエピソードさえなければ、今期1番よかったよと素直に言えたんだけどもね。
【今週を振り返ってみよう! 今回のポイント】
【裁判員制度(さいばんいんせいど)】
一般教養の法学の授業でシミュレーションをしたんだけど、やっぱりその時も意見は「疑わしきは被告人の利益に」に偏っていた。どんな志を持って裁判員に臨んだとしても、やっぱりそういう風に流されてしまうものなんだろうかなぁ。
以下小ネタ拾い。今回、事情により少し短めです。
◆まさかの前沢のオバチャン登場。詳しくは『相棒』を見よう!
◆ワイシャツ手作りとかすごいなぁ、妙子さん。クールコップってなんぞ青柳さん。
でも途中で脇が破ける。青柳主任の脇が甘いってか。
◆「プルージック!」
◆手島智己が殺したという遺族に会いに行くとかバタバタしてたときに、既に脇が破れていたっぽいクールコップ・シャツ
◆係長の新たなスキル:速読と超記憶力
◆一事不再理の原則を知らない青ちゃん。私も『逆転裁判』をやらなかったら知らなかったな。ただ、青ちゃんは刑事だから知っておこうよ。
◆「お2人は何故こちらに?」
◆お菓子とコーヒーつきの和気あいあいとした捜査会議
◆小説の文章が、大賞を取るか取らないかってところまで来ているとは思えない文章力な気がするんだけど気のせいですか。
◆裁判員専用に相談窓口とかあるんか。知らなかった。いつか選ばれた時のために、ちゃんと覚えておかないといけんね。その機会があるかはわからんけども。
◆私、最初「W」について渡辺さんが嘘を吐いているのかと思ったんだけど、小宮山さんたちはその可能性を最初から排除してたみたい。
なんで? 私が読み取れてないだけ?
◆小宮山さん、妹ちゃんの手帳、部外者の早瀬川さんに見せてよかったの?
まぁ、何にせよ久しぶりに2人で何か食べているところが見られてよかった。今期初だよね? 2人の友人関係はまだ続いているようで本当によかった。
◆ラブレター大賞……だと……
村瀬さん→「彼女いない歴2年の男は黙ってろー」(by青柳さん)
青柳さん→「オレと妙子はそんなもの必要ないんだよ!」→桜の代紋、もといハートの背中を見せつける→係長爆笑
青年→倫子ちゃんにハートワイシャツ作れとお願いをする羽目に。どっちかっていうと、ウェディングケーキを作ってくれそうではあるが。
彼女のいない村瀬さんは、果たして誰に対してラブレターを書くのか。そこが問題……いや、どうでもいいや。
「あなたは人を殺して、それを隠そうとした。手島智己と同じようなことをしてたんです。あなたも裁かれるべき人間です」
そう言ってバッサリ切り捨てた係長、9係の面々が好きです。変にお涙頂戴しなかったところは本当によかった。
最後、裁判員制度には真摯に向き合うべきだというメッセージを込めたところも評価したい。
ただ、最後の妹さんのエピソードがなぁ……アレはいらなかったよ。むしろ、もっと上手いフォローの仕方があっただろ。
お兄さんの気持ちもようわかるもん。正直、あの妹ちゃんの行動はどう言い繕ってもただのアホであって、決して褒められたものじゃない。性に不真面目な教師って怖いもん。
そこが残念だったかな。ということで微妙な評価。
来週以降に期待! ということで。