【新・警視庁捜査一課9係】season3 第2話 感想

警視庁捜査一課9係
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CASE.2 殺人バースデイ

ゲスト:平淑恵、三津谷葉子、仁科仁美、上杉祥三、渋江譲二

脚本:深沢正樹
監督:杉村六郎

サブタイは東映公式に合わせてます。
第1話は「第1話」だったのに、なんで第2話から「CASE」にした。どっちでもいいけど。
そういえば、被害者は「麻衣」さんだった。「綾香」さんじゃなかった>私信


【今週を振り返ってみよう! 今回のポイント】
【青柳主任(あおやぎしゅにん)】

矢沢さんの携帯電話の天敵。情報共有を嫌い、隙あらば矢沢さんの携帯電話に危害を加えようと画策する。が、今のところは成功していない。
来週から、謎のイメージチェンジ(髪型変更)を行う。
ついでに言うと、村瀬元主任のライバルでもある。

その他小ネタ。

『9係』が始まったと思っていたら、歌謡番組が始まったでござる。

◆女同士の闘い怖ぇー
足を引っ掛けるとかどこのドロドロ系少女漫画の世界の話だよw

◆サブタイが出る所の高速早回しとか、空撮早回しとかで、「ああ、杉村監督か」と思い始めたらあなたもたぶん『9係』ファン。独特だよね、カメラワークとかが。
その後、いきなり主題歌が流れだして「え? もう終わるの? 開始5分で?」とか思ってたら、ラストに流せなかったから無理やり流したのね。最初に。まぁ、流すならこのタイミングしかなさそうではあるが。

◆いきなり向こうから絡んでくる「青柳主任」に慣れようと頑張るんだけど、でもやっぱり悔しいお年頃なただの村瀬さん。大変じゃのぅ。
と思ったけど、意地は張るし、他人(青年、小宮山さん、早瀬川さん)に八つ当たりはするし、なんだかんだで上から目線だしで、同情心も薄れるってなもんです。
手綱を握る役の小宮山さんも「やりづらい」とか言ってるしな。

◆ただ、そんな小宮山さんも密かに毒舌。
「もう、全然成長してない!」
「(元サヤに戻った気分は?)やりにくくてしょうがないわよ」
「言わせとけー(青年に小声で)」
「うわぁ、主任に戻りやがった」
「上から目線……」

◆口から出る青酸カリのアーモンド臭って、香ばしいほうじゃなくて、収穫前の実とか花の甘酸っぱい匂いの方らしいですね。で、それが胃酸なんかの酸と反応した臭いらしい。それを素人が嗅ぐと死ぬってコナンくんがコミックス最新刊で言ってた。
まぁ、この人たちは素人じゃないけど、だからってむやみやたらに嗅ぐなよ。素人が真似したらどうするんだ。そんな場面に素人が遭遇する確率は低いだろうけど。
……勿論、これは冗談ですよ。

◆ぼーっと録画を見返していたら、字幕がひとつおかしかったよ。
序盤、被害者の旦那さんに話を聞くところで、最初主任がしゃべっているのに字幕では「青柳」になっているという。よくあること、なのか?

◆それでいいんですか? いいんです。
「捜査の責任者の方は?」係長「一応、私ですけど」
「私の誕生パーティーの席で、このような事件が起きてしまったこと、(ry)必ず犯人を探し出してください。お願いします」青年「全力で、捜査します」
そこは係長が言うべきだと思ったけど、確かに青年が言った方がしっくり来る。それが9係。

◆ビデオを見ている時、村瀬さんがひとりだけ立たされていて罰ゲーム状態ですやん。
関係ないけど、マジでマジックに感心してるんじゃないよ。特に青年。

「なんで過激なダイエットをしていた彼女は、ケーキなんか口にしたのか」(by村瀬さん)
「ついつい、口にしちゃったとか?」(by小宮山さん)
村瀬さんは「フザけている場合か」と一蹴したけど、小宮山さんの読みがあながち間違っていないから困る。

◆ケーキに関しては目が肥えていると自負する青年。何ナチュラルにノロけてんだよ。リア充は爆発でもしとけ。
その後の係長との間に流れた間は、(未来の)お義父さんとの微妙な関係性を表しているのかしら。まぁ、もういいんじゃないかな。「お義父さん」って呼んでも。

◆モデルの綾香さんから話を聞いてる時の青柳主任による矢沢さんイジメが酷くて、綾香さんの話が頭に入ってこなかったでござる。ランニングマシーンのスピード上げ酷いwww 矢沢さぁぁぁぁぁぁん

◆情報共有が出来ない「ちっちぇなぁ」(by矢沢さん)な青柳主任。
その八つ当たりを受ける矢沢さんの携帯がぁぁぁぁぁぁぁ
そりゃあ矢沢さんも「お前、っざけんなよ!」ってキムタクみたいなキレ方する。人のモノに八つ当たりしちゃダメだよ。

◆全っ然関係ないんだけど、渡瀬さんって普通に歩かせるとどう見てもカタギの人には見えないよな。素は怖い人だと聞いたことがあるけど、あの銀座だかそこらへんを歩いているときの歩き方で何となくそれが窺い知れた気がする。
そんな人がノータイ+スーツだと怖いから、ネクタイをプレゼントした立川社長の判断はある意味、正しかったと言える。いや、ビシッとスーツで決められても怖いけどもさ。

◆するっとそこを通り過ぎただけなのに父親の姿に気づいたり、さりげなく浅輪青年にヒントと忠告を与えたりと、いつの間に俺の倫子ちゃんはこんなに父親に対しツンデレになったの。
で、いつの間に青年との間に「デート」なんて言葉が当たり前に出てくるほどのデレデレあまあまバカッポーさまになってたの。歯が溶ける。虫歯になる。あああもうリア充は本当に爆発でもしとけよ! そのままチューでもしとけ! 爆発しながらチューでもしてろ!

◆盗聴器の仕掛け方が雑だなと思ったが、基本的には暗い部屋だし、その中にぽつぽつと明かりが交じる部屋だから、ということで納得しました。
盗聴器探しとかで大活躍の矢沢さん。今回は「矢沢さんが空気だった」なんて言わせねぇ! という勢いですな。

「ただ……『アーモンドなんだなぁ』と思って……」
しかし、何が事件解決の鍵になるかわからないものである。

◆そうか、矢沢さんと村瀬さんだったら村瀬さんの方が階級は上だから、普通に上から目線で(これ、おかしな言い方だけどワザとね)、いいのか。
矢沢さんの携帯が、携帯電話がぁぁぁぁぁぁぁぁ
あとコンマ何秒か遅れていたら……と思ったけど、あの力加減だと折れはしない気がする。ソース・私。実験したけど、私の携帯電話は無事です。

◆肩書きにこだわる器の小さい男2人の大きな声2つに挟まれた小宮山さんの鼓膜が心配です。そりゃあ、キャアキャア言うわ。

◆事件の真相に気づいた順番は青年→小宮山さん・村瀬さん→矢沢さんなんだな。
最後まで気づけなかった青ちゃん、乙です。すげぇ大ヒント貰ったのになぁ。
「あー、もう! 邪魔ですよ、青柳主任!」と村瀬さんが青柳さんをどけるカットがCM提供バックの時と本編では違うカット割りになってる。なんで変えたんだろ。

◆最初、係長からのヒントを聞いたとき、いわゆる催眠セラピーを利用した催眠殺人なのかと思ったんだけど、真相は被害者が思い出に浸っちゃってつい食っちゃった(「確率の低いゲーム、賭けだった」と言ってもさ)それが真相なのか。それでいいのか。
そして毒を混入したトリックも、証拠品を隠滅した時も「人の目が他に向いているときにさりげなく」……で、いいのか。本当に。
いくらこのシリーズにはトリック面での面白みを求めちゃいないといっても、それでいいのか?
よかったなーと思ったのは、犯人の言い訳を「ゲームや賭けなんかじゃないよ。殺人という犯罪だよ」と言って切り捨ててくれた矢沢さんですかな。矢沢さんは他の人たちより、犯罪をゲーム扱いしたりする犯人とかに怒るよね。そこが好き。

◆ケーキの皿が見つかったと報告があった時の青柳さんの笑顔。

◆「母親が過保護だと、息子もクズになるよ」というのを見せてくださってありがとうございます。
息子があそこまで行くと、もうやり直せないような気がするけどなぁ。私だけか?

ラスト、『ラヴァーズ・コンチェルト』で締めるために主題歌を最初に流したのね。なるほど。深々と青年が最後に頭を下げたのが印象的。
キャラのやりとりは面白かったけど、事件はどうだかなーというのはいつも通りの『9係』でした。期待通りの『9係』。まぁ、欲を言えば事件部分ももっと詰めて欲しいんだけどさw

そして次回も歌手が関わるらしい?
妙子さん久しぶり! ってほどでもないか。青柳妙子話にはハズレがないので期待してますよっ!

まぁ、なんだ。とりあえず視聴者の心を鷲掴みにしたのは、間違いなくいきなり変わった青ちゃんの髪型だよねと思います。それが正直なところよね。なぁに、アレ。

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