【新・警視庁捜査一課9係】season3 第1話 感想

警視庁捜査一課9係
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第1話 消えた女刑事

ゲスト:佐藤江梨子、内田朝陽、飯田基祐、平岩紙、溝呂木賢、吉野由志子、賀川黒之助

脚本:ハセベバクシンオー
監督:杉村六郎

723 名前:名無しさんは見た!@放送中は実況板で[sage] 投稿日:2011/04/08(金) 18:59:11.84 ID:vRPCcNpg0
主任「お……お前が犯人だったのか……感じる……昇進の波動を……!」
犯人「9係よ……戦う前に一つ言っておくことがある。お前たちは私を捕まえるのに物的証拠だとかちゃんとした手続きなんかが必要だと思っているようだが……別になくても逮捕できる」
主任「な、何だって!?」
犯人「そして、『ヒミコ』はとりあえず処分という形で決着がついた。あとは私を倒すだけだな。クックック……」
(ゴゴゴゴ)
主任「フ……上等だ……俺も一つ言っておくことがある。14係設立だとか俺の昇進話だとか、そんな話があったような気がしていたが、別にそんなことはなかったぜ!」
青柳「妙子を事件に巻き込むのはもう限界だとか、そんなことはなかったぜ!」
矢沢「早苗ちゃんが実家へ帰って療養中だった気がしたが、そんなことはなかったぜ!」
小宮山「主任に14係へ引きぬかれた気がしたけど、そんなことはなかったわ!」
早瀬川「てっきり小宮山さんと主任がくっついてると思ってたけど、そんなことはありませんでした」
青年「係長と倫子ちゃんの仲を取り持たないといけないとか思ってたけど、そんなことはなかったぜ!」
係長「なんかあった気がしたけど、気のせいだと思う」
犯人「そうか」
主任「ウオオオいくぞオオオ!」
犯人「さあ来い9係ぃぃぃぃぃぃ!!!」

9係の皆の勇気が事件を解決すると信じて……!
新シリーズにご期待ください!

まんまこんな感じで終わったからな、去年のは


とかなんとか揶揄されるような終わり方をした昨年シーズンですが、マジでこのコピペの通りになってるじゃねーかオイwwwww
個人的には、どう考えても前作ラストの尻拭いまとめをさせられたしたようにしか見えないんだけどな……

というわけで、2011年の『9係』、いっちょ行ってみますか!



【今週を振り返ってみよう! 今回のポイント】
【村瀬元係長(むらせもとかかりちょう)】
バブルという言葉を使うことすら躊躇うぐらいに(視聴者目線では)儚かった14係長の立場。さすがにこれには同情しかできない。
ということで、そこから転じて「儚い」を表す夏の季語として『9係』ファンの間で使われると予想。

その他、小ネタとか。

◆主任になって気張る青ちゃんまとめ

・主任って呼ばれたいお年頃なの。

・新人くんの襟を正してあげる上機嫌な青柳主任

・でもそんな新人くんの顔も着任も知らない青柳主任

「僕は援交は許さないけど、縁故はオッケーだから」……それ、だいぶ前に一度聞いたよ。と思ってたら、青年がちゃんとツッコんでくれてた。

・ヒゲにこだわる青柳さん。

・本命は自分で独占。青年には「変わったのはヒゲだけ」と言われ、相方の矢沢さんにまで「心はまだちっちゃいしね。ヒゲ似合ってないしね」とか言われちゃう青ちゃんさん。
しかし、そんな不評な顎髭がまさかの付け髭。どこのパーティーグッズだよw
なんか、小宮山さんの反応とかそこらへんが微妙にリアルだったんだけど、まさかアドリブとかそんなことないよな?w

・元夫の三宅さんのお母さんを阻むために「ライン!」
青ちゃんが呪文を唱えた。お母さんは阻まれてしまった!

・ラストでヒゲを描いてた青柳さん。そんなにヒゲにこだわる理由は何だ?

◆早瀬川さんに「村瀬主任がいない9係、どう?」と訊かれて過剰反応する小宮山さん。で、何故か14係のウワサにも詳しいご様子。色々お世話になってんのかな。
全然関係ないけど、胃の内容物(米飯、鶏肉、焼いた卵)から連想する料理が、どう考えても男女逆な気が。「オムライス」が青年で、「チャーハンかもよ」が小宮山さん。
そうか、小宮山さんは料理できないものな。青年は出来るんだっけか?

◆久しぶりに会ったからって、人を指さすのはよくないよ。青年。

◆思い切りバリバリ黛さんを気にして、そして主任の態度を「ちょっと、何アレ! 感じ悪いわねぇ!」「すごい感じ悪かった」と青年の言葉を無視して愚痴り続ける小宮山さん。
何気に小宮山さんの喋りに潰され続けた青年の言葉も酷い気がするけどな。要約するとアレ、「いやぁ、村瀬係長って前からあんな感じですよ?」ってことでしょ?

◆新人くんは不器用で血がダメっぽい。だったら捜一としても役に立たないんじゃね?

◆いきなり現れてエプロン姿で包丁片手にしてる人が係長とか、さすが9係いつも通りカオスだな。しかも係長、包丁危ない。包丁をぶんぶん振り回すなw
それにしても、相変わらず料理は上手いんだな。

◆青年がケーキ食った時のリアクション芸とか見てると、「この人、一応、ジャニなんだよな……?」って気分になる。
で、すっかり係長に慣れちまって先輩ヅラしてアドバイスとかしてる青年に何か笑ってしまった。ごめん。
で、俺の倫子ちゃんはいつの間に父親の悪口を聞いてティーカップを荒っぽく置いて厭味言うぐらいのツンツンデレになったの?

「誠意を見せろ」と言われ、いきなり「お金ってこと?」って言葉が出ちゃう黛さんは、大人の駆け引きに負けたのよ。その時点で負けなのよ、大人として。それは最終手段ぐらいに思ってないと。
と、社会人生活を知らない私がほざいてみる。でも本当、お金を払うってそれだけ大きいことよ。

◆米沢さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかし、『相棒』の時より、幾分スペックダウンしておられる様子。あのままだったら、とっくにパスワードぐらい解析できそうだし……2日とか言わず、2時間でできそう。
しかし、このワンシーンのためだけに呼ばれたのか、米沢さんw クリスマススペシャルの時といい、もう水9枠ドラマのマスコットにでもなりそうだなぁ。

◆弁護士先生もリスク管理が甘かった。そりゃあ、人にリスキーなことをさせるなら、自分もリスクを背負わなきゃ。現場のカーペットも始末してないしさ。
そして過去の事件もそう。危ない橋を渡ったなら、それなりの代償を払わなきゃ。
被害者は言わずもがな。恐喝したら殺されるって、サスペンスドラマでやってるでしょ!
黛さんといい、被害者といい、弁護士先生といい、今回出てきたアレな方々はみんな揃ってリスク管理が甘かった。
「悪い大人の世界では、一瞬の油断が命取り」……そういう解釈でよろしいでしょうか。

◆まさかのはぐれ死。というか被害者の死に顔がえらい怖かったんだけど……

◆犬飼に手を貸した理由とかにまでキッチリ理由をつけてくれたのはすげぇと思う。よく45分にまとめたなと。
その後の村瀬さんの顔が印象的でした。
想像だけど、「こんな下衆な男達のために、優秀な部下と自分が潰された」って感じなんだろうか。その後の退職願できゅっと胃が引き締まった。

◆子どもをあやす倫子ちゃん萌え━━━━(゚∀゚)━━━━!!
子どもがすごい拙く喋ってるのに萌えちゃった……その子に「はい、あーん」してる倫子ちゃんにも……
くっそ、青年はこんな可愛い女の子をお嫁さんに出来るのか! くっそ! くっそ!

◆新人の新田くん、3ヶ月も持たなかったな……1ヶ月も持ってないんじゃないか?

◆まさかのヒラで出戻り村瀬さん。どうやら肩を叩いたのは係長のようです。救済措置か。
さてはて、この人事異動で、9係にはどんな熱い風が巻き起こるのか……楽しみっすな。

話自体には捻りもなく、前作ラストでストーリーをメチャクチャ投げ飛ばしたその帳尻合わせっつーか、それぐらいの意味合いしか無いのが残念。サトエリ演じる黛さんも、結局は村瀬主任を守り、9係に出戻らせるための舞台装置でしかなくて、いきなり「お金ですか?」なんて言い出して真っ正直にお金を支払っちゃうアホの子にされちゃってたし。仮にも検挙率ナンバーワンなんだから(だったんだから?)、そこらへんはもうちょい対応の仕方ってものを考えろよと。切羽詰った感じが感じられなかったのがなぁ。
新人くんの扱い含め、もう公式サイトの相関図が更新されているところを見るに、全力で視聴者は釣られたわけですな。やられた。
ただ、『9係』の魅力ってのは話自体の面白さというより、キャラクターたちのやりとり、そこから生まれる物語の流れだと思うので、今回の大胆なポジション変更にはドキドキしますね。
新シリーズ・新展開。来週以降に期待! ってところでしょうか。

あ、そうだ。
公式サイトの記者会見の様子が面白かったです。
渡瀬さんの「それは芝居です」が1番ツボかなw

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