第6話 神棚の木片
ゲスト:北川弘美、近藤公園、伊藤祐輝、木下ほうか
脚本:伊藤洋子
監督:長谷川康
今までの話の中なら、1番すとんと腑に落ちた話。
◆「そのワケのわからん木も鑑定するのか?」
「ワケわからないから鑑定するんですよ!」
超正論。反論しようのない正論。なんだけど、なんかそれを言っちゃあオシマイだよって気もする。
◆手先は器用なのに、パソコンの扱いは苦手らしい糸村さんその2。
「パソコンの調子が悪いんですよ」
「それよりこのパソコン、どこが調子悪かったんですか?」
「ん? ……ああ……村木さん触っちゃったから、直っちゃったんじゃない? ……さすが!」
さすが俺の村木さんは格が違った。触るだけでパソコンを直すとかマジパねぇ。
◆なんだかんだで糸村さんの行動が気になる曽根さん。
◆シャワー浴びたいけど、頑張って帳簿チェックするお嬢。頑張ってるな。やっぱり生真面目。
でも、帳簿から真相を発見しちゃったのは糸村さんだったりするんだけど。
◆前から思ってたんだけど、糸村さんマジ身軽。今回は喫茶店で飛んだよ。椅子の背もたれをひょいって飛び越したよ。何あれすごい。意味はないのにすげぇ。身体能力高いなぁ……これで46歳とか。
事件の話はちゃんと担当の刑事に話してくれ、とか言う辺り、今までの捜査一課の態度からちょっと学習したんだろうか。
◆あまり関係ないけど、(少しの距離だけど)グラウンドをパンプスで走ることになったお嬢の足がおぼつかなくて、ちょっとハラハラした。
◆いきなり訪ねてきて曰く、
「僕は北星龍が好きだったなあ。豪快な投げが魅力的でさ、おしりの筋肉がプリッ!」
とか言いつつ、鑑定結果持ってきてくれる村木さんマジウホッ
嘘です冗談です。
で、その鑑定結果が大したことなかった(後に意味を持つけど)のを受け、横山さんが「今回は何も出ませんね。マズくないですか?」
この口ぶりからするに、糸村さんの鑑識眼には結構期待しているんだ、横山さんって。
と思ったら、鑑定費を自腹で何とかしろとか言われて、横山さんマジ(´・ω・)カワイソス
◆いきなり上司に「現場100回って言うでしょ?」って言われたので現場に引きずられてきて、上司に現場から状況を推測させられ、トイレに行き着いたら「横山くん、運がいい」ってゴム手袋を渡される。
しかも、やっと目当てのものを探し当てたら、本人いないし。
これは最初から孔明の罠だったんだ。
横山さん(´・ω・)カワイソス
◆店の前に花を他向けてた男の子・勇太くんの礼儀正しさ。あの年でお客さんにもお祖父ちゃんにもお茶を出せるなんて、やっぱり落語家の孫ということできっちり礼儀作法を仕込まれてるのかな。将来有望だよ、たぶん。
◆糸村さんが、飲み物に大量のハチミツを突っ込んでた。
◆「捜査に役に立たないことなんてないよ。……って、誰かが言ってた」
糸村さんは、なんか意識的にせよそうでないにせよ、人と対立したり上から諭したりするのを避けている感じだよな。やっぱり、過去に何かあったのかなぁ。
◆なんでほうかはいっつも殺すか殺されるかなの?
それにしても、自分の喫茶店が大捕物の舞台になるなんて、マスターマジ乙。
基本的にお兄ちゃんが自分で言ってる通り、彼自身の行動は「俺、学もないし、後先考えずバカだからさ」なんだけど、あまりに真っ直ぐすぎて。
5・6話みたいな話の方向性と、綺麗な演出はすごく好きだ。
事件解決はあくまで捜査一課、糸村さんが活躍するのは遺留品から被害者の気持ちを読むこと、そして遺された人へのアフターケア。それがこのドラマの方向性なんだな。やっと方向性がハッキリしてきたなーと思いました。
これが3・4話辺りで見られてたらなー、というのがちょっと残念だけど、これからこの方向性で行ってくれるなら嬉しい。