【相棒 season8】第19話 感想

相棒
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第19話 神の憂鬱

ゲスト:水野美紀、寺泉憲、吉満涼太、清水章吾

脚本:櫻井武晴
監督:和泉聖治


◆まぁ何というか、ラムネさんの回でした。あと伊丹とか?
『SPY』から繋がるよーってことで、当然活躍はするだろうなぁと思ってました。伊丹さんがものすごい張り切ってたのは意外、というかSPの法則というか。カッコよかったけど。
とうとうラムネさんにバレたよ、神戸さんが庁内Sだってこと。で、当たり前のようにそれ前提で話が進んでいくモノだから混乱した。
いつどうやって、どこで知ったの? 12話で気づいてたってことでいいの? じゃあそう言えよラムネさん。
神戸さん、上にレポートちゃんと出してたんだ。しかも、自分で『中学生の作文みたい』と自覚はしてたんだ。その上、それはワザとだったと。ほほぅ。
で、特命飛ばされてからまだ半年なのか。嘘だぁ。相変わらず時間感覚がおかしい。
「僕に帰る場所なんてあるんですか!?」あった。しかも昇進するかもしれなかった。なんだよ、ガチ左遷かと思ってたのに優秀なんじゃないか神戸さん。
監察官が民間人の間で有名になったのは、間違いなくラムネさんのせいおかげ
大河内さんが言ってた日本版FBI、官房長が言ってた日本版CIAだっけ、それに近いものをやりたかったのね警察庁の方々は。なんかすげぇ話がデカくなってて、正直個人的には置いてかれてる気がしている。
FRSセンターかぁ。でもFRSセンター出来るのが早いのか、右京さんが定年迎えるのが早いのかって話な気がするけどなぁ。
だってもう50超えてるよね? 右京さん。
あんなトンデモな法案と機関、可決して設立してマトモに動くようになるまで、どれくらいかかるんだろう。
きっと来シーズン以降は、「FRSセンター? 何それ?」になってるんだろうなぁに100万ペソ。

◆で、その伊丹さん。自殺と処理したい内村に噛みつく伊丹を見て、『ピルイーター』を思い出した。「なんだアイツは。たまにああなる」
でも、「勝手にやりゃあいいだろう!」と言わなくなっただけ、伊丹も丸くなったんだなぁ。年取ったもんなぁ……
と思ってたら、伊達さんの上司を手荒に追い出してくれて、何かホッとした。うん、伊丹はやっぱりこうでないと。
本当、vs.内村の態度にトリオの性格が出てるよなぁ。
伊丹はものすっごい不服そうな顔してるね。対して、三浦さんはバランサーな面が出ていていい感じ。
ただまぁ、なんつか亀ちゃんいなくなってから作中に素直な熱血キャラがいなくなったからか、結構な割合で伊丹さんに熱血成分を振られるようになったなと思う。それがいいか悪いかは別として。

◆小野田さん、自らの工作でFRS設立計画は公表しなかったことが徒になり、日本でのFRS設立計画はある意味失敗に終わってしまい涙目。
小野田さん涙目オチって、ここ最近じゃ珍しいんじゃね? 「全ては小野田官房長の思惑通り!」な回が多すぎて、正直ワンパターンだろオイと思ってたので面白かったです。

◆『サザンカ』だ。ものすごい『サザンカ』だコレ。システムの吹っ飛びっぷり、無駄に壮大な音楽とかもう『サザンカ』だ。
そうか、いわばこれ『24時間、不眠不休で日本各地ではた迷惑な陣川くんが頑張る』ってことなのか。怖い怖い。でも現実の日本じゃまず成立しないわな、コレ。っつーかそもそも顔認証監視システムなんて代物が、いくらドラマといえどさすがにトンデモすぎてなんだかなー。「現実には実用化は無理ですよ」と、そこだけはちゃんと言っといてほしかった。ドラマ内の言い方だと、「ちゃんと時間をかけてプログラム詰めればできちゃいますよー」に聞こえる。そこで置いていかれて、もうオバチャンはワケワカメですわ。
「まるで神になったような全能感」を持ってしまった岩井さんの悩みをものすごく簡単に言うと、「王様の耳はロバの耳ー」ってことか。で、穴で叫ぶ代わりに忠告したら殺されちゃったと。何かそう単純化しちゃうと笑えちゃうなぁ。ものすごく深刻な話なのに。

◆ということで、ようやく右京さんに「ようこそ、特命係へ」とデレてもらえた神戸さん。シーズン8のスパイ問題には一定の決着をつけ、特命係の行く末に新たな可能性を投じたりとキャラ描写はすごく面白かったと思うんですが。
正直、メインっつーか事件? 自体は、何かようわからんままだったな。
岩井さんからの忠告受けて、ものの数分で遺書書いて飛び降りた早乙女さん、さすがに決断が早すぎるとか
岩井さん・早乙女さん・殺人犯3人の繋がり、「いつ」「どうして」「どうやって」が結構うやむやだったりとか(殺人犯は岩井さん殺すまでFRSのこと知らなかったはずなのに、何かそれ以前の行動もFRSがあること前提っぽく見えたなぁ)
犯人はデータ完全消去ソフトでも持ち歩いてたんだろうか。PCの指紋拭き取る時間もなかったぐらいなら普通にコピー→削除だけだったろうし、だったらいつもの超科学と言わずともでデータ復旧ソフトで復活させればいいじゃない。いやそもそも、顔認証システムとか持ち歩けるサイズの外部メモリに入りきるの? とか
私が見落としてるだけならごめんなさい。

◆えー、水野美紀レギュラーにならんの?(´・ω・`)
女っ気なさすぎな現状に、潤いを与えてくれると思ったのにぃぃぃぃぃ
いや、彼女が辞めたからこそ神戸さんが特命に残る理由になるっていうのもわかります。わかりますけどもったいなぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃぃ
来シーズンは、準レギュラーで良いから女性希望。私にかわいいおねえさまを! きれいなおねえさまを!! ねぇ、ねぇ!!!
あの中華料理屋のチャイナドレスのおねえさまでいいからさ。私におねえさまをください!

◆あああ落ちたー ワロタ

◆三浦さんがパソコン使ってる……! 使えるんだ。

◆Nシステムに不備があったら、『科捜研の女』死活問題だな

◆米沢さんのスーツ姿、スピンオフ以来じゃないかなぁ。なんか懐かしい。
私服で何人か部下呼んだり、そうか米沢さんもそこそこ偉いんだ。でも設定では巡査部長じゃなかったっけ。伊丹と似たようなもん?
「杉下警部ー!」で、『殺しのカクテル』のアレを思い出した私はきっと間違ってない。
米沢さんが親切なのは、今となっては右京さんに対してだけだよね。
割と薫ちゃんは買ってそうというか親しかったけど、神戸さんに対しては未だに微妙な距離感だよね米沢さんって。

◆何があっても芹沢くんの言動は素敵すぎるよね。「ま、気になるんじゃしょうがない」
芹沢くんが特命以外を「出た」扱いしたのは初めてじゃね?>「『常勤顧問の宇田川さん!』」←ゴメンコレ何かワロタ

◆犯人の冷血っぷりはガチ。苦しみ悶える岩井さんを振り切る時の悪役っぷり、特命に詰め寄られた時の開き直りっぷり、全てが明らかになった時の抵抗っぷりは異常。

◆パルトネール懐かしい。pertner。

◆ラムネ、花の里へ来訪。あなたは神戸さんの保護者か何かか。正直、ほっといてやれよと思わないでもない。

◆暇課長、KBすぎるだろ(空気ブレイカー)。

◆『臨場』キターーー
しかし、原作はどうするんだろう。

過去の描写もしっかりと拾い、キャラたちがちゃんと活躍していて今期で1番面白い話だったと思います。それでもなんか微妙にテンション低めなのはアレかな、話のバックグラウンドがすごすぎて置いていかれたからかなと思います。
先週の『853』と同じく、「あー、コイツの趣味には合わなかったんだ」ぐらいに思っててください。

色々ありましたが、半年間『相棒』出演者・スタッフの皆様、お疲れ様でした!!

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