CASE.3 非情の鑑定結果! 殺人犯になった親友
ゲスト:松田悟志 伊崎充則 福井博章 ひろみどり
脚本:松本美弥子
監督:森本浩史
期待してたんだけどなぁ……笑い所(ツッコミ所ではない)がほぼない、話のクオリティも微妙。「9係」第2話並につまんない回でした。
それでも無理矢理拾う、個人的ポイント。
◆街中で偶然、小学時代の親友、本田誠と再開する乾くん。
私だったら、多分街中で会ってもわからない。よくわかったな……
◆めちゃくちゃ食べて飲む気満々の美貴ちゃん。
◆今回はやたら敬語口調のマリコさん。頼む時も「お願いします」。
いつもの(ある意味)女王気質じゃないな……
◆今回、地味に活躍していた日野さん。
燃えカスの文字を読み取る、偽造免許証について知識を披露してくれたり。
さすが文書鑑定担当。
◆ATM監視カメラの映像が半端なく鮮明な件。
まぁ、今更言っちゃならんことだけど。
◆今時振り込め詐欺に引っ掛かる人って……
と思ったんだが、気が動転してると、コロッと引っ掛かるもんなのかな。3年も音信不通だし。
◆そんな詐欺に使った口座を、偽造免許証を使って開いたのが本田誠。
乾くんは信じられないが……
小学校以来の友人を、随分信頼してんなぁ、乾くんは。
◆今回の土門さんは、全体的にアホの子。
容疑者の知り合いである乾くんに直接連絡取らせようとしたり、捜査に同行させたり、乾くんにキツいこと言ったり、本田誠真犯人説を信じきってたり。
キャラ崩壊寸前じゃないッスか……というか、新シリーズになってからは、いいトコなしだなぁ。
関係ないけど、土門さんは乾くんを苗字呼び捨てなのか、まぁ確かにしっくりくるけど。
◆露骨に怪しい電気工場の職員。何もない訳無いわな、あの態度は。
◆マリコさんに諭され、かつての親友を信じて捜査することを決意する乾くん。
いや、科捜研の皆の絆が見えて、いいシーンだとは思うけど……マリコさんって、こんな説教キャラだったっけか。
何か、どんどんスーパーマリコさん化に拍車かかってないか?
◆精密な偽造免許証を作れる偽造マニアは、赤子を抱える父親でした。
写真のラミネート加工部分に粉ミルク。カッコつかねぇなぁ……まぁ、いいけど。
◆工場裏から血痕と、血がついた軽トラが見つかる。
偽造犯の自供により、死体遺棄は認めたものの、殺害は否認。本田誠に桐谷殺害の容疑が。
それに納得いかない乾くんとマリコさん、現場の工場裏をもう1度調べ直すことに。
◆乾くんは段々、マリコさんに似てきたなぁ。影響されたというべきか。
新1の頃は、「俺はマリコさんのペットかってーの」と愚痴ってたのにねぇ……
◆小学校時代はイジめられていた乾くん。それを助けてくれたのが本田誠。それが元で仲良くなる2人。
「持っていれば、どんな時でも負けない、くじけない勇者の石」
……うん、小学校の頃の、甘酸っぱい思い出だぁね。
◆工場裏に残されていた犯人の血痕。最初の捜査で、見つけらんなかったのかよ……
◆ワイシャツ姿の土門さん……テラカコヨス
◆うたた寝マリコパパ。
もう歳なんだから、無理させるなや……
◆先週もあった、土門の運転するシーンがデジャビュ。構図も一緒だ。
◆練炭自殺に見せかけて殺されかかる本田誠。
会社の保養所が、ハリー2回目の誘拐事件で出て来た別荘、そして「メイド刑事」第3回で神保さんがアヒャってた別荘な件。
それはともかく、あんなにハッキリ残ってた腕の痕に気付かない土門さんはどーよ。
◆桐谷殺害&本田誠殺害未遂の犯人は工場職員。
金のためだけに人を傷つけた、類い稀なるクズですね。
ただ、程度の差はあれ、本田誠も「金のためだけに人を傷つけた」のだけど。
◆乾くんの犯人につかみかかる程の激昂。乾くんがキレたの、初めて見た。
というか、普段が意外に冷静なキャラだから、感情的になること自体がないんだな。
マリコさんと、彼女に抑えられてる乾くんが母と息子に見えた。
◆「勇者の石」を本田に返すことで、語る事なくで想いを表す乾くん。
この演出は結構好きだな。泣きに偏りすぎた演出だけど。
◆事件のまとめ in テラス
今回初めて、主題歌の酷さに気付いた。下手くそだな。
それはともかく、台詞はクサいわ、やっぱり沢口は棒だわ、正直この部分カットして事件描写に割いてほしかったんだが、
土門「お前、案外ロマンチストだな」
マリコ「知らなかったの?」
のやり取りだけは認める。