【新・科捜研の女’06】 ぼんやり感想 加筆修正。

科捜研の女
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さぁ、やってまいりました「今更誰得」な感想文!
……いいんだよ、好きでやってるんだから。ほっといてくれ。

この頃のマリコさん、まだ綺麗で可愛いな……今はやっぱり老けたし、何だかやつれているようにも見える。
そんなこんなで、「新・科捜研の女」、唯一DVD化されている2006年シリーズの感想をば。
ネタバレありですよっと。

以下、ページ内リンク。見づらかったらゴメン。

第1話   第2話   第3話   第4話   第5話
第6話   第7話   第8話   第9話


「京都の祭りに人が死ぬ!! 祇園祭りを襲う二つの事件!
致死率100%の細菌テロ!! マリコが刺された! 山鉾町の連続殺人!!」

マリコさん萌えの2時間ですか。わかります。

・とある国から帰国した、体液感染する致死率100%のウイルス、アルタイラ出血熱に感染した医者、赤井が逃亡したところから話は始まる。
櫻井脚本の2時間SPだと、割とトンデモ話だったりするよね……「相棒」の「サザンカの咲く頃」を思い出した。

・京都感染症研究所の曽根崎さん登場。
とよた真帆、デカいな……マリコパパよりデカくないか。
真面目で出来る医者なんですが、同じような職業で同じ変人のB型、同じく独身かつ、割とサバけた性格でマリコと気が合う模様。
第4シリーズから出る、風岡先生の前身みたいなもんか。

・土門さん、赤井に耳を噛まれて、恐怖のウイルスに感染。
散々体液感染する、と言われていたし、マリコにも止められてるのに単独で乗り込むから……ちゃんと予算もあって相棒刑事いたのに。
まぁ、赤井の目的が復讐だったのは誤算だったんだろうけど。

・赤井の目的は、土門さんに妻を逮捕された逆恨み。
末期の肺ガンだったこともあり、ワザと自分からアルタイラ出血熱に感染。「どーせ死ぬなら、死なばもろとも」と土門さんに感染させる。
復讐心って怖いわぁ……

・ウイルスが突然変異を起こし、抗血清が土門さんに効かない。
マリコが曽根崎に頼み込み、赤井の遺体から抗血清を作ろうと試みるも、失敗。
土門は死を覚悟するが、マリコは決して諦めていなかった。この時のやり取りが神すぎる(が、うろ覚え)。
マリコ「必ず、助けるから」
土門「行け、慰めはいらん」
マリコ慰めじゃない。……約束よ
その他、ただ泣くだけじゃなくて、兄がピンチだからこそ頑張る美貴ちゃんとか、チーム一丸となって奔走する科捜研の皆がカッコいい。
やっぱり、この話はキャラ話だよなぁ。

・赤井が泊まっていた部屋から注射器が、そして遺体からはハツカネズミの毛が発見される。
→もしかして、ハツカネズミにウイルスを感染させた? 何のために?
まさか、京都を狙った無差別テロのため?
→しかも、土門に感染したウイルスには、空気感染の危険性が!
いや本当これ、もしそうなってたら、それだけで1クール書けるんじゃ。結果的には無難に収まりましたが。

・マリコの執念と曽根崎先生のヒント、科捜研の皆のチームワークで、感染したハツカネズミが発見される。
その中で、奇跡的に回復した1匹のネズミから抗血清を作り、無事土門は助かった。
随分土門さんの回復早いですねとかご都合主義的なそこら辺は、もうツッコまない。お約束だから。
しかし、土門さんが助かった時のマリコさんの可愛さは異常。
土門「お前にも、礼を言った方がいいか……」
マリコ「いいわ。約束だから。あなたを必ず助けるっていう、約束」
曽根崎先生に「あの刑事さん、よっぽど大事な人なのね」って言われて否定してるけど、しきれてないマリコさんに(・∀・)ニヤニヤ
しかし、感染したハツカネズミは箱の中に隠されていた。
赤井は、本当に無差別テロを起こすつもりがあったのか? という謎を残し、後半1時間は全く別の事件へ。

・ウイルス騒ぎは一段落、マリコさんと土門さんが光子さんと美貴ちゃんにニヤニヤされ、「2人とか、そんなんじゃないよ」と否定してるのが可愛らしい。
浴衣まで着ちゃって、やっぱりこの話、キャラ萌え話だな? そうなんだな?
そんなほのぼのした祇園祭りの詰め所?で殺人事件発生。
まあここら辺はいつもの1時間モノと変わらない、親子人情事件なので割愛。
指紋や血液を浮かび上がらせる、「ポリライトすげー」が主な感想。

・そんなポリライトが当たらない、隅っこにあった血液指紋を採取しにきたマリコさん、証拠隠滅にきた犯人と揉み合った末に鎌で腹を刺される。
かなりザックリいったよな。あれ、絶対犯人はマリコさんを殺す気だったろ。
警官ぐらい配置しとけよ……血液指紋も拭き取られてるし。拭き取った薬剤についても、特に言及ないし、ここらへんは雑。
しかし殺されかかりながらも、土門さんの携帯電話にかける→力尽きて倒れる
無言の留守電で異変を察知してちゃんと見つけてくれる辺りは、やっぱ2人の絆ですかねぇ。
輸血してくれたのは、「同じB型、独身女性のよしみ」の曽根崎先生。
やっぱり、根はいい人なんだろうな。ちょっと歪んじゃっただけで。

・日野さんの知識量は、榊親子に勝るとも劣らない。
木クズの種類から家具に使われていると言い当てたり、繊維から検出された成分がにがりだと当てたり。
でも、にがりダイエットは成功しなかった模様。っつかにがりダイエット、懐かしいな……私も成功しなかった。

・無理矢理病院から抜け出すマリコさん(車椅子)。
「毎日通院するって説得したから大丈夫」って、それ乾くんの言う通り大丈夫って言わないよ。
そんな彼女の執念と、日野さんの知識の応用で、重複指紋を元に犯人を追い詰める。
ここら辺はいつも通りなので(ry)

・事件解決後、何故か土門さんに車椅子を押させて病院へ検査に行くマリコさん。科捜研の女王は土門刑事を従えた! みたいな。
そこで明かされる事実。何故かマリコに、アルタイラ出血熱の抗体が。
→元は、輸血してくれた曽根崎先生の血に抗体が。赤井の血を扱った注射器を誤って自分に注してしまったため、抗血清を自らに投与した。
つまり、先生もあのウイルス騒ぎに一枚噛んでいた、と。
動機は、日本唯一の「レベル4実験室」を使うため。日々増える未知のウイルスに対抗するという夢の第一歩に、赤井の復讐を利用したということ。
マリコの、珍しく激しい怒りがいい。同じ科学者として、科学で人を殺しかけた彼女が許せないのだと。
「でも、レベル4実験室は動き出したわ」という最後の台詞……実質、曽根崎先生の勝ちみたいなもんなのかね。
しかし、マリコは彼女を科学者ではなく犯罪者だと糾弾したが、罪状は何なんだろ……殺人未遂?

・全てが解決し、街を歩く2人。そこで土門さんから衝撃の事実が。
土門「お前も大切にしろよ。親父さん、所長のことだ」
マリコ「うん、そうね」
土門「大変だったんだぞ。お前が刺された時、取り乱して。着替えもひとりで用意できなかったほどだ」
マリコ「そうなんだ……え、着替え?
土門「ああ。特に下着の場所がわからなかったみたいでな。俺たち、みんなで探した」
マリコ「“俺たち、みんな”?」
土門「俺とか……科捜研の連中で」
マリコ「え、じゃあ……みんな、私の下着見たの?」
土門「………………」
マリコさんの下着がどんなものかはともかく、光子さんや美貴ちゃんが仕切る中、わたわたする男性たちという光景が浮かんだのは私だけじゃあるまい。

2つの事件を一気に解決、みたいな感じですかね。
シリーズ5の初回のように、無理矢理1つの事件を引き延ばした感じじゃなくて、むしろ潔い。
が、やっぱりこれ、キャラ萌え話みたいなもんだよなぁ……私は内藤さんの浴衣姿見られただけで十分ですが(オイ)。


「捜査日誌の罠! 覆面パトカー空白の30分」

(「相棒」の「下着泥棒と生きていた死体」+「最後の着信」)÷2×科捜研の女=この話
筋書きは、上記2つによく似ていると思う。でも、科捜研らしさもあるのがさすが櫻井脚本。本当にこういう社会派ストーリーだと生き生きしているなぁ。

刑事部長「俺ひとりがやめても、どうにもならん」
捜査費を裏金にするよう頼まれる刑事部長。いい加減、そういうのはやめろと釘を刺す土門に言った言葉。

土門「刑事ならな、秘密のひとつやふたつ持ってるもんだ」
その後、木佐貫くんに何事か囁く土門さんが個人的にエロすぎた件
木佐貫くん、めちゃくちゃ驚いてたけど、土門さんの秘密って何

土門「だからって、諦めるお前じゃあないだろう」
刑事三課の女刑事、嶋倉が起こした“不祥事”の発覚を恐れた刑事部長が、京都府警の問題児コンビを捜査から外してしまう。
警視庁に応援捜査に行く羽目になった土門が、マリコに投げかけた台詞。その言葉、そっくりそのまま自分にも返ってくるじゃないの。

刑事部長「組織からはみ出した人間には、当然罰がある!」
勝手に遺族の元へ行き、勝手な鑑定を行い推理を組み立てるマリコに、刑事部長が言った言葉。
マリコさんが組織をはみ出すのはいつものことでしょ……警察組織をここまで敵に回したのはあまりないけど。

所長「日野くん。……間違ってんのかね、私は」
日野「正しいことをするのに……やり方なんてあるんですかね」
刑事部長から秘密裏に受けた鑑定を隠したのも、マリコを刑事殺しの捜査から外したのも、全ては大切な娘を守りたかった父親の愛情ゆえ。
父親としての想いと、科学者として真実を捻じ曲げるような行為への葛藤がうまく表されたやり取りだと思う。

マリコ「私も警察の人間です。この京都府警の人間です」
マリコ「警察官が困ってはいけないんですか。警察が困らなくなったら、他の人たちとは違う人間になってしまう」
マリコ「こんなことが続いて、警察がみんなから信用されなくなることが、怖い」
嶋倉が起こした不祥事→保護した泥酔者を覆面パトカー内に放置して死亡させてしまう。そしてそれを隠蔽しようと日誌を改ざん。
確か当時、実際にどこかで同じような事件があったような……
何だか、随分警察大好きなマリコさんだなぁ。どっちかというと、某警視庁特命係の変人警部が言いそうな台詞だよねと思う。
それでも、3つめの台詞は重たい。

板長「これもバチなんかな……ヤク捌いてた……やからいざカタギになろ思ても、なれへんかったのかなぁ……」
唐突な犯人に定評のある櫻井。ちょろっと出てただけの元・麻薬の売人の現・板長が犯人でした。
要するに、散々騒いでおきながら警察組織は全く関係ありませんでした。
バチなのかどうかと聞かれれば「そうだ」としか言えないわ……

嶋倉「人は、組織からはみ出すのを恐れると……簡単に犯罪者になるんですね」
パトカーの中で人を死なせてしまった嶋倉。そして彼女は刑事でいられなくなることを恐れ、犯罪者になった。
しかし、それが結果的に事態をより大きくし、周りを巻き込み人を傷つける結果になってしまった。
でも、もし彼女の立場がマリコのような人だったら?
まさしくマリコのように、「組織に染まるどうかは、自分次第」なんだろうね。

刑事部長「捜査費は、現場の捜査に使うもんだ。裏金にはしない!」
今回の事件を経て、「何も変わらない」と言っていた刑事部長も変わりました。全ての事実を公表することに決めたのだ。
土門さんの言うとおり、「変わると思います」。

刑事部長「減給、2分の1ヶ月でどうだ」
勝手な鑑定をしたことは事実なので、処分を受けるマリコ。しかし、腹を括った刑事部長なので、この処分に。

マリコ「ご飯くらい奢りなさいよ。……明日から、毎日ランチね!」
ラスト、何気に土門さんにたかるマリコさん。ちゃっかりしてんなー。


「不自然な溺死! “京の水”殺人事件!!」

2006年シーズンの中で、1番コミカルで軽妙な話だと思う。キャラのやり取りも生き生きしているし、戸田山脚本のいいところがつまっていると思う。

所長「“立ってるものは親でも使え”か……」
マリコ「この場合に限っては、“魚心あれば水心あり”で」
溺死した被害者の胃から発見された、京都には珍しい硬水を探す捜査に没頭するマリコ。それに対する所長の呟きと、それへの返答。
事件に水が関わっているとはいえ、誰がうまいことを言えと(ry)

支配人「ご遠慮ください、衛生上ご遠慮くださいっ」
捜査の中で浮かび上がった、イタリアンレストランの支配人とシェフ。レストランにならば硬水、ミネラルウォーターがある!
ってことで厨房内を見せてもらうが、衛生上の問題で中には入れない。仕方なく写真を撮ることにするマリコだが、跳ねたり飛んだりしながら中に入り込み、あちこち写真に収めていく。
関係ないけど、支配人のカッコつけた喋り方が、いちいち面白くて噴くんだがw

所長「これがまさに“水掛け論”」
イタリアンレストランのシェフの水城が怪しいと睨んだマリコは、パスタ鍋の水を押収する礼状を発行してくれと刑事部長に直談判。
しかし刑事部長は「証拠が無ければ礼状は出ない」、対するマリコは「だから、その水が証拠になるんです」
堂々巡りの押し問答が続き、それをなだめた所長が一言。
親子揃って、誰が上手いことを言えと(ry)

美貴「ってかさぁ、何でそんなに黒いのぉ?」
結局押収はできなかったので、ミネラルウォーターの銘柄を特定しようとレストランを張り込む美貴ちゃん・木佐貫くんコンビ。張り込み中の美貴ちゃんが、木佐貫くんの肌について言った台詞がこれ。
対する木佐貫くんは「……関係、ないですよね?」

マリコ「もっとマシなスーツ、1着くらい持ってるわよね」
銘柄はわかったものの、特殊な海外製のもう販売終了した銘柄な上、残ったものは全てあのレストランに買い占められていた。
そこでマリコは、土門さんとともに敵地へ乗り込むことに。パスタを持ち帰って、パスタに付着したであろうお湯の成分を調べようとしたのだ。
全然関係ないけど、内藤さんと並んだときの沢口さんの細くて小さいこと。決して沢口さんも、身長は小さくないはずなんだけどなぁ……

土門「経費じゃ落ちないだろうなぁ……」
おまかせコース、ひとり4万円。
それの2人分が「給料の3分の1」くらいなのだから、土門さんの月給は大体25~30万くらいか。
ところで、作中の描写だと、土門さんが2人分払ったように見えるんだけど……
そうか、マリコさんはまだ減給処分中なのか。いやしかし、それにしたって酷い酷すぐる。さすが科捜研の女王だな(違)

美貴「証拠品です。食べてはいけません!」
日野さん……食べちゃだめよ。
持ち帰ったパスタからは、何も出なかった。ついでに、『お土産』と称してもらった水は、当然のことながら成分が違った。犯人が、水が証拠品になると知って慌てて水の種類を変えたのだった。
しかし、パスタと一緒に入っていたトリュフから、マリコはある事実を見つける。

マリコ「探し物は得意なんです。よかったら手伝いましょうか」
マリコと土門がカマをかけ、犯人をおびき寄せる。犯人の探し物は被害者の匂い袋。
犯人は嗅覚障害で、匂いがわからない。それを犯人に脅され、耐えかねて殺したというのが真相。
しかし、やることえげつねぇなと思った。

マリコ「やっぱり……美味しいんだけどなっ」
事件の捜査中、徹夜をさせてお詫びにとマリコが買ってきたのは鮒寿司
一目散に逃げる科捜研の皆。鼻をつまみながら食べるマリコさん。
やっぱりこの人は空気が読めない。


「悪女の初恋! 多すぎる殺人容疑者!!」

ポリグラフがどれくらい信用できるのかはさておき、次の2008シーズンの「脳指紋」の話とどこか似通った話ですね。まぁ、脚本家が同じゆうこりんだからだが。
2006シーズンの中では、個人的にワーストの話かな……「泣き」や「人情」に偏りすぎてるし、注目ポイントも少ないし。

日野「僕の最中ぁぁぁぁ」
新しいポリグラフを試すため、光子さんを実験台にポリグラフ検査。
お題は「日野さんの最中を食べたかどうか」。
もう、ポリグラフいらないんじゃねってくらい過剰な反応してくださった光子さん、乙です。

土門「お前……カマかけたな」
容疑者たちに、わざと犯人しか知りえない質問をしてカマをかけたマリコさん。
ぶっちゃけ、いつものことなんじゃあ……

所長「マーちゃんなら、ポリグラフが示すヒントを元に、完全な真実を導き出せる」
ええいこの親バカめ

マリコ「世の中が父さんみたいに、嘘のつけない人ばっかりだったら、ポリグラフも必要ないのに」
所長「つけないんじゃなくて、つかないの。母さんだって、そこに惚れたんだぞ」
マリコ「それは嘘。惚れたのは父さんでしょ」
所長「バレたか」
本当にこの2人は、いい年して仲良し父娘だよなぁ。羨ましい。

美貴「“捜査の基本は足”。お兄ちゃんの受け売りです」
ああ、やっぱり土門さんの妹だなとわかる一言。

桜子「さぁ……どうしてだったかしら」
桜子「気がついたら……あなたを守ろうとしてた。おかしいでしょ? あたしみたいな女が」
マリコ「彼女……恋をしてたのかしら。それとも、もっと他の感情だったのかしら」
悪女が男を庇ったのは、自分にないものを彼に感じたからじゃないかと推測。
まぁ、番組的には「恋」にしたいのかもしれないけど。


「偽りの血痕! 殺意と競演した女」

川島なお美が出ると、どうしてこう画面がしょっぱくなるのかな。
作中劇とはいえ、最初の劇のあまりの安っぽさとエキストラのやる気の無さに噴いた。

美貴「やっぱり……」
日野「言うと思った」
「また残業か……」
光子「コーヒー豆足りるかしら……」
所長「みんな、ゴメンね……」
一旦は事故と結論付けられたが、どうしても納得のいかないマリコは案の定突っ走り始める。
だいぶ、皆が仲良くなったせいか、素直に協力してるよなぁ。マリコさんも多少、丸くなってるし。
これが新1の頃なら、たぶんすげぇギスギスしてた。

日野「“へた”と“じょうず”」
しもてかみて

土門「サインでももらってきましょうか。……ファンかな、と思ったものですから」
言った相手は刑事部長。多分、土門さん的には軽いジョークだったんだろうが。

刑事部長「何がファンだ! ……何でわかったんだ……」
本当にファンでやんの。1日署長をやった三条の写真(刑事部長とツーショット)まであり、それを眺めて甘酸っぱい笑顔。
多分、三条が逮捕されてショック受けてる。

三条の控え室近くに張られていたポスター、土曜ミステリー「科警研の女」

三条「あれは事故だった。それ以上でも、それ以下でもないわ」
事故に以下も以上もないと思うの。
それを言うなら「それ以外の何物でもないわ」とかじゃないか?

マリコ「内容には全く興味ありません。あくまで、証拠として確認するだけです」
せっかくテープ貸してくれる雰囲気だったのに、こんなこと言うからテープの取り合い
戸田山脚本のマリコは、他の人のと比べて変人さとKYさが3割増しになってる気がする。

所長「子どもの頃に文学全集とか読ましとくんだった」
すみません、私も「マクベス」のストーリー知りませんでした……
しかしマリコさんの場合、原因は、

マリコ「小学校の入学祝いに、周期立表くれたの誰だっけ?」
こういう父親=つまりは自分にあると思うの。

マリコ「何の科学的根拠も物証もないの……でも……私には、彼女が殺したとしか思えない」
所長「だったら、それを証明しなくちゃ。マーちゃんには文学はないけど、科学があるだろう?」
父さん、せっかくのいいシーンなのに一言余計です。

三条「犯人が誰だかわかった後で、延々と動機とかを喋るシーンあるじゃない? 私、あれ大っ嫌い」
三条「『まだ血の臭いがする。アラビア中の香料を振り掛けても、この小さな手の嫌な臭いは、消えはしまい』」
「マクベス」での台詞を舞台に響かせ、三条は静かに退場していった。
ここらへん、「相棒」の「女王の宮殿」を髣髴とさせるお洒落さでした。
が、やってるのが川島なお美ってのがね、「お洒落」が「オサレ(笑)」になる原因。もったいない。


「vs警察犬ハリー! 第三の銃撃犯を追え」

ハリーテラカワユス
一言で言うとそんな話でした。いや、もちろんそれだけじゃないし、結構好きな話なんだけどね。

香坂「たとえどんなに、化粧の匂いをさせる女がいてもね」
何でこう、やたら無駄に好戦的なの。銃の売人絡みでテンパってたんだろうか。
そういうことばっかり言ってるから、

マリコ「科学も、警察犬に負けてられないわ」
とか言って、マリコさんが燃え出すし。
しかし前半は、科学捜査では対した証拠を見つけられず、警察犬・ハリーの勝ち。

香坂「たいしたことないのね。警察犬に比べたら、あなたの言ってた“科学”って」
またそうやって相手を挑発するようなことを……

日野「毎朝セットしてます」
日野さんは毎朝髪をセットしているらしい。やたら今回イジられポジの日野さん。

「日野さんで思い出したっ! 育毛剤なんですけど」
日野「私で思い出すな!」
日野さん……(ノ∀`)

香坂「憎い? 冗談じゃないわ。1人残らず殺してやりたいくらいよ」
過去に銃の売人に夫を殺され、銃器対策課で違法捜査をしてまで売人たちを検挙していった香坂さん。
その違法捜査を咎められたところに警察犬担当の募集を見つけ、今度は警察犬とともに銃の売人たちを検挙してやろうと鑑識課へ移動。
すげぇ執念だな……私だったら腑抜けなので、絶対にできない。

香坂「やるじゃない。……あなたの“科学”ってヤツも」
まぁ、そんなこんなで、最後まで「臭い」にこだわったマリコにより犯人特定。最後にデレるといういい年したツンデレっぷりを見せてくれた香坂さん。
相変わらずの唐突な犯人に定評のある櫻井脚本っぷりを遺憾なく発揮してくれた話でした。
犯人特定の時の決め手の話、新1の頃も似た話があったね。あれも櫻井脚本だったか。

土門「今回は、警察犬に助けられたな。……それと、お前の科学に」
マリコ「科学に助けられてるのは、いつものことでしょー」
その後、2人は可愛らしい言い合いをするのですが、そこで初回SPでマリコさんが刺されたことについてフォローしていた件。コラ櫻井。
いやでも、やっぱり警官のひとりも置かずにさっさと帰っちゃったのは問題だと思うよ。結果的に犯人は捕まったとはいえ、まんまと証拠隠滅されてるし。


「人質になったマリコ! 京都~淡路島、高速バス爆破予告!」

個人的にはネタ回と思う今回。いや、悪い意味でツッコミ所満載で、苦笑いが浮かんでくる感じでした。

土門「……榊はまだなのか」
冒頭、川辺で死体が見つかり捜査を始める土門さんと科捜研の皆さん。目の前にいる乾くんと美貴ちゃんの立場は。確かに法医担当ではないけどさ。
他にも、シンポジウムのパネリストに呼ばれたから今日マリコさんは来ない、という美貴ちゃんに、「パネリストってガラじゃないだろう」と呟いてみたり、今回の土門さんはマリコさん大好きすぎて困った、萌えるじゃないか。

マリコ「寝坊しちゃってすみません……」
事件捜査中じゃないマリコさんは本当にダメな子
そういや、「新」のロゴがつく前のマリコさんは、私生活ダメキャラだったような……

須永「来るな! それ以上近づくと、バスが吹っ飛ぶぞ」
マリコさんの乗っていたバスには爆弾が仕掛けられていた。バスの乗客たちの会社には、それぞれバラバラの金額で身代金が要求された。
科捜研の皆の科学捜査で、爆弾間を特定した土門さんと木佐貫くんに見つかった犯人が言った台詞。
本当は身代金受け渡しとか、パニックに陥りかけたバスの乗客とかと色々あったんだけど割愛。
でもひとつだけ。リモコンぶん投げた時の安っぽいCG、あれはないわ。

土門「たいした女だ、お前は!」
須永がリモコンをぶん投げ逃走、そのはずみで爆弾のスイッチが入ってしまう。
ちょうどその頃、バスにあるものを使って爆薬を中和、爆弾を解除しようするマリコさん。
紆余曲折あり、何とか爆弾を解除したところに、心配した土門さんから入電。土門さんにしては、最上級のほめ言葉だったと思うよ。でももうちょい何かあるだろう、あれだけ心配してたくせに

木佐貫「3億円が、灰ですね……」
須永、道路ですっ転び身代金を灰にする
まぁ、どっちみち偽物で燃える運命にあったんだけどね。

マリコ「科捜研総出でお出迎え?」
マリコさんを心配して、わざわざ淡路島まで迎えに来る科捜研一同。本当に皆、仲良くなったよなぁ……
DVDインタでは、「淡路島へ行ったのが遠足みたいで楽しかった」だとか。

土門「つもりがあろうがなかろうが、お前は人殺しだ!」
冒頭で見つかった死体は、須永がこの計画のため衝動的に殺してしまった人でした。
新1で人にアメちゃん配ってた頃を思い起こさせる暴力っぷりを久しぶりに見られてよかったです。

マリコ「1日で老けた感じ」
所長「マーちゃんが無事なら、それでいい」
榊親子は基本的に口悪いな。まぁ、仲の良さがあってこそだけど。
今回ばかりは、娘の軽口を受け止める所長。なんだかんだでいいお父さんだよねぇ。

マリコ「私は……爆弾解除のためにまんまと利用されたってわけですね」
真相は、須永の計画を利用した、同郷出身の乗客4人たちによる、復讐劇。
結果的に復讐は成功してしまうわけですが、
土門「あなた方も、同じ罪を犯しているのでは?」
土門「復讐に、成功も失敗もないよ。みんな不幸になるだけだ」
ということで、夏の終わりを感じさせる、どこか切ない「泣き」なラストでした。
しかし、呼ばれたマリコさんが真実暴いちゃうくらい本当に優秀だったからともかく、どうしようもない無能なボンクラだったらどうするつもりだったんだ。
そのときは、自分で爆弾解除したんだろうか?


「疑惑の捜索願! 母親の遺体を拒否する娘」

櫻井脚本の人情物。なかなかにベタでツッコミ所もあるけど、マリコママが大暴れしてくれて楽しかったからいっか。

マリコ「もう……科学の知識で朝ご飯作らないで」
味噌汁にうまみ成分を入れてしじみの味。
料理は所長担当の模様。そうか、マリコさんは料理が下手くそだったっけか。

マリコ「残酷ね。……3年ぶりに会える母親が……骨なんて」
朝に母親と久しぶりに電話したからか、どこか感傷的なマリコさん。
しかし当の本人は、

由美「遺骨、引き取らなきゃいけないんですか?」
と、自らを捨てた母親に対してトコトン冷たい。
「こんな女、母親でも何でもない」
「私の母親は叔母さんだけよ」
「無縁仏にでもなればいいんだわ」とまで。今回はこの母娘とその叔母の絆がメインの話。

刑事部長「科捜研は機動費がかかりすぎだよ」
光子「あ……その“元凶”が帰ってきました」
研究員なのに現場に出すぎて、機動費が半端ない科捜研。そのせいか、来期予算が増えずに頭を痛める光子さん。元凶は科捜研の女王・マリコさん。
いつぞやか、土門さんにたっかいイタリアンを奢らせたことといい、マリコさんって金のかかる女だなぁ……

いずみ「マリちゃん。来ちゃった♪」
家に帰ると、久々登場のマリコママ。
相変わらず「仕事ばっかりしないで、私にも構ってよう><」と可愛らしい我侭を言ってくれますが、そら豆とみょうがの炊き込みご飯、牛しゃぶサラダとなかなか美味しそうなご飯を作ったりと母親的な面も見せてくれます。
本当に仲いいのね、榊親子は。

いずみ「女はひとりでいると、意地悪になるの」
気恥ずかしさからか、「外で食べてくる」というマリコさんの目の前で本人の好物をチラつかせるマリコママ。

光子「コスト意識は大事よー。何事も、ね」
マリコ「……何で、あたしに言うの?」
被害者の身体に付着していた消臭剤の種類を特定した科捜研。その消臭剤は業務用で、製造も終わっているため流通した先は限られている。
なので、流通した先で被害者に関係しているところはないか調べようとするマリコさん。しかし機動費かかりすぎと言われたそばからそれはどうなの。
光子さんに考えを見透かされ、
マリコ「すごーい。どうしてわかったの?」
とか言ってるけどいつものあなたの行動からすれば一目瞭然です。
「それは刑事さんたちに頼みなさい」と切り捨てる光子さん。しかし突っ走りモードが入り諦めきれないマリコさん。
マリコ「でも、今までだって。ねっ!」
と見やるものの、一同無言の上、目をそらす。みんな、予算は欲しいんだよ。
結局マリコは土門さんに捜査を頼むわけですが、この2人もだいぶ性格丸くなったなぁ。
新1の頃だったら、間違いなくマリコさんは周りの制止も聞かずに調べに行っただろうし、土門さんはマリコのお願いをこんなにすんなり聞いたりはしなかったよな。

いずみ「結構、いい感じじゃない?」
土門さんと並んで歩くマリコ、そこにマリコママがばったり。
「どういう人?」とかしつこく聞いたり、何だか初期の美貴ちゃんみたいなこと言ってたけど本人たちにその気配は無い。

マリコ「私が離婚したのは、私の責任。誰のせいでもないの」
「新」になってから、色々様々設定はリニューアルされたみたいだけど、一応マリコのバツ1設定は生きている模様。
やっぱり相手は、こっちでも倉橋なんだろうか。いっけい。

いずみ「これだけはわかってね。娘をずっとほっとける母親なんて、いないのよ」
色々我侭を言うのも、娘(ついでに旦那)を心配する親心故。
このやや素直じゃない、可愛らしいところはマリコにも受け継がれているような。

日野「あのね、だから美味しい干物が作れるの」
「……よく、この話題で干物のたとえができますね……」
左手だけミイラ化していた白骨死体。その原因は何だろう、という話し合いの中での台詞。
日当たりと風通しのいいところに置くからいい干物ができるんだという日野さん、だいぶ仕事で感性が鈍っているようです。
光子さんの言う通り、もう干物食えないよ私……

マリコ「揚げすぎた? ……じゃあ、料理が下手になった!」
手羽先がぱさぱさになっていた原因の話。
犯人は所長(手羽先をラップせずに冷凍庫に入れたから)なんだけど、本当にマリコは口悪いな。

井田「これで由美ちゃんを……自分の娘にできると思って」
井田「これで、本当の親子になれると思って」
唐突な犯人に(ry)な事件解決後、母親は娘を捨てたわけじゃないとわかる。
実は、母親からの連絡を叔母が娘に伝えていなかったから起きた誤解なんだけど、人間のふとしたときの黒さが垣間見えるエピだよなぁ。これ、感動物っぽく書かれてるけど、違う側面から見たらかなりブラックな話なんじゃあ。

由美「今からでも……引き取れますか? もうひとりの……私のお母さんの遺骨を」
とりあえず、娘は「お母さん」の遺骨を引き取り、弔うことにしたのでした。
ベタだけど、後味悪くなく終わってよかった。

マリコ「“女はずっとひとりでいると、意地悪になる”……だったわね」
結局、ロクに構ってもらえなかったことに拗ねて、とっとと横浜に帰ろうとするマリコママを引き止めるマリコと所長。意地の悪さは親譲り……か……


「完全犯罪に利用されたマリコ!!」

そうだよな。風間トオルが、ただの弁護士で終わるわけがなかったんだ。

マリコ「万が一、再鑑定の結果があなたの意にそぐわない場合でも、鑑定書はそのまま提出します」
自らの濡れ衣を晴らして欲しい、とわざわざ京都府警の科捜研に再鑑定を依頼する香月弁護士。
しかしマリコは、きっぱりとこう言い放つ。
戸田山脚本だと、突っ走る性格と空気の読めなさが強調されてて、この変人加減が癖になる。

香月「やっぱり……あなたに依頼して正解でした」
「自らの計画には最適」と判断したんでしょうけど、結果的には全てを暴いてしまった超優秀な科捜研の皆様方。
でも、いったんは騙されかけてたんだけどね。
萌え的に言うなら、土門さんとマリコさんのコンビネーションの勝利ですよ。

マリコ「再鑑定は、余分な情報や先入観に惑わされずに、あくまで純粋に、科学的に行う必要があるの」
ゴシップ大好きで経費で週刊誌を買ってきた光子さんへ一言。
いつもあれだけ経費に厳しい光子さんなのに。

日野「これ、案外ダイエットにいいかもね。“吊橋ダイエット”とかいって」
マリコさんとともに、現場のつり橋へ向かう日野さんはどうやら高所恐怖症の模様。
「下を見ない、下を見ない」
そんな彼を実演の際、橋の欄干に押しやったりして、マリコさん酷い酷すぎる
日野「うひゃああああああ」
と耐え切れず悲鳴を上げる日野さんの口を、煩いとばかりに手で塞いだり、やっぱり捜査になると周りが見えなくなるマリコさん。
事件から時間が経っている山奥なのに、ボタンが残ってた不思議。

土門「もし、再鑑定の結果が弁護側に有利なものが出れば……お前たち科捜研は、現場の警官や刑事を敵に回すことになるかもしれない」
土門「何かあったら、連絡しろ」
口ではなんだかんだ言いつつ、事件の背景なんかを洗いなおしてやると言う土門さん。
新1の頃の、可愛らしい対立の様子からは考えられない信頼っぷりですよね。そら口の悪いマリコさんも
マリコ「ありがとう」
と素直に言うわ。でもそれは本人の目の前で言ってあげよう。

刑事部長「我が京都府警の科捜研が優秀だと誇る、いいチャンスだ」
刑事部長「誰に遠慮することなく、ガンガンやれ」
香月弁護士が、橋から人を突き落としたという証拠の写真は、実は香月の無実を証明していた。
再鑑定の結果を大津地裁に提出した結果、証人として喚問されることに。
いやしかし、結果として直前に真実がわかったからいいものの、下手したら取り返しのつかないことになってたぞ。

土門「人ひとり殺すんだ……命懸けだよ」
土門さんの調べにより、香月弁護士と、同じ事務所の新人・山崎が繋がっていたことが判明。
あの写真は、山崎が命がけで身代わりを演じて撮られた偽装工作だった。
つまり、自らに疑いがかかるように仕向けたのだった。
何でそんな回りくどいことをしたのか、その理由は刑事弁護士らしい理由でした。

所長「“一事不再理”」
簡単に言うと、「1度裁判で無罪が確定した案件に関しては、もう起訴出来ない」という刑法に基づく今回の計画。随分とリスキーだけど、マリコたちも1度騙されかけたしなぁ。
それはそうと、本当に所長は何でも知ってるよなぁ……刑法まで守備範囲なのかよ。もう科学者じゃなくてもやっていけるんじゃね。

マリコ「真実は、この箱の中にあるんだから」
翌日に控えた裁判には、もう勝手に証拠を追加することはできない。
ならば、目の前にある証拠から、香月と山崎の計画を立証すればいいというマリコさん。

マリコ「裁判長。もう少しよろしいでしょうか」
裁判でやたら堂々としているマリコさん。さすが空気の読めない……いや、これは関係ないか。しかし、強心臓だなぁ。
結果的に、法廷の中で科学的に真実を暴き、弁護側はおろか検察側の状況までひっくり返してしまうマリコさん。

所長「『榊マリコ研究員は、法廷でズバリ指摘した。』」
なのに、雑誌に名前が載ったくらいで済んだのか。マスコミがワイワイと押し寄せてもおかしくないんじゃないか。まぁ、実名載っちゃいましたが。
しかし、週刊誌読みながら
「あ! マリコくんの名前が。ほら、ここ、ここ」
「所長、おめでとうございます」
「おめでとうって何だよー」
と、キャッキャしてる科捜研の皆が本当に可愛らしい件。

マリコ「感謝しなくちゃね……」
土門「ええ? いやいや……」
マリコ「この証拠たちが……真実を語ってくれたんだから」
土門「……そっちかよ」
土門さんとともに「そっちかよ」とツッコんだのは私だけではあるまい。
土門さんからの情報がなければ、真実はわからなかったんじゃあ……でも、こっちの方が確かにマリコさんだわ。「いや、いつも通りだ」
やっぱり戸田山脚本だと、マリコのKYさが3割増しだよね。それがいい。


【以下個人的まとめ】

・主題歌はこれが1番好き。なんでしょうね、ガネクロそんなに好きじゃないけど、これはすごく好き。
夏の淡い感じとか切なさがあってるんでしょうかね。そんな事件、このシーズンにあったかと問われれば微妙ですが。

・感想書き始めて1番最初に見たシーズンだからか、1番思い入れがあるシーズンです。
そうでなくとも、雰囲気や全体的なバランスはこの頃が1番だと思ってます。
見た目も……げふんがふん。

・好きなのは2話、6話、8話。ダメなのは4話。萌え的に好きなのは、初回・3話・7話。

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