【新・警視庁捜査一課9係】第8話 感想

警視庁捜査一課9係
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第8話 殺人歌姫

ゲスト:河野由佳 西牟田恵 酒井敏也 団時朗 SHORT LEG SUMMER

脚本:深沢正樹
監督:田村孝蔵

青ちゃんにスポットの当たった話ということで、どうしても個人的傑作の今期4話や、今までの青妙話と比べてしまうだけに、なかなか複雑。
ハッキリ言うと、あんまり面白くなかったなぁ……2週間連続でこれはキツい。


◆「青ちゃん、今まで本当にありがとうございました」
まぎらわしいこと言うなよ、妙子ちゃん……結局これは、メジャーデビュー間近だからっていう感謝の言葉だったみたいだが。
私はてっきり、子どもでもできたのかと……
それが原因で落ち込む今回の青ちゃんは、体格だけじゃなく心もちっちゃい男。
主任「それが原因で、ことあるごとに俺につっかかってたのか……」
青年「それはいつものことじゃないッスかね」
うん、それはいつも通りだ。

◆小宮山さんの話は聞かない男性陣。説教話は長くなると察したのか。
何気なく青柳さんにコーヒー差し入れる係長が珍しく優しい人。

◆青ちゃんは本当に妙子ちゃんのことになると取り乱すダメな子
事件の被害者が妙子のプロフィールを持っていただけで、他の誰より取り乱す。
係長の、現場で青ちゃんをぐいっと引き倒す手慣れっぷりが、さすがケンカの強い渡瀬恒彦です。
目撃証言の「かなり美人」を受けて、「妙子はそんなに美人じゃねーよ」って。
全国のエンクミファンが怒った瞬間(嘘)。

◆レコード会社社長はゲスなエロオヤジ
何ですかこのテンプレっぷりはっ。ウルトラマンなのに
にしても「さぁ、一緒に羽ばたこう」ってそれギャグで言ってるのか。
そんなオヤジに襲われ、妙子さんは抵抗、灰皿でぶん殴ってしまう。
本当に今期の被害者は、救いようのないクズばっかりだなぁ。

◆取調室での青柳、妙子のやり取りで、青柳の小ささが浮き彫りに。
それは矢沢さんもキレる小ささだわ。
「出会わなきゃよかった」は恋人同士の禁句ですよ。本当にちっさいなぁー。
矢沢さんも青柳さんを突き飛ばすだけじゃなく殴り飛ばせ、と思ったのは私だけじゃないはず。
小さいから、「妙子のこと、1番わかってるのは俺だから」と見栄を張る。
でも実際は、妙子が今までより強くなってるのに気付かなかったんだよなぁ。
今期4話で、青柳さんを信じて待った妙子ちゃんに比べて、本当に今回はダメな子の青柳さんでした。

◆頭部の傷の違いから、殴った人物が2人いることが判明。妙子さんが殴った傷は致命傷ではないため、不起訴が決まる。
小宮山さんと観察医のやり取りは、やっぱり前回からの繋がりかな。

◆酒井敏也の髪はファンタジー
そんな彼の副社長のキャラは芸能界への嫌なところのカタマリみたいなもんなのかしらん
モデルはアレか? あそこの事務所社長か?
どうでもいいけどSHORT LEG SUMMERって実在のバンドか。しかも青年のバーターっぽい。
そうか、忘れがちだけど青年の中の人、ジャニだもんなぁ……

◆レコーディング前日、コーヒーに混ざった劇薬を飲まされ、声が出なくなる妙子。
取り乱す青ちゃんその2。仕方ないとはいえ、本当に今回の青ちゃんはいいとこないな……

◆犯人は女性プロデューサー。動機は妙子の代わりに、彼女とメジャーデビューを争っていた歌手、北村萌香に自らの夢を託し、メジャーデビューさせるため。
西牟田恵さん、「容疑者Xの献身」で靖子役やってた人なんだけど、こんなだったっけ……
舞台じゃ上手かったけど、今回は……微妙……
かける気合いが違ったってことなんでしょうか。ちょい残念。

◆ラストでも青ちゃんはちっちゃい男。
今回は係長の独壇場って感じだったなぁ。つまらん。活躍したの係長と矢沢さん、かろうじて小宮山さんくらいじゃんよ。主任とか空気だわさ。
序盤の台詞にかけた「妙子は美人だ」は数少ない笑い所。
そんなちっさい青ちゃんを、「小さいままでいいよ。青ちゃんは私のもの」と言えた妙子さんは、今までの「私は青ちゃんに相応しくないかも」なうじうじモードに比べて、本当に成長したなぁ。
これからは青ちゃんが成長する番ですかねぇ。それは(恐らくあるだろう)次シーズンからかな。

◆ラスト、珍しく主題歌がマッチしていた件。
「愛してる 嘘じゃない」
そしてツンデレ倫子ちゃん&青年の微笑ましいやり取りはなんだよちきしょうご馳走様でした!

◆次週は久しぶりの我が儘お嬢様、つかさちゃんやっときたぁぁぁぁぁぁ
今回だけでなく今期、まるでいいとこなしの主任が活躍しますよーにっ!
が、次回の脚本があの徳永らしいと知り微妙。またあのどこぞの特命係長みたいな加納係長が来るのかしらん。嫌だな、それ。
それはそうと、予告に映っていたつかさちゃんがものすごい劣化変化していた件

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